大名古屋電脳博覧会に向けて たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月21日から大曽根にある名古屋市民ギャラリー矢田で開催される「大名古屋電脳博覧会」に出展するべく連日制作がデジタルメディアデザインコースのアトリエで行われています!(大名古屋電脳博覧会についてはまたブログでちゃんと紹介しようと思います、オフシャルブログはこちら)
名古屋造形大学からはデジタルメディアデザインコースから渡邊先生のゼミで研究されている「インフォアニメディア」のコンテンツとわたくしたかひこんが中心に運営しているグループ「スイッチ」の3作品、それにアニメーションコースの吉岡先生のゼミからアニメーション作品が出展予定です。
写真は渡邊先生のゼミ生達で構成されたインフォアニメディアプロジェクトの制作風景です、このプロジェクトでは「インフォームドコンセント」のためのツール提案を研究していて、このプロジェクトの途中段階のプレゼンテーション展示が行われます。今年度後半から本格的にスタートした若いプロジェクトなので、これからの研究による進展がかなり期待されるプロジェクトとなっています。
今、若い美大生達が得意とするアニメーションやコミックイラストの技術が生活にどのように役立てる事が出来るか?という名古屋造形大学のデザインセクションならではの視点や切り口から、新しいデザインの可能性、医療現場などのシビアな場所に「デザイン」としてどのように役立てる事ができるかという社会性を強く意識したプロジェクトとなっています。
一見エンターテイメントと捉えられがちなアニメーションやイラストの新たな応用価値を見つけ出そうとするこの研究は将来のデジタルメディアデザインコースの一つの方向性として定着する事が期待されます。
次々と たかひこん@デジタルメディアデザインコース
少しご無沙汰していました、久しぶりのブログ更新です。デジタルメディアデザイン展が終了して一段落したかと思いきや、実はまったくそんな事はなく、搬出の次の日からギャラリー矢田で12月21日から開催される「大名古屋電脳博覧会」に出展する為の準備に慌ただしく入り連日アトリエでは制作が続いています。
1年2年はデジタルメディアデザイン展の後、通常授業に戻ったので以前と同じキャンパスライフを送っていますが、3年は次の研究に向けて、4年は卒業制作に向けてそれぞれ制作を開始、そして大名古屋電脳博覧会に出展するメンバーはそれに対応するために個人制作と両立しながら作業を行っています、本日もすでに宿泊申請が出ていて深夜のアトリエで作業中です、そしてこのブログ記事も深夜のアトリエで書いてます(笑)
写真は大名古屋電脳博覧会に出展予定の「スイッチ」の制作風景です、今回は旧作のリニューアルのため基盤の再設計と新作への挑戦の為KINECTセンサーの導入を行いました、この一週間で必要な機材などを買って現在実験を繰り返しています、デジタルメディアデザイン展が終了して間もないですが、次回の展示まで時間があまりに無いので既に制作はシビアな状況です・・頑張ります!
4回目 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
少し前の事ですが、11月29日にキヤノン株式会社様による会社説明会が行われました、はやくも3年生対象の説明会のスタートです。4年生もまだ就職活動真っ最中のこの時期ですが、3年生対象のインターンシップなど就職に繋がる各企業様の説明会などが始まります。
キヤノン株式会社様が名古屋造形大学に会社説明会で来られるのは今年で4年目、そして今年もデジタルメディアデザインコース(当時、視覚伝達デザインコース、デジタルメディアデザインクラス)卒業の山崎君が後輩達の為に会社説明に来校してくれました。彼ももう入社3年目、会社ではデジタル一眼レフカメラやコンパクトカメラのグラフィカルユーザーインターフェースデザイン(GUI)を主に担当しているようで、今回仕事で携わったコンパクトデジタルカメラを持って来てくれました!
すでに製品として販売されているこの2種類の機種は、カメラの背面が液晶画面となっています、背面にはボタンが一切なく、操作等は全てタッチパネル式の液晶で行うプロダクトとなっています、故に画面に表示されるインターフェースデザインがカメラ操作の使いやすさなどを左右する訳ですが、山崎君の仕事はこれら画面に使われている「アイコン」のデザインを制作する事だったようです。
左の写真(EOS7Dが写ってる)のカメラのちょうど右側に縦一列に並んでいるアイコンの上から3個目、指のマークの付いたアイコンは彼が制作したデザインが採用されています。これは物理的なシャッターボタンではなく液晶画面をタッチする事でシャッターを動作させるソフトウエアボタンの切り替えアイコン、従来のカメラには無かった機能が新たに付く事で、それを促すための新しい概念のアイコンが必要となるのは必然ですね、そんな常に新しい機能を従来通りユーザーが使えるようにデザインを提案するのが彼の仕事でもあり、ユーザーインターフェースデザインの仕事でもあります。
一見地味なように感じますが、昨今のスマートフォンなど液晶画面による操作が重要な位置を占める製品がどんどんとリリースされています、今後このようなデザイナーの仕事はさらに増え、これらのデザインが出来る新人が社会から実は求められています。
3年生が就職活動と聞くと少し気が早い感じもしますが、同世代のライバル達は既に動き始めています!3年生の皆さんのこれから就職に向けて頑張って行きましょう!
無事展示終了! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
デジタルメディアデザイン展無事終了いたしました、お越しくださった多くの皆様ありがとうございました、6日間という短い期間でしたが約400人の方に訪れていただき、様々なご意見をいただきました。今後のコース運営や学生達の制作・研究を遂行していく上で貴重な意見を多数いだだけた事、皆様と貴重な時間を展覧会を通じて過ごせた事をコース一同感謝しています。
4年から1年まで全学年の作品展示という事もあって、展数も多く全てを観ていただくのに時間のかかる展覧会でしたが、多くの方が時間をかけてじっくり観ていただいていたのが印象的でした。4年生はこれから今回出展した作品を最終完成へ作り込み2月の名古屋造形大学卒展へ出展予定です、未完成部分も多く展示にお越しいただいた方には失礼な部分も多々あったかと思いますが、最終の卒展で彼等の作品の完成を是非観に来てくださればと思います。
3年生は進級制作展として位置づけていました、今回反省すべきは未完成が多かったという点に尽きます、4年3年ともに多くの未完成作品に対しては厳しいご意見もいただきました、彼等学生達もその点については展示を行ってみて肌で感じ取った事だと思いますし、今後の展示に対する考え方も改め、良い作品や研究が発表できるよう頑張って行きたいと思います。
2年1年は課題制作からの出展や自主制作作品が展示されていました、まだ未熟な部分も多々ありましたが、基礎を含めた彼等の取り組みを垣間みれたかと思います、また自主制作を出展した学生達は、若いながらももがきながら表現や制作を追求した結果が現れた展示となったように思います、2年は来年からゼミへと移行し、さらに各自の研究に取組む事になりますが、その為の第1歩を踏み出したかなと思っております。
至らぬ部分も多くありましたが、ご来場くださったみなさま本当にありがとうございました。また今後とも名古屋造形大学デジタルメディアデザインコースをよろしくお願い致します。
コラボレーションの可能性 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
デジタルメディアデザイン展4日目の11月25日、名古屋音楽大学・映像音楽コースの田頭先生が学生達を連れて展示会場に来られました。以前、名古屋造形大学の高北学長と名古屋音楽大学の高橋学長から映像音楽コースの田頭先生をご紹介された事がご縁で、せっかくのグループ大学という事でデジタルメディアデザインコースと何らかのコラボレーション活動や学生同士の繋がりがつくれないか?という話が持ち上がり、現在、新しい可能性に向けてお互いのコースで模索しています。
この日はちょうど名古屋造形大学の高北学長も来場されていたので高北学長も交えて、デジタルメディアデザインコースのボスこと渡邊先生が展示概要や作品を紹介してまわりました。作品を丁寧に観て回りながら音楽や音の可能性がどういった所にあるか?という事を学生を交えながら熱心にディスカッション、気がつけば作家であるデジタルメディアデザインコースの学生達も徐々にその輪に集まりだし、最後は十数名でプレゼンテーションのようになりました。
学生達も自分の作品をアピールするチャンスですし、作品に使う音楽や音の事を音楽大学の先生や学生に聞けるという事もあって、興味深い話がいろいろ発生していました。すでに音楽大学の学生と連絡先を交換して次回作に向けた音の制作を依頼したり、音楽大学の他の学生の紹介を頼んだりしていました、そういう所は流石ですね、4年生は卒業制作展に向けて音楽大学の学生に協力してもらう手配をすでにしてました(笑)
4年3年はもちろんですが、2年1年の展示作品でも幾つかの可能性があるとの事で、その場に居た2年1年ともいろいろ情報交換していました。展示を切っ掛けに新たな出会いや新しい提案が唐突に起ったりするのも醍醐味ですよね、田頭先生、音楽大学の学生の皆さん、ご来場ありがとうございました、有意義な時間が持てた事を感謝します。
深夜に行う色んな事 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
デジタルメディアデザイン展がすでに開催されいていますが、それに向けて制作し続けてきた学生達の姿を今回もお届けします、今日は最終制作日の追い上げ作業の24時間をアルバムにしてみました。ちょうどミシンがけしてるあたりが深夜12時ころ、壁紙貼りが深夜2時〜3時頃です。
名古屋造形大学では申請すれば条件がありますが宿泊してアトリエで作業する事が出来ます、デジタルメディアデザインコースでは何らかのイベント前になると泊まり込みの追い込み制作が恒例のように発生します、デジタルメディアデザイン展も例外なく最後の2週間は泊まり申請が頻繁に出ていました、今回下のアルバムで紹介した写真は最後の週末の1泊2日の経過です。
夕方、授業終了前後は2年1年の手伝いとともに、出力関係の制作が目立っていますね、学内に在学生が多い時間帯は、先輩後輩入り乱れながら制作の手伝いを行っている様子があちこちでみられました、特に今回は大きな印刷物をパネルに貼る作業が多かったので、パネル貼りや裁断などの作業を主に手伝ってました。
夜から深夜にかけては宿泊申請を出している4年3年が中心となります、実は授業が無い夜から早朝にかけての時間を利用して2年1年のアトリエは大物の制作場所として使っている事が多いんです、アトリエを普段使っている2年や1年の多くは深夜こんなふうにアトリエが使われている事を知らないと思いますが(笑)例えば今回の第2展示室の8角形の壁は、設置実験を夜から深夜にかけて行っていました、授業時間前には撤去されていたので通常授業時間は何もなかったような感じになっていたと思いますが、深夜にはデカイ壁が建ってました。
大きな壁の制作も実は深夜によく行います、とくに壁紙貼りは場所が必要なので学生や教員の居ない深夜のアトリエや廊下で行う事が多いのです、今回も深夜手分けして作業を行いました、展覧会といえども自分の作品だけでなく様々な物を作る必要があります、特に1年や2年があまり知らない作業が実は裏で行われていたのでした。
第3展示室にあるスーパーお姉ちゃんの上映ブースの設置は特に今回心配な要素だったので、1年生のアトリエ内に仮設置を行っていました、1年生には迷惑をかけていたと思いますが、これほど大掛かりなものはさすがに組み立て実験をしないと不安ですからね、単管の組み立てから壁の制作、ミシン、そしてアニメーションと多岐にわたる作業が必要だった作品なのです。
そんな様々な工程を経て今回の展覧会が成り立っているのですね、そう思うと色々な角度から展覧会を楽しむ事が出来ると思います!是非デジタルメディアデザイン展へお越しの際はそんな所も気にしてみていただけたらと思います。
搬入はこんな感じでした たかひこん@デジタルメディアデザインコース
デジタルメディアデザイン展も本日3日目を迎えました、多くの方に来ていただいているみたいでなによりです。展示前は最後の追い込みでブログに記事を書く暇がなく今頃になってしまいましたが、搬入や最後の制作現場の様子をお届けしたいと思います。
搬入は月曜日に行いました、当日午前9時20分に大学に集合し、2台のトラックと5台の乗用車に分散させて作品を積み込みました、去年と同じく今年もかなりの物量と大きな荷物があったので正直トラック2台におさまるのか不安でしたが、なんとか全て積み込む事が出来ました。そして例年のごとくトラックを運転するのはボスこと渡邊先生とわたくしたかひこんの仕事なのです・・・学生時代トラックのレンタカーを借りて搬入搬出をした事を思い出しながら、そういえばこういうのって学生でやってたなぁ〜と思いつつ、なかなか今の学生達はそういう感じでも無いみたいですね。
13時からギャラリーにて搬入、今年は3つの展示室に別れての展示となっていたので、それぞれの作品を各部屋に運び込み、あとはひたすら展示の準備です。デジタルメディアデザインコースの展示では毎回大きな物があります、展示そのものではなく壁や展示台なども自前で準備している為、毎回多くの工数が発生して大変です、今年も単管(鉄パイプ)を使った大掛かりな作品があってかなり大変でした、しかしこういった作業もこのコースならではの風景かなと思います、みんなで展示を作り上げて行く感じは現場に参加した学生達に伝わっていると思います。搬入の写真をかなり多くアップしました、搬入の雰囲気が伝わればと思います。
残す所3日あまりとなりましたが、デジタルメディアデザイン展へ是非お越し下さい。
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