4月24日(月)新学期始まってまだ1ヶ月経ってませんが、すでにゼミアトリエでは泊まり込みで制作に追われています!・・・5月4日〜5日の2日間、刈谷市総合文化センターで行なわれる「かりやKidsフェスティバル2017」の併設ギャラリーでスイッチによる作品展を行なうため、作品の制作と調整が日々行なわれています。
出展作品のうちの1つ「なげる、あてる、ひろがる」は現在、魔法の美術館への出展のため運営会社に預けた状態で大学には無く、今回の出展のために「なげる、あてる、ひろがる」の複製を制作しました。設計図はあるので、複製はそんなに難しくは無いのですが、必要な部品を切り出す作業に時間を要するため、連日のレーザーカッター作業や、部品の組み立てに結構時間がかかって動作チェックがなかなか行なえないまま今に至という状態です。
レーザーカッターは便利なマシンなのですが、大学には1台しかなく、カッターの調子に作業が左右されるのが結構問題なのですよね。今回のように急ぎで大量の作業工程がある時に限って何かと問題が起こるのもどうにかしたいところですが・・・今回は集塵機の調子がわるくて右往左往しました。現場には魔物が居るとは良く言いますが、なかなかサラッと思い通りに行かないのが面白い所でもあり大変なところでもありますね。
新たに筐体を組み立てるためアルミフレームも大量購入しました、ネジやらボルトやらアトリエは部品だらけだし、すでに新学期始まったばかりとは思えない散らかり様です・・・。
4月15日(土)名古屋東別院にて今年度も新入生研修が行なわれました。今年は桜が少し遅かった事もあって境内の桜はまだ咲いていました。13時すぎから本堂にて、学長の挨拶、御輪番の講話を聞き、約30分ほどで全体研修は終了しました。集合時間はあいにくの雨でしたが、研修を終えて本堂から出ると雨がやんでいて晴れてきました!
その後はコースに別れての研修で各コース別々に移動、今年は愛知県美術館で行なわれている「フィンランド・デザイン展」へ行きました。フィンランドと言えば4年前にフィンランドはオウル市にあるオウル工科大学へ学生達と行ったこともありコースとしては身近に感じる国でもあります。イッタラやマリメッコといった有名なデザインブランドの展示をはじめ、フィンランドのデザインの歴史なども紹介されていました。まだ1年生達にはあまり馴染み無いかもしれませんが世界のデザインに触れる事が大事ですからね!
1年生はこれから色々な展示やデザインに触れて行く事になるかと思いますが、デザインを学ぶにはデザインブランドなどの商品に触れる事、経験や体験できる事、使う事が大事です!たとえそれが100万円の椅子であっても座ってみないと良さがわかりません!積極的なことは良い事だと思います!
ちなみに最近はリプロダクト家具として意匠権の切れたデザインを正規メーカー以外のメーカーが生産して安く販売しているモデルもあります、ジェネリック家具とも言われています。正規とは違うのでもちろん善し悪しもありますが、有名デザインに安く触れる機会があるのは良い事かもしれませんね。
4月14日(木)名古屋造形のキャンパスは自然豊なキャンパス、桜も満開で春の彩りをキャンパスに添えています!と、いうことで季節ごとの表情をみせるキャンパスをせっかくなので空撮しておきました。
ドローンによる空撮の映像ってよくテレビなどでも使われていますが、宣材として結構使える素材だったりしますよね。季節もののネタはその時期でしか撮影出来ないので時期を逃すと撮れませんし、もちろん天気にも左右されるので、桜が咲いていてかつ天気が良くて風が無い日を狙って!あ、とりあえず撮影して適当に編集しただけなので音がありません・・・BGMとかあればそれっぽくなるなるのでお好みの音楽でご覧ください(笑)
4月3日(月)三大学合同による入学認定式が行なわれました、いわゆる入学式ですね。去年から名古屋造形大学の入学式は姉妹校である同朋大学、名古屋音楽大学と合同で行なっていて、今年は名古屋東急ホテルで行なわれました。
三大学の学長がそれぞれ登壇し、各大学の新入生による宣誓と入学認定を行うというオーソドックスなスタイルで進行しますが、後半は各大学の紹介と、それぞれの得意な分野による催しが行なわれました。名古屋造形大学からはデジタルメディアデザインコースが行なってきた博物館明治村でのプロジェクションマッピングをお披露目しました。
単にプロジェクションマッピングの映像をスクリーンに出すだけでは芸がないので、実際にプロジェクションマッピングを行なった時のサプライズ公演として行なった名古屋音楽大学の声楽科による生歌バージョンを入学式式場で再現してみました。とはいっても建物に映し出している訳ではないので、マッピングには全然なってませんが(笑)今年の夏に明治村でプロジェクションマッピングを行なう事がすでに決まっていますので、本当のプロジェクションマッピングは是非こちらで体験してください。
4月2日(日)4月に入りましたね、ついに新年度です!そして新年度早々の日曜日にいきなり出勤でした・・・この日は入学式で催すプロジェクションマッピング等の映像送出などのリハーサルを名古屋音楽大学の名音ホールで行ないました、と、言ってもコースの学生達は全く関与してなくて、結局のところ教員1名だけで造形側の催し部分をやる事になってしまって結構大変でした・・・あ、ちなみに映像送出する3つの大学ロゴのフライングアニメーションはゼミの学生に無理言って作ってもらいました、ありがとうございました。
名古屋造形から催しとして提供するのは2年前の秋の明治村で行なった「聖ザビエル天主堂」のプロジェクションマッピングの紹介です。このマッピングで使った音楽は名古屋音楽大学から提供していただいており、当時サプライズで声楽科の学生さんに生歌で歌ってもらうというのを2回だけ行ないました、今回はそれを入学式会場で再現してみようという事で、入学式用に実専用の映像を制作し、それに合わせて声楽科のみなさんに歌ってもらいました。
持込むプロジェクターが普段作品展示で使っているビジネスプロジェクターなので、会場の広さや明るさからするとちょっと光量が足りないのが気になるところですが、今ある機材でなんとかするしかなかったので、今回はちょっと映像薄いですがこれで上映しました。
3月29日(水)アトリエにむりやりアルミトラスを建ててみました。
制作や実験でプロジェクターやKinectセンサーやらを吊る事が多いのですが、いままでは蛍光灯のスタッドにアルミフレームを乗せたりして対応してきたのに対して、さらに高い位置に安定して設営するのに3mのトラスを組み込んでみては?とふと思い、組み立ててみました。
結果、梁やスタッド、それにぶら下がってるエアコンなど結構邪魔なものが天井にはあって、それを避けて建つ場所はアトリエ内でも限られていて、かつ、机やPCなど普段の制作で使っているエリアにあまり影響を与えないとなると、2通りくらいしかなくて結局アトリエのど真ん中にむりやり建てました(笑)
スタッドの上をまたぎながら建っているので、トラスの下をすべて有効に使う事は難しいのですが、これでプロジェクターを3m以上の高さから床面投影する事が出来るようになったので、いままでよりは広範囲で実験する事が出来るかなと思います。新学期迎える前からアトリエが良くわからない空間にどんどんなってきてますね・・・
3月28日(火)名古屋造形大学では春のオープンキャンパスを開催しました。そろそろ春らしく暖かくなってきましたね!キャンパスの桃の花にもミツバチたちがやって来ました。
コースでは在学生による展示や説明など結構な規模で行なうオープンキャンパスなのですが、ちょうど春休み中という事もあって作品展示の準備や機材の準備に学生達をあまり動員できない事と、新学期の準備などが重なっていたので春のオープンキャンパスは少し規模を縮小してA108アトリエのみで行いました。
今回展示したのは、VRコンテンツを体験してもらえるoculus rift(オキュラスリフト)を使った「360度風景画」やAR、MRを体験できるMicrosoft HoloLens(ホロレンズ)などゴーグル関連各種と、4Kカメラや4Kテレビ、クレーン撮影、ジンバル撮影のRONINによる撮影など映像に関する展示と体験でした。
本当はもっと色々なコンテンツがあるのですが、メディア系の作品は機材の準備などで人が必要な事が多くて、今回はすこし少ない展示と体験ブースとなりましたが、新学期が始まってからの次のオープンキャンパスではもっと色々な展示や作品体験などが出来るかと思いますので、また是非次回のオープンキャンパスにも起こしいただけたらと思います!
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