テストを重ねる たかひこん@デジタルメディアデザインコース
10月8日(水)午前、明治村は聖ザビエル天主堂にてあかりの明治村プロジェクションマッピング用の実写映像パートのテスト撮影を行いました。本番では2名の役者を使う予定なのですが、撮影毎に役者に参加してもらう事が実質困難なため、役者がそろう日に全て撮影を終えたく、この日はその時の段取り、たとえばカメラの位置やライトの位置、役者の台詞確認、立ち位置、それから音声録音の状態確認を行いました。
音声は非常勤で来ていただいている上山先生にも朝から明治村入りしていただいて、音声担当の学生に現場指導していただきました。明治村の営業前に教会に入って撮影を開始するのですが、そのまま営業時間に突入するため、お客さんの合間をぬっての撮影、以前のような外の撮影が少ないのでまだ融通はきくのですが、それでもやはり中断する事が多く、予定通りにはやはり行かないですね。ここ数日は現場での撮影が続きます。
毎朝8時30分集合!そしてまずはラジオ体操から! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
あかりの明治村プロジェクションマッピングまで一月を切り制作できる時間がいよいよ少なくなってきました。いろいろとテストなど準備を重ねながら徐々にですが進んでいます、そしてここ最近は毎朝8時30分に現地入りし撮影を行なっています。
とりあえず明治村事務所前に集合したらラジオ体操第1で準備運動から(笑)なぜか恒例になりつつあって毎朝とりあえずラジオ体操してから機材を現場に持込みます。撮影は主に電話交換局から聖ザビエル天主堂までの道中で、営業開始前のお客さんのいない時間にクレーンなどを使った大掛かりな撮影や、演者以外の人がフレームに入って欲しく無いシーンを中心に行なっています。
カメラ位置、ライティング、演者の動きのテスト、など撮影準備が整うまでにいろいろとやる事があって1カット撮影するのにも結構時間がかかります、お客さんのいない時間は準備を含めて約1時間、そして肝心の撮影出来る時間は準備が長引けば長引くほど短くなります、実質撮影をしているのは10分とかそのくらいですかね・・・10時頃になるとお客さんが来られるのでしばしば撮影は中断、毎日朝8時30分から12時30分まで撮影を行なっていますが、なかなか思ったようには進まないですね、学生達には本業の授業などもあるので、とりあえず昼過ぎには大学に戻って授業、とにかく合間をぬって作業という感じです。
10月ですね 秋ですね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
あかりの明治村にむけたプロジェクションマッピング作品の制作が日々進められています。秋のプロジェクションマッピングも実写パートがあり、先週の金曜日に明治村で撮影のためのカメラテストを行いました。主に聖ザビエル天主堂内での撮影が多いのですが、限られた時間で撮影を遂行するためにキャストを入れる前に撮影行程の確認とテストを行ないました。
撮影にはカメラ、照明、音声、それに役者のそれぞれを限られた時間内にセットして移動する必要があります、本番の撮影時にあーしようか?こーしようか?とあまりいろいろと考えてる時間も無いので事前に撮影の段取りを決めておく必要があります、この日は特に2人のキャストが共演する部分を中心にカメラチェック、ライティングチェック、音声チェックを行いました、開村前の午前8時30分に入っての作業でしたが、気付けばあっという間に11時過ぎ・・・午後からは実習授業があるのでこの日は12時過ぎに撤収、本業の授業の合間での作業なのでプロジェクト運営は大変ですね・・・。
世間は連休かぁ〜・・・(遠い目) たかひこん@デジタルメディアデザインコース
世間はシルバーウィークとやらで連休ですね!うらやましい!・・残念ながら名古屋造形大学は普通に月・火とも授業なのです。
ってことはさておき、夏の明治村「宵街映写2015」に来てくださった皆様ありがとうございました!そして上映の最後「秋、あかりの明治村であいましょう」というコメントが入っていた事に観た方はお気づきかと思います、そう、今回のプロジェクションマッピングは去年の夏から引き続き少しドラマ仕立てとなっていてストーリーがあります、そして秋に行なわれる「あかりの明治村」でのプロジェクションマッピングで物語は完結するという流れを予定しています(順調良く制作が進めばですが・・)
ということで「宵の明治村」が終わると同時にすでに秋にむけたプロジェクションマッピングの制作がスタートしてまして、現在完結するストーリーのプロット作業を急いでいるところです。ちょうど先週末、秋にむけた投影テストを明治村で行なってきました、今年の秋も聖ザビエル天主堂で行なう予定ですが、去年は無かったドラマパートが入るという事で実写映像がどれだけ見えるのか?を中心にテストしてきました。
建物が複雑なので実写は見えにくいのではないかという懸念があり、場合によってはドラマ部分を簡略化するという事も考えていましたが、結果的には良好、ある程度実写でも分かるという事で、ドラマパートは当初通り導入する事となりました。それからもう一つ重要なのが音ですね、今年もグループ校である名古屋音楽大学の協力を得て、挿入曲を現在選考しているところです、後期始まってまだ1週間ですがすでにデジタルメディアデザインコースは後期のそれぞれの行事にむけて忙しく動き始めています!
8月の1ヶ月間行なわれたプロジェクションマッピング「宵街映写」2015、今年は天気にも恵まれほぼ中止無く無事終了いたしました。多くのお客さんに来ていただきました、ありがとうございました!写真は搬出の様子です、搬出はちょっと雨がぱらつく中でした。次回は秋に行なわれる「あかりの明治村」にてプロジェクションマッピングが決定しています、すでにコースではそれにむけた制作がスタートしています、次回も是非起こしください!
今週もたくさんのお客さんでした! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
お盆もおわって一段落とおもいきや!この土日の宵の明治村も多くのお客さんでにぎわっていました!そしてもちろんのことプロジェクションマッピング「宵街映写」もたくさんのお客さんに見ていただきました!
とくに7時スタートの最初の1回目はそれこそ札幌電話交換局を取り囲むくらいの人、正直ベストポジションでマッピングを見てる人は全体の3割程度なんじゃないか?と思うくらいです(笑)そうそうプロジェクションマッピングは建物に合わせて映像を投影して錯視を利用する事で建物があたかも動いたりするように見せるのが特徴で、それには建物に対して立体的に映像が見えるように設計された映像を投影します、特に3DCGによる疑似立体は建物をある視点から観る事を前提に組みたてます、つまり建物に対して立体的に映像で錯視を起こすためには一人称である必要があります、逆に言うとマッピングの最大のウイークポイントはある一点からの視点からでないとちゃんとした立体に見えないという事になるのです。
今回の電話交換局の場合、左右2面に映像を投影しています、投影される映像は平面ですが、映像として観る人はある視点から立体的にそれを見ていますので、3Dの映像をあじの開きみたいに平面に開いた状態のものを投影しています、ということで今回のマッピングのベストポジションは2つの画面が交差するところ、つまり真ん中辺りという事になります、ちょうど円形の芝生の植え込みがあるのですが、そのすぐ前を視点として設計して作っていますので、もしお客さんがおおくて端っこからしか観れなかったという人は、お客さんが少なくなった4回目あたりの上映時間にベストポジション(椅子を置いてる辺りかな)でみていただくと、より一層立体的にみれるかなと思います。
お盆休み最終かな? たかひこん@デジタルメディアデザインコース
8月16日(日)も明治村は多くのお客さんでにぎわいました!お盆休みもこの日で最後という方も多いのかな?と思いますが、みなさんどんなお盆休みを過ごされましたか? 宵街映写のスタッフ達は休み返上でこの1週間プロジェクションマッピングの運営を行なってきました、そんな学生達に支えられてのイベントです、プロジェクト運営とはいえ大変な作業を担う彼等にも感謝です。
宵街映写では札幌電話交換局の壁面2面に対して2台のプロジェクターで投影しています、マッピングを観るベストポジションはちょうど2つの映像が交わる角の正面、お客さん用に席が置いてある辺りになります。連日多くのお客さんなので早くから席取りされてるお方もおられます(笑)最初の上映はかなりのお客さんが入るので、なかなかベストポジションに観れないかもしれませんが、上映は15分置きに行なっていますので、端っこからしか観れなかった方は後の上映でもう一度見ていただけたらと思います。
せっかくなのでちょっと裏事情を(笑)宵街映写は2台でのマッピングで、プロジェクションマッピングとしては規模の小さいものになります、映像出力はノートPC1台、出力される映像を外部ビデオボードで分配してるだけのシンプルな構造です、建物に映像を合わせるにはそれなりのソフトウエアや技術が必要になりますので、その辺りはノウハウという事になりますが、業務用の高価なプロジェクターをのぞけば、機材構成は比較的簡単に実現できるのではないでしょうか。
ただ、遠方への映像伝送はちょっと工夫が必要です、今回はHDMIエクステンダーを使って長距離伝送をしています。安定した映像送出が一番大事な部分になりますが、去年までリピーターケーブルを連続しての接続で送信エラーが多く苦慮しました、長距離映像伝送には専用の機材を使う事が大事ですよね、無理にケーブルを延ばしてもやっぱりダメで、その教訓からエクステンダーを今年は導入しています(まぁあたりまえといえばあたりまえの事ですが・・予算等も厳しいのでいろいろと過去には失敗もしています)イベント等では何にしても安定供給が必須、そのためにはそれなりの機材の導入も必要だという事も大切です、先ほど比較的簡単に実現できる機材構成と書きましたが、実際はそれだけでは上手く行かない事が多く、イベント等で業者さんが業務用機器や高価な機材を入れるにはやはりちゃんとした訳があるという事ですね。大学で運営しているとはいえ少なくともセミプロレベルの機材を導入する事はやはり必要だなと日々痛感する事があります、失敗を教訓にする事も多いですが、実現には業務機器が必要で専用機材などもちゃんとそろえる必要があり、それなりに予算も必要です。
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