予期せぬ不都合が発生するのがメディア系作品の搬入の醍醐味!ってくらい当たり前に今回も色々な不都合が起こってスタート以前に色々気持ちやられ気味の、たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「美系優秀【ビケイユウシュウ】2009展」の搬入を行いました、昨日の夕方と今日でほとんど終了、明日の予備も含めてかなり時間に余裕ある搬入スケジュールだったので、かなり落ち着いて作業を進める事が出来ました。
初日は夕方から大物の搬入、今回の展示で一番大きいのは床に設置するスクリーン。大きすぎて車に乗らないので、パネル部品をあらかじめ切って持ち込み、現場で組み立て、インパクトドライバーでネジ止めして行くんですが、これメンバー皆下手で・・・相変わらず技術向上が遅いメンバーなので、特訓を兼ねて全員順番にネジ止めをやってもらいました(笑)ま、スイッチの初動はまず経験ってコンセプトなんで、こうやって経験値を積んでいずれ自立して制作できるようになってもらえたらと思います(でも実は結成して1年になろうとしています、そろそろ色々と覚えて自主的に制作できるようになって欲しい頃です・・・)
スイッチ搬入1日目、インパクトドライバーを使いこなせないので、全員順番にやってもらいました
スイッチ搬入1日目、インパクトドライバーを使いこなせないので、全員順番にやってもらいました
前回はスクリーンを塗装で行いましたが、今回は現場組み立てってこともあって壁紙を使いました、展示台制作などでも実はこの壁紙は優れもので、塗装より遥かに効率よくきれいに仕上げる事が出来ます。塗装もそれなりに手間ひまかければ奇麗に出来ますが、短時間で奇麗にできる魅力には叶いません。反面コストは相当かかりますが・・・
スイッチ搬入1日目、塗装よりコストかかるけど断然手間が少なくきれい
2日目は機材を持ち込み、プロジェクターやカメラを天吊り設置、配線の養生を行って、システムの起動を行いました、プログラムや独楽はおおよそ問題なく動作、基本動作はとりあえずクリア。
スイッチ搬入2日目、天吊りプロジェクター設置のための高所作業
しかし、メディア系の展示にトラブルはつきものでして・・・やっぱりかっていう感じで色々と今回も起こりましたよ。まず会場の光、展示場所はそとからの採光が入る場所で、天気や時間によってスクリーンの明るさが大きく変化してしまいます。前回も光が変化する場所で行ったのである程度予想してたんですが、聞いていた以上に今回の会場は光が入って、カメラが独楽のLEDを認識できなくなります、時間によって随時変わるので常に調整が必要なんですけどカメラは5m頭上・・・そうそう簡単に調整出来ず、明日の予備日に適正値チェックする事になりました。
スイッチ搬入2日目、青色の独楽は電池ケースの不良で電源が遠心力で一瞬抜けて再起動するエラー
もう一つのトラブルは、電子部品の部品を幾つか変更した事で生じる色々・・ICチップを入れる足の部品を変えたら、衝撃に耐えれずICが独楽の回転中に外れるとか、電池ケースに個体差があって青色だけ遠心力で電池が一瞬抜けて再起動してしまうとか・・・どうにか動くけれど、分かっているトラブルを解消するには、衝撃に耐えれる部品を検証して入れ替える必要が・・しかも中心的な部品もあるので、ぶっちゃけ最初から作り直し(涙)週末までには入れ替えたいと思ってます。
と、いうことで、色々ありましたが、たぶん動作はしてると思うので、時間ある方は是非どうぞ、会期は12月3日から20日までです。
展覧会に出展します。たかひこん@デジタルメディアデザインコース
かすがい市民文化財団が主催する「美系優秀【ビケイユウシュウ】2009展」にデジタルメディアデザインコースの学生と教員職員からなるユニット「スイッチ」がインタラクティブメディア作品「まわる、うつる、ひろがる」を出展します。
美系優秀展は、美術系大学優秀学生の略だそうです。
愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学から選抜された優秀学生を紹介する事を主とした展覧会で、総勢15組19人の参加となります・・・あれ?19人・・・スイッチのメンバーは7人じゃない?数合わないやん・・・スイッチは教員と元職員もメンバーなんですが、展覧会の主旨は優秀学生の紹介という事で、わたくしたかひこんは泣く泣く縁の下の力持ち状態なんですなぁ。
今回で3回目を向かえる展覧会だそうですが、メディアアート系の作品が出展されるのは今回が初めてだそうで、フライヤーの裏にその事がしっかりと記載されていました、これかなりのプレッシャーですねぇ。でも、他の学生さんの作品とはまったく違うジャンルの作品なので、それなりに楽しんでいただける気がします、とくにインタラクティブ系のメディアアートは触る事ができる参加型。「まわる、うつる、ひろがる」は電子デバイスを内蔵した独楽を回す事で映像が広がる作品です、是非独楽を回しに来てください(前回の様子)
まわる、うつる、ひろがるno images were found
今回出展を決めたおおきな理由は3つ
名古屋造形大学からデジタルメディア系のメディア作品が出展され、このような表現を造る事が出来るという事をアピールしたい。
スイッチはわたくしたかひこんが立ち上げたユニットで、学生を巻き込んで制作や研究を行い、出展などの経験を学生達に積んでもらいたい。
作品の根幹のシステムやデバイス、プログラムのおおよそは教員と職員の手が入っていますが、なにより作品制作の難しさやこだわり、展示する事の大変さ、観に来てくれるお客さんへ作品を伝える喜び等を経験して欲しい。
というのがあります、学生だけで制作された作品ではないので、少しばかり他の学生作家さんとはアドバンテージがありますが、展示の運用は学生達に任せて進める予定です。また12月5に予定されているギャラリーツアーなどで彼等を捕まえて作品について色々と質問などしてもらっても良いかと思います。
皆様のお越しをスイッチ一同お待ちしております。
[後援]春日井市/春日井市教育委員会
[助成](財)せとしん地域振興協力基金
[協力]美系優秀2009実行委員会
[会場] 文化フォーラム春日井・ギャラリー
[開催日時 ] 12月3日(木)~20日(日) 10:00~17:00 月曜休館
[入場料] 無料
今日も寒かった・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
昨日に引き続き今日も展示台用のパネル切断作業を行いました、全部で30枚近くあったパネルものこすところ10枚ほど。夕方の4時から作業を開始、夕焼けに染まる校舎の風景はすっかり冬ですねぇ〜、パネルの切断機がある場所はほとんど外と変わらない寒さで、なによりそれが辛かったです。
パネル切断2日目、夕焼けの校舎、もう外は寒いです・・。 残りのパネルを切断しますおおよそ2時間で全ての工程を終了、昨日の切断で設計ミスが少しあったので、それを修正しつつ、特殊な加工が必要な物も職員の榊原さんの協力もあってスムーズでした。特にコンピュータなどのモニタ部分だけをくりぬく作業は、テーブルソーを使う方法で、技のいる作業、高速で回転してる歯に真上から垂直に板をおろすのは、はっきり言って素人には怖くて出来ません(汗)作品制作で木工作業の経験がこれでも結構あるわたくしたかひこんも、さすがにあれはやりたくないでっす(笑)
コンピュータのモニタ部分だけをくりぬく作業 コンピュータのモニタ部分だけをくりぬく作業、プロの技ですとりあえずパネルの切断作業は無事に全て終了しました、あとは切断が間違えていない事を祈りつつ、今週末から組み立て作業へと移行です、のこすところ2週間ちょっと、そろそろ焦りだしてきました。
今日は寒かった・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
3年生の進級制作展に向けた展示台の制作を今日からスタートさせました、まずは木パネルを展示台に合わせて切断します。
木工室は他のコースの授業や作業も入っているので、午前の10時〜12時と、午後の4時〜6時までと限られた時間で作業しなければなりません、なにより制作する台数も多いので切断するスケジュールや設計を事前にちゃんとやってないと切れるものじゃないので、時間も含めると事前の準備は必須です。
パネル切断作業の説明を聞く、その1 パネル切断作業の説明を聞く、その4朝は木工室の工房職員、榊原さんからパネルソーのレクチャーを一通り受け、あとは学生達で作業を進めます。講義授業などの関係から午前と午後でメンバーが幾人か入れ替わってたので引き継ぎが若干心配でしたが、問題なく進みました。
切断ボタンを押す!ギュイーンと切れる! パネルをセット、1800×900の大きさから切り出す約30枚をどう切断するのが良いのか設計しスケジュールを組んで、それを指示する人、切断機を操作する人、パネルを運ぶ人と、と、ここでもグループワー クが作業の効率をアップします。3年生は授業でもグループワークなど行って来ているので、メンバーの配置や作業の運営が手際良いですね、よくよく考えると こういうのってデザインですよね、効率化をデザインしているという訳です。
切断状況を打ち合わせ 切断の為の設計図、大量なだけに結構複雑切断する大きさをセットするのが結構シビアなんですよね、ここで間違えると組み上がらないので、設計通りの寸法にセットしていきます。ミリ単位でのズレは結構致命的だったりするので、誤差は最低でも0.5mm以下にしたいものです。
細かい話mm単位以下でもズレルと後が面倒なのでシビア 夕方から幾人かメンバーを変えて再スタートとりあえず、今日は3分の2が終了。明日の午後に残りを切断すれば、部品の切り出しが終わります、切断が終われば次は組み立て、数が多いのでこれからの作業量がかなり多くなると思いますが、のこり約2週間で完成させなければならないので大変そうです・・・。
(2009_11_17_進級制作展用展示台制作、パネル切断作業・ギャラリー)
ちょっと前の話ですけど・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
わたくしたかひこんが招集して集まったメンバーで去年から進めているプロジェクト「スイッチ」で初めて作った作品「まわる、うつる、ひろがる」が、愛知県児童総合センターとメディアセレクトが主催する企画展「エキゾチックーひかりのまち」でこの2月に展示されましたが、その展示を含む3年間の活動を記録した記録誌「エキゾチック’07、08、09」に掲載されました。
エキゾチック展 三カ年分の冊子 エキゾチック展 三カ年分の冊子・スイッチが掲載されました。東海圏ではまだまだ少ないと感じるメディア系の作品展ですが、3年間続けてこられたエキゾチック展はそんなメディア系の作品群を展示する数少ない企画だと思います。4回目があるのかどうか分かりませんが、是非今後も続けていただきたいと思っています。
それで、スイッチは現在も活動を続けています、次回は12月に春日井市にて「まわる、うつる、ひろがる」を展示予定です、詳しい日程はまた後日お知らせします。展示まで時間が迫っていて実は制作がドタバタなんていう事はナイショですが・・・またそんな制作風景も随時ご紹介していきたいと思います。
工作の時間が迫ってる・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月に行われる進級制作展に向けて、3年生の部屋に大量のコンパネ(ベニヤ板)が搬入されていました、たぶん歴代で一番多いんではないかい??全部で30枚以上・・・。
毎年の事なんで、恒例になりつつありますが、デジタルメディアデザインコースでは作品展などで、作品を乗せる台、いわゆる展示台も展示作品の一部!という考え方がありまして、それも含めてプレゼンテーションする事を考えましょう、という方針を取ってます。
3年生進級展用のコンパネ 3年生進級展用のコンパネですので、どうしてもそれに合った展示台を制作する事になるのです。歴代の卒業制作展をみてもらえると分かると思うのですが、だいたいは白い四角い台を基本として作ります、作品制作と合わせて展示台を作る作業やコストがかかりますが、少しこの苦労をするだけで作品の見栄えが大きく変わるので、重要なのです。
それにしても大量っすね、これを指導しながら作ると思うと、ちょっと憂鬱なんですけど・・・3年生のみなさん、来週からがんばりましょか。
インターンシップって良い経験ができます。
たかひこん@デジタルメメディアデザインコース
今日はセイコーエプソン株式会社(SEIKO EPSON CORPORATION)のインターンシップに関わる企業説明会が行われました。EPSONと言えばプリンターやスキャナといったコンピュータ周辺機器で有名ですよね、CMなどではカラリオシリーズなどがオンエアされているので知ってる人も多いと思います、最近は年賀状シーズンに向けて新しい機種のCMなんかも始まっていて、企業ならではの戦略的な運営がよく分かります。
インターンシップ企業説明界 セイコーエプソン株式会社 インターンシップ企業説明界 セイコーエプソン株式会社今回は来年早々に予定されているインターンシップの説明に来ていただきました、担当は加藤英樹さん。主にプロダクトデザインを担当されているみたいですが、昨今のプリンター等の周辺機器やデジタルカメラ等のユーザのライフスタイルに関わる機器には必ずと言っていいほど液晶モニタが付いていて、ハードウエアのインタフェースと画面のグラフィカルユーザインタフェース(GUI)の両立が欠かせなくなってきました。という事で、基本はプロダクトデザインという切り口だったのですが、デジタルメディアデザインコースの3年生も多く参加、会社のセクションでもプロダクトとインタフェースは共に開発する事も多いみたいで、今回のインターンシップに望む人材としてはプロダクト、インタフェース、グラフィック、と少し幅があるようでした。デジタルメディアデザインコースからも何名か参加できたらなぁと思います。
社名がセイコーエプソンとあるように、時計のセイコーホールディングス株式会社とグループ関係にあって、精密機器等の部門では時計も生産していて、そちらのデザインセクションも東京にあるようです、今日は会場にセイコーブランドの高級腕時計をサンプルとして持って来てくれました。が、どれも80万くらいって、ちょっ、たかっ!・・・・ここぞとばかり着けてみる、二人とも一瞬だけ高級になった(笑)
インターンシップ企業説明界 セイコーエプソン株式会社 インターンシップ企業説明界 セイコーエプソン株式会社こんなん買える人おるんやなぁ・・・・
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