



















オタクな世界かもしれないけれど・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は2年生の授業のご紹介です、簡単に言うとインタラクティブコンテンツの制作実習になります、コンピュータの多くはキーボードとマウスという操作機器で扱うと思うのですが、それはコンピュータを汎用的に使うのに適しているという理由からだと思います、しかし逆の発想をすれば何もキーボードとマウスじゃなくてもコンピュータを動作させる事が可能という事ですね。
1年の時の基礎や前期の授業で学んだFlashを基本に画面設計を行います、勿論プログラムも書き込み、人が操作する事で動くコンテンツを制作します、今回はそれらを動作させるのにキーボードとマウスじゃない物を使う事を想定して制作に入りました、つまりキーボード以外の物で操作する事で、何らかのインタラクションを起こすコンテンツを開発して行きます、まずは”ボタン”という分かりやすい外部入力を想定して、それが押されたらアニメーションが動くという簡単な物からスタートです。
今日の授業ではさらに将来的に利用するであろうデバイスやデジタイザの紹介も行いました、夏のオープンキャンパスでも使用したGAINERは特に扱いやすくて、今後ますます研究が盛んになるであろうフィジカルコンピューティングの領域を学習する事や、コンピュータを中核としたメディアデザインの新しい可能性を開発研究する事を容易にしてくれます、デジタルメディアデザインコースでは順次このようなデバイスの導入を進めていて、将来フィジカルコンピューティングとメディアデザインといった新しい概念の学生作品がたくさん出てくれば、と考えています。
(注*写真のプログラムはMax/Mspで授業で使っているFlashのものではありません)
なんでも挑戦する気持ちが大事!デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
デジタルメディアデザインコース3年生(現・情報デザインコース3年生)とプロダクトデザインコース3年生と合同授業を今日からスタートさせました、新しい試みの始まりです。
デジタルメディアデザインコース3年生は現在ゼミ形式で、芸術祭のコース展と年度末にある進級展に向かって各自制作を進めている最中なんですが、新たにプロダクトデザインコースの学生と共同で制作する別コンテンツを展開してもらう予定です、3年生は色々と忙しいとは思いますが、色々な事が同時進行的に進むのはデザインの現場では日常的な事なのでよい経験になると思います。
以前、熊本出張の記事で少し触れましたが、デジタルメディアデザインコースとプロダクトデザインコースは現在のデザインの流れではクロスしている事が多いのです、むしろ分けて考えられない製品やコンテンツがわんさか出回っている時代ですので、今回のような授業展開は必然的と言っても良いかもしれません。
今日はとりあえずお互いの学生同士の顔合わせと概要説明し、そのあとチームに分かれ何をやるかをディスカッションしてもらいました、前期に行ったオープンキャンパス向けのワークショップ企画を立てる時も同じようなディスカッションやブレーンストーミングを多く設けていたので、とても自然に進んでいました、経験値が上がっているというのが分かります。
始まったばかりなので、まだ全く未知数な感じですが、良いものが出来そうな予感です。
石田三成が関ヶ原の合戦前に陣をおいたのが大垣城・・・デジタルメメディアデザインコース@たかひこんです。
岐阜県大垣市で開催されている『おおがきビエンナーレ』に行ってきました、IAMAS(情報科学芸術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)、岐阜県、大垣市、財団法人自治総合センターによる主催で大垣市にて開催される2年に1度の展覧会で今回で3回目を迎えます。
作品は大垣駅南側の大垣城を中心とした商店街などに点在していて、市内を散策しながら作品を見て回ります、ベネッセアートサイト直島の「家プロジェクト」や新潟で行われる「越後妻有アートトリエンナーレ」も町や村といったフィールドに作品が点在していてウロウロする事で作品を鑑賞しますが、このように場所性が特に重要視される作品展の展開は自分の位置や環境、その土地の風土や息づかいを感じる事ができて、白い箱で展示される美術館やギャラリーの展示とまた違った雰囲気を味わえます。
作品はデジタルな物だけでなくアナログな物まで幅広くありますが、IAMASが主催という事もあってメディア系の作品やIAMASで研究されている内容の発表やシンポジウムも同時に開催されていて先端的なメディアコンテンツも目にする事ができます。
シンポジウムではGPSとジャイロセンサを使った「おおがき歴史=時間層」や「CCCity」や「大垣サウンドマップ」など、場所を結びつけたメディアコンテンツとフィールドを使った今回の展示とがなんとなくマッチした気がしました、「おおがき歴史=時間層」で、わたくし、たかひこんが過去に携わった仕事で制作した大垣城の3DCGモデリングデータが使われていたのはご愛嬌と言う事で(笑)・・・
IAMASONIC2008というライブイベントで、30人ほどの観客のiPhoneによるライブパフォーマンスがあると聞いていたので、かなり興味あったのですが残念ながら時間がなくて観れませんでした、というよりiPhone持ってる人がうじゃうじゃ居るのは異様でしたよ。
『おおがきビエンナーレ』は明日28日が最終日です、興味ある方は是非!というよりデジタルメディアデザインコースの学生にとっては色々と刺激になる事や学べる事があると思うので行っておくべだと思います。
最後に関係ないけど・・勢いで買ってしまった”お城せんべい”
渋滞はしんどい・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
昨日、高北学長の『増殖体都市』展に行った記事を書きましたが、実はその後、矢田市民ギャラリーで開催されていた『短大部絵画・インターメディアコース 研究室集中発表会』に行きました、碧南からの道中渋滞で思ったより時間がかかってしまい、ギャラリーに到着したのが終了30分前とギリギリでした、渋滞はしんどいですね・・・。
短大部は去年で募集を停止し今年で42年の歴史に幕を閉じます、そして今回の展示は在学生はもちろんですが教員と研究室職員も作品を出品していて集大成としてふさわしいとてもボリュームのあるものになっています、展示は明日までです。
学長ブログでは作品に対してコメントが付けられていますのでご参考までに。
ナビでも迷った・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
碧南にある「碧南市哲学たいけん村無我苑」で行われている『増殖体都市』 高北幸矢グラフィック展に行ってきました。
碧南駅近くにある施設だから駅前辺りで看板なり何か情報が手に入ると安易に碧南駅まで向かってみたものの、まったく道中でも駅前でもそれらしい情報を得る事が出来ず・・・結局予定より30分もロス、携帯で電話番号を調べて改めてカーナビで検索し再スタート、で、そろそろ近くと思ったら、カーナビったら「目的地付近です、案内を終了します」と切ない一言を残して終了、周りは田んぼと住宅しかなくてそれらしい建物が無い・・・迷いました、本気で。
気を取り直して 『増殖体都市』 高北幸矢グラフィック展、そう高北先生といえば名古屋造形大学学長です、毎日欠かさず記事を書いている学長ブログ(更新は毎日ではありません)はもうよく皆さんご存知だと思います。
グラフィックの仕事、シルクスクリーンの作品など70点の作品が館全体を使って展示されていて見応えがあります。7月29日から9月28日までと長期の展示だったのですが、結局最終週に駆け込みでした・・・明日、明後日の土日で展示終了となりますので、お時間ある方は是非ご覧下さい、特にグラフィックデザインに興味のある学生さんには行って欲しいですね。
まだまだ汗かきます・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
愛知県児童総合センターで行われていた『汗かくメディア』へ行ってきました、『汗をかく』をテーマにコンペディション形式で選ばれた作家が公開展示を行います、名古屋造形大学のトピックスにも記載されていたのでご存知の方もおられると思いますが、今回はデジタルメディアデザインコース(現:情報デザインコース)非常勤講師の小林桂子先生が主宰するグループ“エレファント”の作品「オトマキ」が「汗かくメディア賞」を受賞され、展示されていました。
会場となる愛知県児童総合センターは、愛地球博が開催された長久手にある児童向けの施設で、休日ともなると子供達であふれかえります、昨日も祭日とあって凄い子供だらけ、もう走り回りまくりです、施設内は随所に色々な仕掛けがあって建物そのものがアスレチックみたいになっていて、子供心をくすぐる仕組みになってます、子供を追いかけるお父さんお母さんは大変だと思いますが、凄く楽しそうな子供達をたくさんみます。
そんな中での作品展示ですので、そりゃもう大変そう、小林先生は作品の操作説明を子供達に順次していましたが、次から次へとひっきりなしに訪れるお客さんで凄く忙しそう・・・
子供向けという事もあって、安全性や操作性を含めた設計なども考慮した上で作品を考案して実現しなければいけないので大変です、また子供達って容赦なく作品を扱うので壊れやすい物はほんとに神経使います、どうやったらこんな壊し方ができるんだろう?っていう壊れ方する時もあったり・・・でもこういう事を実現できる技量があるというのがすばらしいですね。
今回行ってみて、実際に会場に来て体験しながら実現へ向けての大変さを実感する事がデジタルメディアデザインコースの学生にとって重要なんだと思います、いったい会期中に何名がここを訪れたのか分かりませんが、率先してこういう事に触れて経験していく事を常に念頭に置いてほしいですね。
始まった実感・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
昨日は4年生3年生の合同プレゼンテーションを行いました、先週末が後期最初の授業で、その時に夏休み中にどれだけ作業を進めたかと、今後どのように進んで行くのかの報告書類を出してもらって、それをふまえつつ今回は各自プレゼンテーションという形式で報告してもらいました、4年3年合同で行うと、授業時間内に終わらないのはもう恒例になってますね・・・昨日も終了したの7時でした、授業も体力いります・・・・。
先の記事でも書いたのですが、後期始まったばかりですが、展示や中間審査など近々訪れるハードルがいくつもあるので実は時間がありません、夏休みにある程度進行しておいてもらわないと後期が苦しくなります。
授業では、このように随所で進行や現状報告を行うプレゼンテーションを頻繁に入れます、スケジュール通りに事が進むというのは実はかなり綿密に行動しなければなりません、しかしながら経験値が低いと上手く行かないのが現実です、作品制作にあたっては”新しい事に挑戦する”という部分も多く、進行を予測する事が困難な場合が多いので、随所にプレゼンテーションを入れる事で出来るだけスケジュール通り作業が進むように心がけます。
また、自分の感性を信じて作る事は大切な事ではあるのですが、客観的な視点で作品を評価するタイミングが少ないと、他人や社会から縁遠い物が出来上がってしまいます、そういう意味でプレゼンテーションをする事は大切です、またプレゼンテーションは自らの実績を分かりやすく話したり資料を準備したりする必要があります、制作にあたっては工数が増えますが、分かってもらうために何が必要かという努力を繰り返す事で、より説得力のある作品ができます。
ということで後期ついに始まったなぁという感じです、さて4年生3年生のみなさん制作に集中していきましょ。
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