12月3日・アトリエD304 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
インフォアニメディアチーム(Content design seminar/渡邊先生担当ゼミ所属)が現在制作中の「インフォメディカルウェア」について、国立がん研究センターの伊藤先生を名古屋造形大学に向かえて12月3日に打ち合わせが行われました。
今年度からこのプロジェクトは「患者面談用インフォアニメディアの創設に関する研究」として科学研究費助成に採択され運営されています、現在「インフォメディカルウェア」はβ版の制作が進んでいて、この日は現役の外科医でもあり本研究の研究分担者でもある伊藤先生に、実際の大腸がんのインフォームド・コンセントで利用する事を踏まえた使い勝手や改善点を伺いました。
芸術系大学としてはイラストの出来上がり等が得意分野でもあるのですが、こういったインフォメーションツールは絵だけではなく、実際に使われる場所や状況、使われ方などを踏まえたインターフェース設計や使用目的にあった動作の順番、絵のみせ方など総合的な判断がとても重要になります、実際の医療現場でのインフォームド・コンセントで使用する事を前提にしていますからもちろんとてもシビアなのはいうまでもありません。
今回は伊藤先生の具体的な指摘や改善案もあり、かなり前進した印象でした。今年度末の3月くらいにβ版の最終モデルを発表予定で、それに向けインフォアニメディアチームの制作はこれからも続きます。