



















12月3日(土)名古屋造形大学では「冬の1日体験入学でワークショップ」が開催されました。デジタルメディアデザインコースからは3つのワークショプ「ゲームフィールドを制作してみよう!」「プロジェクションマッピングの制作体験!」「インタラクティブな作品を作ってみよう!」をそれぞれ1時間ごとに順に体験できるプログラムを用意しました。
今回参加してくれたのは高校1年生と2年生の計5名。12名くらいまでのキャパを用意していたので、ちょっと思ってたより参加人数少なかったのが残念ですが、参加してくれた皆さん、それぞれのワークショップを楽しんでくれていたようでした!ゲームフィールドを制作するワークショップではアンリアルエンジンを使って小さな島に池を作ったりとフィールドを設定したり、船にアニメーションを付けたりと基礎的な部分だけでしたが、ゲームエンジンの醍醐味を知ってもらえたかと思います。
プロジェクションマッピングの制作では家の模型に対して1台のプロジェクターと最低限の構成でしたが、aftereffectsで映像を加工し、マッピングソフトで貼付けるまでを行ないました。今回の体験で準備したのはプロジェクションマッピングの基本構成なので、この原理を知ってもらえたら、あとはマルチモニターや3DCGなどを組み込んで、よりリッチな表現に繋げる事が可能ですね。この内容なら1年の授業とかでやってもいいかもって思いました(笑)
インタラクティブな作品制作体験では、これもかなり初歩的なArduinoを使ったものでしたが、LEDをプログラムで制御したり、センサー入力とLEDを繋げたりと基本的な流れを体験してもらいました。それぞれ1時間ほどでたいした事ができませんでしたが、デジタルメディアデザインコースで学べる事や研究している内容の一端が体験できたかなと思います。ワークショップ最後に少し時間があったので、ついでにVRゴーグルのOculus RiftやAR/MRゴーグルのHoloLensを体験してもらいました。
最後、ワークショップ終了後の交流会にあわせてD2ギャラリーでは「まわる、うつる、ひろがる」と「わ」の2作品のデモを行いました。他コースのワークショップに参加したみなさんにも作品体験してもらいました。
1日だけという短い時間でしたが、みなさん楽しんでいただけたかと思います!これを機会に是非また名古屋造形大学へ遊びにきてください!
10月24日(月)〜26日(水)までの3日間、金沢美術工芸大学にてスポット授業を行なってきました。例年と同じく今年も視覚デザイン3年生対象にarduinoとprocessingによる電子部品の接続とプログラムで簡単なインタラクティブコンテンツを作るという内容で行いました。
1日目はLEDを光らせたりといったarduinoを動かす基礎的な部分から始め、センサー等を繋げてその反応を取得するところまでを行ないました。2日目はprocessingによるプログラムでドローイングを制作するところから始め、図形やアニメーションを制御する簡単な関数などをやりながら、最終的に前日のarduinoから送られてくるセンサー入力の値でビジュアルを制御するインタラクションの基本までを行いました。
授業時間も限られているので、あくまでこういう事が出来ますよ、というくらいの物しか制作できませんが、デザインを志す学生にはこういうインタラクティブな事が出来るという事実を知ってもらう事も大事ですよね。金沢美術工芸大学の実習授業は午前中なので、午後は金沢城や21世紀美術館などを巡って金沢を散策してきました。
ちなみに、この授業で行なう内容はデジタルメディアデザインコース2年生の実習授業にもとりいれています。またこれらをもっと短く簡単にしたワークショップを12月3日開催の「冬の1日体験入学」でも実施予定です、やってみたい方は入試広報よりデジタルメディアデザインコースのワークショップにご応募ください。
2016年ですね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2016年に入って授業開始から10日間でなんと授業終了なんですよね〜 なので年始早々それぞれの授業の課題提出や成果発表にみな追われはじめます。写真は1月8日(金)と1月15日(金)の2年生のインターフェース基礎の授業の様子です。
この授業はArduinoとProsessingを使ってセンサー入力からくる信号を使った簡単なインタラクションを利用したインターフェースとコンテンツの制作を行ないます。あくまで美術系大学なので電気工学のイロハをしっかり勉強している訳ではありません、ですが最近はArduinoのようなI/Oが登場した事で、センサー等の外部信号を扱う事が容易になりました、ですので美術系の我々レベルでも簡単な手続きでそれなりのインタラクティブコンテンツを作る事ができます。
この授業はスポット授業で金沢美術工芸大学で行なっているものと基本は同じです。今回の授業では2〜3名ほどのグループで制作する学生が多かった印象です。授業で提供した標準的なArduinoとProsessingの組み合わせで光センサー(CDS)や距離センサーを使って制御するコンテンツを作る人もいましたが、他の授業で習ったゲームエンジンunityと組み合わせたり、TwitterのAPIを使って自動ツイートするコンテンツを作ったり、KinectとopenFrameworksで人の動きを取得したりと応用の効いた制作をする人もいて、なかなかみんなそれぞれ自分のレベルにちょっとスパイスを効かせた挑戦をしてました。
ICTの台頭によって世の中はどんどん変化しています、そして美大の授業もそれによってどんどん変化しています、以前は絵を描く事やPCと言ってもIllustratorやPhotoshopを使ったコンテンツ制作が主流でしたが、今ではゲームやデジタルサイネージ等をはじめとしたICTを利用した新たなコンテンツやサービスが世の中に出回っているので、この授業のような「これ美大??」みたな授業もどんどん増えています。
インタラクション たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学2日目の授業はProcessingによるビジュアルプログラムの基本を行いました、Processingではプログラムをスケッチと呼びます、セッティングとループ基本構造をざくっと知ってもらった後は、座標の概念をもとに簡単な図形の書方、プログラムの進行の順番、それにif文や変数についてを一通りやってもらいました。
次にシリアル通信を簡単に説明して、1日目にやったArduinoとセンサーの入力数値をProcessingのスケッチに代入してビジュアルが動くところまでを行いました。2日間という短い時間ですので、おおよそここまでが限界ですが、一通りインタラクティブコンテンツ制作の簡単な流れは知っていただけたかなと思います。IT技術の発展によって、最近は街にでるとあちこちでインタラクティブな仕組みを見かけます、アミューズメント施設や公共交通機関、百貨店やショッピングモールなどの広告等をはじめ、今後も様々な事に応用される技術だと思いますので、是非この機会に今後の制作や研究に役立ててもらえたらと思います。
恒例になりつつある たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今年もスポット授業に金沢美術工芸大学へ行ってきました。今年で3回目を迎え恒例となりつつありますね。内容は去年と同じ2日間で午前実習事業を使ってArduinoとセンサーを使ったインタラクティブコンテンツ制作の導入とProcessingによるビジュアルプログラムの基本とArduinoとの連携です。
1日目はArduino UNOのはじめようキットを手本にArduinoを動作させるところから、LEDの点灯や点滅をプログラムして動かします。授業対象の学年は3年生、デジタルメディアデザインコースとはカリキュラムも運営方法も違うので、こういったデバイスやインタラクティブなものを実際に作るという事がはあまり無いみたいでそれなりに楽しんで取り組んでくれた感じでした。
1日目の夕方は実習とは別に講義授業もさせていただきました。去年金沢美術工芸大学にレーザーカッターが導入された事を知っていたので、今年はレーザーカッターを使った制作事例と、流行のプロジェクションマッピングにスポットをあてた内容にしてみました。
ここ最近ドタバタといろいろなプロジェクトを動かしているのでネタには困らないのですが、時間がなくて演題すら決めてないという状態で金沢入りしたもので・・・午前の実習終了後にその場で担当の坂野先生ととりあえず題名を突貫で考えた結果「メディア表現いろいろやってます」といういい加減なものに(スミマセン)・・・プロジェクションマッピングとかレーザーカッターとかとか・・・って・・・と思いましたが、なにせ時間がなくて勢いで行くしかなかったのです(汗)
講義はスイッチで制作している作品にレーザーカッター導入で新しい仕組みが追加できた事などを順に映像交えながら紹介、プロジェクションマッピングでは宵の明治村での制作を中心に、どのような過程で制作しているのかというノウハウや、建物と映像を合わせる時に使ってる方法などを紹介しました。人気のプロジェクションマッピングですが、制作過程などはプロダクションなどの企業さんもあまりノウハウを出していませんから、興味あるところだったのではないでしょうかね。
11月25日と26日・金沢で授業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
11月25日と26日の2日間、金沢美術工芸大学にてスポット授業を行ってきました。去年も同じような授業をやらせていただいたのですが、今年は2日間で完結するように内容に組み直しました。Arduinoとセンサーを使ったインタラクティブコンテンツ制作の導入というのはほぼ同じで、とりあえずArduinoはじめようキットをトレースする形でArduinoを動作させるところから、LEDの点灯や点滅などをプログラムで書き込むところ、それからセンサー入力を反映するところまでを1日目に行って、2日目はProcessingによるビジュアルプログラムの基本と、センサー入力の値を代入するところまでを行いました。
短い時間なので、そんなにたいした事は出来ませんでしたが、Arduinoなどのデジタイザを使ってセンサー入力や出力の関係を知ってもらって、インタラクティブコンテンツ制作の基礎的な部分は理解していただけたのではないでしょうか、これを機会に是非インタラクションのあるデザインやコンテンツ作品を制作してもらえたらと思います。
7月19日 終日 A109アトリエ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
NODEメンバーによる日韓交流ワークショッププログラム
「CONSONARE 2013 – luminous and sound device workshop / exhibition」の2日目、昨日から引き続き講師はNODEを主催している河村陽介先生と、韓国からのHoonida Kimさん、Yi Donghoonさんです。
この日はウエアラブルに装着できる事を想定したNODEオリジナルのArduinoの使い方からスタート、FM電波を利用した通信モジュールを搭載していて、お互いに通信する事もできる優れものです。
午前中は基本的なArduinoへのプログラムの書き込みや実装、LED等の接続や簡単な回路設計のノウハウなどを一通りすすめ、午後からはチームの別れ宿題になっていた今回のウエアラブルコンテンツの提案を発表、それをもとに実際に実装出来るまで作るというスケジュールで運営されました。下の写真は実装した作品のサンプル実演、ハグすると別の人が着ている服のLEDが光るというもの、はぐしている人とは関係ない人のLEDがぴか〜って光るのがなんともオカシかったです(笑)
他の授業等があったので、断片的にしや取材ができず、2日間の最終プレゼンテーションをみる事が出来なかったのですが、2日間のワークショップに参加したコースの学生達はかなり楽しんでいた様子です、これからもデバイスなどを応用したコンテンツを作っていきたいという学生もいて、今回のワークショップはとても良い機会だったなと思いました。また今回の名古屋造形大学でのワークショップでは日本人だけの参加でしたが、日韓交流プログラムという事もあるので、将来的に韓国の学生達とも何か出来るようにつながって行けば素敵ですね。
この2日間でのワークショップをふまえて、これから夏の期間にさらにコンテンツのブラッシュアップをすすめ、10月頃に名古屋市内にて展示発表を計画しているとの事ですので、これを機会に良い作品が出来上がって発表できると良いなと思います。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 2月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 |