



















8月31日(木)約1ヶ月間続いた明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」無事全行程を終了しました!ご来場くださったみなさんありがとうございました! この日は撤収作業を行いました、設営してあったプロジェクターの櫓の解体やケーブルの解体などを行い、持込んだ機材をまとめて大学へ持ち帰りました。
長い間雨ざらしだったプロジェクター用の櫓は結構汚れているので、部材のアルミフレームやトタン屋根は持ち帰ってまず洗浄作業、ケーブルも汚れているので1本1本汚れを拭き取りました。
8月30日(水)昨日に引き続き、大名古屋電脳博覧会の劇場パフォーマンス「dialogue」のための搬入作業を名古屋学芸大学にて行いました。と、その前に午前中はアトリエで作業、大名古屋電脳博覧会には別に作品出展と、デジタルサイネージの映像の制作という作業がありまして、ゼミでは実は「dialogue」と同時進行で3つを動かしています。写真は第1展示室で展示予定の新作「Vision」の制作と株式会社タケナカさんが提供してくださるキューブ型のLEDサイネージの映像制作風景です。
午後からはアトリエでの制作チームと別れ、「dialogue」の制作チームは名古屋学芸大学へ移動、この日はケーブルの接線と機材関係の動作チェック、それと肝心のパフォーマンスの進行のチェックなどを行いました。実はまだこの時点でどのような映像を投影するかとか、どのタイミングでどのシステムを使うか?など細かい部分が決まっておらず、現場をみながら決めていくというかなりアバウトな状態、なんとなくこういう現場ってその場で決めて行く感覚もあるのですが、対応する学生達はなかなか仕様が決まってこない事に苛立と不安を感じてました・・・でもワタクシはこういう場当たり的な感じ嫌いじゃない(笑)
8月29日(火)大名古屋電脳博覧会の劇場パフォーマンス「dialogue」のためのテストを名古屋学芸大学にて行いました。
常に劇場でテストやリハーサルが出来ないため、テクニカルな部分のチェックやアクターの練習なども含めて劇場と同じ舞台を仮設する必要があったのですが、名古屋学芸大学にあるNUASホールを1週間ほどお借りして仕込みを行なう事になりました。名古屋造形大学のチームは主に映像投影やトラッキングなど技術的な部分のテストをするため、ホールのキャットウオークにからKinectセンサーを4台吊り下げ、実際に必要なデータが取得できるかどうか?また複数台のPCをうまく連携できるかどうか?さらには映像の切り替え等をどのように行なうか?などをこの貴重な機会にやる必要があります、まさにこの週が勝負!
この日はまず劇場を再現するための搬入日、学芸大学では鉄の格子状のオブジェクトと呼んでいる大掛かりな舞台上のセットが制作されており、それがホールに持込まれていました。これが思っていたよりデカイ!このオブジェクトの前が舞台となるので、その上部4カ所にKinectセンサーを吊ります。そして、その作業はキャットウォーク上で行なうのですが、これがまたサウナのように暑い!!汗が滝のようにとはまさにこの事か?!と言わんばかり顔や腕を流れ、ぽたぽたと下へ落ちていく・・・・そしてあろう事か、制御PCを1台キャットウオークに乗せないとケーブルが届かない!! まさかの場所にiMac(笑)毎回の事ですが、こういう作業ってアクロバットな事多いですよね・・・とりあえずこの日はKinectをなんとか吊り下げるところで時間切れ、明日はPC等を繋げて動作チェックです。
8月27日(日)明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」もいよいよ最終日となり、約1ヶ月におよぶ上映が終了となりました、足をはこんでくださったたくさんの方々に感謝です。今年は初の試みとしてスマートフォン・携帯電話連携のプロジェクションマッピングおよびスマートフォンで参加するインタラクティブコンテンツの2つを導入しました。
プロジェクションマッピングはマッピングする建物が札幌電話交換局ということで、電話が果たしてきた役割などから「結」というテーマをかかげ、さらに現代の人々を繋げ結んでいるスマートフォンや携帯電話をマッピングに取り入れることで、テーマとマッチングさせました。そんなテーマを含めた制作者の意図は、プロジェクションマッピング上映前に流していたナレーションで会場に来られた方はお聞きになったと思います。
スマートフォン連携ふくめ、今年のプロジェクションマッピングもおおむね好評でした、参加してくださったみなさん本当にありがとうございました。次回は12月冬の明治村のイベント「きらめき明治村」にてザビエル天主堂を使った上映を行なう予定です、是非次回も参加くださればと思います。
8月26日・27日の2日間、名古屋造形大学でAO入試が行なわれました。今年度最初の受験ですね。デジタルメディアデザインコースは来年度からメディアデザインコースと名前を変更します、なので今期の受験生はメディアデザインコース志望の受験となります。
試験方法は例年とおなじくワークショップ形式で、2日間をかけてグループディスカッション、テーマ選定、プレゼンテーション資料制作、発表という流れです。グループディスカッションではKJ法を使ったプレーンストーミングを行い、プレゼンテーション資料制作では各自PCを使って発表用のスライドを制作します。そして最後の発表は受験者全員と試験監督の前で試験課題の内容に沿った自分達が選んだテーマについて3分間で発表します。
試験は順調にすすみ、無事終了しました、AO入試参加の受験生のみなさんお疲れさまでした。
8月26日(土)明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」も総上映日数11日目となり、残すところあと1回となりました。土日の上映はさすがにお客さんが多いですね、最終週ということで少し映像と音声の一部をリフレッシュしています。一応、このプロジェクションマッピングのプロジェクトはゼミとして実験的な要素も含まれていて(それがないと大学でやる意味が無いですからね)上映回数を重ねるといろいろと見えてくるところなどを検証したり、実験的な差し替えなども行なっています。
最終回では音声トラックの楽器類を一部変更したものに変えるテストを行う予定だったりと、現場でトライしては前後の違いなどを見比べたりし、今後の制作に役立てています。今年のプロジェクションマッピングの最大の特徴はやはり携帯電話との連携ですね、このシステムの構築には色々とハードルがありましたが、実現するために全体の動作をプログラムにより制御しているところなどは今後のコンテンツ制作に多いに役立つ部分となり、今回の制作はゼミとして収穫が多くありました。
8月18日(金)大名古屋電脳博覧会の劇場パフォーマンス「dialogue」で使用する業務用プロジェクターの投射テストに参加しました。今回の「dialogue」では株式会社タケナカさんの全面的なご協力により、本格的なプロジェクションマッピングなどで使用される業務用のレーザープロジェクターをお借りする事ができました。
設営から映像ソースのスイッチング、分配までをすべてやっていただいたうえに、輝度等も申し分無い高価なプロジェクターを2台使うという贅沢な仕様。デジタルメメディアデザインコースでは液晶の業務用プロジェクターでプロジェクションマッピングなど行なってはいますが、この輝度のクラスのプロジェクターを使ったのは初めてです。
この日は2台を設置して映像を舞台にマッピングできるかどうかのテストでした。投影面は床面と奥の舞台上の金属オブジェクト(舞台セット)で2つの映像がシームレスに繋げることができるか? さらに「dialogue」のイメージとなるグリッドのデザインの映像をオブジェクトと床にピッタリと投射できるかどうか?もポイント。企画段階で出来ると言った手前・・・なにがなんでも合わさないとですよね(笑)合わせる自信はありましたけど、合わなかったらなんて言い訳しようか考えていたのはナイショです。
金属オブジェクト(舞台セット)のフレーム幅にピッタリ合わせるには解像度(ピクセル数)の関係もあってグリッドデザインの段階から厳密に計算してイメージを作っていただいていました、最終的には4ピクセルの線が奇麗に乗るように微調整をかけ、おおよそ大丈夫だという事が分かったので一安心です。
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