11月28日(月)今週末3日(土)に開催予定の「冬の1日体験入学」のメインは各コースが準備しているワークショップなんですが、ワークショップ終了後の交流会にてインタラクティブな作品を体験してもらおうという入試広報の趣旨で、学内ギャラリーに「スイッチ」の作品を展示する事になり、その搬入を開始しました。
今回はプロジェクト「スイッチ」が制作してきた独楽の作品「まわる、うつる、ひろがる」と、5月に参加した「かりやkidsフェスティバル2016」で初めて展示した「わ」のテストバージョンを動かす予定です!
10月20日(木) 新たなプロジェクトが渡邊先生のゼミでスタートしています。その名も「インフォアニメディア2」。
前回までは科研費の課題「インフォアニメディアの創出」としてインフォームドコンセント用アプリケーション「インフォメディアカルウエア」の開発が行なわれていたプロジェクトで、今年度から新たに「インフォアニメディア2」として国立がん研究センター東病院の藤井先生とともに別課題に取り組む事になりました。
この日はその打ち合わせが担当学生達とともにゼミ室で行なわれました。制作や開発はこれからになりますが、外部との関わりの中でコンテンツ開発を行なう”プロジェクト”をコースでは積極的にとりいれ、授業内で完結する授業課題では経験出来ない社会への発信や、社会からの目にさらされ現実と向き合ったコンテンツの開発を積極的に行なうゼミ運営を行なっています。
10月20日(木)勉強会はじめました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
秋深まる今日この頃、次第に寒くなってきましたね、デジタルメディアデザインコースではそろそろデジタルメディアデザインコース展にむけて各自の制作が慌ただしくなってきていて、授業終了後も制作に励む学生達の姿を良くみます。
そんななかA109アトリエではプロジェクト「スイッチ」の勉強会をはじめました。そろそろ新メンバーを入れて行きたいという事もあって、1年2年からプロジェクトに参加したい学生を募りました。現在1年2年から10名ほどが勉強会に参加、毎日授業終了後から8時過ぎのバス時間までを使って現スイッチメンバーの3年生によるレクチャーを受けています。まだ全員がプロジェクトに参加していくかは未定ですが、既に来年の夏までにやるべき作品制作や展示が決まってきているので、できれば早々にでも制作と開発に移行して行けたらなと思います。
授業時間だけで制作や研究は出来ません、むしろ授業時間外にどれだけ活動できるか?が大事ですね。限られた学生という特別な時間を目一杯使ってやりたい事を実現していく事がとても大切なのだと思います!
9月27日(火)夏休み前に大学の建物を3Dレーザースキャンしてもらったのですが、その続きをこの日に行いました。特にまだどう応用するかという事は決まっていないのですが、前回のスキャンでは取れなかった部分を追加で取り込んで、おおよそ建物全体をデータにする事にしました。
今回もチャコール東海さんのご協力のもと30カ所あまりのスキャニングを行いました、スキャニングのやり方次第でいろいろとデータの善し悪しもあるようで、エレベーターホールや階段、廊下といった内部も含めてこの機会にいろいろとテストも兼ねた作業を行い、一通りA棟全体を取る事ができました。
スキャニングしたデータを合成したアニメーションが出来て来ているので、芸術祭のコース展示に便乗して閲覧できるようにする予定です、気になる方はコース展で是非ご確認ください。
9月25日(日)汗かくメディア「あまもり」の展示、2週間の展示期間を無事終える事ができました、総体験者数は4184名!たくさんの方に体験していただく事ができました!ご来場くださったみなさんありがとうございました!
土日・祝は特に来場される方が多く、順番待ちで限られた時間の体験となってしまいましたが、何度も列に並んでくれる子供達もいて作品としては成功だったのではないかと思います。展示期間中は台風や豪雨の襲来などでリアル雨漏りというハプニングもありましたが、それはそれでリアルとバーチャルを同時に体験出来る貴重な機会だったのかなと思います(笑)
今回の作品はとりあえず初代のバージョン1.0として一旦完成しましたが、次回の展示は12月開催予定のデジタルメディアデザイン展(コース展)に出展予定で、デバイスの軽量化やセンサリング精度の改良など幾つかのバージョンアップを考えています。
9月10日(土)から始まった「汗かくメディア特別展 2016年受賞作品公開展示+α」の1週間の様子です、この週末は3連休という事もあって多くの子供達が会場を訪れてくれました。そもそも愛知県児童総合センターの週末や休日は子供達であふれていて、この場所の人気が伺えます!なのでそのついでに作品も体験してくれるということで、休日となると「あまもり」の体験人数は500人にもなります、たくさん体験してくれている事に感謝です。
ただ、作品で使っているバケツなどは4個しかなくて、1人1個じゃなくグループに1個で約5分のセッションごとの交代制で体験していただいています。それでも行列となっていて多い時は15〜20分ほど待ち、じっくり体験してもらいたいのですがなかなかそういう訳にも行かないですよね(ちなみに平日は比較的空いているので、ゆっくり体験してもらう事ができます)
展示は9月25日(日)までとなっております、この週末も是非愛知県児童総合センターへお出かけください!
デジタルメディアデザインコースのプロジェクトグループ「スイッチ」が企画した新作「あまもり」が、愛知県児童総合センターが企画する「アートと遊びと子どもをつなぐメディアプログラム2016[汗かくメディア]」の公募にて「汗かくメディア賞」に選ばれ、「汗かくメディア特別展 2016年受賞作品公開展示+α」にて作品を公開展示しています。
(会期)
2016年 9月10日(土)〜25日(日)10 :00〜16:00(11:30~12:30はクローズ)
(会場)
愛知県児童総合センター
愛知県長久手市茨ヶ廻間乙1533-1 愛・地球博記念公園内
新作「あまもり」は、音で再現される”あまもり”の雫が落ちる音をたよりに、バケツやタライなどで”あまもり”の場所を探します。雨音や雷の音、蛙の鳴き声の中から耳を澄まして雫の落ちる音を探してみてください、もしその”あまもり”をバケツやタライで受け取る事ができたら”あまもり”の”音”がします。
この作品は「スイッチ」にとって初の映像を使わない作品となりました、たよりになるのは音。目には見えない雫の落ちる音をたよりに雨漏りの場所を探すのは実はちょっと難しいのです。もちろん空間を自由に移動する不特定多数の人の耳にむけて音(音像)を再現するというのは技術的に困難な部分もあり、そういう意味での難しさもありますが、それを差し引いても、いわば視覚を頼らない方法で目標を見つけていくという作業は、少し普段と違う困難さが伴います。ですが作品に参加する人達はそれでもなお、なんとか雫の場所を見つけようと少ない情報からその場所を探そうとするでしょう、普段あたりまえに準備されている事が無かったとしても、私たちは”知りたい”という欲求と希望についつい夢中になってしまいます。作品はそんな普段はあまり意識しない些細な”研ぎすまし”や”探す力”を少し引き出し、”少し違った見方”、”少し違った考え方”、をしてみると”新しい発見がある”という事を知ってもらえたらと制作しました。そして雫の場所を発見したとき”あまもり”の”音”がするとなぜかみんな少し驚いた笑顔を見せます、是非体験してみてください。
制作(スイッチ)田島里紗・羽明桜子・東真由・安江佳菜・外山貴彦
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