17日の事ですが、なにか?・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2年生の木曜日の実習は、デザインを考えるという文脈を中心にコースプロモーションの提案等を主軸にした内容を展開します。デザインと言っても色々な物が世の中にはありますよね、美大芸大関係ではグラフィックデザインとかプロダクトデザイン等々、それぞれの専門分野に分かれた言い方を良くします、なにより学部や科のコースなどの名称の多くは、このような名前で分かれています。
そして、私たちのコースは造形学部デジタルメディアデザインコースという名称、今までよく美大芸大関係で使われていたコース名とは違う名前を付けているだけに内容が想像しにくいのも事実です。
しかし、今、デジタル化などの技術的な進展によってデザインも時代に沿って変わって来ています、つまり従来のやり方では対応出来ない部分も発生し始めています。15年前には考えられなかった生活が携帯電話の普及によって実際に今展開されている、そう思うとポケットに入る多機能端末のたった3インチほどのディスプレイに映し出されるグラフィックデザインの仕事などは当時無かった訳です、つまり時代の流れに沿ってデザインが関わる仕事も流動的に変わって来ているって事ですね、そしてそれは多方面の”デザイン”という名の分野で起こっていて、それに柔軟に対応できる人材も必要とされると思っています。
とはいえ、なかなか受験生達にそれを伝えるのが難しくて、こうやってブログ等を通じて色々と記事を書いている訳なのですが、授業内でもその事を在学生に知ってもらいながらデザインを学んでもらいたい、そこで”デザイン”の今後はどうなるのか?を予測する為にも、今どうなのか?とか今までどうだったのか?とか、社会のデザインはどう出来ているのか?ってのを普段の生活の中から見つけ出すって事も大事かなと思います。
前置きが長かったですが、ようするに長期休み中にデザインの色々を写真に撮って来るという課題を2年生に出したって事なのです・・情報をデザインしてわかりやすくする事はデザインの重要な要素ですが、必ずしもそれが完璧に機能しません、なんせこんなにも人がいる訳ですからね、良い悪いも人それぞれな訳です、だからこそ状況を調べて何が必要かを探す事って大事かなと思います、これを通じて”デザイン”って何か?から、コースプロモーションの方法までを考えてもらって一石二鳥と言う訳です(笑)