



















でっかい馬!・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は名古屋国際会議場で開かれている「2010中部の私立大学展」へ出張に行ってきました、入試を控える高校3年生の方はすでにご存知だと思いますが、入試に向けて大学の説明会というのが各地で行われています、名古屋造形大学も中部をはじめ地方の各地で随時説明会にブースを出展しています(スケジュールはこちら)
名古屋造形大学の説明会は、大抵の場合美術系芸術系大学だけが集まる説明会なのですが、今回は総合大学など一般大学も含めた説明会で、どちらかというと芸術系大学の参加がイレギュラーな感じです、訪れている高校生達も芸術系を主にしている訳ではなかったりで、たまに話を聞いてみるとやってみたい事と全く違った、なんて事もありました(笑)
とはいえ、説明した過半数の人は芸術系を志望していて、熱心に質問等をしていました。
国際会議場にでっかい石像がありました、馬がでかい、そんなけ・・・。
名古屋造形大学では専門的なコースが幾つかあります、そして聞きたいのは「そのコースについて」という事が多いと思うのですが、こういう説明会に参加する教員は必ずしも聞きたいコースの担当教員とは限りません、今日はイラストレーションデザインコースの先生と我がデジタルメディアデザインコース、それとアートプロデュースコースの先生の3名、それ以外のコースの事ももちろん説明しますが、やはり担当の先生から話を聞くのが一番だと思います・・・そ・こ・で・オープンキャンパスなるものがあるのですねぇ〜、7月11日〜12日の2日間、名古屋造形大学ではオープンキャンパスを開催します、各コースの先生から直接説明を聞けるのはもちろん、模擬授業やコース展示、ワークショップなど、各コースで行われている授業や制作を垣間みる事ができます、もっと詳しく知ってから学校選びをしたいという人は、是非オープンキャンパスにきてみて下さい!
それと、今回の「2010中部の私立大学展」は明日も名古屋国際会議場で2日目が開催されますので、受験を考えている皆さん、是非のぞきに行ってみてください。
IE6対策で撃沈中のデジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
さて、今日は3年生の進級制作に向けたプロポーザルの提出&合評を行いました、最近プロポーザル、プロポーザルと何かと出てきますが・・・前回までは4年生の卒業制作用のプロポーザルについて紹介してました、今回は3年生で初の提出となります。
条件は4年生のプロポーザルと同じ、唯一違うのは卒業制作か進級制作かという事ですかね、全体的な総評を言うと、最初にしてはだいたいまとまり始めているという印象でした、前にも書きましたように紙面で内容を伝えなければいけないので、編集してデザインして「魅せる」「読ませる」「引き込む」という具合の戦略が必要になります、特にインターンシップや就職活動において、事前に提出させられる課題の企画案等は、紙面でどれだけ魅力を説明できるかがポイントになりますから、十分意識しておく必要があります。
先日の1年生の授業の紹介で「文字」を組むという授業が行われていると紹介しましたが、まさにそれを学んでおく理由は、プロポーザル制作等で紙面を良く魅せる為におおいに役立つ訳ですね。
4年生の時と同じように、3年生も全員で良い点と悪い点を付箋紙で書き込んでもらいました、それぞれ客観的な視点で、内容は勿論ですが紙面のデザインや文字配列などにも気をつけて意見を書き込んでもらいました、そして例のごとくこれで終了ではなく、あくまでこれは初回の提出、合評をふまえて第2版、第3版と修正を加えて内容も紙面のデザインも向上させます。
このようなスタイルの授業は彼等が2年の時にも一度行っているのですが、課題が出され一定期間製作し、最後に提出して終わりというやり方だと、最終的に何が悪かったのか?という部分を振り返る事が出来ず体系付かない事が多々あります、ですので客観的な意見を取り入れつつ何度もやり直しを繰り返す事で、上達と問題点の解決、さらには攻略の方法などを経験的に覚えてもらっています。
今回は時間が少し足りず、木曜日に続きとなりました、制作に向けた内容は全体的にまとまっていたように感じますが、それこそ上には上があると言いますか、プロの仕事などと比べるとまだまだな訳で・・しかし学生だからと言ってしまっては終わってしまうので、常に向上と挑戦という事で、いつまでも上を目指す意識を彼等に持ってもらいたいと考えています。
「文字をみると詰めたくなる」と思い始めたら本物です!
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
グラフィックデザインの基礎を受講している1年生は今日から文字に関する内容に入っていました、特に紙面デザインを行う上で文字を扱えるかどうかはとても重要なポイントとなります。
デザインにおける文字は、配置する場所、書体、サイズ、段組、詰め、など様々な要素をそれぞれ微調整し「見た目も良く識字しやすい」事がポイントとなります。美術系の高校に通った事のある人などは授業で文字のレタリングというのをやった経験があると思います、レタリングは面相筆や烏口、溝引き定規など使って紙に「文字」を描くという作業ですが、コンピュータはそれらの文字(書体)を「フォント」というまとまったデータを使って表現しています。
現在の紙面や書面は、そのほとんどをコンピュータで編集します、こういったコンピュータでデザインから印刷まで行う一連の編集作業をDTP(デスクトップパブリッシング)と呼びますが、今やコンピュータで編集する事が当たり前になり、デザインの現場で文字を手で書くレタリングや、活版印刷などはほとんど使われていません。
そこでコンピュータで文字を扱うために幾つか知っておく必要がある事があるのですが、それを書き出すときりがないので、詳しくは知りたい方はデジタルメメディアデザインコースに入学して習ってください(笑)
フォントには色々な書体があるのですが、書体を変える事で文字のイメージを大きく変更できます、単純に分かりやすい例だと明朝体とゴシック体といったところでしょうか、書体を変えるだけで文字幅が変わったりもしますので、それぞれデザインや意図にあったフォントを選び、さらにそのサイズなどを細かく設定して行く事が必要です、文字と文字の間の「詰め」にまで気を配り、文字を美しく魅せる技術がデザインには必要になります、授業では文字や印刷の歴史からはじめ、実際にフォントにはどのような特徴があるのかIllustratorを触りながら経験する感じで進めていました、たかが文字と思うかもしれませんが、実はかなり奥が深い内容なのです。
マスク売り切れ・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
金曜日に千葉県にある国立がんセンター東病院の隣にある臨床開発センターへ行ってきました、以前も記事で紹介しましたように、最先端の技術や研究を臨床に役立てるために日々開発や実験が行われています。
今回も仕事の関係で打ち合わせに行きました、細かな内容までは書けないのですが他の分野の先生方と進めている案件で、デザインやアートという分野だけでは計り知れない部分が多々発生します、臨床センターに行って打ち合わせと書けば医療関係との何か、と想像が付くと思うのですが、デザインが医療に対して何が出来るか?を考えるというと分かりやすいでしょうか。
今回の出張はインフルエンザ騒動の真っ最中で、新幹線での移動はちょっと警戒してしまいますね、あまりの過剰反応も問題では?とニュースでささやかれはじめていますが、日本を東西に行き来する新幹線はさすがにマスクしたほうが良いかなと思いました。
出不精の得意技「家から出ない!」でインフルエンザ対策もばっちり!
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
関西方面では豚インフルエンザで学校関係も休校が相次いでいます、いまのところ東海方面では感染がありませんが、もし愛知県内で感染があれば、名古屋造形大学もインフルエンザ対策として休校などの措置が取られる可能性があります、名古屋造形の学生さんおよびご父兄の方々に置かれましても、インフルエンザ対策とともに名古屋造形大学ホームページに掲載されます「インフルエンザの対応について」を一読していただいて、もし愛知県内で国内感染者が出た場合は、名古屋造形大学ホームページに、その後の休校等の対応方法を掲載しますので確認をお願いいたします。
今日は4年生の卒業制作プロポーザルの再提出日でした、今回は前回の問題をふまえてリファインしたものを、おなじくテーブルにならべ、それぞれ作品の内容説明を行ってもらいました。
内容もさながら、ペーパーとしての編集能力とか、いわゆる「みてもらう」ためのデザインという部分も含めて作るというのが今回のテーマなのですが、やはりまだまだ内容に対しての詰めを行っている段階という事もあって、まだまだ甘い感じです、しかしながら先週より進歩した感じもあって、今後の制作や就職対策につながって行けばと思います。
一人一人説明を聞いて、それに対して応答していくってのってかなり時間がかかります、とくに卒制ともなると早い段階で方向性を決めて行かないと、後で時間が無くなってどうしようもなくなりますのでしっかりと聞いていく必要があるのです、で、結局今日は1時間以上オーバー・・・
実は昨日も3年生のプロダクトデザインコースとの共同授業の携帯電話コンペ出展の為のグループワークのプレゼンだったのです、こちらも提案に対する厳しい意見が相次ぎ、たった8グループのプレゼンに対して授業時間では間に合わず30分オーバー・・・ここ最近プレゼンテーションのオンパレード!みたいな感じで、若干皆お疲れ気味な雰囲気ですが(笑)もの造りをするには、相手を納得させて行く事も重要、デジタルメディアデザインコースでは少し頻繁にプレゼンを行う事で、進行の把握と作品クオリティーの向上を目指しています。
新型インフルエンザの感染者が国内でも増えてきていて、いつ愛知県にも影響か及ぶのか心配です。ある程度の期間を休講にしなければならなくなった場合は、その分の授業をどうするのか、などを考え始めなくてはいけないなと思っているデジタルメディアデザインコース@ワタナベです。
今日は、少し時間ができたので栄にある松坂屋美術館へ「迷宮への招待 エッシャー展」を見に行ってきました。この展覧会は5月19日(火)までなので、ぎりぎり滑り込みですね。やはり新型インフルエンザのこともあるので、マスクをしてでかけました。
エッシャーの作品は大好きです。とはいっても、中学校や高校の美術の教科書にもほとんど掲載されているのと、その不思議な世界観は他にはない魅力なので、たぶん美術やデザイン分野以外の方々にも広く知られていて、僕だけでなく、好きな作家として挙げる方が多いのではないでしょうか。
その中でも、今年はじめに惜しくも亡くなられてしまった日本のトップグラフィックデザイナー福田繁雄先生が、エッシャーの作品をお好きだったことはとても有名です。今日も、エッシャーの作品を鑑賞しながら、2007年と2008年に本学に先生がお見えになり講座をされた時のことや、そのあとの食事会での楽しいお話の様子を思い出しました。
特にエッシャーの中期の作品を改めてよくみると、現在の日本のマンガの表現手法にとても影響を与えていると思える部分がたくさんあることに気が付き、福田先生が以前お話しくださった「実は、僕は子供のころからずっと漫画家になりたかったんだよ。」という言葉を思い出しました。いろいろな人やいろいろな作品がこうやってつながっていって、また新たな作品ができていき、それがさらにつながっていく。まるでエッシャーの作品のようだと思いました。
納得させる難しさ・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は3日前に宣言したように卒業制作で何をするのか4年生に提案書、いわゆるプロポーザルを提出してもらいました、が、結論から言うと・・・ほとんどがこちらの意に反してよろしくない・・・厳しいようですが、やはり4年間の集大成として、納得のいく内容の提案でなければなりません、なにより全体を並べてみると、ざっと観て何をしたいのか?とか、興味をひくか?という点においては、ほとんどが分からないという有様でした。
せっかくデザインという分野で学んでいるんですから、内容をそれなりに価値あるように「魅せる」という事ぐらいはやるべきです、そもそもデザインという世界は「世の中の問題や難しい事をより分かりやすく伝える事」や「使いやすくする事」「魅力あるものに変換する事」を考えて行く訳ですから、それらに従事して行こうと考えている当人達の提出する提案や企画書がまったくデザインされていないというのは大きな問題だと思います。
何事においても、やはり「納得」させる事を考えて行かなければなりません、時にはハッタリでもそれなりの資料と納得いく説明があれば「そうかもしれない」なんて事も起こる可能性だってあります、嘘をつけと言ってる訳ではありませんが、自分がやろうとしている事を人に「納得」させるというのは実はとても難しい事でもあり、また内容、見た目(デザイン)共に戦略的に行えないと勝てません、4年生はこれから就職というハードルを超えて行かなければならず、それには学外の同業を目指すライバル達に、就職試験やポートフォリオ等で勝つ必要があります、昨今の教育現場では「優劣を付けない」なんて事が流行っているようですが、実際社会は常に勝負です、少なくとも就職というフィールドは勝ち残った者だけが進路を獲得できる訳で、大学だからと言って甘い事言ってられないのが現実です。
机に全員の書類を並べ、今日は皆でそれぞれのプロポーザルに対して、良い点と悪い点を付箋紙で書き込んでもらいました、全体的にあまり良くなかったとは言え、だからといってこのままで良い訳がありませんからね、これをふまえて次にどうするべきか、皆の意見を参考に来週早々に2回目の提出をしてもらう事になりました。
話変わって、次は2年生。
こちらは学内案内等のサイン計画をグループワークで提案するという課題のプレゼンテーションを行っていました、街に出れば色々なサインが存在しています、とくに公共関係の施設などでは統一したインフォメーションデザインが施されていたりしますが、名古屋造形大学の学内のサイン計画は実は結構いい加減な状況だったりします・・・今年度始まると同時にデジタルメディアデザインコースの教室表示を勝手にピンクドットで作ってしまったのはわたくしの仕業なのですが・・・兎に角どういうインフォメーション計画を立てたかという発表が行われました。
最初の1班しか観れなかったので、詳細を書けないのですが、提案に対してツッコミが入ったあとの言い訳がたたず「ダメなプレゼンしてもうた・・」とプレゼンターが否定してまったりと、結構面白い展開でした。
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