



















12月29日(金)「きらめき明治村」聖ザビエル天主堂のプロジェクションマッピングも5週目を迎えました、そして29日・30日が2017年内最後のプロジェクションマッピングとなりました。年末年始ですが、エンターテイメント業界は逆にこういう時が仕事なのですよね、プロジェクションマッピングも大学の研究課題とは言っても、実際にエンターテイメント企画に乗せて実装しているので、学校でいうろころの冬休みは返上です。
大学はとっくに冬休みでほとんどの学生はもう居ませんし、さらに週末で年末となれば大学事務も完全に休み・・・ですが、プロジェクションマッピングのスタッフは休み返上で現場に出かけ、映像送出の準備をしています。もちろんこれが研究の一環ですし、仕事として運営スタッフをしているので、文句をいう事はないのですが、それでもこうやって動いている学生達が要るからこそ回っているいろいろな事があるって事を知っていただけたらと思います!
この日は月夜が奇麗でした、マッピング投影の方角と反対側に月がのぼるので、写真はプロジェクター投影台と月です(笑)そして年明け年始早々のプロジェクションマッピングでは映像そのものを2018年バージョンへと入れ替えます!なのでこの日は投影後に、誰もいない大学で最後のレンダリングを行いました。これで年内の仕事はほぼ完了、無事レンダリングが完了したので、良い年越しができそうです!
12月25日(月)クリスマスですね〜。さてクリスマスと言えばクリスマスプレゼント!!ってことでゼミアトリエにはクリスマスプレゼント的なものが届きましたよ!!4K43インチモニター!それも2個も!!デカイ!!(プレゼントだったら予算的に助かるのだけど、プレゼントではなくプロジェクションマッピングの研究開発費で買っております・・・残念)
コンピューターを使った作業が多いデジタルメディアデザインコースですが、コンピューターの性能や環境が制作効率に直結していく事も多々あります。例えば映像制作や3DCG制作などは、扱うアプリケーションが複雑で、操作用のツールウインドウをいくつも開くという事がありますし、プロフラミングを行うには何行にも渡ってテキストを表示する事があります。そういう場合、作業効率に直結するのが画面の広さですよね。
現在コースで使っているディスクトップPCはiMacも含めて27インチWQHD (2560×1440)や5K-iMacなど大きめの画面サイズでそろえています。WindowsPCは場合よってはデュアルディスプレイで作業している事もあり、PC作業が膨大かつ複雑になってくると学生達からも画面の広さの要望が上がってきます。そこで最近少し出始めてきた4K43インチという巨大なPCモニターにすればさらに効率よくなるかもしれない?!とおもい、試験的に2台大サイズのモニターをゼミに導入してみました。
とりあえず、プロジェクションマッピングでよく使う3DCGと映像編集の作業で使い勝手いいかどうか検証したく、各担当のPCに接続して春まで使ってもらう事にしました。3DCGはMayaやcinema 4Dを主に、映像編集ではAfter Effectsを主に使ってます。
12月18日(月)次期プロジェクトのためのテスト投影を春日井文化フォーラム壁面で行いました。まだ詳細はこれからですが、2月末に開催予定のイベントにゼミとして参加する事を検討しています。現在、夏に行った「宵街映写」のシステムを再構築し、新たなコンテンツ制作を模索しています。
この日は現場の状況をチェックのためゼミ生達とプロジェクターによる投影を行いました。プロジェクションマッピングを検討しているのですが、都市部や町中の場合周りの明るさなどにもかなり影響されるため、プロジェクターの光量が足りるかどうかも問題になります。限られた予算や機材のなかで可能なコンテンツを設計していかなければならないのが難しい所ですが、プロジェクションマッピングの場合、おおよそ予算規模と照らし合わせで問題になるのがプロジェクターの性能になります。単純に光量が高いと値段も高くなります、特に建物の壁面を利用する規模になると8000lmから12000lmという規模のものになるのですが、その性能の機種になると買うにしてもレンタルにしても一桁違いますからね・・・どうしても予算との兼ね合いで最初のハードルとなるのがプロジェクターです。
次に、壁面のサイズと投影する距離。観賞されるお客さんの位置とかぶらない事も大事ですし、投影面の前に開けたスペースも必要となります。街路樹があったり、引きがとれなかったりする場合も多いので、現場の図面と照らし合わせながらの作業が必要となります。今回の場合、あらかじめ建物に対して可能な場所を選別していましたが、壁面に鏡が利用されている特殊な外装なのが少し心配でした。
結果的に、投影する場所は以外と街の明かりが入り込まない感じで、大学が所持しているプロジェクターでもなんとか出力出来るレベル。また壁面への投影距離や位置もワイドレンズに交換するという条件はつきますが、遮蔽するものもなくなんとかなりそう。そして壁面の鏡は予想通り映像の光はすべて反射されてほぼなにも映らない状態でしたが、全面に投影されているビジュアルが何かは判別出来そうなので、とりあえず結論としてこのまま進める事になりました。また詳細がはっきりした頃に進展などブログで紹介したいと思います。
11月27日(月)Digital Media Design Exhibitionの搬出作業2日目です。最終日の夜7時までに各作品の梱包などを行い、搬出の準備までを行なった事を前回の記事で書きましたが、この日はそれらを午前中にギャラリーから大学へ運搬する作業を行いました。ギャラリーの運営上午前中にはすべての荷物を持ち出さなければ行けないので、午前9時過ぎにギャラリー搬出のメンバーが集合(午前授業のない4年3年が中心で作業を行ないます)各ギャラリーにまとめられた荷物を搬入用エレベーターで下し、運搬用のトラックや車に積み込みました。
荷物がかなり多く、むやみに積むと積載できない物が出てくるので、実はトラックなどに積み込む順番や積むものが決められています。なのでエレベータからおりてきた荷物は、それぞれ決められたトラックや車にある程度順番を決めて載せて行きます。積み込みのシミュレーションなども学生達はあらかじめ行なっていて、たとえば積み込みを計画する専属の班があって、そのメンバーがそれらをしきっています。なので毎回おおよそこういった作業はスムーズに進みます。この日も特に荷物があふれる事もなく順調に積載できました。
大学へは12時前に到着、大学側で待機している学生達が今度は中心となって荷物を各アトリエへ運びます。午前の授業が終了したタイミングで1年や2年も手伝いに入り、おおよそ13時には作業が終了。これでコースあげての展覧会はすべての行程が終了しました、みなさんお疲れさまでした。
11月26日(日)Digital Media Design Exhibition 2017無事終了いたしました。ご来場くださった皆様ありがとうございました!
写真は搬出の様子です。最終日は通常よりはやい午後5時にギャラリーを閉め、そこから約2時間で搬出作業を行ないます。搬出は搬入と違って作業が速いものですが、コース全員の展示となるとそれなりの物量もあり、2時間という短い時間ですべて終えるためにはそれぞれが手際良く作業する必要があります。
ただ、人数も多いので、作業工数は多いですが結構スムーズに作業が進んでいました。初めての1年生にとってはいろいろ分からない事も多かったと思いますが、既に経験済みの2年3年4年が指示するなどして適宜回っていました。展示などの搬入搬出の段取りからその作業まですべて学生達で運営していくスタイルはデジタルメディアデザインコースの特徴でもあるのですが、ここ数年続けてきた事でコース全体でこういったイベントを運営する事に長けているコースとなりました。おそらく他コースと比べると格段と作業効率良いと思います(笑)作業風景の写真少し多めに掲載しときます。
11月26日(日) Digital Media Design Exhibition 2017の最終日にアーティストトークを開催いたしました。いままでコース展などを行なう場合、展覧会の初日などでオープニングパーティーを開催していましたが、だいたい平日開催という事もあってほぼ身内だけのパーティーとなる事が多く、在学生達ホストが準備した軽食などを結局ホストの学生達が食べて終わるという状況が続いていました。また各コースの先生方や非常勤の先生方に来ていただき、講評も兼ねて歓談していただけると良いのですが、皆さん忙しくここ最近オープニングパーティーに来場くださる事もめっきり少なくなりました。
そんなこんなで学生達と色々と検討した結果、お客さんが来やすい土日にイベントごとを入れるのはどうか?という所から、パーティーだとそれが主体になってしまうので、あくまで展示作品をご覧いただく事を目的にしたほうがいいのでは?という事から、今年からは公開のアーティストトークという形にしました。初めての試みなので、まだ効果はわかりませんが、小林学長が駆けつけてくださり冒頭の挨拶で「アーティストトークに舵を切った方針を評価する」というお話をしていただきました。我々の方針は間違ってなかったと思ってます。
アーティストトークで今回制作者として話しをしたのは4年生と希望した学生のみでした。人数が多いので全員は難しいとの判断ですが、もしかしたら数日に別けるとか、同時に何組か行なうなどで、より多くの学生に発表の機会を作る事ができるかもしれません。まだまだ浸透していないので、残念ながら学外からのお客さんは少なかったですが、卒業生達も何名か来てくれており、今後は多くの方に参加いただけるような方法を検討していきたいと思います。また、学生達の話す内容や司会進行のスピード、会場の巡回のしかたなど、改善の余地はたくさんありますので、今後改善していけたらと思います。
2017年11月25日 23時59分
11月21日(火)〜26日(日) Digital Media Design Exhibition 2017を開催いたしました。Digital Media Design Exhibition 2017はデジタルメディアデザインコースの在籍学生1年から4年まで総勢113名全員が参加する年に1度のコースあげての大きな展覧会です。来年からコース名がDigital Media DesignからMedia Designに変るので、Digital Media Design Exhibitionという名称での展覧会は今年で最後を迎えます。
コース展では1年2年は課題制作やそれぞれの自主制作の出展、3年4年はゼミで研究している課題の出展となります。美術系大学ではだいたい作品展となると個人出展が多いですが、コースではグループワークやプロジェクト展示なども多く、あるていど規模の大きな課題なども展示しています。またデザイン分野の中でも現代社会と密接に関わるICT関連の内容をコースとしても主軸にしているため、映像や3DCG、ゲーム、Web、インタラウティブコンテンツなどコンピュータを中核として産み出される作品や研究課題が多いのが特徴です。
VRやMRといったゴーグル型のデバイスを使った表現、iPadやiPhoneなどのモバイル端末を使ったもの、流行のプロジェクションマッピングなど先端的な作品や研究課題もあれば、グラフィックデザインやWeb、写真、映像、アニメーションといった従来の表現を応用した作品や研究課題もあり、多岐にわたる表現が点在しています。
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