



















要は営業ツール、デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
昨日の事ですが、2年生の合評にお邪魔しました、合評の内容は「デジタルメディアデザインコースのプロモーション」つまり、デジタルメディアデザインコースをもっと知ってもらう為に何をすれば良いか?という案を考えるというものです。
合評で1人に与えられたプレゼンテーション時間は3分、前の卒業制作中間審査のプレゼンテーション時間も3分でしたが、この3分という時間はかなり短いくて、自分がやろうとしている事の内容や良い所を説明するには、端的で確実に伝わるように構成しなければなりません、つまりプロモーションにおける実内容は勿論ですが、それを3分間という短い時間で伝えるための技術も同時に要求されるので、発想力、分析力、資料収集力、編集力等が問われます、これが実はやってみるとなかなか難しいのですが、これまでも多くプレゼンテーション時間を設けて来た事もあってか、意外に皆時間内でまとめる事が出来てました。
そもそも授業でプロモーションについてやってもらったのには理由があります、単刀直入に言うと「デジタルメディアデザインコースは受験生にとって分かりにくい!」って事です、世の中デジタル化によってデザイン業界も大きく変わってきた事は以前にも書きましたが、高校教育の現場や美大のデザインコース受験に際しての受験生のデザインの捉え方は、実は10年前とさほど変わっていません、つまりデジタルメディアデザインコースが日夜取り組んでいるWebデザインをはじめとした新しいメディアコンテンツ、デジタルサイネージやインタラクティブコンテンツ、インタフェースなどのデザインが美大のデザインコースを目指す受験生には周知されていないということなんです。
そこで、デジタルメディアデザインコースを知ってもらうには何をするべきか?という事を考えてもらいました、十人十色と言う具合に色々提案が飛び出しました、その中には実現可能な案も多くあって、ついにはその中からいくつかを実際に実行するという話にまでなり、今後5つほどのプランを実現に向けて動かすようになりそうです。
このブログも半年かけて、そこそこのアクセス数を稼ぐようになってきましたが、まだまだ周知されていないのが現状なので、2年生のプランを是非実現させて来年はもっと知ってもらえるコースにしたいと思います。
9時から19時までプレゼンって・・・長いわ・・
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は卒業制作中間審査が行われました、デジタルメディアデザインコース4年(現・視覚伝達デザインコース、デジタルメディアデザインクラス)と視覚伝達デザインコースの学生合計約80名の卒業制作のプランをプレゼンしてもらうのですが、これが長丁場でプレゼンする側も評価する側も大変なのです。
プレゼン方法は1人3分、その後質疑応答があって、最後に各先生から5段階評価のプレートで審査結果が出ます、学生にとってこれがかなりプレッシャーなようで、朝からみなソワソワしてました(笑)デジタルメディアデザインの学生は朝早くからエントリーしていたようで、大半が午前中にプレゼンを行いました。
評価の方向性として、作品のコンセプトは勿論ですが、今までの作業量と今後の実現性、特に卒業制作展前の最終審査に提案したものを具現化する事が時間的にも作業量的にも可能かどうかが一番のポイントではあるのですが、そうはいってもプランの現状を報告する上で、コンセプトの詰めが甘いと作業量がある程度あったとしてもなかなか高得点を出せないように感じました、事実今年の傾向は5段階中3という評価が多かったように思います、場合によっては2が出たり1が出たりと、学生にとってはガクブルな状況も多々あったりするのですが、こういうプレッシャーも時には必要で、ここに向けて作品制作だけではなく、自分のプランがどれだけ有効かをプレゼン力でカバーする技術も駆使して乗り切る必要があります、故にプレゼン力が必要な訳なのです。
この中間報告は毎年の恒例行事で、4年生になったら必ず通らなければならない胃が痛〜くなる行事なのです、さらに後輩達は未来の自分にいずれ訪れるであろうこの光景を予習するかのように聴講しに来ます、聴講される4年生はさらに緊張感が高まり、後輩達は先輩達から良い所や悪い所を学びます。
さてさて、デジタルメディアデザインの4年生のプレゼンはというと・・・僕個人的には総合して5段階中2.5点という感じでしたわ、もちろん4点とか出てる人も居ますが、ちょっと厳しめの評価をしたいと思います、とはいえもう過ぎた事はしょうがないので、あとはのこり3ヶ月の制作期間でやるしか無い訳です、もっと自分に厳しく制作に打ち込んでもらう必要があるので、4年生のみなさん覚悟してくださいよ!!
でも、まあ、とりあえずお疲れさまでした。
標準って大切・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
写真撮れなかったので今回は珍しく写真無しで行きます、語ります(笑)
昨日で1年生のWebの授業が終了しました、今日からサウンドの授業へ移行です。
デジタルメディアデザインコースでは授業の流れが少し違ってて、月曜から水曜まで同じ実習授業を通して行っています、なので例えばWebの授業の場合は4週連続で行われました、曜日によって違う授業が毎週来るタイプと違って、同じ内容を流して進める事ができるので混乱しにくいのが特徴です。
1年生の後期最初はWebの基礎授業でした、デジタルメディアデザインコースでは早い段階からWebデザインなど今必要とされるデザインスキルの基礎を取り入れています、グラフィックデザインはもとより昨今では紙以外の電子メディアによる露出が多岐にわたってる時代ですから、前期にグラフィックデザインやDTPの基礎を押さえ、後期にはWebを筆頭にサウンドや映像などコンピュータを利用したデザインの基礎を学びます。
1年のWeb基礎はWeb標準と呼ばれているHTML4.01/CSS2.1を使ったコーディングを行っています、HTML4.01/CSS2.1と聞くとなにやらややこしい感じがしますが、皆さんが普段ご覧になっているWebページはHTMLと呼ばれるマークアップランゲージによって書かれていて、その中でも標準化された仕様で書く事によって、どのコンピュータやブラウザで閲覧しても同じように観る事が出来ます、つまりHTML4.01/CSS2.1でWebデザインが出来ると、閲覧する皆さんにとって都合の良い情報を提供できる事になります。
これらの技術は、今までの美大芸大のデザインコースがやって来たデザインの授業とはかけ離れているように感じるかもしれません、さらに受験生にとってみればデザインコースの授業は手を使ったグラフィカルな制作だと思っているかと思いますが、現実は違います、時代は流れてコンピュータによるデザイン作業が社会では当たりまえになり、グラフィカルなデザインの幅は紙からWebなどの画面や映像、CM、デジタルサイネージ、といった他ジャンルに派生し、今やデザインの仕事にコンピュータは欠かせなくなってきました、時にはHTMLといった文字によるコーディングでデザインを作る仕事もデザイナーのスキルとなってきています、そういう意味でもデジタルメディアデザインコースでは1年生から社会ニーズに合ったデザインを学んでもらいたいと思っています。
合評ではHTML4.01/CSS2.1でコーディングしたWebページのデザインを発表していました、サンプルから改造するという手法で制作したようですが、皆、それぞれ色々な事を試したみたいですね、最初はなかなかとっつきにくいかもしれませんが、徐々に慣れてもらって、Webデザインを自分の物にして欲しいと思います。
大自然と芸術!・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
やさしい美術・研修旅行2日目は、プロジェクトで借りた十日町市内にある空き家の見学からスタートです。
来年夏の「越後妻有トリエンナーレ」に向けて「やさしい美術」では十日町病院にて作品展示を展開する予定です、その制作拠点として「やさしい家」という名称で空き家を借りました、病院という施設の特徴を考慮して前回の「越後妻有トリエンナーレ2006」では非公開で行われましたが、今回も非公開で行う予定だそうです、そこで制作拠点として借りた空き家を「やさしい家」として制作および会期中の展示報告場所としての利用を考えているようです。
空き家は2階建ての立派な一軒家、全員で中を見学しました、二階にいったりと部屋をウロウロしてプロジェクトメンバーはどのように利用してゆくかで談義していました、デジタルメディアデザインコースの学生達ももちろん見学に参加しました、最終的にくつろぎモード・・・・
空き家を見学した後は、プロジェクトメンバーは引き続き空き家の片付けで残り、デジタルメディアデザインコースの学生と今回初参加の学生と教職員は過去のトリエンナーレ開催に際して制作された作品の見学ツアーに行きました、とりあえずデジタルメディアデザインコースの学生には「越後妻有トリエンナーレ」がどういうものか体感して欲しかったのですが、さて印象はどうだったのでしょう・・・聞くの忘れた・・・。
最初に訪れたのは「うぶすなの家」、これも空き家を再利用した施設で、陶を中心とした作家の展示場所として現在も運営されています、かなりの山の中ですが、建物の雰囲気と大自然の豊かさがマッチしていてとても良い所です。
家の前の水場で学生が何かしてる・・・と思ったらカエルと遊んでました、ピョン吉と命名。
次に訪れたのは、有名なジェームス・タレル氏の作品「光の館」、初めて訪れた2000年に家を一軒建っててしまうなんて・・・と思った事を思い出します、なによりこの作品宿泊施設として利用もできるので是非一度泊まってみてください、ちなみに僕は「やさしい美術」の冬の雪中研修でここに2泊しました。
昼食は「小嶋屋総本店」にてへぎそばを食べました、へぎそばは”つなぎ”にフノリという海藻を使ったご当地そばで、”わさび”ではなく”からし”をつけ汁に使うのが本場の食べ方、おいしいものが食べれるのも研修の醍醐味です。
最後は旧東川小学校にあるクリスチャン・ボルタンスキー氏+ジャン・カルマン氏の作品「最後の教室」を見学、僕はすでに4回目ですが、最初に来た時のイメージが強烈だったので印象的な作品です、記憶をテーマにした作品ですが、生と死をイメージする作品を展開するボルタンスキー氏の作風から、随所に恐怖感を感じるのは僕だけでしょうか?
デジタルメディアデザインコースの学生にとってみれば、あまりなじみの無い現代美術作品だったかもしれませんが、この「最後の教室」はどんな印象だったのでしょう?とにかく怖いと言っていた気もしますが・・・東京研修で目にした作品とはまた違った印象を受けたのではないかなと思います。
2日間という短い間でしたが有意義な時間を過ごせたと思います。
後は、デジタルメディアデザインコースとして、今後「やさしい美術」にどのように参加できるのか?を今回研修に参加したメンバーをはじめ、コースの学生達と色々と話して可能性を探って行きたいと思います。
旅はいいねぇ。デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
名古屋造形大学には「やさしい美術」というプロジェクトがあるのですが、このプロジェクトが文部科学省の大学教育の充実を目的とした「現代的教育ニーズ取組支援プログラム」通称(現代GP)の平成19年度の支援に選定され現在精力的に活動しています、そしてその一環として来年の夏に開催される予定の「越後妻有トリエンナーレ」に出展する準備を進めていて、その制作拠点として新潟県十日町市に空き家を1件借りました。
今回はその空き家の視察と片付け、さらに「やさしい美術」を展開する予定の県立十日町病院への作品プロポーザルのプレゼンテーションが行われました、この一連の作業のため名古屋造形大学発でツアーが組まれていたので、デジタルメディアデザインコースとしてなにかしら協力出来る事があるか?また学生の参加を促す事が出来るか?などを検討するために、デジタルメディアデザインコースの学生数名とともに新潟まで行ってきました。
「やさしい美術」はもとより「越後妻有トリエンナーレ」にも興味があった僕は「やさしい美術」の活動に以前から何度かお邪魔させていただいていて、冬に雪中研修に行った記事も書きましたが、今回はデジタルメディアデザインコースの学生も連れて行く事ができるという事で、デジタルメディアデザインコースとしても「やさしい美術」や「越後妻有トリエンナーレ」に参加できるかもしれないというチャンスに恵まれました。
初日のこの日は、十日町病院を見学、前回の「越後妻有トリエンナーレ2006」で展開された「やさしい美術」の十日町病院病院内での展示状況を含めてプロジェクトメンバーによる説明をコースの学生達にしてもらいました(妻有トリエンナーレ2006では「やさしい美術」の展示は非公開で行われました)
小児科の落書きコーナ、落書き用紙が心電図の再利用でした(笑)
その後「やさしい美術」プロジェクトメンバーが病院側に作品プロポーザルをプレゼンテーションするというので、それにも参加、来年に向けての大まかなビジョンが見えたような気がします、またデジタルメディアデザインコースの学生が今後どのように関係して行くか考えるためにも良い機会だったと思います。
院長先生をはじめ、お忙しい中、病院関係の方々も多く集まっていただいて、プロジェクトメンバーのプロポーザルが一つ一つ発表されました、まだまだこれから詰めて行く事も多いと思いますが、夏までにどんな展開がされて行くのか楽しみです。
我らデジタルメディアデザインコースの学生も真剣に話を聞いていました、今後関わってくれるかどうかまだ彼等の中でも半信半疑な部分もあるかと思いますが、病院という特殊な場所で芸術に何が出来るのか?はたまたデザインで何が出来るのか?病院側のニーズと芸術やデザインの関わり方を考える上で、必要な表現力やスキルは何か?など、色々と考えるべき事は多くあるように思います、そのような事を実践的に考えて行けるという意味でも、この活動はとても有力だと思いますし、病院のサインや導線を考えるといったむしろデザイン的なアプローチから俯瞰的に観察して行く事もできる良い機会ではないか?と思っています。
最近ネタが枯渇気味・・・なので授業風景でございます・・
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は4年生の実習室をのぞきました、来週の29日に4年生は卒業制作の中間審査があります、これが結構みんな恐れるんです、なにせ、現在進行中の制作のテーマやコンセプトは勿論ですが、その進行状況や今後の展開、また卒業制作審査までに間に合うかどうか、などなどを情報デザインクラス(来年度からデジタルメディアデザインコース)の学生は視覚伝達デザインコースの学生と共に平面系の先生方全員の前で発表を行うのです、そして全員から5〜1の数字のプラカードで点数を付けられるという、それはそれはもう恐ろしい ガクブルな審査が控えているのです・・・・。
今年の情報デザイン4年生(来年度からデジタルメディアデザインコース)の進行状況はというと・・・これが若干遅れ気味、ここでぶっちゃけてどうするねん!って感じでもありますが、まあウソを書いても仕方ないですからねぇ、本心をいうとかなり心配な部分があるのですが、まだ少し時間があるのでなんとかしてくれると願っています。
写真は作業風景、各自データを制作中です、今回は平面系の制作をしてる人をチョイスしてみました。
今後、Flash使えるって大事なんかもしれんと思い始めた今日このごろ・・・
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は2年生の授業の様子です、先週は芸術祭の終了後そのまま東京研修とハードスケジュールだった2年生ですが、今週は通常授業へ以降しています、さらに明日は課題の合評というタイトな状況で、皆、すでに気持ちを制作へ切り替えて専念していました。
課題はFlashによるプログラミングを中心にした簡単なインタラクティブコンテンツの制作です、キーボードのキー操作による動作プログラムを基本に、キー操作でどのようなアニメーションや音を演出するかが腕のみせどころです、しかしキー入力と言っても、同時に押す場合や連続で押す場合、連打する場合など、動作は色々とあり、その動作の違いを利用してさらに演出を加えるとなると、プログラムが必然的に複雑になってくるので難しくなります、色々と悪戦苦闘している場面も見ましたが、どんな作品が出来て来るか楽しみです。
(**追記**)
プレゼンテーションが事情により延期になりました、プレゼンの記事を書こうと思ってたのですが、持ち越しです・・・。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 9月 | 11月 » | |||||
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | ||
6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 | 12 |
13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 | 19 |
20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 | 26 |
27 | 28 | 29 | 30 | 31 |