出不精の得意技「家から出ない!」でインフルエンザ対策もばっちり!
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
関西方面では豚インフルエンザで学校関係も休校が相次いでいます、いまのところ東海方面では感染がありませんが、もし愛知県内で感染があれば、名古屋造形大学もインフルエンザ対策として休校などの措置が取られる可能性があります、名古屋造形の学生さんおよびご父兄の方々に置かれましても、インフルエンザ対策とともに名古屋造形大学ホームページに掲載されます「インフルエンザの対応について」を一読していただいて、もし愛知県内で国内感染者が出た場合は、名古屋造形大学ホームページに、その後の休校等の対応方法を掲載しますので確認をお願いいたします。
今日は4年生の卒業制作プロポーザルの再提出日でした、今回は前回の問題をふまえてリファインしたものを、おなじくテーブルにならべ、それぞれ作品の内容説明を行ってもらいました。
内容もさながら、ペーパーとしての編集能力とか、いわゆる「みてもらう」ためのデザインという部分も含めて作るというのが今回のテーマなのですが、やはりまだまだ内容に対しての詰めを行っている段階という事もあって、まだまだ甘い感じです、しかしながら先週より進歩した感じもあって、今後の制作や就職対策につながって行けばと思います。
一人一人説明を聞いて、それに対して応答していくってのってかなり時間がかかります、とくに卒制ともなると早い段階で方向性を決めて行かないと、後で時間が無くなってどうしようもなくなりますのでしっかりと聞いていく必要があるのです、で、結局今日は1時間以上オーバー・・・
実は昨日も3年生のプロダクトデザインコースとの共同授業の携帯電話コンペ出展の為のグループワークのプレゼンだったのです、こちらも提案に対する厳しい意見が相次ぎ、たった8グループのプレゼンに対して授業時間では間に合わず30分オーバー・・・ここ最近プレゼンテーションのオンパレード!みたいな感じで、若干皆お疲れ気味な雰囲気ですが(笑)もの造りをするには、相手を納得させて行く事も重要、デジタルメディアデザインコースでは少し頻繁にプレゼンを行う事で、進行の把握と作品クオリティーの向上を目指しています。
新型インフルエンザの感染者が国内でも増えてきていて、いつ愛知県にも影響か及ぶのか心配です。ある程度の期間を休講にしなければならなくなった場合は、その分の授業をどうするのか、などを考え始めなくてはいけないなと思っているデジタルメディアデザインコース@ワタナベです。
今日は、少し時間ができたので栄にある松坂屋美術館へ「迷宮への招待 エッシャー展」を見に行ってきました。この展覧会は5月19日(火)までなので、ぎりぎり滑り込みですね。やはり新型インフルエンザのこともあるので、マスクをしてでかけました。
エッシャーの作品は大好きです。とはいっても、中学校や高校の美術の教科書にもほとんど掲載されているのと、その不思議な世界観は他にはない魅力なので、たぶん美術やデザイン分野以外の方々にも広く知られていて、僕だけでなく、好きな作家として挙げる方が多いのではないでしょうか。
その中でも、今年はじめに惜しくも亡くなられてしまった日本のトップグラフィックデザイナー福田繁雄先生が、エッシャーの作品をお好きだったことはとても有名です。今日も、エッシャーの作品を鑑賞しながら、2007年と2008年に本学に先生がお見えになり講座をされた時のことや、そのあとの食事会での楽しいお話の様子を思い出しました。
特にエッシャーの中期の作品を改めてよくみると、現在の日本のマンガの表現手法にとても影響を与えていると思える部分がたくさんあることに気が付き、福田先生が以前お話しくださった「実は、僕は子供のころからずっと漫画家になりたかったんだよ。」という言葉を思い出しました。いろいろな人やいろいろな作品がこうやってつながっていって、また新たな作品ができていき、それがさらにつながっていく。まるでエッシャーの作品のようだと思いました。
納得させる難しさ・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は3日前に宣言したように卒業制作で何をするのか4年生に提案書、いわゆるプロポーザルを提出してもらいました、が、結論から言うと・・・ほとんどがこちらの意に反してよろしくない・・・厳しいようですが、やはり4年間の集大成として、納得のいく内容の提案でなければなりません、なにより全体を並べてみると、ざっと観て何をしたいのか?とか、興味をひくか?という点においては、ほとんどが分からないという有様でした。
せっかくデザインという分野で学んでいるんですから、内容をそれなりに価値あるように「魅せる」という事ぐらいはやるべきです、そもそもデザインという世界は「世の中の問題や難しい事をより分かりやすく伝える事」や「使いやすくする事」「魅力あるものに変換する事」を考えて行く訳ですから、それらに従事して行こうと考えている当人達の提出する提案や企画書がまったくデザインされていないというのは大きな問題だと思います。
何事においても、やはり「納得」させる事を考えて行かなければなりません、時にはハッタリでもそれなりの資料と納得いく説明があれば「そうかもしれない」なんて事も起こる可能性だってあります、嘘をつけと言ってる訳ではありませんが、自分がやろうとしている事を人に「納得」させるというのは実はとても難しい事でもあり、また内容、見た目(デザイン)共に戦略的に行えないと勝てません、4年生はこれから就職というハードルを超えて行かなければならず、それには学外の同業を目指すライバル達に、就職試験やポートフォリオ等で勝つ必要があります、昨今の教育現場では「優劣を付けない」なんて事が流行っているようですが、実際社会は常に勝負です、少なくとも就職というフィールドは勝ち残った者だけが進路を獲得できる訳で、大学だからと言って甘い事言ってられないのが現実です。
机に全員の書類を並べ、今日は皆でそれぞれのプロポーザルに対して、良い点と悪い点を付箋紙で書き込んでもらいました、全体的にあまり良くなかったとは言え、だからといってこのままで良い訳がありませんからね、これをふまえて次にどうするべきか、皆の意見を参考に来週早々に2回目の提出をしてもらう事になりました。
話変わって、次は2年生。
こちらは学内案内等のサイン計画をグループワークで提案するという課題のプレゼンテーションを行っていました、街に出れば色々なサインが存在しています、とくに公共関係の施設などでは統一したインフォメーションデザインが施されていたりしますが、名古屋造形大学の学内のサイン計画は実は結構いい加減な状況だったりします・・・今年度始まると同時にデジタルメディアデザインコースの教室表示を勝手にピンクドットで作ってしまったのはわたくしの仕業なのですが・・・兎に角どういうインフォメーション計画を立てたかという発表が行われました。
最初の1班しか観れなかったので、詳細を書けないのですが、提案に対してツッコミが入ったあとの言い訳がたたず「ダメなプレゼンしてもうた・・」とプレゼンターが否定してまったりと、結構面白い展開でした。
ボスが現在アイスクリームを断絶してるのはナイショです!
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は3年4年合同のオープンキャンパスに向けてのグループワークのディスカッションでした、5月に突入してオープンキャンパスまで時間が迫って来たので、そろそろ各グループ何をするか決めて報告してもらいました、およそどのグループも方向性が決まりつつあり、問題点も発見できるようになってきたので、来週あたりから本格的に実現に向けて始動です。
で、授業終了かと思いきや・・・5時半過ぎに1年生が教室に何故か戻って来ます、なんでかな?と思ってたら3、4時間目の実習授業時間中に合評が終了出来なかったので、6時間目に延長して合評が行われていました。
こんな時間に合評ってのはかなりイレギュラーなのですが、皆の作品を一同に閲覧し、それぞれの意見が聞ける合評はデザインを志す者にとってとても重要な機会となります、限られた授業時間ではやはり対応できないボリュームがメディアデザインにはあって、たまにはこういうイレギュラーな実習というのも必要だと感じます。
1年生は、グラフィックデザインで使用するPhotoshopとIllustratorというソフトウエアを習得するとともに、紙面およびデザインの基礎的な知識を学ぶ授業を坂野先生の指導で受けています、今日の課題は「1年(2009年)」をダイヤグラムやピクトグラムといったグラフィックで表す(文字使用禁止)というもので、それぞれが1年というキーワードから何を導きだして、それをグラフィックとして表せるか?がポイントとなります。
合評は以前の記事で紹介したのと同じく、全員の作品をテーブルに並べ、全員で投票、その後その作品について本人からのプレゼンと、投票した各自からの意見が述べられました、今回は授業時間外って事で専任教員も参加、さらに上級生も何名か参加、さらにさらに遊びに来ていた卒業生まで参加して、1年にとってはちょっと緊張した感じのスタート。
人数が多いので、それなりに気合いの入った合評になったと思います、作品はさすがにまだ1年生って事で、問題点も指摘されていましたが、色々な意見を聞く事で切磋琢磨し、物を作るという事やデザインとはどういう事なのか?という事に関心を持って接してくれたらと思います。
最終的に7時過ぎという長丁場となりましたが、教員にとっても学生にとっても有意義な時間だったと思います、1年からそんなに頑張らなくてもって思われるかもしれませんが・・・デジタルメディアデザインコースではこんなイレギュラーな事も度々起こしつつ、常に前進するために気合い入ってるって事なんです。
今日から5月病なんです僕・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
なが〜いゴールデンウイークも終了し、本格的に5月がスタートしました。
4年生がここ最近若干ゆる〜い感じだったので、卒業制作で何をするのかちゃんとした企画を立ててもらう事にしました、最初に何をするのかプレゼンテーションする時にその内容などの企画案の事を「プロポーザル(proposal)」と言ったりします、ちなみに結婚を申し込む時は「プロポーズ(propose)」で申し込むという意味があり、プロポーザルは提案という意味があります。
兎に角4年間の集大成として何を提案するか?を書面にしてもらう訳ですが、あまり時間をかけてもなかなか結果が出なさそうなので、今回は3日間でA4サイズ5枚にしっかりとまとめてもらう事になりました。
「何をやるかを提案としてまとめる」これが意外に難しい作業なんです、何しろ場合によってはまったく畑違いの人にも分かるように説明しなければならない事もある訳ですから、それなりに説得力ある提案であり、なおかつ内容がわかるように構成されている事が重要になります、子供がだだこねるような「やりたいからやるの!」っていう企画を持って来る人も中にはいますが・・・そんなに世の中寛容じゃありませんからね・・・今日から3日間しっかり考えてもらおうと思います。
連休でブログも連休だったのですよ・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
ブログをご覧の皆様、ご無沙汰しておりました1週間以上放置でスミマセン、学校が連休でネタがなかったのでブログも連休してました、それでもって今日から授業がスタートですが、まだネタを拾えていないので、とりあえず「お元気ですよ、お元気ですか?」記事って事で。
連休中(9日土曜日)に浜松で入試相談会がありました、デジタルメディアデザインコースのボスが行ってたので、そりゃもちろんその記事が上がると期待してましたが、待てど暮らせど更新されず今に至る訳です・・・写真撮るの失敗したって言い訳を聞きながら、その失態をここに暴露してみました(笑)
と言いつつ、わたくしたかひこんも連休だったのでコース関係のネタがまったくないので「電子音響音楽シンポジューム&コンサート」に行ってみた感想を書いてみます。
いろんな世界があるんやなぁ〜という感じではあるのですが、現代音楽というジャンルと言えばいいのでしょうかね?世間的に音楽というとリズムがあってメロディーがあって・・という具合ですが、そういう当たり前というか常識と思っていると、たまにそれを覆される瞬間ってあると思うのです、まさにそんな世界が広がってました、 音を音楽と捉えるのか雑音(ノイズ)と捉えるのか、はたまたノイズをノイズと解釈する事すら疑うべきなのか?3時間あまりのコンサートで、勉強不足なわたくしは、モンモンとしたまま・・・・アコーティスティック楽器とノートPC(楽器)で演奏というスタイルが10年も前と変わらず新鮮なインパクトを与えたのでした。
まったくレポートになってませんね・・お許しを。
午後から久しぶりに授業なんで、またその様子もアップいたします。
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は入学してそろそろ1ヶ月が経った1年生の授業をのぞいてみました。今1年生はグラフィックデザインの基礎として、PCの基礎をはじめPhotoshopとIllustratorというグラフィックデザイン関係では基本となる2つのソフトを扱う授業を坂野先生のもとで受けています。
デジタルメメディアデザインコースでは約2ヶ月をかけてグラフィックデザインのノウハウを習得します、PCの扱いやソフトの技術的習得は勿論必要なのですが、それ以上にデザインには色々な考え方や構成力、応用力が必要になってきます、一辺倒にソフトの使い方を習っていても実はあまり意味がないんですよね、デザインには随所に制限や条件、ルールなどが存在していて、それらをどう組み合わせ、なおかつ優れた提案ができるか?という事もとても重要です。
今日は、あるルールに基づいて用意されたフォーマットと写真のみを使って「心地よい色」をテーマにPhotoshopで加工するという課題に取り組んでいました、制約の中で限られた素材と時間でよりテーマに近い提案をする、もちろんソフトを使うのでそれらのノウハウも同時進行で進める必要があるので、それなりに技術力とセンスが必要です。
ちょうど取材に行った時は制作を終了してプレゼンに入る所でした、コンピュータ室から場所を移してまずは全員の作品を机に並べて、それぞれ3点2点1点の持ち点を良いと思う作品に投票して行きます、この投票のコマがチップとまた洒落の効いた演出・・・表に点数、裏に名前が書いてあって誰がその作品に何点ベットしたか分かるようになっています。
後は点数の高い人から順に作品についてプレゼンテーション、ここでは作家自身が作品について説明するというよりむしろその作品いベットした人が指名され、何故この作品を選んだのか?を答えるという事を重要視していました、つまり、条件やルールに沿った上でテーマがより客観的に表現されているか?を観察する事ができるという事ですね「心地さ」といっても個人差がかなりありますから、作り手も受け手も客観的意見を参考にする事を知っておく事は重要です。
最後までプレゼンテーションにつき合えませんでしたが、かなりテンポのよい授業でした。
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