12月3日・アトリエD304 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
インフォアニメディアチーム(Content design seminar/渡邊先生担当ゼミ所属)が現在制作中の「インフォメディカルウェア」について、国立がん研究センターの伊藤先生を名古屋造形大学に向かえて12月3日に打ち合わせが行われました。
今年度からこのプロジェクトは「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」として科学研究費助成に採択され運営されています、現在「インフォメディカルウェア」はβ版の制作が進んでいて、この日は現役の外科医でもあり本研究の研究分担者でもある伊藤先生に、実際の大腸がんのインフォームド・コンセントで利用する事を踏まえた使い勝手や改善点を伺いました。
芸術系大学としてはイラストの出来上がり等が得意分野でもあるのですが、こういったインフォメーションツールは絵だけではなく、実際に使われる場所や状況、使われ方などを踏まえたインターフェース設計や使用目的にあった動作の順番、絵のみせ方など総合的な判断がとても重要になります、実際の医療現場でのインフォームド・コンセントで使用する事を前提にしていますからもちろんとてもシビアなのはいうまでもありません。
今回は伊藤先生の具体的な指摘や改善案もあり、かなり前進した印象でした。今年度末の3月くらいにβ版の最終モデルを発表予定で、それに向けインフォアニメディアチームの制作はこれからも続きます。
12月1日/2日・日本科学未来館 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月1日〜2日の2日間、日本科学未来館にて行われた「Maker Faire Tokyo 2012」にスイッチの作品「 target=”_blank”>まわる、うつる、ひろがる」を出展しました。「まわる、うつる、ひろがる」は2年前に大垣市で開催されたMake:Ogaki Meetingに出展した事があるのですが、今回の作品はプログラムと筐体を一新した新しいバージョンのものを持ち込みました。
2日間という短い期間の展覧会でしたが、予想以上のお客さんの数にちょっと驚きました、東海圏で何度か展示をさせてもらってきましたが、1日でこれほど多くの人に目にしていただいたのはおそらく初めてかと思います、デジタルメディアデザインコースを同時に紹介しようと持ち込んだ150枚のコースDMもなんと初日の半日で全て無くなってしまいました。
お客さんの層もMake特有のギーク系やオタク系はもちろんですが(笑)お子さん連れの親子に海外の方、そしてたまにメイドさんなど、老若男女問わず多数の方が作品を楽しんでくれました。質問も結構多くてスイッチメンバーが次々こられるお客さんに順番に説明しているのが印象的でした。特に今回Kinectセンサーをカメラセンシング用のビデオカメラの代わりに使ったものだから、まず最初にKinectで何を取得しているのですか?という質問が多かったですね、実は赤外線を全く使わず単にRGBカメラとして使っていただけなのであまりKinectの意味は無かったのですが(笑)やはり気になる方が多いみたいでした。
今回の出展はスケジュール的にタイトでかなり辛かったのですが、多くの方に作品に触れていただけた事がなによりでした、ご来場くださったみなさまありがとうございました。
12月1日早朝・一路東京へ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学での講評会から帰るやいなやアトリエD306にアルミフレームで組んであった「まわる、うつる、ひろがる」を分解しレンタカーに積み込み「Maker Faire Tokyo 2012」へ搬入のため一路東京へと向いました。
今回の搬入はスイッチメンバーに加え車の席が余っていたのでMakeを観たいと言っていたタカハシくんにも手伝ってもらいました。前日から搬入準備を行いアトリエで仮眠して午前4時に名古屋造形大学を出発、途中新しくできた新東名高速道路を経由、残念ながら富士山は雲の中でしたが駿河湾を臨む朝焼け(沼津)を皆で写真に収めて足柄で朝食、渋谷で渋滞にハマって予定より1時間遅れで会場の日本科学未来館に到着したのは午前10時前でした。
初日は12時から開場という事で約2時間で設置、Maker Faireではテーブルに置いて展示するタイプの出展が多いのですが、僕たちはアルミフレームで櫓を立ち上げなければならない分、作業時間が必要・・・という事で5人で作業にあたったにもかかわらず完成したのがギリギリの11時58分!危ない危ない・・・今回はちょっとスケジュール的にも距離的にもかなり無理な段取りだったので、正直失敗もあるだろうなと思っていましたが、とりあえず何とかこなす事ができ無事(ギリギリだったけど)作品を搬入する事ができました。
医療とデザインの話 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
先月10月30日の事ですが、あいちサイエンスフェスティバル2012の関連イベントさかえサイエンストークにて名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースの渡邊敏之教授によるプレゼンテーション「患者さんにやさしいデザインをめざして」が行われました。会場は栄のシンボル名古屋テレビ塔のスカイデッキ、夜景が奇麗な場所ですねぇ。わたくしたかひこんは残念ながら参加できなかったのですが参加した職員さんや学生からの写真がありますのでご紹介しておきます。
ファシリテーターは名古屋造形大学イラストレーションデザインコースの足立ゆうじ先生、プレゼンテーションの内容は以前から東京理科大や国立がん研究センターの先生方と進めている医療関係の案件の一つで、インフォームドコンセントのためのシステム開発について、この件は本年度から「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」として科学研究費助成に採択されています。
情報デザインという観点から患者さんにやさしいデザインとはどういう事なのか?を中心にお医者さんが描くインフォームドコンセントのための資料をソフトウエアで補助する事を最大の目的としていて、造形大学の学生達が得意とするイラストレーションやアニメーションといった技術を応用し「患者にとってやさしくてわかりやすい説明用ツールづくり」をめざしています。今回のプレゼンテーションでは質疑応答が結構あったみたいで皆さんの関心の高さが伺えます、参加して下さった皆様ありがとうございました。
11月10日に向けて たかひこん@デジタルメディアデザインコース
日曜日にNODEが主催するNODE WORKSHOP SHOWCASE 2012の「プロジェクションマッピング ワークショップ」にコースの学生ヨシオカくんとクノくん、たかひこんの3人で参加してきました。プロジェクションマッピングのノウハウや制作方法のレクチャーをうけ、実際に名古屋市の長者町にあるビルに作品投影までを行うというワークショップの流れで、11月10日(日)に実際に実地予定です。
今回わたくしたかひこんは8月に行った明治村のプロジェクションマッピングの案件があったので、NODEの河村さんにその当時の事を話して欲しいとう依頼があってアドバイザーとして参加させてもらったのですが、コースの学生達がワークショップに参加するという事もあったので制作にも終始参加させてもらいました。
最近東京駅で大規模なプロジェクションマッピングが行われ世間的にも認知度が上がってるプロジェクションマッピングですが、実は3年以上も前から海外では行われている技術で最近ではそれに特化したアプリケーションなどもリリースされています。今回はそんなアプリケーションの紹介やアプリケーション連携によるインタラクションムービーの投影方法なども含めた内容のレクチャーだったので、これからプロジェクションマッピングに挑戦したいという人にとってはかなり実践的なノウハウを得る事ができる内容となっていました。
5時間という長丁場のワークショップでしたが11月10日の投影に向けてこれからが制作の本番、デジタルメディアデザインコースからはヨシオカくん、クノくんのチームがコンテンツを制作して発表予定です、どんな作品が出来上がってくるか今から楽しみです!
久しぶりに東京 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
先週末の土曜日に日帰りで東京へ行って来ました、目的は東京理科大で行われた「ヒトが理解できる画像の科学」をテーマにしたシンポジウムに参加するためです。以前から活動している東京理科大の先生方と国立がん研究センターの先生方を中心として動いている異分野連携で開発する医療系画像診断のためのインターフェース研究をこれからも発展的に行うために、この件に関わりある先生方数名と、それぞれ繋がりのある新しい研究者の方を何名か招いて今後のこの研究の方向性のディスカッションを行いました。
医療や工学の先生方は多いのですが、美術やデザイン分野の先生が少ないので、今回は以前デジタルメディアデザインコースに非常勤で来ていただいていた、金沢美術工芸大学講師の坂野先生にお忙しいなか自身のデザインの仕事や考え方をお話していただきました、特に今回はエデトリアルというよりもダイヤグラムのお話が中心で、情報を整理する事がデザインの大きな仕事だという事を強調されていました、他分野の先生方もかなり関心を寄せておられました。
デジタルメディアデザインコースからは渡邊先生が、現在進行中の国立がん研究センターの伊藤先生との連携研究であるインフォームドコンセントの為のデジタルインターフェースの開発についてを中核に、使いやすい、分かりやすいをUIデザインに盛り込むためにデザインのノウハウがどのように必要なのかというお話でした。なによりプレゼン資料が手描き・・・今回あえて手描きで行くって新幹線で聞きましたけど、時間がなくて手描きだったのか、最初から手描きで行くつもりだったかは本人のみが知る事実です(笑)
1000人超えました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
プレイ展の9月1日と2日の様子を写真ギャラリーにアップしました、最終の土日とあってたくさんの方が来られました、土曜日は突然ケーブルテレビのロケ隊が来たりと大にぎわいでした、僕たちの展示の事は知らずに知多を巡りながらゆめたろうプラザに子供達と立ち寄ったらしくて、テレビクルーの方からその場で撮影アポ(笑)まだ番組に登場するか分からないみたいですが、もしかしたらケーブルテレビで放送されるかもしれませんね!ちょっと楽しみ。
日曜日は搬出のため午後2時で終了となりましたが最終日もたくさんの方に来ていただきました、アンケートなども読ませていただきましたが楽しかったという意見が多くて嬉しく思います。また8日間の展示で合計1147名の方に来ていただきました!武豊町は愛知県でも名古屋から少し離れた郊外、ゆめたろうプラザがある場所はとてものどかな場所で、来場される方も少ないのかなと思っていましたが、そんな事なく毎日子供達で賑わっていました、武豊町の方が圧倒的に多かったみたいですが、子供達は連日リピートして来てくれてたりで本当に楽しんでくれていたみたいです、制作した僕たちも今回展示させていただくことが出来て本当に良かったと思います! ご来場くださった皆様ありがとうございました!
9月1日
9月2日
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