12月1日/2日・日本科学未来館 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月1日〜2日の2日間、日本科学未来館にて行われた「Maker Faire Tokyo 2012」にスイッチの作品「 target=”_blank”>まわる、うつる、ひろがる」を出展しました。「まわる、うつる、ひろがる」は2年前に大垣市で開催されたMake:Ogaki Meetingに出展した事があるのですが、今回の作品はプログラムと筐体を一新した新しいバージョンのものを持ち込みました。
2日間という短い期間の展覧会でしたが、予想以上のお客さんの数にちょっと驚きました、東海圏で何度か展示をさせてもらってきましたが、1日でこれほど多くの人に目にしていただいたのはおそらく初めてかと思います、デジタルメディアデザインコースを同時に紹介しようと持ち込んだ150枚のコースDMもなんと初日の半日で全て無くなってしまいました。
お客さんの層もMake特有のギーク系やオタク系はもちろんですが(笑)お子さん連れの親子に海外の方、そしてたまにメイドさんなど、老若男女問わず多数の方が作品を楽しんでくれました。質問も結構多くてスイッチメンバーが次々こられるお客さんに順番に説明しているのが印象的でした。特に今回Kinectセンサーをカメラセンシング用のビデオカメラの代わりに使ったものだから、まず最初にKinectで何を取得しているのですか?という質問が多かったですね、実は赤外線を全く使わず単にRGBカメラとして使っていただけなのであまりKinectの意味は無かったのですが(笑)やはり気になる方が多いみたいでした。
今回の出展はスケジュール的にタイトでかなり辛かったのですが、多くの方に作品に触れていただけた事がなによりでした、ご来場くださったみなさまありがとうございました。
12月1日早朝・一路東京へ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学での講評会から帰るやいなやアトリエD306にアルミフレームで組んであった「まわる、うつる、ひろがる」を分解しレンタカーに積み込み「Maker Faire Tokyo 2012」へ搬入のため一路東京へと向いました。
今回の搬入はスイッチメンバーに加え車の席が余っていたのでMakeを観たいと言っていたタカハシくんにも手伝ってもらいました。前日から搬入準備を行いアトリエで仮眠して午前4時に名古屋造形大学を出発、途中新しくできた新東名高速道路を経由、残念ながら富士山は雲の中でしたが駿河湾を臨む朝焼け(沼津)を皆で写真に収めて足柄で朝食、渋谷で渋滞にハマって予定より1時間遅れで会場の日本科学未来館に到着したのは午前10時前でした。
初日は12時から開場という事で約2時間で設置、Maker Faireではテーブルに置いて展示するタイプの出展が多いのですが、僕たちはアルミフレームで櫓を立ち上げなければならない分、作業時間が必要・・・という事で5人で作業にあたったにもかかわらず完成したのがギリギリの11時58分!危ない危ない・・・今回はちょっとスケジュール的にも距離的にもかなり無理な段取りだったので、正直失敗もあるだろうなと思っていましたが、とりあえず何とかこなす事ができ無事(ギリギリだったけど)作品を搬入する事ができました。
11月30日午前・金沢で講評会 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学でArduinoとセンサーを使ったインタラクティブコンテンツ制作のスポット授業の講評会を行いました、5日間という短い時間の授業だったのでArduinoを実際に使った作品を制作するのはちょっと難しいと思ったので、今回はこれらのデバイスを応用する事で制作できるインタラクティブコンテンツの現状を踏まえて、皆にインタラクティブをキーワードに作品や広告の企画を考えてきてもらいました。
前半が実物投影機によるプレゼン組で後半がPCによるプレゼン組という段取りで講評会は進みました、1人3分を予定してたのですがみなさん結構完結に企画を説明するので実際は2分ほどで進む感じでした、起承転結がはっきりしていてテキパキ端的な感じが印象的。前半の実物投影機でのプレゼン組はアナログ的な手法で攻めてました、割り箸にキャラクターを貼付け実演したりと印象的に気持ちを捕まえてくる感じがなかなか面白かったです。
全体的にスライドは絵を中心に文章は少なめで口頭で説明をするという流れでした、印象的な絵を持ってくるなどプレゼンの構成もそれなりに皆考えていてさすが3年生という感じ。ざっくりと分けると、普段の生活と密接に関連する項目に着目しつつ、インタラクティブコンテンツがそれをどう効果的に変えて行く事が出来るかという所に焦点が当たってる企画と、ゲームやアート的な感じのエンターテイメント的要素が強い企画に別れていた感じですね。
どこがとどう違うのか?と言われるとなかなか表現しにくいのですがデジタルメディアデザインコースの学生とはまた違った印象を受けるシーンがしばしばあって個人的にとても有意義な時間を過ごせました。今回の授業に参加してくれた視覚デザイン3年生のみなさんありがとうございました!また機会がありましたら名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースにも遊びにきてください!
11月29日・ナディアパーク 4年ぐっさん@デジタルメディアデザインコース
ナディアパーク・デザインセンタービル4階にて11月28日から12月3日まで開催されていた「学生の仕事展」にインフォアニメディアチームが「インフォメディカルウェア」を出展しました。ご来場くださった皆様ありがとうございました。
この展覧会には17もの大学と専門学校が参加しており、会場には学生と企業や行政などと提携して実現したプロジェクトの作品が並んでいました、それぞれの学校の特色がでていてとても楽しい展示でした。
11月28日/29日・アトリエD306 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢から帰ってきて間もなくMaker Faire Tokyo 2012に向けて購入してあったアルミフレームの組み立てをアトリエで行いました、事前に設計しておいた寸法でオーダーしてあったユキ技研のアルミフレーム(レコフレーム)、設計が問題なければ組み立てるだけでOKなはずなのです・・・と言う事で迫り来る展覧会会期に恐怖を感じながらとりあえず組み上げてみました(笑)
結果はプロジェクターやPCの設置も問題無く組み込んだ櫓が立ち上がりました!が、しかし!・・・カメラセンシング用のビデオカメラの高さが低く画角がテーブル全面を捉えないというエラー・・・・・さすがに時間が無くて諦めるしか無いかと思いましたが、たまたまそばにあったKinectを付けてみると画角がちょうどだったので、急遽ビデオカメラをKinectに変えてプログラム担当のカニくんに変更してもらいました。
いやはやこういう制作は何かとトラブルが付き物ですね、とりあえずトラブルも解決し予定通り2日間でフレームの立ち上げと動作までをこなす事が出来ました、めでたしめでたし。
11月27日午後・金沢散策 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢にせっかく来たのだからっ!って事で、とりあえず海鮮丼を攻めて21世紀美術館へ行って来ました。21世紀美術館といえばまずは レアンドロ・エルリッヒの「スイミング・プール」ですね、毎回ここに来ると水上と水面下で微妙なコミュニケーションが産まれますね。
企画展では「ス・ドホ|パーフェクト・ホーム」と「ソンエリュミエール、そして叡智」が行われていました、ス・ドホはとにかく模型作るのが好きなのかな!っていう印象(スミマセン稚拙で・・)「空間をスーツケースに納めて運ぶ」は薄い布で構成された大型の作品ですがとても繊細でそのギャップが印象的でした、作品によっては内部に入る事も出来るのですが、繊細なだけにちょっと緊張します。
「ソンエリュミエール、そして叡智」は複数の作家が参加する展示でした、イロイロな作品があってバラエティに富んでいるイメージ、個人的によかった作品はラファエル・ロサノ=ヘメルの「パルス・ルーム」。金沢に行かれる事があれば是非お立ちよりください。
11月26日午後・金沢で講義 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学でのスポット授業1日目の夕方に「インタラクティブコンテンツってなにができるの?」という題目でインタラクティブコンテンツの簡単な紹介と、デジタルメディアデザインコースで制作してきたスイッチの作品紹介や制作過程などを紹介する講義授業をさせていただきました。主催の視覚デザイン以外のコースからもたくさん参加してくれていたのが印象的でした。
1990年代ころから日本でも盛んになったメディアアートのざっくりした流れから、センサーやデジタイザ、コンピュータを用いたインタラクティブコンテンツ制作のここ15年ほどの変化を紹介しました。また4年前から活動しているスイッチの作品から、制作過程における様々なノウハウを盛り込んで紹介し、インタラクションを起こすための人と作品の関係を繋げるインターフェース設計(デバイスやセンサーの設計など)や、実際の展示から分かる多くの人の反応や様々な問題点改善点をお話させていただきました。
講義の最後にゼミ生のヨシオカくんから「プロジェクションマッピング ワークショップ」で制作したプロジェクションマッピングとインタラクションを融合した実験的な作品を実際に動作させた状態で紹介してもらいました。
この講義を通して、これからプロトタイピングやインターフェース設計、あるいはインタラクティブに変化するコンテンツや広告など自身の研究や表現に取り入れたいと考えている金沢美術工芸大学の学生達に良いきっかけとなればと思います。
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