



















12月22日(金)卒展ビジュアル完成にむけて卒展コアメンバー達が追い込み中です!まずビジュアルを決定する事が先決ですが、同時にファーストステップとしてポスター、フライヤー、ダイレクトメールの広報ツール入稿が迫っています!
もう少し早くツールを上げて行きたかったのですが、何故か例年ギリギリになってしまいますね。今年も、もれなくギリギリでした(笑)イラストの修正、文字組、各種ツールに合わせたカスタマイズ、そしてフライヤーやダイレクトメッセージの裏面、情報の階層や精査など、やる事は大量にあってみんなそれぞれまかされた作業をこなしてます!
作業が架橋に入ってくると、Lineがスゴイ頻度で更新されます、もうほんと休む間もなく朝から晩まで着信音が耐えません(笑)今時の制作現場はこんな事になっているんですねぇ(おじさん的な意見ですみません)
デザインで使っている文字フォントのライセンスの事もあって、どうしても大学にあるPCでしか作業できない部分もあるので、デジタルメディアデザインコースのアトリエを一部使ってもらってるんですが、机も一応用意しているのに何故か床に座り込んで皆作業しだすんですよね・・・なんででしょうね?カーペットだからかしら?? 写真みるど、どうみても冷遇された環境で制作させられているみたいですよねぇ・・・そんな事ないんですよ、ちゃんと机も椅子もあるし、ネット環境だってあります・・・・
ビジュアル完成したらまたご紹介します、しばしおまちください!
2017年11月25日 23時59分
11月21日(火)〜26日(日) Digital Media Design Exhibition 2017を開催いたしました。Digital Media Design Exhibition 2017はデジタルメディアデザインコースの在籍学生1年から4年まで総勢113名全員が参加する年に1度のコースあげての大きな展覧会です。来年からコース名がDigital Media DesignからMedia Designに変るので、Digital Media Design Exhibitionという名称での展覧会は今年で最後を迎えます。
コース展では1年2年は課題制作やそれぞれの自主制作の出展、3年4年はゼミで研究している課題の出展となります。美術系大学ではだいたい作品展となると個人出展が多いですが、コースではグループワークやプロジェクト展示なども多く、あるていど規模の大きな課題なども展示しています。またデザイン分野の中でも現代社会と密接に関わるICT関連の内容をコースとしても主軸にしているため、映像や3DCG、ゲーム、Web、インタラウティブコンテンツなどコンピュータを中核として産み出される作品や研究課題が多いのが特徴です。
VRやMRといったゴーグル型のデバイスを使った表現、iPadやiPhoneなどのモバイル端末を使ったもの、流行のプロジェクションマッピングなど先端的な作品や研究課題もあれば、グラフィックデザインやWeb、写真、映像、アニメーションといった従来の表現を応用した作品や研究課題もあり、多岐にわたる表現が点在しています。
11月10日(金)写真は2年生のペルティエ先生の授業、ゲームデザインの様子です。この授業ではボードゲームを体験するところから、実際にボードゲームを作ったりと、ゲームを作るうえで必要なルール作りやストーリ作りなどを盛り込んだカリキュラムで運営されています。そしてもちろんデジタルゲームの制作も組み込まれており、授業ではゲームエンジンUnityを使ったゲーム制作の実習も行なわれます。
アナログゲームからデジタルゲームまで、今ではスマートフォンでもゲームを楽しむ人が多くなってきており、ゲームの需要は多岐にわたっています。なによりゲームに必要な要素やスキルもそれこそ多岐にわたっていて、ゲーム制作に関わるといってもどのポジションに自分がいるべきなのか?というのも結構重要ですよね。
ゲームにとって大事なのは物語やルールそれに目的かなと思いますが、それらに対してキャラクターやビジュアル、動き、音、プログラムなどの要素が肉付けされてコンテンツとしての強度を持ってきます。そう思うと物語やルールそれに目的を構成するにはディレクション能力が求められますし、キャラクターやビジュアルではキャラクターデザインや描写力が求められます。動き、音、プログラムではアプリケーションの使い方やプログラミングといった技術力が求められます。このようにゲームといっても色々なスキルが集まって出来る事が多いので、一人で制作するというよりもチーム制作が多いジャンルかなと思います。
メディアデザインコースではゲームを中核としたゼミを3年4年で展開していますので、この授業で基礎を学んだ後、ゲームに興味ある人はゼミに入って本格的なゲーム制作を通じた研究を行なう事になります。
10月16日(月)2年生のインフォグラフィックデザインの授業で、金沢美術工芸大学・デザイン科、視覚デザインの坂野徹先生をお招きして特別授業を行なっていただきました。坂野先生は金沢美術工芸大学に就かれる前までデジタルメディアデザインコース1年生のグラフックデザイン基礎の授業を非常勤講師として担当くださった事もあり、坂野先生にグラフックデザインを教わった卒業生達も何名かいます。
坂野先生はグラフィックデザイン領域を専門とされており、印刷物をはじめ、インフォグラフィックスやデザインの考え方など”デザインの捉え方’に関わる事に長けた先生です。さらにゲームやメディア表現、インターフェースなどにも興味をもたれており、多角的にグラフックデザインを捉えておられます。
今回は先生の過去から現在までの仕事を紹介しつつ、そのノウハウを金沢美術工芸大学での授業に取り込み、どのような意図で課題に取り組んでもらっているか?を学生の作品を紹介しながら説明されました。印刷といっても特色印刷など特殊なものも多くあります、たとば特色印刷を前提とした絵はがきのデザインを行ない入稿まで体験する事で、特色や版、色について学ぶ授業の紹介などがありました。課題で紙面のデザインをする事はあっても業者に入稿するまでやる授業はコースには無いですからね、実践的な事を取り込む大切さもうなずけます。
デザインの考え方についてでは、ルールに乗っ取って物事をすすめる事や、ルールそのものを造り出す事、そしてそれらのルールが構造を組み立てる事に繋がり、構造から表現が生まれるという事、つまり表現と構造は表裏一体であるもののしっかりと別けて考える必要もあるという事ですね、デザインを説明をする時に設計(デザイン)と装飾(デコレーション)を別けて考える事がありますが、それと似ています。まずルールや構造をしっかりと考える事がデザインにとって重要な事です。
インフォグラフィックの紹介では、ご自身が地図や系統図などのデザインを行なう仕事の祭に、PDCAサイクルを念頭においているという事も説明されました、Plan(計画)Do(実行)Check(評価)Act(改善)を繰り返す事で改善をすすめ、結果を求めていくという事です。学生には計画の段階で考えすぎる傾向がある事もしばしばで、計画したら実行してみて、評価してもらって、問題を改善し、改善計画を出して実行する、というサイクルをとにかくやってみる!というのは重要かもしれません。そもそも無いものを産み出す時点では机上の空論なのですからね、やってみないと結果は分からないし、失敗したらそれを活かして改善していけばいいので、1発で成功させようと思わず、失敗を恐れず、とにかく繰り返す事で前進して行けばいずれ答えにたどり着くと思います。もちろん考え無しでは問題ですが・・・先生の作品が完成していくまでの道のりの数十パターンが示されたのを観ると、ポンと出来た訳ではなく紆余曲折があったことが伺えます、そういう過程こそ大学生にとって大事だな、とこの講義を聞きながら改めて思いました。
8月4日(金)名古屋造形大学ではオープンキャンパスが開催されました。今年は早い段階から、各ゼミ代表による会議を行ない、プロトタイプ展やオープンキャンパス、デジタルメディアデザイン展に向けた計画についてを話し合ながら、とりわけオープンキャンパスの計画はかなり本格的に行ないました。
◎広報ツール制作
「昨年度よりコースのゼミ室がA棟1階とD棟2階に分かれたことで、入口から遠いD棟2階にも体験があることを知ってもらいにくくなった」という意見があり、「A棟1階とD棟2階を関連付けてどちらにも足を運んでもらえるようにすること」を念頭に様々な広報ツールを導入しました。
◎スタッフTシャツ制作
経験者が全く居ないところからシルクスクリーンに挑戦しました。美術研究室の職員さんにレクチャーをしてもらい、たくさん失敗して事あるごとにつまづきながらなんとか刷り上げました。この短期間で主担当の学生の腕がメキメキと上達したのは言うまでもありません…!(うまくいかないことが多く、実は6月の段階ではほとんど前面のみの印刷でした…が、7月のオープンキャンパスにはバッチリ両面印刷でき、にゃわんがお腹を突き破って(怖)出てくるTシャツが完成しました!)https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/archives/20764
◎アトリエMAP
名古屋造形大学に来場された方へ、デジタルメディアデザインコースの紹介とエリアの案内を兼ねてMAPを配布させていただきました。淡いキューブでできた地図部分を3DCGゼミ生が、全体のデザインをコミュニケーションデザインゼミ生が担当。それぞれの得意を活かして制作しました!
◎バナー
D棟2階とA棟1階の廊下に吊り下げバナー、階段手すりに側面バナーを設置しました!このバナーは特にコースのイメージを統一し導線を作るための役割を担っているため、担当学生と先生とで様々試行錯誤していました。大学の情報センターで布印刷ができるようになったということで廊下のバナーを布にしてみましたが、目も細かくてしっかりしているのでぱっと見ではわかりませんね(˘ω˘;)
◎反省会
オープンキャンパスが終了するごとにゼミ代表や主動の学生で反省会を行ない、次回のオープンキャンパスに向け改善を行繰り返しました。6月に「AO入試や一人暮らしなど学生の体験を聞きたいという高校生が多い」「アトリエに入りづらそう」「体験の予約を行えるようにしたい」という意見が出たため、7月はコースの学生に学生生活や入試経験などのアンケートを取り相談コーナーのタブレットで参照できるシステムを作成、アトリエ入口にゼミや体験の簡単な説明看板を設置、体験の予約システムの導入を行ないました。
さらに7月に「D棟2階に視線を向けてもらえるようにしたい」「制作途中の作品の説明が必要」「学生から外部に向かって発信しては」という意見が出たため、8月はD棟メイン階段ステップ部分に階段広告を設置、個別の作品にキャプションを配置、Twitter学生アカウントをゼミ代表で共有、さらにカフェコーナー壁面に雰囲気作りのため潜水艦の窓を投影したり、映像ゼミの体験をより実験的なものに改良したり…興味を持ってもらえる、楽しんでもらえると思ったことは時間の許す限り取り入れました。
1ヶ月毎に開催となるこのイベントは、大学やコースとして外部の方に深く知っていただく機会であると同時に、学生にとっても、実際に問題をクリアするためのアイデアを練り、実現可能か検討し、決められたリミットと責任の中で仲間と協力して制作し、来場者の方と直に接する、そして反省を元に改善を繰り返すといった、授業で課題をこなすだけでは味わえない経験ができる良い機会だと感じます。
メディアデザインコースでは毎年学生と共にオープンキャンパスを運営しています。その年ごとに学生のこだわりや得意分野が異なりオープンキャンパスの雰囲気も様々ですが、「自分たちで考え、作り、動かす」という貴重な経験ができるのもこのコースならでは。「プロデュースする」に興味のある高校生のみなさん、メディアデザインコースいかがですか?(アベより)
3月11日(土)2016年度 名古屋造形大学卒業式・修了式が行なわれました。月日が経つのって早いですね、この前入学したかと思っていたらもう卒業です。4月からみんな社会人デビューですね、学生時代の事は人生でも特別な時間として記憶に残る事だと思います!
卒業生にとって人生の本番はこれからですかね!学生時代の仕事と言えば勉強でしたが、社会に出ても常に勉強です!これからも向上心をもって新しい事にどんどん挑戦していってください!卒業おめでとうございました!
2月25日(土)卒展を運営する様々な事をコース代表として関わる「卒展学生プロジェクト」というのがあるのですが、それに参加してくれていた4年生と3年生の皆さんに、他大学の卒展を見に行くツアーをここ数年開催しています。
ちなみに去年は金沢美術工芸大学の卒展と21世紀美術館、それに金沢美術工芸大学見学ツアーを行いましたが、今年ちょうどツアーのタイミングが合ったのが京都造形芸術大学でした。という事でいざ京都へ!!
実は2年前のツアーが同じく京都造形芸術大学の卒展見学だったのですが、この2年間のブランクのうちになんと新しい校舎が2棟も建ってました、スゲー・・・(古いアトリエをDIYして使ってるデジタルメディアのゼミ室を考えるとうらやましい限りです)
この地域の他の大学はだいたい京都市美術館を使う事が多い印象ですが、京都造形芸術大学の卒展の特徴はというと、やはり学内で展示を行なっている事ですかね。学内には立派な展示ギャラリーもありますがアトリエや空間を上手く使った作品展示などもあるし、名古屋造形とはまた違う作風なども多いので、参加した学生達にとっても良い刺激になったのではないかなと思います。
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