



















休みは無いのだ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月30日(土)世間はゴールデンウイークに突入しているみたいですが、アトリエA109は連日制作に追われています・・・先週に魔法の美術館と御遠忌で作品展示を行なった矢先ですが、次は5月4日〜5日に刈谷市総合文化センターで行なわれる「かりやkidsフェスティバル2016 かりやキネコ映画祭」にて併設されるギャラリーでの展示を控えていて、そこに出展する作品の制作に追われており、休みも作業という事になってしまいました。
今回刈谷に出展する予定の作品は4つ、内2つは新作で未発表のものを持込む事になっています。どんな2作品を持込むか?という事で新作の企画をいろいろと考えてきたのですが、メンバーのスキルやプログラムの問題など様々な困難が起こり、当初出来ると予測していた事が出来ないなど紆余曲折あって、最終的に輪っかを作るとインタラクティブが起こる床面プロジェクションの作品と、光るデバイスを操作してドローイングできる作品を作る事になりました。
本当はハンドトラッキングと言って、手の動きを取ってインタラクションを起こすものを作ろうという計画だったのですが、複数の手とマルチモニターやマルチKinectによるセンサリングが難しいという事から、光っているような対象があれば出来そうだという結論に至り、2日で光り物のデバイスを作るという突貫作業となりました(笑)
こういう時はレーザーカッターなどを使ったプロトタイピングが本当に役立ちますね、設計しながら試作出来るので、問題が起こればその場で変更が効いてかなり自由な開発が出来ます。今回は円形になったシリアルLEDを使ったデバイスを作るため、わざわざArduinoで制御しています、刈谷の展示のためだけに作りましたが、実はもっと複雑な事もできそうなので、これを機会に今後、他でも使っていきたいなと思っています。
バグを改善するために! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月27日(水)魔法の美術館が開催されている静岡へプログラム修正のため急遽日帰りで行ってきました。
搬入時の記事にも書いたように「魔法の美術館」に作品展示するためにいろいろと修正した部分が逆に仇となり、通信関係のバグを内包してしまって起動から1時間あまりでシステムが落ちるという問題を抱えていました、今回はその修正のため10時の開館前に現場入りしプログラムを書き換えました。
プログラム更新を完了して、10時に開館、そこからは無事に問題なく動き続けるか検証するために会場にて待機。そしておおよそ4時間ほど落ちる事なく動作し続けていました、その間お客さんも途切れる事なく来場されていて、特に問題になる挙動もなかったので、大丈夫だろうという事で午後3時ごろに現地を離れました。いやぁなかなかこういう展示はバグ等が大変ですね、何事も無く動かし続けるのが一番難しいのかもしれません。
その後、会場からエラーの連絡もなく、なんとか無事動き続けているようです。
会期は5月15日までとなっていますので、お近くの方は是非ボール投げに遊びに行ってください!
「魔法の美術館~光と遊ぶ超体感型ミュージアム~」 にて、デジタルメディアデザインコースの教員・学生によるユニット「スイッチ」の「なげる、あてる、ひろがる」が体験できます。見て、触って、楽しめる体感型アートを是非ご覧ください!
ブログアップデートが遅れ今更の告知ですが、清水にある静岡市清水文化会館マリナートで開催中の「魔法の美術館~光と遊ぶ超体感型ミュージアム~」に作品を出展しています、お近くの方は是非ご来場ください! 会期は5月15日までとなっております。
http://www.sut-tv.com/event/exhibit/mahounobijutukan_shizuoka/
会期:4月23日(土)~5月15日(日)10:00~17:00
(土日祝は9:00~17:00)※最終入場は16:30まで)※会期中無休
会場:静岡市清水文化会館マリナート
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アナログ作業 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月25日(月)キャンパスでは1年生がドローイングの授業でスケッチを行なっていました。デジタルメディアデザインコースで設定されている授業でもしかしたら唯一PCを使わない授業と言っていいかもしれません、美大らしいといえば美大らしい風景ですが(笑)昨今はPCによる制作が中心となってきているので技術習得から研究開発までおおよそPC環境を必要とします、なので従来の美大で習得課題だった絵の具によるレタリングなどのアナログ制作はデジタルメディアデザインコースでは一切やっていません。
しかしながら、そういった技術が不必要か?といわれるとそうでは無く、適材適所でアナログとデジタルを往来する事が重要です、デジタルメディアデザインコースでドローイングの授業を設けている理由は大きく2つあって、1つは昨今の受験事情でデッサン等の画力で入学してくる学生が4割を切っている事、なので少なくとも鉛筆を使った基礎的なスケッチは経験してほしいという理由。もう1つはデジタル化したからといって「対象を見る目」は養う必要があるという事、例えばアニメーションの背景のパース、キャラクターデザインをやるうえでの人間の骨格、3DCGソフトで描く世界の見え方、など行なうためには、実際の現実空間を切り取り何かに変換する力が随所に必要です、そういう鍛錬をするのにスケッチやドローイング、デッサンなどは有効な手段になります。
絵が上手いという事にこした事はないですが、それ以前に対象をどう写し取っているか?あるいは対象がどのような構造にあるか?などを紙に鉛筆を走らせながら思考する事がとても重要です。この日の授業では透視図法などを利用したパース取りを基本とした空間の切り取りを行なっていました、慣れてる学生もいれば、ほぼ初心者という学生も居ますが、いずれPC作業を行なう時に役立つエッセンスがこの授業にはあります。
たくさん遊びにきてくれたみたいです! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月24日(日)東別院でおこなわれていた御遠忌法要のイベント「子ども広場」(お東幼稚園)で作品展示しました。去年はこの御遠忌法要の前年という事で「お待ち受け大会」として同じくお東幼稚園のお遊戯室で展示させていただきましたが、今年もご縁がありまして作品「まわる、うつる、ひろがる」「ころがる、ころがる、ひろがる」を出展させていただきました。
多くのこども達が遊びにきてくれたみたいで、なかなか盛況だったようです。実は同時進行で次週に控えている作品展の制作と、静岡の魔法の美術館で展示している作品のエラー解析のため、別動で大学での作業も同時に行なっており、わたくしたかひこんがお東幼稚園に到着したのが終了30分前でした・・・現場のスタッフは朝から作品起動と運営をこなしてくれていて、問題なく終了する事が出来ました、たった1日の展示でしたが、作品を体験してくれた皆様ありがとうございました!
午後4時過ぎに展示は終了、ここから撤収搬出を行ない大学へ移動。卒業したスイッチメンバーの可児君が客として来てくれていましたが、いろいろと後輩達が心配らしく、結局搬出を手伝ってもらいました。後輩達はとりあえずケーブルを巻けるようになるところから修行ですな(笑)
過密スケジュール たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月23日(土)東別院で行なわれている御遠忌法要のイベント「子ども広場」(お東幼稚園)へ作品を搬入してきました。静岡での「魔法の美術館」へ搬入行ったばかりですが、次々とイベントを控えていて土日も休む間もなくスイッチは作業に追われています。
この日は「魔法の美術館」が初日という事もあって、別院への搬入作業中に静岡会場の担当スタッフさんからエラー対応の電話がかかってきたりと結構てんやわんやなスタート・・・去年は魔法の美術館に持込んだ「なげる、あてる、ひろがる」を、お東幼稚園で展示しましたが、今年は魔法の美術館と作品がかぶってしまったため、「まわる、うつる、ひろがる」と「ころがる、ころがる、ひろがる」の2作品の展示を行いました。
去年と作品が変更になっているので、展示場所がお東幼稚園のお遊戯室の舞台上と変わりました、プロジェクターを使うという事で暗く出来る場所を配慮していただいた結果ですが、2台の作品を建て付けてみるとなかなか不思議な空間になりました。舞台のカーテンをしめた状態にするので、訪れてくれる方が素直に入ってくれるかどうかが少し心配ですが、これはこれで特別な感じがしていいですね。
実は搬入しながらも、魔法の美術館の作品「なげる、あてる、ひろがる」の不都合を検索するため搬入作業の横で旧システムを動かしながら問題を探っていたりと結構アクロバティックな作業でした(笑)でもその甲斐あって問題点がだいたいわかってきたので、翌日大学で検証する事となりました。
同時進行でいろいろな事が動いているので、メンバーはそれぞれ役割を分担しながら作業をこなしています、慣れていない事も多々現場で発生し右往左往する場面もありますが、なんとか設営も無事完了し明日の本番を迎えるだけとなりました。
問題無い!訳なかった・・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月21日(木)魔法の美術館の搬入2日目。トラブルも無く!と言いたいところですが、どうも動作が安定しません・・・36枚のセンサーからの入力をPCが受け取る仕組みなのですが、センサーの価をとるためのArduinoというI/Oを3台使っていて、それぞれから信号を受け取っています。
プログラムが走りはじめて約40〜60分程度でArduinoが突然停止、一旦停止すると復帰せずセンサー値をとる部分は再起動せざる得ないという状況が続きました、ケーブル等の接続や作品の震動、電力容量などいろいろと要因があるので、USBケーブルを新品に変えたりと現場で出来る事は行いましたが、それでもどうも安定せず時間切れとなりました。
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結局、様子みながら本番を迎えるという事になったのですが、後にその原因が無線通信から安定する有線通信に変更した際に書き直したデータのやり取りに関するプログラム部分の問題だという事がわかりましたが、その原因を見つけるまで展示現場では何度か作品が落ちていたみたいで、現場のスタッフさんには逐一リスタートしていただいていました。
今までの展示は常に自分達がスタッフとして現場にいたので、ある程度適当でもなんとかなって来たのですが、今回はすべて現地のスタッフさんにおまかせになるので、しっかりとシステムを組み立てなければならないという難しさを実感しました。
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