



















9月27日(火)夏休み前に大学の建物を3Dレーザースキャンしてもらったのですが、その続きをこの日に行いました。特にまだどう応用するかという事は決まっていないのですが、前回のスキャンでは取れなかった部分を追加で取り込んで、おおよそ建物全体をデータにする事にしました。
今回もチャコール東海さんのご協力のもと30カ所あまりのスキャニングを行いました、スキャニングのやり方次第でいろいろとデータの善し悪しもあるようで、エレベーターホールや階段、廊下といった内部も含めてこの機会にいろいろとテストも兼ねた作業を行い、一通りA棟全体を取る事ができました。
スキャニングしたデータを合成したアニメーションが出来て来ているので、芸術祭のコース展示に便乗して閲覧できるようにする予定です、気になる方はコース展で是非ご確認ください。
9月27日(火)そろそろ名古屋造形大学の芸術祭の季節が近づいてきました、学生達も課題の合間に芸術祭にむけた出店準備やバンドの練習など課外活動が盛んになる時期でもあります。この日もレーザーカッターを使った芸術祭にむけた自主制作の依頼があり、カッティング作業に付き添いました。
レーザーカッター導入から3年目を迎えますが、工作機械のなかでも授業や課外制作含め比較的使用頻度が高いのが特徴です。芸術祭に関わらず、意欲的に制作や研究活動をしてる姿をキャンパス内で目にするのは良いですね、活気にも繋がります、せっかくの大学施設ですのでおおいに活用してください!
9月25日(日)汗かくメディア「あまもり」の展示、2週間の展示期間を無事終える事ができました、総体験者数は4184名!たくさんの方に体験していただく事ができました!ご来場くださったみなさんありがとうございました!
土日・祝は特に来場される方が多く、順番待ちで限られた時間の体験となってしまいましたが、何度も列に並んでくれる子供達もいて作品としては成功だったのではないかと思います。展示期間中は台風や豪雨の襲来などでリアル雨漏りというハプニングもありましたが、それはそれでリアルとバーチャルを同時に体験出来る貴重な機会だったのかなと思います(笑)
今回の作品はとりあえず初代のバージョン1.0として一旦完成しましたが、次回の展示は12月開催予定のデジタルメディアデザイン展(コース展)に出展予定で、デバイスの軽量化やセンサリング精度の改良など幾つかのバージョンアップを考えています。
9月23日(金)デジタルメディアデザインコースでゼミ生対象の中間審査を行いました、ゼミ生にとっては恐怖の審査ですね(笑)毎年このタイミングで行なう審査は、5〜6月に行なったプロローグ展からどれほどの進展があるかと、12月に予定しているデジタルメディアデザイン展への出展が間に合うか、そしてもちろんそれぞれの研究内容が適当なものか、を判断します。
プレゼンテーションは午前10時からスタート、1人3分間でその後質疑応答という感じです、審査には専任講師とゼミ担当の非常勤講師の先生方。この時期になると制作や研究は既に進行中なので内容云々よりも、どれほど作業を進めて来たかが集点になりますかね。で、それぞれの審査結果はというと・・・夏休み何してたんですかね〜的な・・・採点は5点から1点まであって、平均点が2.5点以下の場合再審査になるのですが、結論からすると再審査11組16名、たぶん過去最多な気がします。全体的に作業量が少ない(あるいは作業効率が悪い)印象。
過去からすれば覚える事や、出来る事も増えていますし、社会から要求されている事も変化しています、その変化に対応するデザインや研究を提案するという事は、それなりに手探りな作業も多くなりますし、やった事のない事にも挑戦する時間が必要となります、そういう時代にいてメディアデザインやメディアコンテンツの研究や制作をしようとしているのですから、必然的に膨大な作業時間を要する事となります、なのでみんなもう少し目測をしっかり見極めてしっかり時間配分を考えましょう!
9月20日(火)日本では今現在手に入れるのが困難なARゴーグル「HoloLens(ホロレンズ)」をコースに導入しました!今のところMicrosoftから一般向けに販売はしているものの、アメリカかカナダに住所があることが前提となっていて購入が難しいのですが、そう、我らのペルティエ先生はカナダ出身!夏休みに帰省するという事で購入手配してもらいました!
本格的なARゴーグルを使ったコンテンツはまだまだこれから開発が始まる感じですので、コースとしては極力早くそれらに着手するため今回の購入に踏み切りました、そのほかVRゴーグルのOculus Riftもつい最近製品版を導入しました、今年は特にVR元年と言われ、ゲーム業界はじめいろいろなコンテンツ産業が参入を開始しています、デザインやアートの世界でもVRやARを応用したものが次々と発表されていますので、これらの研究にコースも早く参入できるよう準備が必要だと考えています。
学生達の研究内容も極力こういった新しい内容に傾倒してくれると良いなと考えています、まだまだ未知数ですがかなりのスピードで社会では開発競争が繰り広げられはじめている気がします、従来通りとあぐらをかいていると足下すくわれる業界でもあるのでコースとしても今後いろいろと模索して行きたいと思います。
9月10日(土)から始まった「汗かくメディア特別展 2016年受賞作品公開展示+α」の1週間の様子です、この週末は3連休という事もあって多くの子供達が会場を訪れてくれました。そもそも愛知県児童総合センターの週末や休日は子供達であふれていて、この場所の人気が伺えます!なのでそのついでに作品も体験してくれるということで、休日となると「あまもり」の体験人数は500人にもなります、たくさん体験してくれている事に感謝です。
ただ、作品で使っているバケツなどは4個しかなくて、1人1個じゃなくグループに1個で約5分のセッションごとの交代制で体験していただいています。それでも行列となっていて多い時は15〜20分ほど待ち、じっくり体験してもらいたいのですがなかなかそういう訳にも行かないですよね(ちなみに平日は比較的空いているので、ゆっくり体験してもらう事ができます)
展示は9月25日(日)までとなっております、この週末も是非愛知県児童総合センターへお出かけください!
デジタルメディアデザインコースのプロジェクトグループ「スイッチ」が企画した新作「あまもり」が、愛知県児童総合センターが企画する「アートと遊びと子どもをつなぐメディアプログラム2016[汗かくメディア]」の公募にて「汗かくメディア賞」に選ばれ、「汗かくメディア特別展 2016年受賞作品公開展示+α」にて作品を公開展示しています。
(会期)
2016年 9月10日(土)〜25日(日)10 :00〜16:00(11:30~12:30はクローズ)
(会場)
愛知県児童総合センター
愛知県長久手市茨ヶ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
新作「あまもり」は、音で再現される”あまもり”の雫が落ちる音をたよりに、バケツやタライなどで”あまもり”の場所を探します。雨音や雷の音、蛙の鳴き声の中から耳を澄まして雫の落ちる音を探してみてください、もしその”あまもり”をバケツやタライで受け取る事ができたら”あまもり”の”音”がします。
この作品は「スイッチ」にとって初の映像を使わない作品となりました、たよりになるのは音。目には見えない雫の落ちる音をたよりに雨漏りの場所を探すのは実はちょっと難しいのです。もちろん空間を自由に移動する不特定多数の人の耳にむけて音(音像)を再現するというのは技術的に困難な部分もあり、そういう意味での難しさもありますが、それを差し引いても、いわば視覚を頼らない方法で目標を見つけていくという作業は、少し普段と違う困難さが伴います。ですが作品に参加する人達はそれでもなお、なんとか雫の場所を見つけようと少ない情報からその場所を探そうとするでしょう、普段あたりまえに準備されている事が無かったとしても、私たちは”知りたい”という欲求と希望についつい夢中になってしまいます。作品はそんな普段はあまり意識しない些細な”研ぎすまし”や”探す力”を少し引き出し、”少し違った見方”、”少し違った考え方”、をしてみると”新しい発見がある”という事を知ってもらえたらと制作しました。そして雫の場所を発見したとき”あまもり”の”音”がするとなぜかみんな少し驚いた笑顔を見せます、是非体験してみてください。
制作(スイッチ)田島里紗・羽明桜子・東真由・安江佳菜・外山貴彦
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