4月13日(木)4年生、3年生が所属する各ゼミも一斉にスタートしました。各自の研究目標に合わせてそれぞれがゼミを選んで在籍する事になりますが、写真はゲームデザインゼミとインターフェースデザインゼミの様子です。
写真を撮りに行った日はちょうどゲームデザインゼミが打ち合わせ中でした。ゲーム制作というとなかなか一人で出来る作業量ではないので、今年度は基本グループ制作を推奨するというペルティエ先生の方針で、大きくわけて3年生と4年生でチームを組み立てているみたいです。4月中旬にゼミの研究課題発表会として「Prologue – Slide session」というのを設けていますので、早々ではありますが各ゼミのゼミ生達は1週間足らずで内容を決めていかなければなりません。
インターフェースゼミでは今年度5つほどのプロジェクトを運営する予定にしています、なのでここのゼミ生達も個人制作というよりかはゼミで運営するプロジェクトや研究課題に取り組むという形になります。この日はプロジェクトとして決定している明治村でのプロジェクションマッピングについて打ち合わせていました。今年ゼミに入ったばかりの3年生達にもマッピングの制作に携わってもらうため、早々ですが3DCGと映像エフェクト部分の習得に取りかかってもらっています。スタートしたばかりですが、すでにゼミ室では制作と実験が始まっていて、コースのゼミはどこも忙しくなりそうな予感です・・・。
2月7日(火)卒業制作もいよいよこれで完結となります。この日は極寒の体育館にて4年生の研究成果である卒業制作作品の最終審査が行なわれました。毎年恒例となっている体育館での審査は寒さとの戦いですね、発表する学生達も大変ですが、審査する教員達も結構大変です・・・
この審査の時点でとにかく作品が出来ていないと話しにならない訳ですが、今年はとりあえず全作品完成し、動作する状態での審査となったので、卒業が危ないという感じはあまりなく、順調に進んだ感じです。とはいえ1つ1つの作品について学生のプレゼンテーションを聞いて、教員からの質疑応答があるので、朝の10時からはじめましたが、審査終了は夜の7時ごろでした。審査が終了した作品から随時梱包作業に入り、週末の搬入を待ちます。ここまでくれば後は展示、1年間続けてきた研究や制作も後もう少しで終わりを迎えますね!
最終審査にはゼミを担当くださっている非常勤講師の先生方にも参加していただいています。審査終了後に教員達であつまり、最終的にそれぞれが付けた素点から最終評価を行なっています。実はこれが結構時間かかるんですよね、作品についてゼミでの制作過程や学生達の挑戦など、いろいろな観点を考慮して全教員の同意で点数を決定して行きます、学生達はそれぞれ1年間かけて色々やってきたはずなので、我々教員も過程も含めて審議していくのが当然ですよね。で、結局夜の10時くらいまでやってました(笑)みなさん本当にお疲れさまでした。
12月3日(土)デジタルメディアデザインコース・マンガコース・イラストレーションデザインコースの3コースで今年から運営開始したコミックイラストレーションゼミのゼミ展示が学内D1ギャラリーにて開催されていました。
このゼミは各コースから特に最近人気のコミック系のイラストやキャラデザイン等に興味ある学生を対象に3年生から受け入れるゼミで、三輪布巳子先生のゼミになります。(来年度から美術コースからもゼミ生受け入れ予定)
コミックイラストレーションゼミ展では、今年度初のゼミでの成果を展示していました。それぞれ特徴ある画風をもっていてなかなか面白い展示でした。来年度からは新たに新3年が加わりゼミとして完成年度を迎えます、たくさんの作品が制作されるのが楽しみですね!
まさにコミック系のイラストを描くというのが特徴のゼミですが、こういった画風はマンガやアニメをはじめ、ゲームなどにも多様されており、各コンテンツを担う重要なキャラクターだったり、エンターテイメント系コンテンツを盛り上げるためのイラストレーションだったりと活躍の場所が随所にあります。またそれらコンテンツの人気からコミックコミックマーケットやインターネット上のpixivなどのイラストレーションを通じた新たなコミニュケーションの場、それにビジネスが産まれており、このゼミではそういった場面に積極的に参加し、これから活躍できるイラストレーター、キャラデザイナー、プランナーの創出を目指しています。
10月20日(木) 新たなプロジェクトが渡邊先生のゼミでスタートしています。その名も「インフォアニメディア2」。
前回までは科研費の課題「インフォアニメディアの創出」としてインフォームドコンセント用アプリケーション「インフォメディアカルウエア」の開発が行なわれていたプロジェクトで、今年度から新たに「インフォアニメディア2」として国立がん研究センター東病院の藤井先生とともに別課題に取り組む事になりました。
この日はその打ち合わせが担当学生達とともにゼミ室で行なわれました。制作や開発はこれからになりますが、外部との関わりの中でコンテンツ開発を行なう”プロジェクト”をコースでは積極的にとりいれ、授業内で完結する授業課題では経験出来ない社会への発信や、社会からの目にさらされ現実と向き合ったコンテンツの開発を積極的に行なうゼミ運営を行なっています。
9月23日(金)デジタルメディアデザインコースでゼミ生対象の中間審査を行いました、ゼミ生にとっては恐怖の審査ですね(笑)毎年このタイミングで行なう審査は、5〜6月に行なったプロローグ展からどれほどの進展があるかと、12月に予定しているデジタルメディアデザイン展への出展が間に合うか、そしてもちろんそれぞれの研究内容が適当なものか、を判断します。
プレゼンテーションは午前10時からスタート、1人3分間でその後質疑応答という感じです、審査には専任講師とゼミ担当の非常勤講師の先生方。この時期になると制作や研究は既に進行中なので内容云々よりも、どれほど作業を進めて来たかが集点になりますかね。で、それぞれの審査結果はというと・・・夏休み何してたんですかね〜的な・・・採点は5点から1点まであって、平均点が2.5点以下の場合再審査になるのですが、結論からすると再審査11組16名、たぶん過去最多な気がします。全体的に作業量が少ない(あるいは作業効率が悪い)印象。
過去からすれば覚える事や、出来る事も増えていますし、社会から要求されている事も変化しています、その変化に対応するデザインや研究を提案するという事は、それなりに手探りな作業も多くなりますし、やった事のない事にも挑戦する時間が必要となります、そういう時代にいてメディアデザインやメディアコンテンツの研究や制作をしようとしているのですから、必然的に膨大な作業時間を要する事となります、なのでみんなもう少し目測をしっかり見極めてしっかり時間配分を考えましょう!
6月20日(月)prototype exhibitionの搬入が学内ギャラリーで行なわれていました。第1週は3DCGゼミ・キャラクターデザインゼミ・Webデザインゼミ・インターフェースゼミ・大学院生 の展示です。
この日は搬入でしたが、一部ゼミ生の今週のスケジュールと担当教員のスケジュールの関係で、搬入が終わって早々の午後3時過ぎから2組だけ臨時でゼミプレゼンテーションが行なわれました、ちょっといろいろとタイトなスケジュールになっている事もあって、この他のゼミの発表などもなかなか段取りが難しい状況ですが、とりあえずこの2週間の展示はゼミの発表期間となっています。
浪人というなのスゴウデ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月11日(月)新しい機材のテストをしました、4月になると新学期という事で新たな機材などが入ってくる時期でもあります。コンテンツ開発における映像や3DCGの重要度が増している昨今ですが、デジタルメディアデザインコースはコンピュータこそ1人1台程度を所有していますが、こと映像となるとかなり手薄な感じです。
ここ数年で技術も変化し、コンシューマー向けの機器類でプロシューマーに近い事が出来るようになった事も事実で、街の電気屋さんで買える汎用的な機材でもある程度作品制作などに使えます、しかしそれでもプロという仕事が世の中にある理由は、プロのクオリティとしてのある一線をやはりコンシューマーでは超えられないという事に尽きるかなと思います。ただ、そういう機材というのは値段が高いのですよね、コンシューマー機材とは一桁違う事もざらにあり学生には買えないものも多いので、出来るだけコースではそのニーズに答えれる機材をそろえたいと考えています。
とは言え、高価な機材が多いので少しずつ充実させていくという感じです、で、前置きが長くなりましたが、今年度は4Kカメラ、5D、ジンバル、ビデオ三脚を導入しました。4Kカメラはまだ黎明期ともあって、とりあえず実験的な購入ですが、blackmagicdesignのBlackmagic URSA Miniを入れてみました、映像ゼミの池田先生にいろいろと試しに使ってもらっていますが、なかなか癖あるみたいで・・・やっぱりこの手の物は運営出来るまでが大変ですね。
もうひとつはDJIのカメラジンバルRonin-M、撮影中揺れないカメラとしてスティディカムがありますが、それと同じ効果をジャイロと電子制御で行なうジンバルを搭載するRonin-Mは、撮影時の揺れを極限までおさえてくれます、なので手ぶれはもちろん、歩きの震動なども吸収してくれるので、走って撮影してもスムーズな映像が撮影できます、テストするのに学内を走り回りました(笑)なかなか面白い映像が取れます、ロケで撮影する時なんかにも役に立ちそうです。今回の購入機材ですが、特に映像制作を目指している学生には積極的に使ってほしいと思います。
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