



















8月17日(木)明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」、15日(火)が雨天のため中止となり天気で上映できなかったのが2日となってしまいましたが、16日、17日は予定通り上映しました、通算にして7日目の上映となります。
お盆シーズンまっただ中という事もあってお客さんの数も日を追うごとに増えて来ている印象です、特に上映1回目は時間を合わせて来られているみたいで、上映時間10分前くらいになるとオペレーションのテント前や横までお客さんが入っていました、多くの方に観ていただけて嬉しい限りです。
写真は上映前の準備風景。普段は通常営業の明治村なのでプロジェクターや機材類は毎回片付けています、なので上映前にはすべてセッティングする必要があって、毎回上映の1時間半前くらいに現場に入って、プロジェクターの設置、配線関連の敷設、PCなどの機材セッティング、そして看板や座席の準備など結構たくさんの作業を行なっています。
プロジェクションマッピングは建物に映像をぴたりと合わせるのが極意ではあるのですが、毎回設営する事でズレが生じます、なので実は上映前に毎日映像を合わせる作業が必要で、これが結構大変。しかし学生達は慣れたものでテキパキと準備をすすめ予定通り上映をこなしてます。あまり知られていない裏方の作業ですが、彼等の働きはかなり優秀で、かつこれら専用のワークフローを学生達が運営しているのは実は凄い事なのかもしれませんね。
8月16日(水)大名古屋電脳博覧会の劇場パフォーマンス「dialogue」のためのテストを東文化小劇場にて行いました。本番はまさのこの劇場で行なうのですが、当日まで常に劇場を使う事が出来る訳ではなく、むしろ限られた日程しか使えないので本番を想定した本格的なテストやリハは数回しかできません。今回はその貴重な劇場での2回目のテストとなります。
今回我々がテストしなければいけない最大の部分は、インタラクティブを導入するため、人の動きや舞台装置の動きをセンサーによって取得可能なのかどうか?というところです、もしこれが無理な場合、パフォーマンスそのもののシナリオなどにも影響してきますので、このタイミングで可否を決定する必要がありました。
なにをやったかというと、まず劇場のキャットウォークからKinectセンサーを吊る事が可能かどうか?という事、それとKinectセンサーで吊り下げた場合、舞台のどの範囲を取得できるのか?という事、それによってはパフォーマンスエリアが決定されたりプロジェクションの範囲を決定する事になるので、このタイミングで何が出来て何が出来ないのかをはっきりさせる事が重要です。
結果的に、若干不安定な部分はありますが、Kinectが想定位置にだいたい吊り下げる事が可能だったのでパフォーマーの動きの取得と舞台上の小道具の動きの取得は技術的には出来るだろうという結論になりました。ただし、舞台エリアをカバーするにはKinectが計4台必要というのが最大の問題点となります、今回は時間的に1台吊るのがやっとだったのでまだ未知な部分がある状態ですが、まぁとりあえず今までの経験をふまえて見切り発車で何とかなるかなぁ〜 という若干爆弾抱えた感じでテストは終了しました。この現場感ある感じがたまらないですねぇ〜(違うって?)
8月13日(日)明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」、11日(金)が雨天のため中止となり通算にして4日目の上映の様子です。いよいよ夏休みも本格的に始まり、お盆シーズン突入となりました。お盆のこの時期は土日だけじゃなく平日も上映する事になっており、この週は8月20日まで明治村の夜間開村は休まず営業予定で、プロジェクションマッピングもそれに準じております(ただし雨天は中止となります)
先週の8月5日から始まったプロジェクションマッピング、一通り完成していますが、部分的な修正をかける事があります。例えば上映してみると思ったより色がはっきり出ていないなど、プロジェクターの輝度や特性、建物の色などの影響があるので、そういう場合色調を持ち上げたりなど細かな微調整は常に続きます。携帯電話の連携に関しては何台まで同時接続できるのかがはっきりしていない事もあって、変化する回数を少し絞りぎみで様子みてましたが、問題無さそうなのでこの辺りからコンテンツの追加と変化の回数を徐々に増やしたりもしました。
予想はしていたのですが、やはりお客さんはプロジェクションマッピングを動画撮影したいみたいですね(笑)撮影に携帯を使われている方も多く見受けられました・・・まぁみこしていて、2回目の上映で携帯連携に参加するなどしてくれるかな?という期待もあったりしますが、実際のところ2回目を観てくれている方はまだまだ少ない感じ、なかなか両立は難しいものです。
8月9日(水)大名古屋電脳博覧会で劇場を使ったパフォーマンスを行なう事になりました! 大名古屋電脳博覧会は2年ごとに、この地域の美術系大学が集まって開催するメディア系の展覧会で、例年はギャラリー矢田にて各大学の展示エリアを設けた作品展覧会を開催しております。そして今年はそれに加えて新たにギャラリーにある東文化小劇場を使った複数大学コラボレーションのパフォーマンス企画をやれないか?という話しがもちあがり、実行委員会で水面下で「dialogue」の企画を練ってきました。
この日は、おおよそ各大学が具体的に何ができるのか?が見えて来たので、それぞれの先生方や関わる学生達を集め、劇場での顔合わせと、企画の大まかな説明などを行いました。名古屋造形大学はパフォーマンスの舞台演出を受け持つ事となっており、映像関係の制御とプロジェクションマッピング技術、それにインタラクティブ技術の持ち込みを検討していく事になっています。
全体のディレクションは名古屋学芸大学の伏木先生が担当し、舞台設計は井垣先生、イメージとなるダイアグラムデザインは愛知県立芸術大学の森先生、サウンドデザインに名古屋芸術大学で非常勤講師されている牛島先生、そして舞台の映像演出として外山が担当する事になりました。実はデジタルメディアデザインコースとしても他大学の先生方と布陣を組んでコンテンツを作るというのは初めての事で、開催まで1ヵ月とかなりタイトなスケジュールですが、この先の制作が楽しみです!
8月6日(日)明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」2日目です。電話交換局が電話で人々を結んで来たことや、新たな試みとして携帯電話やスマートフォンと連携するプロジェクションマッピングを企画した事とをなぞらえて、電話で繋がるイメージから今回のプロジェクションマッピングのテーマは「結」としました。
マッピング時に接続していただくページの待ち受け画面や、マッピングまでの休息時間など、それぞれには「結」をイメージしたデザインが施されています。マッピングの内容や、インタラクティブコンテンツにはそのデザインイメージで使われているキーカラーを使っており、例年よりもデザインを意識した構成となりました。ちなみに今回のこの「結」というロゴやカラーイメージはグラフィックデザインコースの学生に外注して案を制作してもらったものを採用しています。
8月5日(土)宵の明治村のプロジェクションマッピング「宵街映写」がついに始まりました。メディアデザインコースで制作する明治村でのプロジェクションマッピングは恒例になりつつありますが、去年は別のコンテンツの制作をしていたため1年間のブランクがありました。その間、もうプロジェクションマッピングはやらないのですか?という声が結構あり、今回復活の運びとなりました!
今年のプロジェクションマッピングは例年通り札幌電話交換局を使った2面投影なのですが、大きく進展したのは携帯電話との連携ですね!ゼミとしても挑戦でしたが、従来のプロジェクションマッピングに新たな付加価値を付けるためにと、ここ数ヶ月実験を繰り返しながら、携帯電話で参加できるプロジェクションマッピングの上映を実現しました。
会期は8月5日(土)・6日(日)・11日(金)〜20日(日)・26日(土)・27日(日)の14日間となります、是非みなさんお誘い合わせの上ご来場ください!
http://www.meijimura.com/summer2017/
8月3日(金)いよいよ明治村でのプロジェクションマッピング「宵街映写」の搬入となりました!とりあえず機材をまず大学から明治村へ運ぶのですが、夏休みのこの時期って箱形のアルミバントラックってイベント関係などでレンタカーが枯渇するらしく、一足おさえるのが遅かったようで、平台のトラックしか調達できませんでした・・・。
トラックが平台ということで、以前にプロジェクターの台座を組み立てましたが、今回それを解体せずにそのままトラックに積んで作業工数を減らそうという事になりました、結構無茶してるような気もしますが(笑)明治村ではこの日「コスプレサミット」が行なわれていたようで、コスプレイヤー達がたくさん居る中での搬入作業、アニメの世界のような人達に囲まれてて、なんか普通の格好している僕達が変な感じでした。
明治村でのプロジェクションマッピングは約1ヶ月間あります、なのでケーブルなど敷設出来る部分は雨など養生を施したりケーブルモールを敷設したりと大変な作業が続きます、特に問題になるのは毎回ほとんどの機材を出し入れしなければならないという点。つまりPCやミキサーはもちろんプロジェクターも毎回設営し、かつすべてを結線していく必要があります。例えばスピーカーとミキサーは50mもの音声ケーブルで繋がなければならず、かつお客さんの歩く場所はモールで養生されていなくては行けませんから、この日の搬入だけでなく、毎回ごとの設営と解体を出来るだけスムーズに行なうための工夫が必要で、かつそれらを風雨から守る必要もあって実は結構大変なんですよね。
とりあえ設営は終了し、閉館後あたりが暗くなってきてからやっとプロジェクターの合わせや動作チェックです、プロジェクションマッピングは暗くならないと出来ない作業も多いのが結構厄介ですよね、一通り実装を確認し、あとは本番をまつのみとなりました。
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|
« 2月 | ||||||
1 | 2 | 3 | ||||
4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
11 | 12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 |
18 | 19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 |
25 | 26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |