凄い展覧会だと思った・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日から2日間、大垣市のソフトピアジャパンでMake:Ogaki Meetingが開催されています、名古屋造形大学からは大学名こそ出ていませんが、デジタルメディアデザインコースで編成している制作グループ「スイッチ」が独楽のインタラクティブ作品「まわる、うつる、ひろがる」を出品しています。
Make:Ogaki Meeting Make:Ogaki MeetingMakeは東京で開催されて来ましたが、今回東海地方で初開催。電子デバイス系を中心としたガジェット作品の見本市みたいな感じで、個人、学校、企業、などなどそれぞれの立場で様々な物が出展されていてなかなか面白い展示です。今回初めての出展ですが、なかなか面白いので本家東京のMake:Tokyo Meetingにも参加してみたいと思いました。
Make:Ogaki Meeting Make:Ogaki Meetingメディアアート系でもそうですが、美術というくくりの展示、例えば美術館などでは決してこのような感じの展示は出来ないでしょうね、それに美術館とかでやるよりよっぽどお客さんが多くて多数の方に作品を体験していただけます、さらに皆ものつくりを楽しんでいるだけあって、作品に対しての仕組みや発想などかなり色々聞いてこられます、説明しがいがあって面白いです。なにより皆さんの反応から作品の欠点や修正すべき点がよく見えて次へ繋げる良い刺激となりますね、展示は明日1日しかありませんが、美大芸大のデザイン系、とくにメディア系が好きな学生や受験を考えている高校生にとってはかなり楽しめると思いますので、是非来てみてください!
そうそう、今日はデジタルメディアデザインコースの学生達も結構来てくれました、観に来てくれた皆ありがとう。
やっぱりツンデレ・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は「Make:Ogaki Meeting」の搬入に行ってきました、午前中から学校のアトリエで最後の仕上げを行って、予定では午後4時に現地で設置だったのですが・・・思いのほか作業に時間がかかって結局現地入りしたのは午後6時でした。
Make:Ogaki Meeting 搬入今回はMake:Ogaki Meeting用に「まわる、うつる、ひろがる」を小型化、液晶プロジェクターも天吊りから屋台形式に変更し、オールインワンで展示できるようにしました、そのぶん独楽を回すスペースが狭くなるので少し開放感が無いですが、屋台に全部のシステムを入れているので、設置が安易というメリットがあります。
で、屋台を作るのに少し手こずりまして搬入が遅くなったのですが、予定ではポンと置いてすぐ終了!のはずだったのに、なんと電源コンセントタップを全て忘れて来るという失態、電気無ければ何も出来ないメディア系作品・・・結局、会場の電源をとりあえず取り回して仮に電気をいただいて動作チェック。そして、ここでまた予期せぬ事態、個人PCなら動くのに展示用に借りたPCにプログラムをインストールすると動かないというツンデレっぷり、借りたPCは以前オープンキャンパスで動かしていたのと同じなのに、なぜここに来て動かない??ほんとメディア系の展示って毎回こういう事態に泣かされます、昨日は機嫌よくても今日は機嫌悪いとかっていったいどういう事なんでしょうかね。汗かくメディアでも初日にI/Oが一個故障して一部動かせなかったし、ついてない・・・。
結局時間切れで残念ながら1日で搬入が終わらなかったという結果となりました・・・・明日は早朝から続きをやります、12時の展示スタートには間に合うはず。
Make:Ogaki Meetingにスイッチが参加します。
Make: Ogaki Meeting Flyer ImageMake:Ogaki Meetingは、電子工作DIY などのものづくりイベントで、電子デバイスなどを使って開発された様々な作品やおもちゃ、さらには趣味の工作など、ものづくりを楽しんでいる色々な方が集まる祭典です。
Make:は株式会社オライリー・ジャパンが刊行している「Make: Technology on Your Time」日本語版の雑誌の事で、新しいものづくりを楽しむ多くの方が愛読しています。Make:のMeetingは東京で開催されていましたが、今回のOgaki Meetingは中部圏初の開催とあって、デジタルメディアデザインコースからも「スイッチ」が参加する事になりました。
会場では出品者の作品展示やデモを見て、触れてものづくりの楽しさを感じることができます、特に電子工作やコンピュータ関連の開発が多いと思いますが、東海圏でデジタル系の作品制作やデザインを志している学生達には、様々な表現との出会いや人々との出会い、交流の場になる事間違いなしだと思います!、興味ある方は是非大垣においで下さい。
スイッチ(美系優秀展)スイッチは今回Make:Ogaki Meetingのために「まわる、うつる、ひろがる」をコンパクトにリニューアルして持ち込みます、是非会場で独楽をまわして花を咲かせてください!
[会期]
2010年9月25日[土]12:00-18:00 26日[日]10:00-18:00
(開始時間が日によって違いますのでご注意ください)
[会場]
ソフトピアジャパンセンタービル3Fソピアホール(岐阜県大垣市)
入場無料
詳しくはこちら(http://makeogakimtg.org/index.html)
[まわる、うつる、ひろがる]
まわる、うつる、ひろがる、は独楽を使った装置です。
新しい物がどんどん産み出され、かわりに古いものはどんどん忘れられて行く現代ですが、古いものと新しいものを融合する事で、古いものの良い所と、新しいものの良い所がまじりあって創造的なものが出来上がるかもしれません。
私たちはそんなほのかな期待を「まわる、うつる、ひろがる」に託し、古くからある遊び道具の独楽にコンピュータという新しいメディアを組み合わせて みる事にしました。独楽をまわすと映像がうつりかわり音がひろがります。
[スイッチ]プロフィール
名古屋造形大学・デジタルメディアデザインコースの教員・学生による新たなメディア表現を創造するユニット。学生が入れ替わりで参加できるようにメンバー 構成はプロジェクトによって流動的とし、作品制作の創造性を高めること、教員・学生の研究の幅を制限しない柔軟なユニットであることを目指して活動してい ます。
現在のメンバー 外山貴彦、加治屋弘樹、島崎祐輔、阿部詩織、天池知子、近藤真琴、山田芹香
折り返し地点 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「汗かくメディア」も展示通算9日目を迎え展示期間の折り返し地点となりました、残りあと1週間、まだ体験していない方は是非ご来場ください!
この週末は連休とあって展示期間中もっとも人の入りが多いと予測してました、が、予想以上の入場量にスタッフ一同唖然としてます(笑)メディアアート系の作品で1日でこれほどまでに多くの人が体験するなんてのもなかなか無いのではないでしょうかね。僕も長くメディア系の作品制作とか展示をやっていますが、自分の作った作品にこれほどまでの多人数が参加してるのを目撃した事もなければ、実際に作品を運営した事も無いです(汗)
子供達のエネルギーもすごくて、作品そのものがそれに耐えれるかかなり心配だったのですが、今のところ壁は問題なく動作しています。実は壁には子供達の底知れぬエネルギーに耐えるための工夫として、センサー入力のスイッチに赤外線を使って物理的接触の無いようにしています。単純に壁はバネで前面に押されていて、ボールが当たる事でそれがへこむのですが、そのへこんだ距離を赤外線で計ることでボールの当たり判定と強さを取っています、そうする事でセンサーの物理的な破損を最小限におさえています。
酷いとまっぷたつに割れます 展示終了後の壁の下はスポンジボールの破片でいっぱい・・・が、問題は壁ではなくてボールでした・・・テニスの練習用のスポンジボールを使っているのですが、ラケットで派手に打ちのめされるテニス用だから強度もそれなりにあると思っていたのですが、子供達のエネルギーはラケット以上みたいです。1日で表面がぼろぼろになり、酷い時は完全にまっ二つに割れます、展示終了後の壁の前はスポンジの破片だらけ、破損したボール分を毎回補ってはいるのですが、いたちごっこ状態、今日でやっと折り返しだと思うとちょっと先が思いやられますね(笑)さて2週間の展示でいったい何個ボールが必要なのでしょう・・・・
久しぶりの雨ですね たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「汗かくメディア」も昨日で展示通算4日目となりました、土日の愛知県児童総合セン ターの来場者数は700人以上にもなるらしくて展示開始の2日間は子供たちであふれかえっていました。週があけて平日は幼稚園や小学校があるので来場者数は少なくなって会場は少し落ち着いています、それでも参加してくれる子供たちは元気いっぱいにボールを投げてくれています、さらにリピータもいるみたいで、おかげさまで「なげる、あてる、ひろがる」は好評なようでうれしい限りです。
2年生が授業で訪れましたこの日は小林先生担当の授業で2年生が訪れました、インターフェースやインタラクティブを考える上でも「汗かくメディア」の作品を体験したり、愛知県児童総合セン ターの施設をみることはとても勉強になると思います、今回の「なげる、あてる、ひろがる」はスイッチで制作しましたが、主なメンバーは3年生が中心です、今後スイッチで活動を続けるにあたっても後輩たちに引き継いでいってもらいたい部分もたくさんあるので、ただ体験するだけじゃなく、造る側としてどうあるべきか?なんてことも考えてもらえたらと思います。
大盛況! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
[汗かくメディア]2010がついに始まりました!初日の今日は土曜日とあって愛知県児童総合センターは子ども達であふれかえっていました、そしてスイッチの作品「なげる、あてる、ひろがる」ももちろん子ども達であふれかえってました。
今回の作品「なげる、あてる、ひろがる」はスポンジのボールを壁に向かって投げる事でインタラクションが起ります、つまり子ども達は我先にボールを投げつける訳ですね。ひっきりなしに訪れる子ども達はボールを手にするやいなや壁に向かって投げ込みます、30個用意したボールはまたたくまに彼等の手にすいこまれ空中を舞うのです・・・それはもうボールが雨のように飛び交ってスイッチメンバーは右往左往(笑)
たまに自分の投げたボールが壁で跳ね返って顔面に直撃するというハプニングも起ってましたが、まぁね、それはね、ちょっと近くから力強く投げ過ぎておつりが返って来た訳ですね、スポンジボールなので危険な事は無いですが、突然顔面に当たるものだから泣き出す子もチラホラ、でもまぁ子どもはそれくらいやんちゃな感じのほうが良いと思います。
たくさんの子ども達が皆でボールを投げるので、会場はカオス状態ですが、それでもお互いに当たらないように工夫しながら投げたり、ボールを譲り合って投げたりと、自然と現場でコミュニケーションが成立して行くという事もこの作品の一つのコンセプトなので、ただボールを投げるというだけの作品ですがそれぞれお互いの距離とかを経験しながら遊んでくれればと思っています。
もちろん大人も投げてもらって結構ですよ、大人の事情によくある日頃のストレス発散にもどうぞ(笑)是非みなさんもボールを投げに来て下さい!
*愛知県児童総合センターへの入館の祭に入館料が必要となりますのでご了承ください(中学生以下無料、その他300円)
会場には駐車場がございますが駐車料金が必要となります(1日500円)
愛知県児童総合センターの企画「アートと遊びと子どもつなぐメディアプログラム[汗かくメディア]2010」に名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースのグループユニット「スイッチ」が「なげる、あてる、ひろがる」を出展します。
完成!動きました!「なげる、あてる、ひろがる」の企画は「アートと遊びと子どもつなぐメディアプログラム[汗かくメディア]2010」の公募によって選考され「汗かくメディア賞」をいただきました。9月11日(土)から26日(日)まで作品の公開展示が行われます、是非皆さんのお越しをお待ちしております。
2月の企画応募、3月の選考、そして9月の展示に向けて企画を実現するため実験を繰り返しながらこの夏になんとか形に仕上げる事が出来ました、様々な失敗もありましたが無事動作する作品が仕上がってスイッチ一同一安心というところです。制作にあたって協力いただいた方々、この場を借りてお礼申し上げます。
[会場]
愛知県児童総合センター
[開催日時]
9月11日(土)~26日(日) 10:00~16:00(開館時間は9:00~17:00)
月曜休館(月曜日が祝日の場合は翌日)
[入館料/駐車料金]
入館料(中学生以下無料、その他300円)
駐車料金(1日500円)
[なげる、あてる、ひろがる]
ボールを投げる事でインタラクションを起こす作品です。壁に仕組まれたセンサーによってボールの当たった場所(スクリーン)に音と映像が広がります。私たち「スイッチ」は投げて遊ぶという最小限のルールだけ提示します。あとは体験者が自ら遊び方を創造し、実行し、アートします。
[スイッチ]プロフィール
名古屋造形大学・デジタルメディアデザインコースの教員・学生による新たなメディア表現を創造するユニット。学生が入れ替わりで参加できるようにメンバー構成はプロジェクトによって流動的とし、作品制作の創造性を高めること、教員・学生の研究の幅を制限しない柔軟なユニットであることを目指して活動しています。
現在のメンバー外山 貴彦、加治屋 弘樹、島崎 祐輔、阿部 詩織、天池 知子、近藤 真琴
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