



















11月20日(月)Digital Media Design Exhibition 2017の搬入作業その2です。大学で積み込んだ荷物は午前中に会場の市民ギャラリー矢田に持込みます。そしてゼミ生達も随時会場へ向かい、13時から現場で荷物を搬入。毎年の事で、歴代の先輩から後輩に行程は受け継がれているので、作業の手際は良いですね、1時間かからずに全荷物が各ギャラリーに運び込まれました。
展示は第1展示室から第7展示室まで全部を使うのですが、荷物にはそれぞれどのギャラリー運び込む荷物なのか記載されており、展示計画に基づいて荷物を部屋の中で分配します。これら一連の作業も例年受け継がれていてスムーズに流れて行きます、ただ1年は初めての展示作業という事もあって、どうして良いか分からず右往左往する場面もしばしば、そしてそんな姿を気にする先輩も必ずいて、気がついたら指示をしたりしていました。
特に第1展示室は、まず大きな高所作業代を組み立てる所から始めないと行けないのですが、この組み立てが結構ややこしく、これこそ伝授されて行かないと困ったりしますね(笑)展示作品の中にはグループ制作もあるので作品展数は90点ほどになりますが、1日で全展示室の搬入を終えなければならないので、4年3年は慣れてるとは言え、かなり時間はシビアになります。特に後半になると残り時間が少なくなり作業工数と時間との闘いですね。でも今年はかなり早く終わりました!(と言っても18時すぎでしたけど・・・本来は17時には・・と言われております、ちなみに例年19時過ぎます)
11月20日(月)Digital Media Design Exhibition 2017の搬入作業が行なわれました。Digital Media Design Exhibition 2017(デジタルメディアデザインコース展)はコースの1年から4年までコース在籍の全学生が出品するコース展で、113名の学生が参加する大きな展覧会となります。
朝9時30分に大学に集合し、搬入用のトラックやハイエースに作品や機材を積み込みます。作品展数も多く、機材の量や展示台の量などもかなりの数で、コースごと引っ越しするくらいの物量です。しかし量が多い事は例年変らないため、学生達は事前に作業効率を上げるため各班を作り、展示台や、会計、ビジュアル広報、搬入などに特化したチームを編成しています。
搬入・搬出に関しては物量を把握し、トラックやハイエースに何を乗せるのか?などあらかじめシミュレーションしていて、荷物にも誰の作品に使用される機材か?や、どのアトリエからどの展示室に入るか?などもあらかじめ記載されており、実作業では班が代表となり仕切り、さらに去年一昨年と経験した先輩が後輩に指示を出しながらすすめます。
実はこの「先輩から後輩への指示」が結構大事で、過去を振り返っても、現4年3年が1年の時の動きを思えば、先輩から教わった事を着実にトレースしていて、順番に伝承されているのが分かります。そして、こういう積み重ねがコースの財産となっていくので、コースとしても出来るだけ学年を超えた付き合いが起こるような仕組みをとりいれて行きたいと思っています。
11月17日(金)国立がん研究センターとの共同研究している環境省研究プロジェクトの打ち合わせのため福島へ行ってきました。このプロジェクトは渡邊先生のコミュニケーションデザインゼミが現在研究している項目で「放射線の健康影響に係る研究調査事業」にて、インフォグラフィックスを活用した効果的なリスクコミュニケーション技術の開発を行なっています(会議中の写真が無くて・・・昼ご飯の写真しかありません)
簡単にいうと「放射線による健康影響」という難しい課題、たとえば放射線の基礎知識やそれらが私たちの生活や身体にどのように作用し影響を与えるか?という難しい事を、ちゃんと理解していただくための教材の開発です。震災によって大きくクローズアップされた放射線による問題は、日本人にとってとても関心の高い項目ですが、それらの知識を正確に知り理解している人は実はそんなにいないのでは無いでしょうか?
例えば造形大学のような美術系大学の学生達にとってみれば、放射線とは何か?それによる健康との関係は?と言われてもピンと来ない学生が大半だと思います。しかし放射線の問題が福島原発で起こった以上、それらに関する知識は持っておく必要があるかと思うのですが、内容は複雑で難しい・・・そこでそれをより理解しやすくするにはどのような教材が必要か?を考えるのがこの研究です。
造形大学では、難しい内容をインフォグラフィックス、要するにグラフィカルなイメージと、アニメーションやインタラクティブ性などを組み合わせてより理解しやすくした教材の開発を目指しています。この日は関係する方々が集まり、今まで取り組んできた内容の報告と、それらによる問題点の洗い出しなどが行なわれました。まだまだ開発段階で課題も多く難しい内容だと感じますが、ゼミ生達には今後も教材開発に注力してもらいたいと思います!
11月14日(火)そろそろコース展「デジタルメディアデザイン展」が近づいてきて各アトリエでは制作に追われるゼミ生達がせわしなく制作と研究に打ち込んでいます。インターフェースゼミではこのほど導入した3Dプリンターで早速プロトタイプの制作を続けて来ました。そもそも3Dプリンターの導入を急いだ訳は、スイッチで制作してきた独楽の作品「まわる、うつる、ひろがる」の独楽本体が長年の使用で破損が目立ってきて使用不能となる個体が出始めてきて運用がままならなくなってきたからです。
実はこの作品、来年で9年目を迎えます。展示で荒く扱われるだけにそれなりの強度が必要なのですが、初代は1回の展示で木製の筐体が全滅、電子基板はその後2年で再設計を行い、2世代目を改善しながら去年まで使ってきました。3Dプリンターが安価になってきた頃から設計をやり直そうと考えてはいましたが、他の事も色々忙しく、ついに使えなくなる所まで来てしまったため、早急に3世代目の開発が必要になりました。改良型の3世代目を「デジタルメディアデザイン展」に出展する事も決定しているので、動作させるところまでなんとかしたいと日夜ゼミ生の伊藤くんが開発を続けています。
独楽を回す事が作品を動作させるトリガーなので、電子基板にも結構負担がかかります。なのでプリント基板を専用設計して発注しました。以前までのユニバーサル基盤と違って結線等が少なくなるのでエラーが少なくなります。基盤や電池をおさめる筐体を3Dプリンターで制作、さらに独楽本体も今回は3Dプリンターで製造しています。独楽自体は木製が良いとの意見も多いのですが、とりあえず今回はすべてを3Dプリンターで制作しました。今後は木と3Dプリンターのハイブリッドモデルも開発する予定です。
8月4日(金)名古屋造形大学ではオープンキャンパスが開催されました。今年は早い段階から、各ゼミ代表による会議を行ない、プロトタイプ展やオープンキャンパス、デジタルメディアデザイン展に向けた計画についてを話し合ながら、とりわけオープンキャンパスの計画はかなり本格的に行ないました。
◎広報ツール制作
「昨年度よりコースのゼミ室がA棟1階とD棟2階に分かれたことで、入口から遠いD棟2階にも体験があることを知ってもらいにくくなった」という意見があり、「A棟1階とD棟2階を関連付けてどちらにも足を運んでもらえるようにすること」を念頭に様々な広報ツールを導入しました。
◎スタッフTシャツ制作
経験者が全く居ないところからシルクスクリーンに挑戦しました。美術研究室の職員さんにレクチャーをしてもらい、たくさん失敗して事あるごとにつまづきながらなんとか刷り上げました。この短期間で主担当の学生の腕がメキメキと上達したのは言うまでもありません…!(うまくいかないことが多く、実は6月の段階ではほとんど前面のみの印刷でした…が、7月のオープンキャンパスにはバッチリ両面印刷でき、にゃわんがお腹を突き破って(怖)出てくるTシャツが完成しました!)https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/archives/20764
◎アトリエMAP
名古屋造形大学に来場された方へ、デジタルメディアデザインコースの紹介とエリアの案内を兼ねてMAPを配布させていただきました。淡いキューブでできた地図部分を3DCGゼミ生が、全体のデザインをコミュニケーションデザインゼミ生が担当。それぞれの得意を活かして制作しました!
◎バナー
D棟2階とA棟1階の廊下に吊り下げバナー、階段手すりに側面バナーを設置しました!このバナーは特にコースのイメージを統一し導線を作るための役割を担っているため、担当学生と先生とで様々試行錯誤していました。大学の情報センターで布印刷ができるようになったということで廊下のバナーを布にしてみましたが、目も細かくてしっかりしているのでぱっと見ではわかりませんね(˘ω˘;)
◎反省会
オープンキャンパスが終了するごとにゼミ代表や主動の学生で反省会を行ない、次回のオープンキャンパスに向け改善を行繰り返しました。6月に「AO入試や一人暮らしなど学生の体験を聞きたいという高校生が多い」「アトリエに入りづらそう」「体験の予約を行えるようにしたい」という意見が出たため、7月はコースの学生に学生生活や入試経験などのアンケートを取り相談コーナーのタブレットで参照できるシステムを作成、アトリエ入口にゼミや体験の簡単な説明看板を設置、体験の予約システムの導入を行ないました。
さらに7月に「D棟2階に視線を向けてもらえるようにしたい」「制作途中の作品の説明が必要」「学生から外部に向かって発信しては」という意見が出たため、8月はD棟メイン階段ステップ部分に階段広告を設置、個別の作品にキャプションを配置、Twitter学生アカウントをゼミ代表で共有、さらにカフェコーナー壁面に雰囲気作りのため潜水艦の窓を投影したり、映像ゼミの体験をより実験的なものに改良したり…興味を持ってもらえる、楽しんでもらえると思ったことは時間の許す限り取り入れました。
1ヶ月毎に開催となるこのイベントは、大学やコースとして外部の方に深く知っていただく機会であると同時に、学生にとっても、実際に問題をクリアするためのアイデアを練り、実現可能か検討し、決められたリミットと責任の中で仲間と協力して制作し、来場者の方と直に接する、そして反省を元に改善を繰り返すといった、授業で課題をこなすだけでは味わえない経験ができる良い機会だと感じます。
メディアデザインコースでは毎年学生と共にオープンキャンパスを運営しています。その年ごとに学生のこだわりや得意分野が異なりオープンキャンパスの雰囲気も様々ですが、「自分たちで考え、作り、動かす」という貴重な経験ができるのもこのコースならでは。「プロデュースする」に興味のある高校生のみなさん、メディアデザインコースいかがですか?(アベより)
6月9日(金)4年ぶりのTシャツ制作です!!オープンキャンパスにむけてコース専用のTシャツをシルクスクリーンで作りました!今年度は入試広報から各コースにイメージカラーが設定されていて、オープンキャンパスではそのコースカラーに準じたスタッフTシャツが支給されます。基本は入試広報のデザインのものになりますが、コースで独自デザインしたい場合はコースで制作して良い!という事だったので、それならばと、学生達がデザインした図柄をシルクスクリーンで制作してみました。
コースには7人のコースキャラクター存在するのですが、それとは別になぜか”白猫”が題材に使われる事が多いデジタルメディアデザインコース(白猫の理由はあるのだけど、説明が面倒くさいので割愛します・・)今年のオープンキャンパス用のTシャツにももれなく白猫が使われました(笑)
デジタルメディアデザインコースのカラーはピンク(C0,M78,Y10,K0)なので、Tシャツもピンク。版を作って塗料を混ぜてスキージーで印刷。これが結構難しいんです、かすれたり、薄かったり・・・それでも何でも経験が大事!慣れない手つきで皆夜遅くまで残って制作してました。
5月25日(木)岩田先生担当の3DCGゼミのプレゼンテーションがPrologue展にて行なわれました。3DCGゼミでは3DCGを使ったコンテンツ制作が中心となりますが、最近ではゲームをはじめアニメーションなどでも3DCGが多様されるようになり、映像関連やインタラクティブ関連には描かせない要素となっています。
今年の3DCGゼミではシーケンシャルなもの、つまり3DCGアニメーションの提案や、3DCGで制作するキャラクターデザインなどが提案されていました。おおよそオーソドックスな提案に留まっている感じもしますが、3DCGは技術的なハードルも高く、最近は多様な利用方法なども注目されている事もあるので、まずはそれらに対応するためベーシックな部分をしっかりおさえておく必要がありますよね。なので基本をおさえるために要する時間も大事なので、実は作業量の多いゼミでもあるかと思います。またPCスペックにもかなり依存するジャンルでもあるので、ネットワークレンダリングなど効率をあげる部分も技術的に習得する必要があり、実は結構いろいろと知識が必要なのです。
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