12月24日 午後・アトリエD305 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
メリークリスマス!と言う事で、世間では24日のクリスマスイブは3連休だったのですが、名古屋造形大学は特別開講日という事で普通に授業でした。この日の午後は2年生の実習授業で病院のピクトグラム制作のプレゼンテーションが行われました。
担当は渡邊先生。各自実際に存在する病院を設定し、内科外科など各科のピクトグラムデザインと名称などの文字組、それにトイレなどの共有のピクトグラムも含めて想定し、それぞれが新しいデザイン提案を行っていました。
病院というと、公共性があるうえに、短い時間でピクトグラムを認識し、文字情報の識字が出来る事が重要な所ですから、ピクトグラム一つにしてもかなり難しいデザイン(設計)が要求されますね。地と図の関係や色彩の関係、それにピクトグラムの実際の大きさ、設置されるしかるべき場所や高さ(身長や目線を考慮する必要性)など実際に考えないといけないポイントがたくさんあります、学生達もそれなりにいろいろと考えがあって制作して来たみたいですが、実際に使う事を想定してのプレゼンテーションではやはりまだまだ未熟でした、でもこれを機会に実際に利用する事を考えたデザインの価値や意味を今以上にシビアに捉えてもらえればと思います。