終了! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
第17回名古屋造形大学卒展、無事終了いたしました。最終日は日曜日という事もあって、たくさんのお客さんでにぎわっていました、また、卒業生達もたくさん来てくれていました。
会場風景no images were found
ご来場くださった皆様ありがとうございました。良いとこも悪いとこも、いろいろと参考になるご意見もたくさんいただきました、反省すべき点も多々ありましたが、無事終了できた事に感謝するとともに、彼等の卒業と今後の活躍に期待したいと思います。
搬出作業no images were found
やっぱり最後までやってた・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
卒展の搬入作業が行われました、前に行われていた日展の搬出の関係で毎年午後1時からスタート。まずは1階にある保管庫に前日搬入された作品郡を搬入用大型エレベーターで8階のギャラリーまで運び込みます。このタイミングでさらに学校から来たトラックが同時に絵画や立体作品を搬入するので、もう搬入口はスゴイ事になります。
それでも今年は8階ギャラリーまで作品を運び込む作業が比較的スムースに進んだ印象でした。でも本番はここから、各コース決められた部屋に作品を持ち込んで設置に取りかかります。デジタルメディアデザインコースは電源を使う作品が多いので、同時に電源をどう取り回すかを確認しながら、各自の作品を位置決めしていきます。それと同時に今回業者さんが入らなかったぶん自前で作って来たギャラリー中央の三角形の壁を建てる作業を行いました。
事前に少しシミュレーションしていた事もあってか、ほとんど問題も出ず、以外と簡単に建てる事が出来ました、しかも素人にしてはかなり奇麗に上がったと思います(自画自賛)ちなみに、この三角形を形成するにあたって中に1人入ったまま作業しなければならず、なんでかわたくしたかひこんがその役目(涙)中に脚立ごと閉じ込められ、最後は脚立を使って脱出という段取り、なんで僕はこんな役目ばかりなんでしょか?
そうそう、今年もまたまた新兵器を導入しましたよ(って去年も同じような機器を新兵器と言ってた)これが去年のものとは比べ物にならない性能です。本来は土木や建築の現場で水平などを出すためのレーザー墨出し器なんですが、自動で水辺に補正してくれるという優れもの、また光量もかなり明るく水平垂直が出せるので、パネルなどの展示にかなり威力を発揮します、これは良い買い物をしました。
その後、順調・・という訳でもなく、相も変わらずデジタルメディアデザインコースの展示作業は時間がかかってしまいました。若干学生達は時間配分の感覚が経験不足気味で甘く進んでしまって例年通りまた8時に完成せず・・・結局9時過ぎまでかかってしまったのはご愛嬌。
ま、作品の性質というかコースの性質というか、設置する物が複雑だったり、電源関係やPCなどの機器調整など工数が多いので仕方ない部分もあるので・・という言い訳をしときましょう。
最後に記念撮影そして、やはりまたデジタルの恩恵というかなんというか、搬入作業の写真は実に377枚と膨大になってしまいました、今回はそこから82枚に絞り込んでギャラリーにアップしました。厳選しても82枚もあるのかよっ!って、はい、そこ、思わない!
作業の雰囲気、それに学生達の表情など、本人達はもとよりご父兄方にもご子息のがんばりを観て欲しいし、受験を考えている高校生達にもコースや搬入作業の雰囲気が伝わればと思います。
チョコの日。たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は卒展(卒業制作展の事を、名古屋造形大学では公式に「卒展」と言ってます)の前日搬入でした。全コースの作品数を合わせると膨大な量になるので、あらかじめ美術館の保管庫に半数を前日に搬入しておきます。体育館に集められた梱包された作品群をトラックに積み込む作業が午前中に行われました。
今年のデジタルメディアデザインコースの作品は、前回から何度かブログにも書いてますように壁など大きな物がたくさんありまして、序盤にほとんどを積んでもらったのですが、かなり面積を取ってました・・・また、大物が多くて視覚伝達デザインコースの学生さん達にも一部手伝ってもらいました、ありがとうございました。
最初にトラックに積み込む順序などを考えてから作業になるんですが、視覚伝達デザインコースの先生と相談してたら「あれと、それは、デジタルメディアと視覚伝達の作品ですよね、それからあの、壁に立てかけてあるのは絵画コースの作品だから別ですね」って言われてました(笑)スミマセンあの壁にもたれかかってる大きなのは絵画じゃなく我がコースの作品と壁なんです・・・写真にも運んでるところがありますが、油画や日本画と間違えられて妙に納得してしまいました。
数が多かったけれど、人数もそれなりにいて前日搬入作業はスムーズに進みました、いよいよ明日は搬入当日です、ちょっと大きな物が多いので大変そうですが、頑張ります!
残り3日! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
卒業制作展はもうすぐ目の前、4年生は現在も慌ただしく制作にいそしんでおります。作品そのものは審査時でだいたい完成しているのですが、展示の為の展示台や展示用の壁の制作は現在も制作進行中です。
前回からも何回かレポートしてますが、まずデジタルメディアデザインコースでは展示作品は勿論ですが、それらを飾るための展示台などもそれぞれ作品に合わせて制作するという方針をとっています。名古屋造形大学の過去の卒業制作展に来て下さっている方はおそらく気がつかれていると思うのですが、他のコースはほとんどが大学の準備した備品の展示台を使っているのに対して、デジタルメディアデザインコースでは学生達が作ったオリジナルの展示台にて展示を行っています。
作品を作るだけでなく、他の部分の工数が増えるという事もあって大変なのですが、作品はやはり展示される空間そのものもプロデュースして初めてその全体の良さが伝わるとのかなと思います、勿論作品が主役なので展示台が目立ってもいけませんが、逆にいうと作品だけに心を集中してもらう為には展示台が見えないくらい自然に組み込まれている事も大切な要素ですし、またその逆に展示台や壁そのものが作品と一体化してこそ魅力が伝えられる事もあります。
制作は面倒ですが、それなりの効果も学生達が考えて展示台や展示方法をプランしています、特に今年の特徴は展示用の壁面を作るというプランが幾つかあって、また去年と違った展示になりそうです。
さらに今回は今まで展示壁などを業者さんに入って作ってもらっていたのですが、色々な都合でそれが出来ないため、学生達が自作で会場中央に壁を建てなければなりません。少し小さめに設定したのですがそれでも一辺が2250*1800の三角柱で素人にはかなり負担が大きくて大変な作業となっています、昨日はアトリエ前の廊下にて建てれるか実験してみましたが、やっぱり相当大変です。搬入に使える時間が限られてるのでどれくらいの時間で建てられるかがポイントになりそうです。
結局、作品に展示台に壁にと作業工程が多く、11日は作業が深夜に及んで気がつけば夜明けでした・・・ほぼ徹夜とか、この時期は皆寝る間も惜しんで作業しています、危険な作業も多いので怪我には十分注意して残り頑張って欲しいと思います。
今週で仕上げないと! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
卒業制作の最終審査も終了し、残すところ展示だけとなりました、現在は搬入までの間で急ピッチで最終仕上げと変更点の制作、さらに展示用の壁の制作と展示台の制作に取りかかっています。
最後の仕上げと修正中 展示台の組み立て中今年の卒業制作展で例年と大きく変わった一つに、業者さんによる壁建てと暗室設置が入れられないという事が上げられます、色々と学内の都合などがあってどうしてもお願い出来なくなったので、コースで壁などをどうにかするしか方法がありません。学生達には展示プランで極力そういった設置の無いものを提案してもらってはいるのですが、やはりそうは言っても壁面の不足などもあって、壁を建てる事になりました。
パネル切断作業中 展示用の壁を自作中やった事ない事を導入していく事はかなりリスクがあります、俗にいう「前例がないので・・」ってやつですね、でもそんな事言ってたらいつまでたっても始まらないので、出来るかどうか分かりませんが、兎に角やってみようって事で、今週は壁の制作や展示台の制作を行っています。
本当に建つのか?いやむしろ立つのかが正解か??今のところ未知数です、安全面もあるんでシビアな事柄だけに、心配な事だらけ。展示台も含めて制作するデジタルメディアデザインコースの方針にさらに壁という工数が増えたので、学生達にはその負担や時間配分も必要になります。
こういう作業が作品制作に必要という事を経験してもらうにはとても良いのですが、そのぶん危険な機械を使った作業も増えるので、安全な制作という面でもリスクを追う事になります。今時の乙女達が正座してテーブルソーでギュイーンと木材を切断してる後ろ姿をみると、なんだかシュールな光景で少し滑稽でかわいらしい感じがしますが、間違えば指一本簡単に飛んで行く作業なので、みてるとハラハラします。安全第一で残りの制作も適度な緊張感を保ちつつ頑張りましょう!
正座してギュイーンと木材切断 正座してギュイーンと木材切断あ、作業が立込んでるのは分かるんですけど、くれぐれも徹夜明けとか疲れているときに危険な作業はやめましょうね、ちゃんと寝て、体調が万全な時に行ってくださいね、時間無いのは分かるけど大きな怪我してからでは遅いので、安全マージンを計算してください、もちろんこちらとしてもそのあたりを考慮して作品をみますので。
卒業出来るかどうか勝負の日。たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8日に毎年この時期恒例の卒業制作最終審査が行われました。例年は視覚伝達デザインコースと共通で行っていた審査ですが、今年から独立してデジタルメディアデザインコースのみで行う事になりました。もちろん今年も卒業制作の最終審査で作品の出来上がりに問題があれば勿論卒業できないという恐ろしい設定となっております。
審査開始です。 今年は端っこでコースのみで行いました。今年のデジタルメディアデザインコース4年生の審査対象は14名、朝から極寒の体育館で順番に作品の説明を聞きながら、コンピュータを使うものは動作をチェックしつつ、審査時は教員からの質問などに答えながら進行します。勿論まだ改良の余地がある部分があると判断された人は、展示までの残り1週間で改良する事になります。
ポスターやパネル作品もあります。 もちろんデバイスものも。今回はデジタルメディアデザインコースのボスとわたくしたかひこんと、非常勤講師で来て下さっている池田先生の3名で審査に当たりました。だいたい1人15分から20分程度と考えていたのですが、場合によっては30分くらいかかるのもあったりと結構大変な作業です、とはいえ去年と違って今年はデジタルメディアデザインコースのみで進行したので、例年夜の8時ころまでかかっていた審査も夕方には無事終了、後は展示に向けた残りの作業を進めるだけとなりました。
そろそろ終盤にさしかかった頃です。 布に印刷した特殊なオーダーをした作品もあります毎回の事ながらこの最終審査の会場の体育館はかなり冷え込んで寒いので、わたくしはいつも寝袋を着て参加します(笑)寝袋って言ってもこれ足が2つにちゃんと分かれるし、手も出せる優れものなんですよ!さらに足裏部分にはホッカイロ袋も付いてる親切設計、興味ある方はmovsleepin(モブスリーピン)で検索。
恒例の芋虫姿・・・あったかいんですってば。 作品はちゃんと体験しないとね!って事で体験中。あと、作品は全て体験しないと良さが分かりませんよね、って事で池田先生のまじめな審査っぷり写真を一枚入れときます。
今日は雪がちらついてましたねぇ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
昨日今日と卒業制作作品集用の撮影が行われました、撮影するにあたって色々とあったようですが・・・兎に角無事に本日分の撮影をしていただきました。
撮影現場を撮影させてもらったんですが、プロを前にして撮影するのちょっと緊張しますねぇ、うまく撮る自信無し!って事で、ぶれているのはご愛嬌。
サボテンの撮影 ライティングのセッティング被写体がライティングされている物じゃなく、スタジオ内と作業してる人って事で、ライティングのライトの明るい部分と人が作業してる暗い部分を同時に押さえるのってかなり難しいです(と、言い訳しとく)暗い部分を少し持ち上げるのにPhotoshopで加工したんで粒子が若干荒く出てしまいました・・・。
プロに任せるのが一番です! 結構複雑にレフを置くんですねぇ、写真は光のマジックそれにしても複雑なライティングをするんですね、レフ版もかなり複雑な事になっていました、プロに妥協無しってとこでしょうか、さすがに奇麗な写真が上がっていました、でもこういう作業みるの基本的に好きなんで、なんかワクワクします。
過去に何回かこのスタジオでわたくしたかひこんも撮影しましたが、これをみるとかなりいい加減にやってましたね・・・
https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/archives/2505
https://www.nzu.ac.jp/blog/digital/archives/1774
撮影してもらっている学生達も立ち会いのもと作業が進むのですが、こういう時こそプロの仕事を学ぶ絶好のチャンス、しっかりと観察しておきましょう。
こういうときにプロの仕事をしっかりみておきましょう 撮影結果をチェック中、全部良く見えるんですが・・・← Previous Page — Next Page →