9月9日(土)大名古屋電脳博覧会の展示の様子です、写真は名古屋造形大学の展示作品「Vision」と「BigPingPong」です。「Vision」はタブレットを使って床面にあるARマーカーを読み取ると画面上に操作用のインターフェースが現れ、それを操作することで投影されている映像に変化を加える事が出来ます。空間を構成しているプロジェクションの映像に対して、手持ちのタブレットなどからAR技術を応用して介在するという所を基本コンセプトとした仕組みの部分を中核にし、後に内容を構成した作品です。今回は3種類の異なるマーカーにより異なるインターフェースが表示されるようになっており、それぞれプロジェクションに違った影響を与えます。といってもビジュアルを変化させたり回転させたりといった単純な動きだけなので、子供達にも結構人気でした。
「BigPingPong」はKinectセンサーにより人の動きを捉え、大きな投影画面で対戦するピンポンです。ゲームを考えるうえでこのオーソドックスでかつオールドスクールなゲームル−ルは重要な意味をもっています。今回特にペルティエ先生のゲームゼミがこの開発を行なったのは、単にゲームを作るという事ではなく、オールドスクールなゲームのルールの魅力や、ゲームの根本的な構造解析、さらにそれらを拡大的に大きくしたり小さくしたりする事でどんな変化が起こせるか?などの実証実験も兼ねていたみたいです。将来的にはMRなどといったホログラフィックとオールドスクールゲームの融合や、あらたなホログラフィックゲームの開発に繋げて行きたいというのが狙いで、今回の展示作品はあくまで習作的な位置づけになるものとなります。
7月13日(木)天保山にある大阪文化館で開催される「魔法の美術館」の搬入作業に行ってきました。名古屋造形大学からはプロジェクトグループ「スイッチ」が「なげる、あてる、ひろがる」という作品を出展しています。去年は静岡・熊本・大分と巡回しましたが、今年はこの大阪と12月に滋賀県を予定しています。
去年から引き続きの作品なので搬入作業はとても順調でした。来年以降の活動や運営の事も考える必要があるので今回は新たに3年生メンバーを加えて引き継ぎも兼ねた作業となりました。コースでは3年生からゼミとなりますが、ゼミに所属してプロジェクト等に参加するとしても、だいたいが4年で卒業していきますので、実質2年しか活動する時間がありません。なので研究内容やコンテンツによっては先輩から後輩へ研究を引き継いで行く必要がどうしてもあり、こういう機会を使って随時後輩が技術なども含めて引き継いで行きます。
もともと日帰りの予定でしたが、作業は思いのほか順調で夕方4時過ぎには完了、せっかくの大阪!ということでキタやミナミへ繰り出せ!!って思いもしましたが・・・明治村のマッピングなどやる事がいっぱいあるのでそのまま直帰となりました。
5月28日(日)名古屋造形大学の50周年企画「なごや寺町アートプロジェクト」の関連展示で出展していた「なげる、あてる、ひろがる」の展示、無事終了しました!ご来場くださった皆様ありがとうございました!天気もよくて気持ちいい一日でしたね、併設で行なわれていた「てづくり朝市」も大盛況でした。
「なげる、あてる、ひろがる」は魔法の美術館にも出展している作品です、これから行なわれる魔法の美術館でも体験する事ができますので、是非そちらにも足をお運びください!
5月27日(土)名古屋造形大学の50周年企画「なごや寺町アートプロジェクト」へ作品出展するために、名古屋東別院隣にある、お東幼稚園へ「なげる、あてる、ひろがる」を搬入しました。
お東幼稚園のおゆうぎ室を使った「なげる、あてる、ひろがる」の展示は実は2回目です。ただ作品の筐体は前回2世代目だったのに対して、今回は「魔法の美術館」に対応するために設計しなおした3世代目なのが大きな違いですね。また、魔法の美術館には1セット貸し出した状態なので、今回のものは「かりやKidsフェスティバル2017」に出展するために制作した複製したモデルです。
魔法の美術館に対応させた3世代目の最大のメリットは、組み立てや運営が1世代2世代とくらべて格段に違う事ですね。世代を追うごとにパッケージ化を目指してきたので、現在運営している「なげる、あてる、ひろがる」は搬入搬出がかなり楽になっているのが特徴です。展示完了までのタイムラプス撮影もしてみまたので、載せておきます。
5月5日(金)昨年はしゃぐ子ども達であふれていたこの展示、今年もたくさんの子ども達で賑わいました!このブログでは常連の、デジタルメディアデザインコース卒業生一家が今回の展示にも遊びに来てくれましたよ。いつもコースのいろんなイベントに来てくれているのですが、見るたびに子どもたちの成長の速さにびっくりしますね…!
余談ですがこの展示の搬入中、外山先生が腰を痛めて使い物にならなくなりました。年齢ですかね…元気に研究に打ち込むためには無理しないことも大切ですね…
何はともあれ、展示にお越しいただいたみなさまありがとうございました☆(あべより)
https://twitter.com/MediaDesign_NZU/status/860348436436008960
5月3日(水)刈谷市総合文化センターで行なわれる「かりやキネコ映画祭2017」の併設ギャラリー展示の搬入に行ってきました。毎年こどもの日のこの時期に刈谷市では子供向けの映画祭が行なわれています、それに乗じて併設ギャラリーでは映画祭にくる親子や地域の人達のための展示が行なわれていて、インタラクティブなメディアアート系の作品をここ数年デジタルメディアデザインコースのプロジェクト「スイッチ」から提供させていただいています。
今年持込んだ作品は、去年と同じシステムの「わ」と「ドローイング」それと魔法の美術館で展示しているボールをなげる「なげる、あてる、ひろがる」の3作品で、「わ」と「ドローイング」は仕様を変更し、グラフィック等を変えました。また「なげる、あてる、ひろがる」は魔法の美術館に出展している関係で大学には無いため複製を制作して持込みました。
3作品同時搬入は結構な作業量なので、スイッチメンバー7名の大所帯で搬入。人数多いので順調に進むかと思いきや、やはりそれほど簡単には行かないのがこういう搬入作業ですよね・・・結局去年と同じく夜の8時過ぎまでかかってしまいました。
5月2日(火)刈谷市総合文化センターで行なわれる「かりやKidsフェスティバル2017」の併設ギャラリー展示にむけての最終調整の様子です。今回展示する作品は過去に制作したものの焼き直しですが、それでもそれぞれ微調整が必要なので作業は結構な量となりました。特に3色のLEDのデバイスをつかった「ドローイング」という作品は、去年も展示しましたが、ビジュアルの仕様や内容をすべて入れ替えたので、最後まで調整に追われていました。
スッチで制作してきた幾つかの作品は、常に開発と改良をくわえていて、展示ごとに微妙にバージョンが違ったりします。また、それぞれの作品は今現在出来る事を最大限にやっているという事もあって、まだまだ不都合や、もっと効率の良いやり方、あるいは全く違った表現、など常に新しく出来る可能性があります。このようにバージョンアップを常に行なって、より進化した形へと変化するのもメディア作品の特徴ですね。まだまだ発展の余地のある作品群があるので、随時更新して行きたいと思います。
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