2月26日終日・金沢 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
金沢美術工芸大学の卒業制作展を観に21世紀美術館へ行ってきました。金沢美術工芸大学には3年前までデジタルメディアデザインコースの1年生デザイン基礎の授業で非常勤講師として来ていただいていた坂野先生が視覚デザインの専任講師として教壇に立たれています、ちょうど今年の4年生達が1年のときに坂野先生にデザイン基礎やエデットリアルの基礎を教わっていた事もあって、彼等も坂野先生の大学の卒業制作展の作品が気になっていたみたいで、今回はゼミ生数名と一緒に金沢まで行って来ました。
実は去年も金沢美術工芸大学の卒展にお邪魔していて、その時はインダストリアルデザインの作品がとても印象に残っていたので、今回も視覚デザインとインダストリアルデザインの展示が気になりました。でも流石金沢美術工芸大学、どのコースも作品のレベル高いですね、もちろん名古屋造形大学だって負けてはいないところあると思うのですが、他大学の展示を積極的に見学する事で自分達の卒展や作品を俯瞰的に観る事が出来るので、長所や短所が結構浮き彫りにできます。
美術館の特徴もあるのでしょうけど、全体的にスポット照明による展示だったのがとても作品の印象を変えている気がしました、デジタルメディアデザインコースの展示は基本スポットライトタイプの展示を行いますが、名古屋造形大学では蛍光灯を使うコースも幾つか存在します、そういう意味でいうとライティングの考え方が大学や美術館によって大きく異なる事も違いとして認識する事ができます、どちらが良いか悪いかという事ではなく、どういう展示を目指すかという事に尽きるとは思うのですが、個人的な感想として最近蛍光灯による展示ってあまり無い気がします。