そうだ京都へいこう!再び たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月末に京都に行ったばかりですが5日の日曜日にも京都へ行ってきました、目的は「文化庁メディア芸術祭 京都展」今回の展覧会は京都芸術センターと京都国際マンガミュージアムの2つの施設で行われていて、主にメディアアート系の作品が京都芸術センターで、マンガ作品が京都国際マンガミュージアムで展示されていました。
京都芸術センターは元明倫小学校を改装したもので、当時のおもむきをそのまま残した風情ある建物、センターでは芸術の総合的な振興や芸術活動に対する支援などを行なっています。今回の京都展で展示された作品は主に歴代のメディア芸術祭で賞を取ったメディアアート作品から選別された物の実物展示と、映像作品の上映が行われていました。東海エリアでは特にメディアアート作品が実装展示されているような展覧会が少なく、その多くは関東方面が多い事から、なかなか観る機会も少ないのですが、今回は京都と言う事で気楽に日帰りで行ける距離、なので制作の合間をぬって行ってみました。
京都芸術センター 古い小学校を改装して利用されている、なかなかおもむきのある施設京都芸術センターの展示は建物の雰囲気とデジタル技術を使った作品がなんとなくミスマッチな感じで逆に新鮮で良かったですね、特に畳の和室に作品が点在している感じがとても面白かったです。作品も文化庁メディア芸術祭の歴代の入賞作品とあって興味深いものばかり、是非デジタルメディアデザインコースの学生には観ておいて欲しいと思いました(時間があったら行くように!)
和室に展示されたメディア作品、いい感じです 『Parallel Lives』安藤 英由樹, 草地 映介, 渡邊 淳司京都国際マンガミュージアムも元龍池小学校を改装した建物で、日本の歴代のマンガから世界のマンガまで様々な作品が展示されています、もちろん実際に手に取って読めるマンガも大量にあって、ミュージアム内はマンガを読む人達であふれていました。こちらの文化庁メディア芸術際の展示は主にマンガ作品で、作品の原画やネームが展示されていました。こちらはマンガコースの学生にミュージアムも作品も両方みておいて欲しいなと思いました。
星をたくさん拾ったよ。 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
毎日暑い日が続きます、皆さんいかがお過ごしでしょうか。今日はそんな暑さも少し和らぐ夏の夜に星を拾いに出かけてみましたよ、もちろん道中はZIP−FMを聞きながら!
場所は名古屋城のふもと名城公園、あいちトリエンナーレのワークショップとして8月27日、28日、29日の3日間だけ木村崇人さんの星のこもれ陽プロジェクト『星の回廊』が行われています、この土日の夜に出かけてみてはいかがでしょうか?たった3日間のイベントなので是非!くわしくはこちらで。
今日も子ども達が楽しそうに星を集めていました、手をかざしても星がたくさん現れます。凄く単純な原理を利用しているだけなんですが、なかなかこれが幻想的で面白いのです、ちょっとした発見や不思議を経験する事で感性も豊になりますね。
ところでどうしてZIP−FMなのか?って事なのですが、今日は6:00〜23:00 の間『あいちトリエンナーレ DAY』という特別番組が放送されていました。そしてこの番組に名古屋造形大学から小林亮介先生と卒業生の川見俊さんが出演、約10分ほどの出演でしたが、あいちトリエンナーレの魅力と現代美術(コンテンポラリーアート)の魅力を放送しました、小林先生は来年からスタートするコンテンポラリーアートコースの担当ですので気合十分ですね!あのダンディーな声がセクシィーでしたぁ(笑)さらに番組では07:13/17:40/19:15/20:59/21:30に学校のCMも放送されていたので、移動中車で聞いていたという訳なんです。
そうだ京都へいこう! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
日曜日に日帰り強行で京都へ行ってきました、目的は京都近代美術館で開催されていた「生存のエシックス」展を観るため。この展覧会は京都市立芸術大学創立130周年記念事業として開催され、生命、医療、環境、宇宙など各方面の研究やプロジェクトを紹介するというもの(展覧会は終了しています)
各方面の研究はそれこそ宇宙事業から医療、それに芸術的アプローチと多方面に渡っていて、それぞれがなんら関係無いように思えて実はどこかで繋がっていると感じる展示になっていたように思いました、おそらくそれは美術作品を展示するという使命がある美術館で開催されたという点に他ならないように感じます。
美術館というのは本来芸術作品と呼ばれるものが鎮座する場所ですが、マルセル・デュシャンがレディ・メイド作品を置いたあの事件のように、芸術の世界は多種多様な表現であふれかえるようになり、今では現代美術のような表現への挑戦が日々繰り返されるようになりました、90年代にはそれらにコンピュータ技術が加わりメディアアートと呼ばれる作品も多く制作され、昨今の芸術美術の世界はさらに異分野のと協作(コラボレーション)なども頻繁に行われるよになりました、そういう時代におて今回の「生存のエシックス」展は今を映したような展示だったように感じます。
名古屋造形大学のような美術やデザインという造形を志す人にとっても、もはや各ジャンルに捕われた表現や考え方だけでは新しいものが産まれない時代となっていて、美術やデザインも社会との柔軟な接点を持ちつつ異分野との関連を模索しながらあらたな表現を産み出していく事が必要なんだと思います。
やっぱ夏はみずまんじゅう たかひこん@デジタルメディアデザインコース
大垣にあるIAMAS(情報科学技術大学院大学/岐阜県立国際情報科学芸術アカデミー)のオープンハウス2010にゼミの学生達と行ってきました。オープンハウス2010は名古屋造形大学で言うオープンキャンパスですね、受験の相談から学内でどんな活動をしているのかを紹介する2日間で、色々な作品やIAMAS現役在学生の生の話が聞けます。
IAMAS オープンハウス2010 オープンハウス受付とりあえず、大垣の夏と言えばみずまんじゅう!って事で会場に行く前にちょっと寄り道、去年も同じ事してましたね(笑)今年は珈琲味の新参物が出てました、大垣に来られた際は是非どうぞ!
さて肝心のオープンハウスに話を戻して・・・IAMASにはデジタルメディアデザインコースの卒業生が現役生として在籍しています、2008年度卒のハセくんは現場で生放送やってました、卒業から一貫して映像関連の作品制作を続けているみたいで、IAMASのテレビ番組IAMAS-TVの制作にも関わってるみたいです。ヒラタさんはアニメーション制作、3DCGを使った作品を制作中との事、展示では現在製作中の途中過程が紹介されていました。
2年前の卒業生はせくんも頑張ってました、今日は一人で生放送やっとった(笑) ひらたさん作、制作途中だそうです2009年度卒のタケダさんは、ハイスピードカメラ撮影体験を運営してましたよ、去年はチョコボールを食べる瞬間でしたが、今年は風船を割る瞬間とマシュマロを食べる瞬間でした。カジヤくん挑戦の風船のほうは割れてる瞬間が映ってないという残念な結果ですけどね(笑)映像が公開されているのでこちらをどうぞ!
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展示にはプロトタイプも含めてやはりiPhoneやiPadのコンテンツが目につきました。電子書籍に関してはEPUB形式でiBookstoreから電子書籍「aのかたち」がリリースされたようです、そのデモも置かれていました。
iBookstoreからリリースされた電子書籍「aのかたち」 感厚センサと組み合わせて、押す圧力が反映してガラスが割れたイメージが広がりますまた外部センサを利用した変わったコンテンツなどもあって、圧力を変換してiPadに送ってガラス面を押すとひび割れの映像が出るものなど、なかなか興味深いものもありました、デジタルメディアデザインコースとしてもiPhoneやiPadコンテンツに関して開発を進めているので、ゼミ生達も含めて参考になったと思います。まだまだ実験的な部分も多いようですが改めてコースとしても今年度なにかしらの結果を出していきたいなと思います。
きびだんご! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月16日に岡山駅前にある「岡山コンベンションセンター」で開かれた芸大美大系の合同入試相談会に参加して来ました、昼過ぎからの開始だったのですが、平日って事もあってか若干相談に訪れる受験生達は少なめでした、特に今回は1年生が多く訪れてくれました、さすがに1年生だとまだどういったコースを受験するかなんて決められないですよねぇ、とりあえず興味ある事を聞いて、それに近いコースについて説明させてもらった感じです。
入試相談終了後にわたくしたかひこんは、少し夏の岡山市内を散歩、夕暮れの街並をバックに走る路面電車を眺めつつ20分ばかり散策、それから受験に向けて対策している高校生達の今を少し知っておきたいと思い、岡山市内にある絵画教室(画塾)Box for Designersにお邪魔させていただきました。
去年は視覚伝達デザインコースから東仲先生、プロダクトデザインコースから田原迫先生が模擬授業をしていて、名古屋造形大学ともなにかとご縁がある画塾です。今回はデジタルメディアデザインコースからわたくしたかひこんがコースについてお話させてもらいに行きました、対応してくださった先生方が現役のデザイナーとあって、さすがに鋭い視点でコースについてや今後のデザイン教育について質問されました、ちょっと焦ったけど、大丈夫なんとか応対しましたよ(笑)受験前から現役のデザイナーに指導受けているなんて良いですよね。
デザインを取り巻く環境はめまぐるしく変化していて、特にコンピュータ等の導入によってメディア表現の幅は常に広がりを見せています、デザインという面においては、その作り方、表現の仕方、あるいはマーケット手法など、今まで通りでは行かない事も現実社会には多々起っているので、デザインを志すという事は常に変化についていきながら最先端を模索しなければなりません。そういう意味でいうと実は美大の受験スタイルは時代錯誤な部分も少なからずあるように思います。デジタルメディアデザインコースは特に変化に敏感になる必要があるので、今年も従来と少し違った視点の受験として夏にAO入試を行います。
AO入試はデッサンという伝統的な入試と少し違う方法で受験することが出来ますので、受験をお考えの方はAO入試も検討していただければと思います。
報告遅くなりました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
7月13日(火)から教員展が始まりました。「視覚伝達デザインコース」「イラストレーションデザインコース」「デジタルメディアデザインコース」3コースの先生達の作品が展示されます。
昨日はそのオープニングパーティが行われました、足下悪いなか来て下さった皆様ありがとうございました。教員展2010は18日まで開催されています、是非ご高覧下さい。
【会期】2010年7月13日(火)〜 18日(日)
【時間】11:00〜19:00まで※最終日は17:00まで
【会場】セントラルアートギャラリー(セントラル・アートビル4階)
入場無料
新幹線に乗ったの久しぶり たかひこん@デジタルメディアデザインコース
画像診断の様子国立がん研究センターと東京理科大、それに名古屋造形大学の先生方と画像診断に関する研究を行っている事は、以前宮古島での発表などで報告させていただきましたが、今回は画像診断医がどのように画像から病変を探しだしているのか?を取材させていただきました。
診断画像はコンピュータによって管理されていて、それを医師が一つ一つ診断して所見を書き込んで行くというのが流れのようです。皆さんもご存知だと思いますが、CTで撮られた画像は身体を輪切りにしたものでかなりの数になります、それを順に送りながら異常を探し出しだすのですが、素人の僕には全く分かりません、説明を聞くとなるほどと分かる部分もあるのですが、何も言われないと普通に見過ごします、いやはやお医者さんの技術は凄いと思いました。
それでも1人についての画像の数が多いのと、見るべき項目が多いという点で、負担がかなりあるようで、万が一の見過ごしや、負担の軽減に繋がるためにインターフェースとして何が必要か?あるいは画像にどういう工夫があれば良いか?などデザインという切り口から画像診断を考えるために色々とインタビューをさせていただきました。集めたデータが膨大なので、これからそれらを整理して、今後の研究を進めて行きたいと思います。
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