



















滞在4日目 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
フィンランドはオウル市滞在も4日目、日本からやってきた17名の学生達もそろそろ海外の雰囲気に慣れて来た様子です。
今回のワークショップは名古屋造形大学の学生とオウル工科大学の学生の混合による4名〜5名の7つのグループに別れて「クールジャパン・クールフィンランド」というキーワードで30年後にあったらいいなという世界や企画を映像で表現してもらうという課題です。
初日こそみんな緊張した感じでしたが、ワークショップ制作も3日目ともなると大体なんとか意思疎通が出来るようになって来た感じです。初日と2日目のブレーンストーミングを経てそろそろ具体的な制作に入る段階になってきているので、この日は外に撮影に行くグループや、PCによる編集作業をそれぞれがやってました。
オウル工科大学のPCルーム(もちろん設置されているPCはMacね)を今回のワークショップの課題制作に使わせてもらっているのですが、フィンランド語と英語のインターフェース(当たり前ですけど・・・)なので、普段日本語で慣れている学生達にとっては結構大変だったみたいです。今回は映像が主体なのでAdobeのPremiereやAfter Effectsを使う事が多くなるのですが、インターフェースが海外仕様なのにさらに2年生や1年生、またデジタルメディアデザインコース以外の学生達はPremiereやAfter Effectsを使った事が無い、なんて事もあって結構苦戦してる様子もありましたが、オウル工科大学の学生達に助けられながら進めていました、さてどんな映像が出来上がってくるのか楽しみです。
写真ギャラリーの後ろにオウル市内の様子の写真をいくつかつけておきました、ちょうどこれで夕方の6時頃かな。まだまだ日照時間が長くてオウルの太陽が沈むのは大体夜の9時頃です。
9月6日 午前 オウル市内 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
6日の午前にオウル市内にあるbusiness kitchen(ビジネスキッチン)を視察させていただきました、business kitchenは簡単にいうと大学生や卒業生の就職支援活動を行っている団体というと分かりやすいでしょうか。いくつかの組織が運営に携わっており、もちろんオウル工科大学も関係しています。
今回はこの施設の運営や営業目的、それに予算などを参考までに聞いてきました、対応してくださったのはMatti Rusilaさん。大学の一つの大きな課題として、卒業後の進路というのがありますが、それらを大学や市がどのように支援しているのかを聞きました。
まずオウルでは起業する事を目指す学生や若い世代が少ないそうで、とくにこれから起業したいと考えている人に場所やノウハウ、あるいは他の起業者や会社・企業、また研究と繋げるハブ的な役割をbusiness kitchenは担っています、つまりインキュベーションセンター的な要素が強く、ここに出入りする人たちは時間帯がある程度決まっていますが基本フリーで施設利用が出来る仕組みになっています、またコワーキングスペースとしての共有も行っているので、今のビジネススタイルに対応したビジネス展開を可能としていて、小さなイノベーションが多く産まれるような感じの場所でした。
business kitchenには大学も参加していて、就職支援を行う専用のスタッフが出向してオフィスを構えていたり、大学にそういった専属スタッフのセクションが大学とbusiness kitchenとを繋げて就職支援を行っているみたいです。名古屋造形大学でも就職支援のあり方を今後新しいビジョンで考えて行く必要があるかと思いますが、卒業前から卒業後の支援も含めてbusiness kitchenのあり方はとても参考になりました。企業に就職していくだけでなく、若い世代による起業や、漫画家・作家のような独立したフリーランスを目指す人に切っ掛けと繋がりを提供する考え方は、今後の学生達や卒業生達のビジネススタイルに新しい可能性を提供出来るかもしれませんね。
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