無事終了! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
名古屋造形大学卒展記念 浦沢直樹トーク&ライブ「表現欲」無事終了いたしました、漫画ありトークありミュージックライブありと盛りだくさんの内容で2時間があっという間でした、お越しくださったみなさんありがとうございました!
浦沢さんのトークからスタート、とにかくその場でスラスラと描くライブ描写は流石です、僕は裏方だったのでその様子をスイッチングのモニータでみていました。浦沢さんが小学校3年生に描いたという漫画「太古の山脈」を題材にトークが盛り上がりました、この「太古の山脈」は名古屋造形大学卒展記念でしかみれない(かもしれない)レアな漫画です、参加された皆さんだけの特別公開。
その後、和久井光司さんと和久井バンドの皆さんをお迎えして漫画と音楽のセッション、バンドの演奏に合わせて即興で描かれる浦沢さんの絵にみなさん首ったけの様子でした、こんなセッションめったにみれないと思います!とても面白い企画でしたよ。
後半は浦沢んさと和久井バンドの皆さんによるライブが行われました、これがまた本気ライブ!一気にコンサート会場に早変わりといった感じ。
ライブコンサートにはデジタルメディアデザインコースは裏方としVJやKINECTのパフォーマンスとして参加、学生スタッフとともに朝から現場に入って作業を行っていました、現場の裏でプロの仕事を間近でみれる経験なんてめったにないので、学生達にとってとてもいい経験になった事だと思います。また現場スタッフの方々も学生達に丁寧に対応していただきありがとうございました、裏方の仕込みについてはまた別に記事を書きたいと思います。
今回は名古屋造形大学としても愛知県芸術劇場大ホールでの初めての記念講演とあってとても大変でした、現場は各方面のプロの方に入っていただいていたのでセッティング等はスムーズでしたが、造形大スタッフが素人だったのでいろいろとご迷惑もおかけしたかと思いますが、何とか無事に終了する事ができて、名古屋造形大学教員職員とも感謝しております、浦沢直樹さん、和久井光司さん、和久井バンドの皆さん、それに現場の多くのスタッフの方々、本当にありがとうございました。
ありがとうございました たかひこん@デジタルメディアデザインコース
2月3日に最後の小林先生担当のゼミ(Network design seminar)が行われました。小林先生には1年や2年の基礎過程の授業も含めて4年間デジタルメディアデザインコースで様々な授業を非常勤講師として担当していただきましたが、来年度から新しい場所で活動されるため、今年度をもって退任される事になりました。
ゼミでは主にWeb関連を中心とした内容を3年間担当していただいていました。比較的カッチリした進行でゼミ生達の制作をサポートしていただいたのが印象的です、Webコンテンツの制作からiPadなどのモバイルコンテンツなど様々なゼミ生達の作品制作に対応していただき、また外部のワークショップへゼミ生達の積極的な参加を促していただいたりと変化に飛んだゼミだったと思います。
最終授業のこの日、ゼミ終了後にゼミ学生達が思い思いのサプライズプレゼントを準備していました、惜しまれつつも新しい場所での更なる活躍をお祈りしています!4年間ありがとうございました。
次の世代達 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
28日の土曜日に多治見工業高等学校と岐阜工業高等学校の卒業制作展を観てきました。
多治見工業高等学校は多治見市文化会館でデザイン科とセラミック科の二つの科による展示が行われていました、セラミック科は焼物に関する様々な実験や研究が発表されていました、純粋に焼物としての作品がある一方、焼物の技術や素材を使った様々な応用で新しい領域拡大なども実験されていて芸術としての焼物とデザインとしての焼物が混在した展示となっていてとても興味深いものでした。
多治見工業高校・卒業制作展 多治見工業高校・卒業制作展デザイン科は基本手描きポスターを中心とした展開でした、現在デザインの現場ではほとんどコンピュータで仕上げますが、多くの高校ではまだまだ手描きで制作しているところが少なくありません。手描きの制作はコンピュータと違ってやり直しが安易に出来ないというプレッシャーがあります、もちろん仕事としてデザインをやって行く以上はコンピュータは欠かせないですので大学では仕上げに手描きという作業はほぼありませんが、手描きには失敗出来ない精神力や忍耐力、それに失敗に対すやり直しなど作業量が多く、デザインを精神力と体力で乗り切るという技術が必要になります、高校生の卒業制作で鍛えられた技術は大学や社会でコンピュータに取って代わったとしても生きて来ると思います。
岐阜工業高等学校は岐阜県美術館でデザイン工学科の展示が行われていました、このデザイン工学科にはビジュアルデザインコース、デジタルデザインコース、スペースデザインコースの3つのコースが設けられているのが特徴です。ビジュアルデザインではポスターの他にその企画に関する説明と企画までのプロセスも併設で展示されていて、作品に至った経緯も知る事ができます。
岐阜工業高校・卒業制作展 岐阜工業高校・卒業制作展またデジタルデザインコースは名古屋造形大学のデジタルメディアデザインコースととても似ている名前で、作品内容もかなりシンクロしている部分を感じました。既存の企業を想定したPVを中心とした展開でしたが、テーマに選んだ企業のリサーチ結果から作品へ昇華していくプロセスなども展示されていました、高校生の段階から幾つかのアプリケーションをハイブリッドに使いこなしているなどこれからが期待できる若い世代が大学へ進むと思うとなんだかワクワクしますね。
今回はたまたま時間の都合が合ったのでこの2校の卒業制作展におじゃまさせていただきました、また機会があれば他の高校の卒業制作展にも足を運んでみたいと思います。
プロの仕事! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
1月18日に卒業制作品集用の撮影が行われました。全コースそれぞれ順に今週1週間をかけてスタジオとギャラリーにて撮影されました、デジタルメディアデザインコースはちょうど昨日の午後に撮影を行いました。
最近はコースの作品内容がWebなどデジタル系のコンテンツが多くて物理的な撮影が少なく、今年も4名ほどの作品を撮影していただきました。4人とは言えそれぞれ違ったスタイルの作品なのでライティングなど撮影方法は全く違います、ブログ用の記録撮影のため僕も現場に1時間ほど居ましたが、それぞれの作品に適したライティングやレフ、ロール紙の位置を手際良く設定し撮影がスムーズに進んで行くプロの仕事は流石でした。
どんな世界にもプロが居て、豊富な技術や経験を活かして仕事をされています、そんなプロの仕事を間近にみれるこういう機会は、学生達にも良い刺激になったんじゃないでしょうか!コースの学生達にはこういう機会こそ率先して参加し現場から学び取って欲しいなと思います。
久しぶりの出張 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
週末、国立がん研究センターと東京理科大、それに名古屋造形大学で行っている画像診断に関する研究の打ち合わせのため久しぶりに東京方面に出張してきました、せっかく関東方面に行く機会があったので東京藝術大学の大学院映像研究科メディア映像専攻の修了制作展「Media Pracice 11-12」と、先端芸術表現科卒業・修了制作展「藝大先端2012」を観てきました。大学院の修了展という事もあって、学部とはまた違う作品の制作スタイルが垣間みれました。
デジタルメディアデザインコースは名古屋造形大学の学部になりますが、ここを卒業した後に大学院進学を希望する学生も何名か居ます。また名古屋造形大学にも造形研究科の造形表現構想にデジタルメディアデザインというコース直属の修士過程があります(デジタルメディアデザイン研究1・2)
デジタルメディアデザインコースを卒業後どの大学の修士課程を選ぶかは卒業生自身にゆだねられる訳ですが、他大学を含め幾つかの修士課程が存在するなか、本コースの修士課程も視野に入れてもらうためには魅力ある修士課程を築く必要があります。現在まだデジタルメディアデザインの修士課程には学生がいませんが、今後学生の受け入れを考えると他大学の方針などをリサーチしておく必要があると思っています。今回はそんな理由もあって東京藝術大学の修士課程でどのような研究が行われているかなど参考にするため展覧会に行って来ました。
年末年始 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
年末押し迫る30日、皆様いかがお過ごしでしょうか? 2011年もデジタルメディアデザインコースを格別のお引き立てを賜り本当にありがとうございました、そして2012年もより一層のご支援を賜りますよう心よりお願い申し上げます。
さて、少し固いご挨拶はここまでにして、年末にふさわしい記事で今年を締めくくりたいと思います。YouTubeが主催するYouTube Video Awards Japan 2011のアニメーション部門になんと4年生の「はなぢ」ことアベさんの3年次進級制作のアニメーション作品「-socket-」がノミネートされました!!スゴイ! 大名古屋電脳博覧会に出品してた作品紹介でアベさんの記事書いたばかりですが、再び登場です。
YouTube Video Awards Japan 2011はノミネートされた作品から視聴者が気に入った作品を投票する事で大賞が決まります、「-socket-」が気に入ったら是非投票よろしくお願いいたします!!応援よろしくお願いします! 投票期間は2012年1 月8日(日)までです。
YouTube Video Awards Japan 2011のチャンネルページはこちら!
アベさんの作品「-socket-」
大名古屋電脳博覧会に出展されている作品を紹介します。
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
Content design seminar(渡邊先生担当ゼミ)から出展された「スーパーおねえちゃん」は今回唯一の学生によるソロ作品です、先月のコース展「デジタルメディアデザイン展」にも出展されていたのですでにご覧になっている方もおられる事でしょう、大名古屋電脳博覧会の展示ではストーリが少し付け足されました。
この作品は4年生の「はなぢ」ことアベさんの卒業制作になります、作品を上映するための仕組みを作り付けるためにこのような大きな作品となっていますが、主体となっているのはアニメーションです。
仕組みとしてのトピックスは平面のアニメーションをレイヤリングしたスクリーンで立体的にみせようとしている試みです、もちろん他の映像コンテンツでも利用可能な仕組みですし、特に平面を主体とするアニメーションには新しい応用方法が他にもありそうです。
アベさんは去年3年次の進級制作でアニメーションを制作しています、YouTubeにもアップされていますがデジタルメディアデザインコースダントツの視聴数を稼いでいます、言い換えればこのようないわゆる「アニメーションコンテンツ」がいかに世の中から注目を集めているかという事が伺えます、個人で作る自主制作アニメーションがWeb上でこんなに多く視聴されている事実は、今後のアニメーション制作に携わろうとする若い人たちにも影響を与えそうです。
大名古屋電脳博覧会で是非アニメーションの新しい試みを体験してください。
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