5月23日(火)渡邊先生担当のコミュニケーションデザインゼミのプレゼンテーションがPrologue展にて行なわれました。このゼミではコミュニケーションとデザインを総合的に扱うゼミで、グラフィック系でいえばインフォグラフィックスの応用や、ディレクション系でいえばコミュニケーションを主体とするような教育や医療の場面などを想定したコンテンツ開発や研究等を主軸に、各自がコンテンツの提案を行なっています。
提案の最終着地点も結構重要なポイントで、何の為に誰の為にそれらを開発し制作するのか、さらにリリースする必然性がどこにあるのか?まで考える必要がありますから、企画段階から最終形態をかなり明確にイメージしつつリサーチ力や統計など数字に基づいた根拠なども必要なのが特徴です。
5月22日(月)池田先生担当の映像デザインゼミのプレゼンテーションがPrologue展にて行なわれました。映像ゼミではアフターエフェクトなどによる映像エフェクトを応用したコンテンツや、グループによる4K映像作品の制作などが発表されました。映像メディアは様々なところに応用が効くので、映像を通じていろいろな事に挑戦してもらえたらと思います。
5月19日(金)Webデザインゼミのプレゼンテーションに引き続き、三輪先生担当のコミックイラストレーションゼミのプレゼンテーションが行なわれました。コミックイラストレーションゼミはイラストレーションデザインコースとマンガコース、そしてデジタルメディアデザインコースの3つのコースから参加できるゼミとして立ち上がったコース間をまたぐ唯一のゼミです(来年度からは美術、アニメーション・CGコースも参加)https://www.nzu.ac.jp/course/comic/
美術系大学でここ数年人気なのはやはりイラストレーション系のカテゴリー、なかでもアニメーションやマンガに親和性の高いコミックイラストが数年根強い人気ですね、それにともなって出来たこのゼミもやはり人気の高いゼミとなります。各コースから選抜されたゼミ生によるゼミなので、コミック系のイラストには長けている人ばかりです。コミックマーケットなど学外での活動も積極的に行なう予定で、より実践的なゼミ運用が行なわれているのが特徴です。
5月1日(月)ゴールデンウィークにすでに突入している人もいるかと思いますが、名古屋造形大学は1日〜3日まで通常授業なので、学生達は暦より1日少ないゴールデンウィークなんです・・・
例年行なって来た明治村でのプロジェクションマッピングですが、そろそろ誰しもが知る表現となってきたので違った方向へ舵切りしようと、去年からプロジェクションマッピングをやめていたのですが、意外と多方面から「もうやらないのですか?」と聞かれたり、恒例のイベントとして期待されている事もあって、今年の夏、明治村でのプロジェクションマッピングを復活する事になりました。写真はそれに関しての制作風景です。
今年の夏もマッピングする建物は例年通りの札幌電話交換局の2面投影で予定しています。ただ、違う事への挑戦も必要という事で、上映だけでなく一部参加型に出来ないか?と現在模索中です。新たな仕組みにはネットワーク構築が必要になるため、課題が多く、実現するかどうかはまだ判断しにくい段階ですが、従来とおりの映像コンテンツの制作は必要となるので、アトリエではまずストーリーを作るためのプロット作業やエフェクトや3DCGによる演出のコンテを切りはじめています。
作業量が多いプロジェクションマッピングにくわえて、参加型の仕組みを導入するとなるとかなりハードルの高い作業が要求される事になるので、例年とちがってゼミで引き取ってゼミプロジェクトとして今年は運営しています。ただ、今年のゼミ生達にプロジェクションマッピング経験者はおらず、すべて最初からとなるため、ここ1ヶ月は各自の作業を円滑にすすめるためのワークフロー構築や実験に費やしています。
4月28日(金)写真はWebデザインゼミの様子です。Webデザインゼミの担当は非常勤講師で来ていただいている加治屋先生です。加治屋先生はデジタルメディアデザインコース卒業のコースOBで、現在東京でデザイン関連の仕事をされています。主にwebやサーバサイドを利用した広告、インタラクティブ系の広告などを手がけておられ、WebデザインゼミではWebページのレイアウトや見栄えのデザインだけでなく、サーバーなど介した複雑ネットワークの構造も含めた仕組みのデザインをとりいれていただいています。
今年、夏に行なう明治村でのプロジェクションマッピングで新たな仕組みの導入を検討しており、それらを行なうにあたってネットワーク構築やWeb連携などが必要となるため、ゼミ以外でも実はいろいろとお世話になっています。携帯電話をはじめネットに繋がっている事が当たり前になった社会ですからね、ネットワークとデザインは切っても切れない重要な項目ですね。
4月24日(月)新学期始まってまだ1ヶ月経ってませんが、すでにゼミアトリエでは泊まり込みで制作に追われています!・・・5月4日〜5日の2日間、刈谷市総合文化センターで行なわれる「かりやKidsフェスティバル2017」の併設ギャラリーでスイッチによる作品展を行なうため、作品の制作と調整が日々行なわれています。
出展作品のうちの1つ「なげる、あてる、ひろがる」は現在、魔法の美術館への出展のため運営会社に預けた状態で大学には無く、今回の出展のために「なげる、あてる、ひろがる」の複製を制作しました。設計図はあるので、複製はそんなに難しくは無いのですが、必要な部品を切り出す作業に時間を要するため、連日のレーザーカッター作業や、部品の組み立てに結構時間がかかって動作チェックがなかなか行なえないまま今に至という状態です。
レーザーカッターは便利なマシンなのですが、大学には1台しかなく、カッターの調子に作業が左右されるのが結構問題なのですよね。今回のように急ぎで大量の作業工程がある時に限って何かと問題が起こるのもどうにかしたいところですが・・・今回は集塵機の調子がわるくて右往左往しました。現場には魔物が居るとは良く言いますが、なかなかサラッと思い通りに行かないのが面白い所でもあり大変なところでもありますね。
新たに筐体を組み立てるためアルミフレームも大量購入しました、ネジやらボルトやらアトリエは部品だらけだし、すでに新学期始まったばかりとは思えない散らかり様です・・・。
4月18日(火)この週は各ゼミから研究内容の発表を行なう週として「Prologue – Slide session」が設定されました。例年この時期に「Prologue exhibition 」(プロローグ展)として今年度1年間のゼミの研究内容をプレゼンテーションと展示で行なっていますが、前年の反省などをふまえて展示方式などを改良しています。
今年は去年の「Prologue – Poster session」(ポスターセッション)をやめ「Prologue – Slide session」(スライドセッション)と名前を変更し、展示形式を一切やめて、各ゼミ生からプレゼンテーション形式で今年度の研究内容を報告してもらう形にしました。ポスターセッションでもいいのですが、ポスターのデザインやレイアウトなどにも気を配る必要がある事や、展示用のポスター制作がメインの作業になってしまって肝心の研究内容がいいかげんなんて事も発生したので、研究内容をしっかり伝えるという事に注力するため、プレゼン資料の制作を行い、それをスライドでプレゼンテーションする形式に変えた、スライドセッションとしました。
おおむね、各ゼミから出て来た提案はそのまま続行という形になりましたが、中には内容不足やグループの解消など、いろいろとあって、最初から頓挫する研究も幾つかありました。まぁ例年何点かはそういう事が起こりますが、この時期にそういうのを洗い出すためのセッションでもあります。
次回は5月中旬に予定している「Prologue – prototype exhibition」(プロローグ、プロトタイプ展)です、こちらはギャラリーを借りての展示となり、各研究内容のプロトタイプが出展される予定です。
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