



















土足厳禁 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
リフォームが済んで、塗装も済んで、ようやく使えるようになった新しいアトリエについに引っ越し始めました!自分達で使うアトリエを少しずつ研究の出来る環境に作り替えて行くのも大事な仕事、いわゆる教室とは違ってアトリエは様々な研究に対応するためにいろいろと手を加えて行く必要があります。今回のリフォームで大きく変わったのは床をAO対応にしてもらった事と電源系統を強化してもらった事です。
一通りゼミ生達の分の机を入れ、各自のPCなどをセッティング、さらにプロジェクトなどで使う機材等を搬入しました、が、単に配置すれば良いという安易な感じでは行かない訳ですね・・・人数に対して部屋の面積が狭いのが難点です、さらに実はこのアトリエの25%は物置として利用しないとコースの資材などが入らないのもレイアウトを難しくしている原因だったりします・・・PCの画面サイズも最近は大きくなって来ていて卓上面積が必要なので、新しいアトリエは土足厳禁にしてPC本体を床に置く事で作業面積を確保しました、いやはやレイアウトが決まるまでかなり時間を費やしてしまいました・・・。
やっと一通りの機材配置を終え、あとはネットワークケーブルや電源の取り回し、プロジェクト制作の作業場所確保、各自の研究に合ったセッティングなどが残っています、ゴールデンウイーク前に終わる予定でしたが甘かったですね(笑)それでも新しい環境を自分達の使いやすいように早くセッティングしてゴールデンウイーク開けには本格的にゼミ室を稼働させたいと思っています。
セルフメイキング! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
いろいろな諸事情により工事が大幅に遅れていたデジタルメディアデザインコースのアトリエのリフォームがこのほどやっと完成しました。実はこの影響でわたくしのゼミ生達は3週間居場所が無く、ゼミ授業を学食2階のラウンジで行うというちょっととんでもない状況だったというのはナイショです(笑)
で、リフォーム工事は完了したのですが、テープで貼ったあとや剥げた跡だらけの汚れた壁はリフォームされず何故か壁面が古いまま・・・他が奇麗になったのにこれではもったいない、で、こうなったら自分達で塗ってしまえ!と言う事で、強引に塗装をしてみました。
まぁ色塗りは美大生の得意分野って事で何とかなるだろうと安易にスタート、いやぁ結構体力要りましたがゼミ生のヨッピこと吉岡君と2人でアトリエの壁をおよそ3時間かけて白色にしてみました、いろいろ予算も厳しいので自分達で出来ることは自分達でやるのがモットーのデジタルメディアデザインコースです!(本当か?)左が塗装前で右が塗装後。
でも、真面目な話、自分達の研究活動を行うアトリエを自分達で良い環境に仕上げていくというのは大事なことだと思うのです、居心地の良い作業環境は研究にも熱が入りますからね。やり始めはちょっとどうなるか不安もありましたが、なんとか奇麗に塗れました、めでたしめでたし。
タイムスリップしたみたい! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明治村さんと共同でとあるプロジェクトの実験を行うために実習授業が終わってから明治村に行って来ました、営業終了後に自家用車で特別に明治村内を移動、車窓から見える景色が1900年初頭な感じでまるでタイムスリップしたみたい、あまり経験出来ないドライブがちょっと楽しかったです(笑)
実験はプロジェクターを使用するため暗くならないと出来ないので、あえて夕方にお邪魔しました。勘のいい人はもうお察しかと思います、そうプロジェクションマッピングの実験です。今日は投影に必要な距離や明るさを確かめる事と、同時に進行できる可能性のある幾つかの案件が実際に出来そうかどうかの調査でした、機材の準備を終え暗くなった宵の明治村、なかなか良い雰囲気!
投影出来る映像やイベントはまだこれからなので内容そのものは全く未知数な状態ですが、明治村さんと共同でこれからデジタルメディアデザインコースの学生達のプロジェクトチームが実際のコンテンツ制作に入る予定です。今までは打ち合せといえば机上での話し合いでしたが、こうやって実際に実投影してみるといろいろと分かる事もあります、もちろん問題もまだあるけれど、アイデアもふくらみます。
さて、1回目の実験が済んでこれから忙しくなるプロジェクトです、目標は7月末!プロジェクトチームは気合い入れてコンテンツ制作に打ち込んでください!
そろそろ研究内容決まりつつあるかな? たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金曜日の授業の様子です。2年生は前回の記事の課題を進めていましたが、同じ頃4年3年はゼミ時間となっています、この日はSound design seminar(上山先生担当ゼミ)のプレゼンテーション日でした、あ、ちなみにプレゼンテーション日は1週間の進捗状況を各自報告し、担当教員とゼミ生全員で確認する日となっています、要するに1週間で制作した内容をプレゼンテーションする事を基本としています。
今年のSound design seminarのゼミ生は計6名、主にサウンドを中心としたゼミですが、インスタレーションやアナログ手法などを使ったメディア複合的表現など、音や音楽だけにとどまらない幅の広いゼミ展開を毎年行ってもらっています。
コースではそれぞれある程度特徴的なカテゴリ分けをした5つのゼミを運営していますが、実際のゼミ生達の研究内容はそれにとどまらない多様性が必ず発生しますので、なかなか区別して行くのは難しいですね。ゼミを横断するような内容を提案するゼミ生もいますし、全く違ったジャンルの内容を提案するゼミ生もいます、なのでサウンドを中心と言ってもかなり多様化してしまいます、そういう意味で言うとSound design seminar担当の上山先生にはゼミ生達の多様性に対応したゼミ運営を行っていただいてます。
ちょうど取材に行った時はMITの石井裕さんのタンジブルビットなどを題材にインターフェースに関わる内容についてディスカッションが行われていました、ゼミ生達の研究提案に対して適切な資料や先生の過去の経験を基にゼミが進んでる感じがとても良かったです、そしてそろそろ研究内容も決まってきた時期ではないでしょうかね。
複雑なタイトルになってしまった・・
伝える難しさ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月20日の2年生の実習授業は、以前紹介した図形を文字で説明するという課題の最終日でした。6チームにはそれぞれ違ったちょっと複雑な図形が渡してあって、各チームはその図形を「文字」のみで説明書を作成します。作成された説明書をもとに別チームがその図形を再現する事が出来るか?というのが今回の課題の流れです。
説明書作成の条件は「文字」のみという事と、長さを示す単位の使用を禁止という2点、あとはその条件をどう理解して説明書を編集するか?は各チームの頭脳にかかっている訳です、ここで大事なのは柔軟な発想力と俯瞰的な観察力、そして機転と言い訳です。
デザインを行う上で必ず必要なのは、事や物をいかにユーザーに届けるか?という事、そしてそれには大概様々な条件や制限がつきものです、しかしそれでもユーザーに理解してもらったり使ってもらったりするにはどうするのか?という事を日々考えなければなりません、デザインを学ぶ上で耳にするコミュニケーションデザインという言葉がありますが、何かを伝えると言う事はまさにコミュニケーションの方法を設計する事です。今回の課題はそんなデザインの難しさや意外な抜け道をみつける柔軟さ、それにユーザーの理解は作り手の意図とは大きく反する場合がある、という事を実際に経験してもらう課題となっています。
解答の時間は各チームの説明書を片手にみな真剣に図形を再現していました、再現結果をつき合わせてみると意外な失敗や読解の違いなどが見事に現れます、説明書を作る側やそれを理解する側の微妙な相違を体験する事で、情報をデザインする事の難しさや、コミュニケーションを具体化する難しさを、また意外なアプローチをみつける事で飛躍的な結果が得られる(今回1チームだけそれに気がつきました)事もあってそんな少しずる賢さなども学んでもらえたのではないかなと思います。
色温度のお話 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日の授業の様子はSequential media design seminar(池田先生担当ゼミ)です。映像関連を中心とした実写映像撮影やストップモーションアニメーションなどカメラを使った制作過程が多いゼミで、今日はカメラの基礎知識の講義が行われていました、ちょうどお邪魔した時は色温度についての説明中でした。
ビデオカメラや最近のデジタル一眼カメラなどを扱うと必ず出てくるのが色温度の調整です、色温度の調整は「ホワイトバランス」という名称で呼ばれ、ここ最近のカメラはオートホワイトバランス(カメラ側が自動調整を行ってくれるもの)やプリセットホワイトバランス(おおよそどのメーカーでも太陽マークや曇りマーク、電球、蛍光灯などのマークで表されてます)が搭載されていて、撮影現場の色温度に合わせて選びます。
色温度は光源が発している光の色を数値で表したものでケルビン(K)という単位が使われます。例えば太陽光はおおよそ5000K~6000Kで電球では3000Kあたり、蛍光灯などは色が様々ですが一般的な白色でだいたい4000K~4500Kあたりとなり、撮影場所の色温度に合わせて撮影するのが基本となります、作品制作などでは特に被写体や撮影環境で色を一定に保つ必要があるのでオートではなく決まった色温度を設定しておく事が大切です。ちなみに下の写真は同じ場所で色温度を変えて撮ったサンプルで青い方が3200K、黄色い方が5400K、色温度で写真の色が変わる事が分かります。
撮影はそのほか様々な設定や経験が必要なのと、奥が深くてそうそう簡単にいい画が撮れません、こういうのはとにかく数をこなして経験値を上げていくしか無いので機材を触り倒して撮るって事が大事ですね、ゼミ生達にとって知らない事もたくさんあると思いますが一つ一つ覚えて、出来るだけ撮影数を増やして使いこなせるようになって下さい。
5回目 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
毎年恒例の新入生研修が土曜日に行われました、このブログを始めて研修の記事は5回目となりますね、丸5年間続けてきた訳ですが、これからもコースの事を随時アップして行きますのでよろしくお願いします。
さて、研修は例年通り名古屋市内にある東本願寺別院。集合時はあいにくの雨でしたが本堂に移動して講話を聞く頃には雨もあがり、少し散り始めた境内の桜が奇麗でした。
名古屋造形大学は同朋学園の学園組織の一つで、同朋学園の発祥は名古屋市東本願寺掛所(現名古屋別院)内に「閲蔵長屋」を置いたのが最初と言われていま す、つまりここが発祥の地で浄土真宗を基礎とする同朋学園の理念はここから始まっています(と例年通りの文章を今年もまたコピペ・・)
講話の後はコース別研修でそれぞれ移動、デジタルメディアデザインコースは去年と同じ名古屋港水族館へ行きました。今年はカメラを変えたのでイルカのショーの撮影に失敗が多かった去年のリベンジ!と、思いきや、カメラの性能じゃなく腕の問題でございました・・むしろ去年より悪い、やっぱり修行が足らんようです。そしてなにより去年とまったく同じ写真にしか見えない構図、カメラ構える場所を変えれば良かった・・・
という事でイルカショーの写真は下のアルバムで楽しんでいただくとして、ペンギンは良く撮れたと自画自賛しているのでそれを記事内の写真にしときます!
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