



















1月7日(日)2018年に入りました、本年もよろしくお願いします。デジタルメディアデザインコースの2018年最初の仕事は1月2日(火)3日(水)のプロジェクションマッピングからとなりました!また週末の6日(土)7日(日)で上映が6週目を迎えました。ちなみに写真は1月6日(土)のものになります。
正月早々から、たくさんの方に来ていただいています。特に初回上映の5時過ぎはザビエル天主堂前のひろばが毎回お客さんで埋まっていました。1月から新年バージョンとして映像と音楽を変え雰囲気の違うコンテンツとなっておりますので、既に去年ご覧になった方も是非お越し下さい。
12月25日(月)クリスマスですね〜。さてクリスマスと言えばクリスマスプレゼント!!ってことでゼミアトリエにはクリスマスプレゼント的なものが届きましたよ!!4K43インチモニター!それも2個も!!デカイ!!(プレゼントだったら予算的に助かるのだけど、プレゼントではなくプロジェクションマッピングの研究開発費で買っております・・・残念)
コンピューターを使った作業が多いデジタルメディアデザインコースですが、コンピューターの性能や環境が制作効率に直結していく事も多々あります。例えば映像制作や3DCG制作などは、扱うアプリケーションが複雑で、操作用のツールウインドウをいくつも開くという事がありますし、プロフラミングを行うには何行にも渡ってテキストを表示する事があります。そういう場合、作業効率に直結するのが画面の広さですよね。
現在コースで使っているディスクトップPCはiMacも含めて27インチWQHD (2560×1440)や5K-iMacなど大きめの画面サイズでそろえています。WindowsPCは場合よってはデュアルディスプレイで作業している事もあり、PC作業が膨大かつ複雑になってくると学生達からも画面の広さの要望が上がってきます。そこで最近少し出始めてきた4K43インチという巨大なPCモニターにすればさらに効率よくなるかもしれない?!とおもい、試験的に2台大サイズのモニターをゼミに導入してみました。
とりあえず、プロジェクションマッピングでよく使う3DCGと映像編集の作業で使い勝手いいかどうか検証したく、各担当のPCに接続して春まで使ってもらう事にしました。3DCGはMayaやcinema 4Dを主に、映像編集ではAfter Effectsを主に使ってます。
11月17日(金)国立がん研究センターとの共同研究している環境省研究プロジェクトの打ち合わせのため福島へ行ってきました。このプロジェクトは渡邊先生のコミュニケーションデザインゼミが現在研究している項目で「放射線の健康影響に係る研究調査事業」にて、インフォグラフィックスを活用した効果的なリスクコミュニケーション技術の開発を行なっています(会議中の写真が無くて・・・昼ご飯の写真しかありません)
簡単にいうと「放射線による健康影響」という難しい課題、たとえば放射線の基礎知識やそれらが私たちの生活や身体にどのように作用し影響を与えるか?という難しい事を、ちゃんと理解していただくための教材の開発です。震災によって大きくクローズアップされた放射線による問題は、日本人にとってとても関心の高い項目ですが、それらの知識を正確に知り理解している人は実はそんなにいないのでは無いでしょうか?
例えば造形大学のような美術系大学の学生達にとってみれば、放射線とは何か?それによる健康との関係は?と言われてもピンと来ない学生が大半だと思います。しかし放射線の問題が福島原発で起こった以上、それらに関する知識は持っておく必要があるかと思うのですが、内容は複雑で難しい・・・そこでそれをより理解しやすくするにはどのような教材が必要か?を考えるのがこの研究です。
造形大学では、難しい内容をインフォグラフィックス、要するにグラフィカルなイメージと、アニメーションやインタラクティブ性などを組み合わせてより理解しやすくした教材の開発を目指しています。この日は関係する方々が集まり、今まで取り組んできた内容の報告と、それらによる問題点の洗い出しなどが行なわれました。まだまだ開発段階で課題も多く難しい内容だと感じますが、ゼミ生達には今後も教材開発に注力してもらいたいと思います!
11月15日(水)写真はゲームデザインゼミと3DCGゼミの制作風景です。コース展「デジタルメディアデザイン展」が来週という事もあって、各ゼミでは最後の追い込みで大忙しですね。デジタルメディアデザイン展は1年から4年まで、コース在籍の学生全員が参加する展覧会で、4年は卒業制作作品の展示、1〜3年は進級の過程で必ず出展する事にしています。
ゼミ以外の1年、2年は他の授業や課題の合間に展示内容の作品を制作しているので、ゼミ生より実は時間割が大変です。かわりに出展内容は実習授業の課題を出展に耐えれる状態へ昇華する事でも構わないようにしています。それでも今年は自主制作を出展する学生が多い傾向で、数年前と比べると出展への意識がずいぶんと変ってきた印象ですね。低学年から展示に自主性を持ってる学生が増えているのはコースとして良い事だと思います。
8月26日(土)明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」も総上映日数11日目となり、残すところあと1回となりました。土日の上映はさすがにお客さんが多いですね、最終週ということで少し映像と音声の一部をリフレッシュしています。一応、このプロジェクションマッピングのプロジェクトはゼミとして実験的な要素も含まれていて(それがないと大学でやる意味が無いですからね)上映回数を重ねるといろいろと見えてくるところなどを検証したり、実験的な差し替えなども行なっています。
最終回では音声トラックの楽器類を一部変更したものに変えるテストを行う予定だったりと、現場でトライしては前後の違いなどを見比べたりし、今後の制作に役立てています。今年のプロジェクションマッピングの最大の特徴はやはり携帯電話との連携ですね、このシステムの構築には色々とハードルがありましたが、実現するために全体の動作をプログラムにより制御しているところなどは今後のコンテンツ制作に多いに役立つ部分となり、今回の制作はゼミとして収穫が多くありました。
6月20日(火)夏に開催の「宵街映写」プロジェクションマッピングにむけて、絵コンテなどがだいたい上がってきたので、いよいよ素材制作も本格化しはじめた今日この頃です。今回は2年前ほどストーリー重視ではないのですが、一応シーンのなかで何名かの人物が登場する事になっています。ただ登場すると言っても影絵のようなシルエットとして扱うことになりました。
ということで、シルエットをアニメーションで描くか?実写撮影した演技をトレースするか?でどちらが作業的に効率良いか考えた結果、グルーンバック、つまりクロマキーで人物の演技の輪郭を抜き取って出来ないか?という事になりました。この日はそれを試すためにアトリエにグリーンの布を貼って最初の撮影を行なってみました。
夏の明治村でのプロジェクションマッピングはプロジェクターを2台使った通常より横長(2倍長い)な映像となるので、画像解像度を保ために4Kカメラにワイドレンズを装着して一気に撮影してしまおう!という算段!! まぁやってみたけれども、グリーンの部屋の狭さやら、安定した光量がセッティング出来ないやら何やらで、理想通りには全く行きませんで・・・・結局紆余曲折前途多難という感じとなりました(笑) まぁそんなものですよね、今後もトライ&エラーを繰り返しながらなんとか制作するしかないですね。
あ、ちなみに小道具でつかっている懐かしの黒電話は、わざわざ中古で買いました!
5月25日(木)岩田先生担当の3DCGゼミのプレゼンテーションがPrologue展にて行なわれました。3DCGゼミでは3DCGを使ったコンテンツ制作が中心となりますが、最近ではゲームをはじめアニメーションなどでも3DCGが多様されるようになり、映像関連やインタラクティブ関連には描かせない要素となっています。
今年の3DCGゼミではシーケンシャルなもの、つまり3DCGアニメーションの提案や、3DCGで制作するキャラクターデザインなどが提案されていました。おおよそオーソドックスな提案に留まっている感じもしますが、3DCGは技術的なハードルも高く、最近は多様な利用方法なども注目されている事もあるので、まずはそれらに対応するためベーシックな部分をしっかりおさえておく必要がありますよね。なので基本をおさえるために要する時間も大事なので、実は作業量の多いゼミでもあるかと思います。またPCスペックにもかなり依存するジャンルでもあるので、ネットワークレンダリングなど効率をあげる部分も技術的に習得する必要があり、実は結構いろいろと知識が必要なのです。
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