7月19日 終日 A109アトリエ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
NODEメンバーによる日韓交流ワークショッププログラム
「CONSONARE 2013 – luminous and sound device workshop / exhibition」の2日目、昨日から引き続き講師はNODEを主催している河村陽介先生と、韓国からのHoonida Kimさん、Yi Donghoonさんです。
この日はウエアラブルに装着できる事を想定したNODEオリジナルのArduinoの使い方からスタート、FM電波を利用した通信モジュールを搭載していて、お互いに通信する事もできる優れものです。
午前中は基本的なArduinoへのプログラムの書き込みや実装、LED等の接続や簡単な回路設計のノウハウなどを一通りすすめ、午後からはチームの別れ宿題になっていた今回のウエアラブルコンテンツの提案を発表、それをもとに実際に実装出来るまで作るというスケジュールで運営されました。下の写真は実装した作品のサンプル実演、ハグすると別の人が着ている服のLEDが光るというもの、はぐしている人とは関係ない人のLEDがぴか〜って光るのがなんともオカシかったです(笑)
はぐすると、別の服を着てる人のLEDが光るという仕組み(笑)他の授業等があったので、断片的にしや取材ができず、2日間の最終プレゼンテーションをみる事が出来なかったのですが、2日間のワークショップに参加したコースの学生達はかなり楽しんでいた様子です、これからもデバイスなどを応用したコンテンツを作っていきたいという学生もいて、今回のワークショップはとても良い機会だったなと思いました。また今回の名古屋造形大学でのワークショップでは日本人だけの参加でしたが、日韓交流プログラムという事もあるので、将来的に韓国の学生達とも何か出来るようにつながって行けば素敵ですね。
この2日間でのワークショップをふまえて、これから夏の期間にさらにコンテンツのブラッシュアップをすすめ、10月頃に名古屋市内にて展示発表を計画しているとの事ですので、これを機会に良い作品が出来上がって発表できると良いなと思います。
ウエアラブルインターフェース たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は名古屋で活動するNODEメンバーによる日韓交流ワークショッププログラム
「CONSONARE 2013 – luminous and sound device workshop / exhibition」が名古屋造形大学で行われました。講師はNODEを主催している河村陽介先生と、韓国からのHoonida Kimさん、Yi Donghoonさん。
今回の企画は「光とファッション」をキーワードに服などのアパレルと電子デバイスを組み合わせたウエアラブルインタラクティブコンテンツの企画提案と制作というワークショップメニューとなっています。先月に韓国のKaywon School of Art and Designにて先行してワークショップが開催され、先週は岐阜県にあるIAMASにてワークショップが行われました、そして3回目が名古屋造形大学のデジタルメディアデザインコースで開催という事で、外部から参加の方2名とデジタルメディアデザインコース3年2年の8名の計10名でワークショップが行われました。
今日はまずインタラクティブなシステムを構築する基礎としてArduinoという電子でバイスを知る事と、それらの組み合わせで出来る様々な事例の紹介、それからアパレルやテキスタイルと電子部品の組み合わせを体験するという事で、フェルトに通電性糸などを使った回路を組み立ててLEDを光らせるというサンプル制作を体験していました。
明日はいよいよArduinoを使ったウエアラブルな企画を提案して実際に作るという課題に取り組みます、どんな提案が出てくるのか楽しみですね!
「ゴールデンなんたら」は無いっ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
世間はゴールデンウィークですが、わたくしたかひこんとスイッチメンバーは大名古屋電脳博覧会の作品制作でギャラリー矢田の第1展示室に缶詰状態です・・(やすみた〜い!)
24日から搬入を開始して、2日間で吊り物を大まか済ませ、その後はシステムを動かしながらひたすらビジュアルのプログラムと音声のプログラムを作り続けていました、世間はゴールデンウィークに突入しているみたいですが、僕たちはというと広くて暗いギャラリーに通い詰めてひたすらコーディング・・・メディアアート作品にあるあるなお日様をみる事が無い作業です(笑)
明日から電脳博覧会全体の搬入が開始されます、他大学の作家さんも参加されるので明日もドタバタと会場は忙しいかと思います、のこすところ後2日の搬入、さて僕たちスイッチの作品「Motion」は完成するのでしょうか・・・・神のみぞ知る。
3月25日 午後・琉球大学医学部 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
宮古島でのバイオメディカルインターフェースワークショップを終えたあと、那覇に移動して琉球大学医学部にて行われた「バイオメディカル・インターフェース」〜医療を支える新学術〜 と題したミニシンポジウムに出席してきました。このミニシンポジウムは4年間続けてきたバイオメディカルインターフェースワークショップに参加している代表的な研究者が、現在どのような研究を行っているのかを発表するというものです。
デジタルメディアデザインコースからは渡邊先生が現在すすめている「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」について発表しました、この研究はバイオメディカルインターフェースワークショップのなかから生まれた案件で、現在国立がん研究センター東病等の伊藤先生と進めているプロジェクトです。
4年目を向かえたバイオメディカルインターフェースワークショップでは、国立がん研究センターはじめ医療関係の方も多いのですが、大学関係や企業の方もかなり増えています、そしてこの発表を通じて琉球大学ともなにか連携できれば良いですね。
そうそうこのミニシンポジウムの前に琉球大学の敷地内にある「おきなわクリニカルシミュレーションセンター」を見学してきました、ここは医療系学生や医療従事者を対象としたシミュレーション教育を行う施設です。マジックミラー越しに処置室や病室が設置されていて、訓練の様子をオペレーションスペースから見る事が出来ました、医療用のシミュレーターっていろいろあるんですね。海外制の上半身のロボットくんはかなりムキムキでした。
4回目となりました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
バイオメディカルインターフェースワークショップにて研究発表を行って来ました、今年でこのワークショップも4年目となり宮古島での4回目の研究発表会となりました。
バイオメディカルインターフェースワークショップは、もともと東京理科大学・国立がん研究センター・名古屋造形大学による医学・工学・造形学という異分野交流を基に「がんの可視化」に新たなイノベーションを産み出す研究を行うというところが発端となったワークショップで、今では多くの大学や研究機関、企業などが参加するワークショップとなりました。
4年目の今年はデジタルメディアデザインコースからは渡邊先生が「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」の「インフォメディカルウェア」β版の現在の状況を報告しました、この「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」は実は2年前のバイオメディカルインターフェースワークショップのディスカッションのなかから産まれた研究で、まさにこのワークショップがあったからこそ産まれた良い例の案件です。
この他にもこの4年間で各方面の研究者の方々とのコラボレーションが続々と産まれていて、デジタルメディアデザインコースとしても参加する事にとても意義のあるワークショップとなっています。
ちなみにわたくしたかひこんは「インタラクションとインターフェース」というタイトルで、スイッチによる活動を報告しました、去年のワークショップで医療の現場にスイッチが研究している考え方、あるいはデザインやメディアアートの考え方が応用できる可能性がありそうだという会の皆様からの意見をいただき、今年はそれをメインにインターフェースのお話をさせていただきました。
2月26日 終日 国立がん研究センター東病棟
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
科学研究費助成に採択された案件「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」により研究と制作がすすんでいる「インフォメディカルウェア」β版の実証実験を、国立がん研究センター東病棟にて伊藤先生によって行われました。
今回は実際の大腸がんのインフォームド・コンセントで「インフォメディカルウェア」β版を実際に使わせていただきました、1日で2例の案件をお願いしました、今回ご協力くださった患者さんやそのご家族には本当に感謝しております(実証実験のため記録等を取る許可を事前に患者さん・ご家族からいただいております)実際に利用してみた結果、患者さんや家族の方、また実験に立ち会ってくださった医師、看護師の方からもなかなか良い評価をいただきました、特に患者さんからは分かりやすくて良かったとなによりの言葉をいただけてチーム一同の今までの作業が報われた瞬間でした。
もちろん実際の現場でインフォームド・コンセントとして使う訳ですから、それぞれのご病気の違いや個人差にも対応しなければ行けませんし、現場での臨機応変な対応へのソフトウェアの柔軟性や、さらに追加で必要な基本情報など、今回で浮き彫りになった課題は結構ありました。実際に使ってみるという実験はどうしても患者さんの事があるので、なかなか難しい事ではあるのですが、今回こういう機会に恵まれた結果、とても良いデータを集める事ができ、今後のこの研究の発展と完成に向けて飛躍的な前進となるのは間違いないと思います。
今回の実験での評価は結構高く、現在は大腸がんをメインとしていますが、そのほか病院従事者からの要望などの意見を聞くと、さらに様々な応用や発展が期待される研究だと思います、「インフォメディカルウェア」が実際の病院で使われる時が来るのが楽しみです!
2月7日 アトリエD306 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
世間は3連休ですが、名古屋造形大学では連休明けの卒展を控え来週の月曜日から搬入作業が始まります、それにともなって今週中に全ての作品や物品を梱包して、広報ツール等を準備するという作業が怒濤のように行われました、いやもっと早くから準備していればね、いろいろと楽なんですけども、なぜかこういう作業って最後の最後まであがく事になりますね、なんででしょうね(笑)
デジタルメディアデザインコースの卒展ブースでは3年前から独自のコースバナーを設けています、今年はキャラクターを使った縦長のバナーをブース入り口に設置する予定です、先の記事のコース専用webを作った吉岡くんのコースプロモーションの一貫として、バナーも彼の手による作品となります。卒展の専用デザインを考え、それをWebやバナー、DMといった広報ツールに落とし込んで行った彼の作品は実際の卒展で使われるものとして開発され運営されています。
バナーをデザインするだけでも文字組や余白のバランス、フォントの選び方など実際はかなり細かいチューニングが必要です、このバナーを作るだけでもテストピースが大量に制作されてました、微妙な違いが多くて、選ぶのも大変なくらい(笑)
デジタルメディアデザインコースではコースプロモーションも学生達の制作や研究のテーマとして実際に使うところまで考えりしています、こういう時こそ実戦的に自分達のデザインが試せる良い機会ですからね!卒展は来週2月13日(水)からです、是非ご高覧ください!
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会期:2013年2月13日(水)−17日(日)
10時~18時 ※15日(金)は20時まで、最終日17日(日)は17時まで
入場無料
会場:愛知県美術館ギャラリー・A-G2(愛知芸術文化センター8階)
名古屋市東区東桜1-13-2
(地下鉄東山線・名城線「栄」駅下車、東へ徒歩2分)
名古屋造形大学公式インフォメーション
https://www.nzu.ac.jp/info/info2012/1179/
卒展コース専用Web
https://www.nzu.ac.jp/digital/gex2013/
卒展ブログ2013
https://www.nzu.ac.jp/blog/gex2013/
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