混沌とした街・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
研修旅行2日目、今日は午前中に新宿にあるNTTインターコミュニケーションセンター(ICC)ギャラリーを閲覧、ここは97年に開館して以来、メディアアートを中心としたデジタルメディア表現作品やワークショップを多く企画してきた日本でも数少ないギャラリーですね、デジタルメディアデザインコースの学生にとって、とても興味深い展示が多かったようですね、最後にギャラリーのキュレータの方にギャラリーについて説明をしてもらいました。
午後からは、各自自由行動、原宿、青山方面、横浜トリエンナーレ方面、上野、などそれぞれ思う所へ移動、僕は六本木の森美術館へ移動、もちろん移動中も研修中なのです、色々と街中にあふれるサインや建築、デザイン関連の物に目が行きます、学生も色々気になる事があるらしく、所々立ち止まっては写真に撮っていました、なかなかまじめです!
森美術館に行くと、もれなく付いて来る東京シティービュー、さらにスカイデッキに出る事ができるので、とりあえず上がってみました、今日は天気がよくて景色が最高でしたよ、街を歩いていると複雑にからむ構造物で混沌とした街並を観る事ができるのも東京の特徴だと思うのですが、上からみるとさらに所狭しと立つビル群、僕は関西出身ですが大阪や、名古屋造形大学のある名古屋と比べても、密度が全く違いますよね、増設増設を繰り返しながら成長してきたこの街は本当に”混沌”という言葉が似合います、WebでいうとWeb2.0で良く言われた常にβ版とう状態で街が成長している感じがします。
森ビルの高速エレベータは上昇するにつれて白からオレンジへ照明が変化します、なんでオレンジなんかはしりません・・・でも興味津々なご様子(笑)
スカイデッキへ行くエレベータの照明は青色、青いなぁ〜とつぶやく図・・・
インフォメーションデザインを気にする面々・・・
インフォメーションも複雑ですね、さらに紙媒体だけではなくデジタルサイネージを多様している点も東京ならではという感じがします、もちろん各都市にもデジタルサイネージによるサインが浸透してきていますが、ここ東京はその数が圧倒的に多く、紙面デザインだったものが動くデザインへと置き換わって行く新しいサイン計画もどんどん流動的な変化をしています、デジタルサイネージの技術速度に合わせてデザインも追随していかなくてはならない昨今では、そのスピードに乗る事が出来るデザインプロデュースが求められる時代なのかもしれません。
最後に銀座のgggギャラリーの「「白」原研哉展」へ行きました、洗練されたイメージでギャラリー全体がデザインされています、地下では「蹲踞(TSUKUBAI)」「鹿威し」「WATER LOGO」の3点が同時に展示されていました、水を弾く素材によって重力に引かれて形を変える”水”をデザインする手法はさすがです、なにより3点同時に観れた事で、技術をアートとして魅せる力とデザインとして魅せる力のバランスが上手いと感じました。
銀座に来たので、とりあえずアップルストアに寄ってきました、目的はもちろん新型(笑)買えませんけどね・・・。
明日は最終日、自由行動なんですが、さてどうするかなぁ〜