デジタル機器が重い・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日から2泊3日の東京研修がスタートです、ルートは去年と同じくお台場の日本科学未来館から。9時45分に未来館前に集合、つまり現地集合な訳ですが、学生達はそれぞれ色々なルートでここに集合してきます、特に安く来るには夜行バスが良いみたいですね、でも夜行バス組はやっぱどこかしら朝から疲れた感じ・・・。
ちょっと遅刻も居たけれど・・なんとか開館前に集合 東京研修初日、日本科学未来館前にて現地集合日本科学未来館と言えばGeo-Cosmos(ジオ・コスモス)ですね、フルカラーLEDで実現できた巨大な地球儀の映像装置、今日の地球の様子を観る事ができます(去年と同じ事書いてますね・・)
日本科学未来館といえば、このLEDの地球儀ですね 日本科学未来館といえば、このLEDの地球儀ですね10時の開館と同時に日本科学未来館へ、1階では企画展「ZIGZAG 伝統革新 未来を走るイタリア」が開催されていました、イタリアのプロダクトを中心に産業製品などを数多く展示。イタリアの巨匠デザイナー ジョルジェット・ジウジアーロによるコンセプトカーとカロッツエリア、ピニンファリーナによるデザイン、マセラティグランツーリスモが最初に出迎えてくれます。個人的にはマセラティグランツーリスモがカッコいいなと・・・庶民にはまったくどうして良いかわからない1500万超え。
ZIGZAG展/ジョルジェット・ジウジアーロによるコンセプトカー ZIGZAG展/カロッツエリア、ピニンファリーナによるデザイン、マセラティグランツーリスモそのほか、イタリアと言えば〜というプロダクトがたくさんありました、ブレーキで有名なブレンボ、カーボンブレーキってお幾ら万円・・・Ducati、コルナゴ、etc
ブレーキと言えばブレンボ、カーボンブレーキは100万くらいする? コルナゴのフェラーリモデル、これぞメイドインイタリア!カーボンボディ乗ってみたいおなじみASIMOによる実演、この辺は去年の記事を参照してもらえるといいかな。フォースフィードバクする液晶タッチパネルは新鮮な感じでした、触覚に訴えるタッチパネルって事で、画像の表情に合わせた振動が伝わってきます。画面全体が振動してるようなのですが、何故か指先の部分が振動してるように感じる、これはあるいみ錯覚な気もしますが、なんかなるほどって感じがしました。
ASIMOの実演・動きがスムーズです タッチパネルに振動のフォースフィードバックを付けたプロトタイプ、触った感じが触覚でも感じる午後からは、株式会社ジャストシステム様で講義を受けました、まずは商品を産み出すために必要なノウハウとデザインについて、大学生だった頃のお話を織り交ぜながら少し崩しつつも、会社におけるデザインの考え方、ビジネスとしてのシビアな側面などを話ていただきました。
後半は「恋愛の問題を解決するデザイン」というテーマで3チームに分かれてワークショップを行っていただきました、まあ、お年頃な大学2年生達なので、まさにピンポイントなテーマだと思うのですが・・・なんだかんだネガティブな意見が多いのって、どーいう事なんでしょうかね?
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERAチームに分かれたら、代表者を決め、約1時間で全てをこなすタイトなスケジュール、まずは恋愛における問題点をプロットして行きます、このプロット作業で出て来る問題点が、ネガティブキャンペーン満載・・・時間があまりないので、ある程度出てきたところでカテゴライズしつつ、最終的に問題点を洗い出して絞り込みます。
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA絞った結果をまとめ、最後に各チーム3分ほどでプレゼン。皆にはまったくワークショップの事を言ってなかったので、急な展開でどう切り抜けて行くかってところも試したかった訳なのですが、さすがに2年生だとまだ突然のむちゃぶりに対応しきれなかった様子でした(笑)
OLYMPUS DIGITAL CAMERA OLYMPUS DIGITAL CAMERA最後は担当の方3名と渡邊先生による採点をしてもらって、順位を決めて終了。実用的なところとかビジネス展開という意味ではまだまだでしたけど、わたくしたかひこんが担当したチームがとりあえず1位を獲得でなによりでした。ま、それよりむしろ若い大学生達が恋愛にネガティブ過ぎるのが若干心配だったり・・・これってデジタルメディアデザインコースだからなのでしょーか??
って事で1日目終了です、明日は新宿からスタートです。
(2009_10_14_東京研修1日目・ギャラリー)
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
毎週木曜日の2年生は、デザインを考えるという文脈を中心にコースプロモーションの提案等を主軸にした内容を展開していると以前に書きましたが、その記事で長期休暇中に写真を撮ってくる宿題をだしてました。
今回はその撮ってきた写真を紙面にまとめて提出してもらいました。主に貼り紙のデザインという流れで写真を撮ってもらってました。世の中にあるデザインされたユーザーインターフェースに対して、操作を別途促すために貼り紙がされているってことに遭遇することありませんか?そう、そういう事例って特に公共交通機関の券売機とかによく見られると思います。
実際のところインターフェースを万人に使えるようにデザインするのってとても難しい事なんですよね、でもそれらの事例を見たり経験する事で、自分達が今後デザインする上で何が必要かとか、何に気をつければ良いかとかが少しずつ見えて来ると思います。
2年生授業風景・調査とまとめ 2年生授業風景・調査とまとめ撮影してきて事例をA4用紙に5個ピックアップして、問題点や改善点をまとめてもらいました、もちろんそれも単に並べるだけじゃなくて、紙面として読める見せる分かるって事も前提です、情報を集めて問題点などを探すこともデザインの仕事だし、その情報を整理する事もデザインの仕事、そしてそれを奇麗に並べてみやすくレイアウトするのもデザインの仕事です。
2年生授業風景・調査とまとめ 2年生授業風景・調査とまとめ最終的に上がってきたものを並べて、各自に上記の事をふまえて良いところや直したら良いと思うところを書き出してもらいました、自分では気づかなかった事も、こうやって皆でお互いの制作物に意見をいう事で発見できたりしますし、今後の制作にも役に立つと思います。この日はこの後にスーパーレクチャーが控えていたので、あまり突っ込んだ事が出来ませんでしたけど、コースの学生達はこういう事にだいぶと慣れて来たようで、意見を書き出すのにもあまり抵抗なくスラスラとやってくれていて、成長を感じます。
(2009_10_1_2年生授業風景)
17日の事ですが、なにか?・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2年生の木曜日の実習は、デザインを考えるという文脈を中心にコースプロモーションの提案等を主軸にした内容を展開します。デザインと言っても色々な物が世の中にはありますよね、美大芸大関係ではグラフィックデザインとかプロダクトデザイン等々、それぞれの専門分野に分かれた言い方を良くします、なにより学部や科のコースなどの名称の多くは、このような名前で分かれています。
そして、私たちのコースは造形学部デジタルメディアデザインコースという名称、今までよく美大芸大関係で使われていたコース名とは違う名前を付けているだけに内容が想像しにくいのも事実です。
しかし、今、デジタル化などの技術的な進展によってデザインも時代に沿って変わって来ています、つまり従来のやり方では対応出来ない部分も発生し始めています。15年前には考えられなかった生活が携帯電話の普及によって実際に今展開されている、そう思うとポケットに入る多機能端末のたった3インチほどのディスプレイに映し出されるグラフィックデザインの仕事などは当時無かった訳です、つまり時代の流れに沿ってデザインが関わる仕事も流動的に変わって来ているって事ですね、そしてそれは多方面の”デザイン”という名の分野で起こっていて、それに柔軟に対応できる人材も必要とされると思っています。
とはいえ、なかなか受験生達にそれを伝えるのが難しくて、こうやってブログ等を通じて色々と記事を書いている訳なのですが、授業内でもその事を在学生に知ってもらいながらデザインを学んでもらいたい、そこで”デザイン”の今後はどうなるのか?を予測する為にも、今どうなのか?とか今までどうだったのか?とか、社会のデザインはどう出来ているのか?ってのを普段の生活の中から見つけ出すって事も大事かなと思います。
前置きが長かったですが、ようするに長期休み中にデザインの色々を写真に撮って来るという課題を2年生に出したって事なのです・・情報をデザインしてわかりやすくする事はデザインの重要な要素ですが、必ずしもそれが完璧に機能しません、なんせこんなにも人がいる訳ですからね、良い悪いも人それぞれな訳です、だからこそ状況を調べて何が必要かを探す事って大事かなと思います、これを通じて”デザイン”って何か?から、コースプロモーションの方法までを考えてもらって一石二鳥と言う訳です(笑)
もうすぐ毎年恒例の夏のあれが・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
そう、もうすぐ毎年恒例の夏の行事「八滝ネイチャーフォト」研修が始まるのです・・・岐阜の山奥で2泊3日の研修をする訳ですが、携帯の電波が届かない、今時珍しい穴場。現代社会から孤立する3日間がまもなくやって参ります。
それに先駆け、今年は2年生中心にこの3日間を使って映像撮影を行うというグループが現れました・・ってどっかで聞いた話やねぇ〜・・・実は3年前も同じ事をやった卒業生達が居ました、まだこのブログが無かった頃、なによりわたくしはその時まだ非常勤講師でしたが、ボスに言われるままなぜか研修につき合わされ・・・現場に行けばドラマ制作で撮影したいという連中の面倒をみてくれと言われ・・・いざ撮影と思ったら、ヘッドホン無しでどーして音声取るのよ・・・みたいな事になったりだとか云々がありまして、よーするに機材の不手際が多すぎて苦労三昧だったという教訓が身にしみているのですよ・・・。
絵コンテチェック 絵コンテチェックですので、今回はその教訓?を活かして、事前にチェックする事にしました、まずはボスの絵コンテチェック、ま、撮影可能かどうかは、今回キャスティングよりむしろロケーションや大道具小道具の事を考えるとどうかがポイントとなる気もします、また暗いシーンが多いのも難しいのですよね、ライトを使わないと夜はキツいのですが、施設とは言えなにぶん携帯の電波も入らない山奥でして、電源の取り回しが結構厳しいので、その辺りも含めてカットやシーンを変更する必要が幾つか出て来る気がします。
絵コンテの打ち合わせ 機材の準備中そして、なにより前回でかなり苦労した機材周り・・・今回こそ機材不足が出ないよう、撮影シーンなど絵コンテなどと照らし合わせながら予備も含めて機材準備をしてもらいました、簡単に打ち合わせを済ませて、あとは現場でどうなるかですね。
卒業生諸君のためにギャラリーに懐かしの3年前のカットを入れておきましたよ、撮影は計画的に!でっせ!!
(※軽トラックの荷台に定員以上乗っているのは公道とは隔たれているキャンプ場内だからです。公道ではこのようなことはできません。ご注意ください。ワタナベ追記。)
(2009_09_01 ギャラリー)
色々な事をやるのだ!だから面白いのだ!たかひこん@デジタルメディアデザインコース
ユニバーサルデザインやバリアフリーを意識したマップ制作などを行うあらたなプロジェクトをスタートさせるべく、初めての打ち合わせを本日行いました。
2002年度に刈谷市商工会議所と福祉交流エリアワークショップ(協力 刈谷市)が作成した「刈谷まちなかお出かけ便利帳」という障害のある人や高齢者が街へ出るためのサポートブックが7年を経て、情報内容が古くなり、来年度のリニューアルに向けて準備を始めたという事で、その活動に参加する事になりました。
今回はデジタルメディアデザインコース2年生を中心とした人選で活動に参加する予定です、今日はとりあえずスタッフメンバーの紹介などを行い、今後のスケジュールや制作内容などを話合いました。
福祉交流エリアワークショップ打ち合わせ 福祉交流エリアワークショップ打ち合わせまずは、来年の8月に刈谷市で開かれる「日本福祉のまちづくり学会」に日本全国からお見えになる障害者の方が利用するであろうホテルについてのマップから制作に携わる予定です。兎に角まず現状把握を行い、何が必要なのかを見極めて行かなければなりませんし、それらをユニバーサルデザインで仕上げていかなければなりません、言うは易しで実際の制作はかなり難しい内容だと思いますが、それこそ名古屋造形のデザイン系コースの学生達の腕の見せ所でもある訳ですし、なにより社会と密接に関係を持ちながら、社会に発信して行くデザインを実務レベルで提案しなければならないというハードルを超えて行く経験は、コースの学生にとってとてもプラスになる事ではないでしょうか。
福祉交流エリアワークショップ打ち合わせ 福祉交流エリアワークショップ打ち合わせ年内にリサーチ進め、年度内に実制作を行う予定で進め、それらの様子をみながら今後の展開も検討して行く予定でいます、マップ制作がうまく行けば、来年度以降もプランニングや提案を行う事になる可能性もありますので、メンバーには気合いを入れて遂行をお願いしたいですね!
(2009_08_27_打ち合わせ ギャラリー)
8月も残すところあと1週間・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
大学はまだ夏休みですが、コースとしては後期に向けてそろそろ動き出さなければいけない時期になってきました、そしてそれは学生も同じで、秋のオープンキャンパスや芸術祭のコース展示、その後の後期授業、進級展や卒展に向けた制作や実験など色々を進めて行かないといけない時期になりました。
2年生の部屋では、秋のオープンキャンパスに向けたプランニングを進めていました、プロジェクタによる投影実験の様子ですが、内容に関してはお楽しみという事で・・・というかわたくしも詳しい事知りません(爆)部屋が星空みたくなってました。
秋のオープンキャンパスに向けて実験中 秋のオープンキャンパスに向けて実験中秋のオープンキャンパスは夏のオープンキャンパスとは少し違う指向になっていて、どちらかというと入試相談がメインです、ですので少し落ち着いた感じになるのですが、デジタルメディアデザインコースでは夏に行ったワークショップから2つと好評だったカフェを行う予定です。
ゼミの実習室では3年生が制作を進めていました、後期の進級制作展が最終目的になる3年生ですが、それまでに芸術祭でのプレ展示などを控えているので、そろそろ実験や考察を進めて、制作できるところから進めて行かないと時間がありません。
夏休み中/進級制作に向けた制作風景 夏休み中/進級制作に向けた制作風景彼女のプランは新規ブランドをプロデュースする事で、現在ブランド名やロゴの設計を進め、さらに店舗イメージ構築すべく模型制作へ移行しつつある状態でした、これから後期が始まると本格的な制作に入ると思いますが、休みのこの時期を使って少しでも進めておくのは後の作業の為にも有利ですね。
とりあえず挑戦してみるって大事だと思う、たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は2年生が撮影をしていました、コンペに応募するために制作しているようです、最近のカメラはオート機能など良く出来ていますが、制作等でカメラを使用する場合、大抵はオート機能を切ってマニュアルでセッティングします、実はここが結構ポイントで、オートは機械が勝手にセッティングを状況によって変えて行ってしまうので画にばらつきが出てしまう欠点があります、なので条件に合わせて色々セットしてから撮影するのですが、なかなかこれが難しい。
ここ最近、毎年映像を制作する学生が現れますが、皆最初にここで壁にぶつかります、なんだか毎年同じ苦労をしてる姿が継承されていくのが面白いですね〜、こういう時先輩後輩でノウハウの伝達があると助かるんですが、なにぶん夏休み突入という事で頼れるのは自分という事になってました、兎に角挑戦してみるって大事だと思います。
今年から撮影用の照明を新調しました、今回は1セット3灯を使ってました。この照明を使うの実は初なんですが、これが暑い・・とくに被写体になる人は暑い訳ですが、デジタルメディアの「僕の夏休み」がぴったりな夏青年?がギター片手に歌ってました・・・
しかしテイクが多い(笑)リズムのズレとか動きとかに対して監督が結構厳しくて、取材してる間だけでも10テイクくらいやり直ししてました、さてどんな作品が出来てくるのでしょう?
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