ついにスタート たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「Prologue exhibition 2012」の第1週目ついにスタートしました。今日は第1週目の展示を行っているContent design seminar(渡邊先生担当ゼミ)の学生達による公開プレゼンテーション前半が行われました。Content design seminarではアニメーション技術を中核にしながら、それらを応用した提案や研究を進め、様々なスタイルを持つ”コンテンツ”の制作を基本としています。前半の今日は6組のプレゼンテーションが行われました。
今日はプログラム基礎授業を担当の竹谷先生が2年生を引き連れて来場、ギャラリーには4年3年2年が一同に集まる形となり、多くの学生達が注目する中プレゼンテーションが行われました、さすがにちょっと観衆が多くて緊張している感じもありましたが、全体的にはおおむね順調でした。2年生にとっては来年の自分達の予行演習的な感じで受け取ってもらえたらと思います。
今年もUSTREAMによる配信を行っています、さすがに平日の昼間という事もあって視聴出来る方も少ないかと思いますが、配信中にtwitterなどに閲覧状況をリアルタイムにつぶやいてくれる卒業生なども居て、忙しいなか後輩達の活動を気にしてくれているのがなんだか嬉しいですね。
明日は公開プレゼンテーションの後半が行われます、明日も13時からUSTREAMで配信予定ですのでお時間ある方は是非こちらでチェックしてください。
http://www.ustream.tv/user/nzu_dmd
プロセッシング たかひこん@デジタルメディアデザインコース
5月2日の2年生の授業の様子です、現在2年生は竹谷先生によるプログラム基礎の授業を受けています、プロセッシングというプログラム言語を使った基礎的なプログラムを書く授業となっています、この日は時計のアプリケーシンをプロセッシングで組んでいました。
美大や芸大のデザインのセクションでは絵を描くという領域だけではなくPCを使ったアプリ開発やインターフェースデザインなど多岐にわたるデザイン分野について知る必要があります、特に昨今はWEBデザインやスマートフォンや電子書籍などのアプリ開発など新たな領域のデザイナーが必要とされています、従来のようにグラフィックだけを作るという作業だけではデザインの領域を習得する事が難しくなっているのが現実です。
デジタルメディアデザインコースではグラフィックデザインの領域も今後おそらく需要が増えるオンスクリーンへの移行を視野に入れて、デジタルサイネージなどの従来の紙とは違う媒体に対したグラフィックデザインや、WEBなどネットワークインフラを応用した広告、戦略、それにアプリケーション開発やタブレット、スマートフォンなどのコンテンツで必要になるUI(ユーザーインターフェース)やGUI(グラフィカルユーザーインターフェース)、UX(ユーザーエクスペリエンス)といった領域も出来るだけカバーして行きたいと考えています、それにはどうしても「プログラム」という領域を基礎だけでも通過しておく必要があると考えています。もちろん工学系の人のような専門的な所までやり込むには限界がありますが、デザインという視点からみた必要なプログラムの要素は知っておいて損はないかと思います。
最近のデザインを目指す学生達は様々な事を覚える必要があって昔と違って大変だなぁと感じる事があります、が、逆に言えば多様化に対応し新しい組み合わせをみつける事で新たな需要を産み出すチャンスがあるという事にもなりますよね、大変だと思いますが未来の自分の為にみんな頑張れ!
複雑なタイトルになってしまった・・
伝える難しさ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月20日の2年生の実習授業は、以前紹介した図形を文字で説明するという課題の最終日でした。6チームにはそれぞれ違ったちょっと複雑な図形が渡してあって、各チームはその図形を「文字」のみで説明書を作成します。作成された説明書をもとに別チームがその図形を再現する事が出来るか?というのが今回の課題の流れです。
説明書作成の条件は「文字」のみという事と、長さを示す単位の使用を禁止という2点、あとはその条件をどう理解して説明書を編集するか?は各チームの頭脳にかかっている訳です、ここで大事なのは柔軟な発想力と俯瞰的な観察力、そして機転と言い訳です。
デザインを行う上で必ず必要なのは、事や物をいかにユーザーに届けるか?という事、そしてそれには大概様々な条件や制限がつきものです、しかしそれでもユーザーに理解してもらったり使ってもらったりするにはどうするのか?という事を日々考えなければなりません、デザインを学ぶ上で耳にするコミュニケーションデザインという言葉がありますが、何かを伝えると言う事はまさにコミュニケーションの方法を設計する事です。今回の課題はそんなデザインの難しさや意外な抜け道をみつける柔軟さ、それにユーザーの理解は作り手の意図とは大きく反する場合がある、という事を実際に経験してもらう課題となっています。
解答の時間は各チームの説明書を片手にみな真剣に図形を再現していました、再現結果をつき合わせてみると意外な失敗や読解の違いなどが見事に現れます、説明書を作る側やそれを理解する側の微妙な相違を体験する事で、情報をデザインする事の難しさや、コミュニケーションを具体化する難しさを、また意外なアプローチをみつける事で飛躍的な結果が得られる(今回1チームだけそれに気がつきました)事もあってそんな少しずる賢さなども学んでもらえたのではないかなと思います。
情報をデザインする たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日の2年生の授業は、図形を「文字」で表現するという課題に取組んでいました。
6つのグループにはあらかじめ別々の図形が描かれた用紙が配ってあります、課題はその図形を再現するための「文字」を使った説明書を作成するというものです(図形は解答まで各チーム以外に秘密のため写真の一部を加工しています)
作成した説明書は別のグループに配布して、その説明書のみを読んでもらって図形を最終的に再現してもらいます、つまりちょっと複雑な図形(情報)を「文字」だけを使ってデザインし、再現できるか?とういう課題。実際にやってみるとこれがなかなか難しくて、どう説明すればいいのか?から始まって、どこから図形を書き始めてもらうと効率いいか?、エラーを出来るだけ少なくするための手順は何か?、それに読解しやすい文章を組み立てるには?、などなど様々な要因を考えなくてはならない事に気がつき始めます、さて各チームどんな説明書が出来上がったのでしょうね、来週の書き上がった説明書を使った図の再現(ユーザーテスト)が楽しみです。
ちょっとフライング たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日はまだ年度末ですがちょっとフライングで在学生向けのガイダンスが行われました、キャンパスに久しぶりに学生達が戻ってきた感じです。午前は全学年のガイダンスだったようですが、午後からコース別のガイダンスを行いました。
新4年、新3年は来年度からゼミになるので合同でガイダンスを行いました、来年度は人数が少し多くて合計すると48名、それぞれの研究内容にあわせてとりあえず5つのゼミに別れる事になっています。今日は主に1年間のスケジュールを中心に流れを話ました、来年度もやはりイベントがずっと続く感じで、毎月何かしらの展示などが入っています、とにかく4年3年は忙しいというのがコースの定番となりつつあります。
プロジェクトも複数が動き始めているので、ゼミや個人研究に加えプロジェクト案件の制作などもタイトに入って来る予定で、もうすでに1年分のスケジュールが埋まりつつあるという状況、いやはや来年度も忙しい1年になりそうです。
新2年生のガイダンスは4年3年の後に行いました、2年生は引き続き基礎の授業展開となります、1年の時の授業内容の一部応用などが盛り込まれますが、基本は基礎授業をこなすという感じになります、もちろん2年生の段階からプロジェクトに参加するのも可能ですので、先輩達に混じって積極的な活動をしてもらえたらと思います。
デザインって難しいのです たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は2年生の授業でプレゼンテーションが行われました、お題は「貼り紙のデザインと新しいデザインの提案」。簡単に言うと街に出て貼り紙による操作の方法の追記や注意書きが施されているものを幾つかピックアップし、それぞれなぜ貼り紙が必要になったのか?を分析するというものです。
特に駅の券売機など公共性が高く、多くの人に利用される物によく見られる「貼り紙」ですが、もとのデザインでは操作方法や指示が伝わらなかった事に補足説明として添付される事が多いようです、操作を行わなければいけない物に目立ちますが、そのほか案内看板の補足など様々なものにも追加添付された貼り紙が街の中では見受けられます。
今回はそんな中から貼り紙がされた案件を1つ選び、何故貼り紙が必要になったのかを分析してもらいました。街にあるほとんどの物は用途にあわせてデザインされていますが、それが思わぬ間違いや勘違いを産み出している場合もあります、そこで、本来のデザインのどこに問題があったのか?などを考えてもらいました。例えば操作の手順や使う人の年齢層、また置かれている周りの環境や、人の動線など多くの条件を分析しチャートにして問題解決の方法を探ってもらいました。
プレゼンテーションでは問題の案件の紹介から問題提起、そして分析結果とその解決方法(新たなデザイン案)を提案してもらいました。みなそれぞれ色々な物や事に着目していて全体的になかなか興味深いプレゼンテーションでしたが、ツッコミ所も随所にあって、まだまだ経験値が必要だなぁと思ったのが正直な感想です。
2年生という事もあってまだまだ甘い部分が多い感じでしたが、これを機に今まで何気なく使っていたものや公共の色々な物のデザインやインターフェースに関心を持ってもらえたら今後の制作や研究に役立つかなと思います。
あと2週間切った! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月もそろそろ半ばにさしかかろうとしていますね、前期授業もあと残すところ2週間ほどで終了します、この前1年生が入学して来たばかりと思っていたのに、あっという間という感です。そして前期最後のイベントといえば7月のオープンキャンパス、今年もデジタルメディアデザインコースは作品展示から体験型のワークショップ、それに恒例になったカフェを行う予定です。
オープンキャンパスは7月23日〜24日の2日間、もう2週間を切って各ゼミではその準備作業が目立つようになってきました、各自の作品はもちろんですが、ワークショップやカフェの準備を行わないといけないのでそろそろ本格的に始動です。
昨日ホワイトボードに書かれたカフェ募集の怖い絵をtwitterでつぶやきましたが、実はあのカフェスタッフ募集はこのオープンキャンパスのカフェを手伝ってくれる後輩達に向けたメッセージだったのです(笑)今日はカフェを行う4年3年チームが招集をかけて集まってくれた2年1年の後輩達と初めての打ち合わせを行っていました、写真はその様子。基本は4年3年で運営されるオープンキャンパスですが、2年や1年が参加してくれるのは心強いです。
← Previous Page — Next Page →