新しい入力方法でゲームをしてみる たかひこん@デジタルメディアデザインコース
10月28日、大垣桜高校の皆さんがデジタルメディアデザインコース・ゲームデザインゼミへワークショップ体験に来られました。今回のワークショップを主導したのはペルティエ先生で、ワークショップ運営の助手をゲームデザインゼミ(ペルティエ先生のゼミ)のセミ生達が担当しました。
ゲームと言えばPS4やWiiUなどのビデオゲーム機に代表されるようなゲームパッドによる操作を思い浮かべる方が多いと思いますが、最近はスマートフォンで出来るゲームなども増え、タッチパネルを応用したタッチやスワイプなどで操作するゲームも増えてきました。それに加えてWiiやXboxなどのビデオゲーム機には従来のゲームパッドとは別に、コントローラーを自由に動かすWiiコントローラーや人の動きに反応するKINECTセンサー等を使った新たな入力装置を備えるゲーム機も登場しています。
そんなゲームの流れのなかで最近様々な入力機器や映像出力機器が登場し、業界では実験的なコンテンツなども出始めています。今回のワークショップでは次世代の入力機器として挙げられる空中で操作できるLeap Motionや、筋肉の筋電を利用したMyo、視線の動きを利用するtobiiなどを使ったゲームの操作や様々なコンテンツの操作を実際に体験してもらい、これからのゲームの可能性をレクチャーしました。
60インチ4KテレビをPCモニターにしてみる たかひこん@デジタルメディアデザインコース
10月22日のアトリエの様子です。テレビ放送がデジタル化されHD(ハイビジョン)になったのも最近のような気がしますが、世の中はもう4Kに向かっているのですよね、オリンピックにむけては8Kなんて事も出て来ていますが、テレビで表示される映像がどんどん高精細になっていきますね。
そしてコースでも4K映像が出力出来るPC、モニター、テレビをいくつか導入しています。写真はシャープ制の4K60インチテレビAQUOSにMacProを繋げて出力してみたところです。
とにかくデカイ!! 机には2台のテレビが乗っていますが、映像が写っているほうが4Kテレビで(ちなみに隣のはハイビジョンの60インチテレビです)実はもう1台後ろに横向きに倒されテーブルにされた4Kテレビがあったりしますが・・・いったいアトリエに何台モニターがあるんだか、という感じになっています(笑)
とりあえずoF(openFrameworks)で作ったビジュアルプログラムが4K出力できるか?といった初歩的なところからスタートですが、今後高精細映像によるコンテンツのあり方なども研究していけたらと考えていて、たぶん12月のデジタルメディアデザイン展では4Kを使ったコンテンツをいくつか展示できると思っています。
12月に行なわれるデジタルメディアデザイン展のビジュアルイメージが決まりそうです、写真はいくつかのパターンを並べて細かな部分を調整しているところ(あいかわらず部屋は散らかっていますが・・・)今回のビジュアルイメージは六角形をモチーフにした幾何学的なものとなりました、文字のスタイル(フォント)を何にするのか?とうところと、ビジュアルポスターとしての文字組などを最終調整して完成する予定です。
デジタルメディアデザインコースでは年間を通じていくつかの展示などのイベントを行いますが、それらに使用するビジュアルイメージや販促用ポスターなど参加する学生達がデザインします、それぞれ年によって捉え方や考え方が違っているので歴代のものを並べると結構面白いです、写真はありませんがコースアトリエのあるD棟廊下には歴代のビジュアルポスターを展示しています、もし大学にお越しの際はご覧下さい。
毎週水曜金曜はスイッチの日 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
10月21日のアトリエの様子です。インタラクティブコンテンツ制作に従事してきたスイッチですが、そろそろ世代交代の時期がやってまいりました、そこで院生の可児くんが現在毎週、水曜、金曜の授業後にプログラミング講座を後輩達にむけて行なってます!
が、この日は明治村のプロジェクションマッピング制作でアトリエが散らかりまくり状態で・・・スイッチメンバーは床で作業中(笑)最近はoFでKinectを使ったコンテンツを開発中、美大生にとってプログラムは敷居が高いですが、だからこそ授業外の時間を使ってこうやって勉強しています、近いうちに新メンバーによる新作発表ができる事を楽しみにしてます!
10月15日(金)「NEXT COMMUNICATION FORUM 2015」のオンキャンパスセミナーを本校デジタルメディアデザインコースで開講していただきました。
「NEXT COMMUNICATION FORUM 2015」は産官学連携で東海地域における豊かなコミュニケーション文化の創造を目指す事を目的にされている活動で、今回はNTT Docomoの社員さんが講師として来校され、現在のモバイル市場や未来のモバイルの動向など日々の業務から得られた知識を講義していただくプログラム「オンキャンパスセミナー」をデジタルメディアデザインコースのペルティエ先生担当のゼミ生と2年1年の学生にしていただきました。
スマートフォンなどの携帯端末をはじめとしたネットワーク端末を普段から持ち歩く生活は、現代人にとって無くてはならない存在となりました。過去を振り返れば電話機を持ち歩きいつでもどこでも電話が出来る無線電話機から今現在に至まで革新的な進化を遂げて来た技術の一つだと思います。そんな技術に裏付けされたモバイル端末やウエアラブルデバイスはこれからも私たちの生活には欠かせない存在であり続けるでしょう、そしてそれら端末の技術やネットワークインフラを応用する事で新たなビジネスやデザインが日々産まれています、デザインを学ぶうえで、こういった技術によってもたらされる新たなデザインやサービスを念頭においてプランニングやマーケティング、あるいは制作・研究を行なう事はデザイン系大学ではもはやあたりまえになりつつあります、日々変化していく社会状況にあわせてデザインを捉え直し新たなデザインを産み出す事は今や若い世代には必然。今回の講義ではそんな現代社会におけるスマートフォンやネットワークインフラを応用した新しい事例を数多く紹介していただき、またビジネスの裏側で何が行なわれているのかや、アンケート等から得られたデータに基づいたモバイル端末の市場の動向などをプレゼンテーションしていただきました。
10月15日、明治村撮影最終日。実写によるドラマパートの撮影はこの日が最後で、主に明治村にある路面電車を使った撮影を行ないました。あらかじめ路面電車での撮影を依頼していましたが、実走しての撮影は安全のため営業時間前に済ませる必要があり、朝8時に撮影開始しました。
まず最初は乗降車のシーンや車内のシーンの撮影、車両は動かさず固定カメラでの撮影だったのでこのあたりのシーンはスムーズに終了。営業時間まで残り時間が少なくなってきたので次に走行シーンの撮影へ、わざわざこの日のために運転手の近藤さんに来ていただいて電車を走らせてもらいました。主には駅に到着するシーンと駅から出発するシーン、それと走行シーンの3つを撮影しました。
走行シーンはマッピングで使う音楽の感じからちょっと印象的なイメージにしたくて路面電車を俯瞰で追いかける絵コンテを描いていました、そのため走行中の路面電車を空撮用ドローンで追いかけるという少し危険を伴う撮影が必要で、実は1週間前のテスト撮影時に電車無しで飛行させて安全性の確認を行なっていました。昨今ドローンによる事故や事件があり全国的に規制する流れになっています、今後は法的にも許可無く飛ばせなくなるという事もあって明治村での撮影も慎重にならざるをえず、路面電車の電線や線路脇の木々との接触などを心配される担当者の方とお話しながら、安全性の確認をした結果、撮影の許可をいただきました。
これで明治村でのロケは終了、あとは撮った映像を編集していく作業が残っていますが、この時点で本番まで2週間を切っている事実、本当に完成するのか?という不安のなか作業する日々がこれから続きます。
10月14日、昨日に引き続き明治村にてプロジェクションマッピング用の実写パート部分の撮影を行いました、この日は今回のプロジェクションマッピングにおけるキーパーソンになる「おばあちゃん」役の加藤さんを加え撮影を行ないました。
キャスティングとして参加くださった加藤さんは名古屋音楽大学声楽コース1年生の学生。たまたま名古屋音楽大学の高橋学長から依頼を受けていた出張授業を10月9日に行なった時に加藤さんが授業を受けてくださり、ご挨拶させていただいたのが切っ掛けで今回急遽出演していただく事になりました。
実際のところなかなかおばあちゃん役が見つからずに右往左往していて、候補に上がっていた方々も都合がつかずに断念する事が続いていた矢先、授業で加藤さんと出会って「イメージ通りの人だ!」って思っていたのですが・・・その夜「いよいよ誰も都合が付かない四面楚歌状態です」とコース主任の渡邊先生から悲痛な電話が舞い込んできて(笑)授業でいい人に会いましたアポとってみます、ということで高橋学長や担当教員の松下先生に無理言ってつないでもらいました。急なお願いにも関わらず快諾いただいて感謝しています。
撮影は朝の8時30分からスタート、「おばあちゃん」役の加藤さん「なおちゃん」役の池場さんの台詞の読み合わせや、撮影監督の長瀬さんによる演技指導などなど、やる事は膨大にありますが、撮影できるのはこの日のみ!必要なカットはこの日に全て撮り終えなければならないので、事前にテストしていた撮影方法や段取りをふまえながら各自テキパキと作業をこなしていました。
お客さんには撮影時ザビエル天主堂から一時的に退場していただいたりと、ご迷惑をおかけする事も多々ありましたが、おかげさまで順調に撮影する事ができ午前中にほぼ撮り終えるというスケージュール通り、13時にはほとんどを終え撤収する事ができました。ご協力いただいた皆様本当にありがとうございました!
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