始まりました! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「文化庁メディア芸術祭 愛知展」が始まりました、初日の今日は天気もよく会場の愛・地球博記念公園内では凧揚げを楽しむ家族などまだまだ正月の雰囲気満載でした。展覧会には初日から結構な来場者がありました、デジタルメディアデザインコースが出展している愛知関連企画のブースにもたくさんの方に来ていただきました。
今回この展覧会の為に新たにつくり直した「まわる、うつる、ひろがる」ですが、回転方向や回転速度、加速度などのデータからCGを生成している関係で、以前のものよりも独楽の動きをより精度よく取得しています。CGの表情や独楽の回転速度からの影響、環境からの影響などを少し変化させるだけで投影される絵像の表情がずいぶんと変わるのが特徴です、下の写真は通常はみれないレアなデバッグ画面、カメラセンシングやCGへの影響を微調整する事が出来るようになっていて、時々調整を行なっています。
「文化庁メディア芸術祭 愛知展」は1月13日まで開催しています、是非この機会にご来場ください!
[会期] 2014年 1月5日(日)〜 1月13日(月)
[場所] 愛・地球博記念公園 地球市民交流センター(入場無料)
[時間] 10:00 〜 18:00(最終日は17:00まで)
[主催] 文化庁
[公式Webページ] http://www.mediaarts-aichi.jp/
初仕事は搬入から たかひこん@デジタルメディアデザインコース
1年は搬入で始まり搬出で終わる!みたいな?・・・新年あけましておめでとうございます、2014年になりましたね、本年もデジタルメディアデザインコースをよろしくお願いします、さて新年早々の初仕事は「文化庁メディア芸術祭 愛知展」の搬入からでした〜。
お昼は少し暖かかったですね、搬入は12過ぎから開始、本展の搬入は前日から行なわれていたみたいですが、愛知関連企画での各大学の展示はだいたいが今日が搬入、作業は順調にすすみ夕方にはすべて終了しました。インスタレーションは独楽をデバイスにしたスイッチの「まわる、うつる、ひろがる」今回のために電子デバイスを新しくし、それに伴ってプログラムも完全に入れ替えました、新しいバージョンを是非お楽しみください。また同室にはマンガコース卒業のモリコロスさんの「のぼさんとカノジョ?」の複製原画とマンガが展示されています。
インスタレーションルームは各大学面白い作品が展示されているので是非この地域のメディアアートやデザインをお楽しみください。映像上映はデジタルメディアデザインコースからは卒業の阿部詩織さんの「May」「-socket-」それにアニメーションコースの大平晋也先生の「わんわ」コンテンポラリーアートコース卒業の浅井佑子さんの「けわい、けはい」が上映されます、こちらも是非ご視聴ください。
いよいよ明日から1週間の展示となります、明日はワークショップとシンポジウムが開催されますので、あわせてそちらもどうぞ、皆さんのご来場お待ちしております。
名古屋造形大学出展作品
・「わんわ」アニメーションコース 専任講師・大平晋也
・「けわい、けはい」コンテンポラリーアートコース 卒業生・浅井佑子
・「May」デジタルメディアデザインコース 卒業生・阿部詩織
・「-socket-」デジタルメディアデザインコース 卒業生・阿部詩織
・「のぼさんとカノジョ?」複製原画 マンガコース 卒業生・モリコロス
・「まわる、うつる、ひろがる」 デジタルメディアデザインコース 可児亘 外山貴彦
[会期] 2014年 1月5日(日)〜 1月13日(月)
[場所] 愛・地球博記念公園 地球市民交流センター(入場無料)
[時間] 10:00 〜 18:00(最終日は17:00まで)
[主催] 文化庁
[公式Webページ] http://www.mediaarts-aichi.jp/
展示に向けて日々研究と制作! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
年末年始ですね、皆様いかがお過ごしですか?そろそろ帰省される方もおられると思います、デジタルメディアデザインコースの学生達も冬休みをそれぞれ楽しんでいる事だと思います、大学は完全に休みモードでほとんど人影がありません。ただ、デジタルメディアデザインコースのD306アトリエだけはいつも通り通常運行です、何故って年始早々に始まる「文化庁メディア芸術祭 愛知展」に向けての制作が間に合わないからでした。
今月中旬まではCBC創立63周年記念式典プロジェクションマッピングに向けてアトリエは映像コンテンツ制作のため3DCGレンダリングマシンなどが散らかりまくっていましたが、今度は電子部品やアルミフレームが散らかりまくっています(笑)毎回取り組んでいる内容によって常に流動的にアトリエの作業状況を変えますが、共通しているのはいつまでたっても片付かず基本は散らかりまくっているという事・・・んーどうして毎回こうも散らかるのかなぁって思いつつも、毎回こうなるので、たぶんこれは永遠の課題なのかと。
とりあえず独楽の中身を新しいバージョンに変え、必要な数がなんとか完成、あとはビジュアルイメージとサウンドプログラムを残すのみ。ハードウエアはとりあえずなんとかなったので、正月はPCだけで制作できるソフトウエア開発という感じになりました、アトリエに来なくても制作できるまで進めたので、お正月を過ごせそうです(こたつでプロフラムは書き続けなきゃいけないけど・・)来年1月4日が搬入なので、3日までになんとかプログラムが間に合う事を祈りつつ制作メンバーは年末年始を迎えます。
レーザーカッター便利! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
先にお知らせした「文化庁メディア芸術祭 愛知展」の愛知関連企画に出展するためにスイッチ制作の独楽の作品「まわる、うつる、ひろがる」の新しいバージョンを現在制作中です。
2013年は数多くの展示を行なう事ができました、多くの方にデジタルメディアデザインコースの研究成果や作品を体験いただく事ができた事はとても良かったと思います、そしてそのおかげもありましてといいますかなんといいますか・・・展示回数が多かったのでデバイスの破損が目立ち「まわる、うつる、ひろがる」は独楽の内部の電子基盤のほとんどが実は割れてしまいました・・・ところが、唐突に「文化庁メディア芸術祭 愛知展」への出展が決まってしまったので年末差し迫るこの時期に急遽作り直しているという訳です(間に合うのだろうか?、というか机の上の散らかりようったら・・・)
これで電子基板は3回目の完全リニューアル、せっかくなので仕組みも大きく変えました(見た目あんまり変わってないけれど)センサー関係はジャイロと加速度の両方を搭載し、より精密な動きを取れるようにしました。あとそれぞれLEDで色分けした3色あった独楽ですがフルカラーLEDに切り替え、独楽のIDとカラーを自由に設定できるようにした事と、軽量化のため電池を4本から2本で動作するようにしました。
基盤の割れが激しかったので内部にアクリル板の構造を入れました、本当は基盤もユニバーサル基盤ではなくちゃんとプリント基盤をオーダーしたかったのですがそこまで手を入れるにはちょっと時間切れ。プロダクトデザインコースが持っているレーザーカッターを借りて内部のアクリル板と独楽のふたを切り出しました。レーザーカッター便利ですよねぇ!以前はサンドブラストで表面加工を施してましたが今回はレーザーで刻印、細かい模様が描けるという事でついつい”ドット”柄にしてしまいました(メンバーには気持ち悪いと不評・・・)んーコースにもレーザーカッター欲しい!というかものつくりの大学にレーザーカッターはもう必需品ですね、ワークスペースのデカイ業務用是非導入して欲しい!
ということで年内最後の梱包を済ませ、先行して今日荷物がアトリエから搬出されて行きました。あとは4日の搬入までに独楽を動くように量産しなければ!さて僕たちに正月は来るのでしょうか?・・・・
完全屋外は初めて たかひこん@デジタルメディアデザインコース
10月26日、岐阜市は殿町で行われた「殿町ハロウィン」というイベントに「まわる、うつる、ひろがる」を出展してきました、プロジェクションマッピング技術を使った出し物という感じで紹介されていますが、そんなだいそれた感じじゃないですね(恐縮)かなり小さい物なので印象が違ったかも知れませんが、独楽を追随して映像を投影しているので、まぁ技術的にはプロジェクションマッピングと言えるかもしれませんね。
今回は初の完全野外展示、スイッチとして出展をいろいろやってきましたが、屋外というのは去年の明治村以来、そして今回は屋根すらない完全屋外、台風一過で搬入時の青空から夕空までがやたらと奇麗でしたよ!でもちょっと台風の影響で風が強いのと寒くて実は結構つらかった・・・ハロウィンのお祭りは午後3時から始まっていたので、僕たちの搬入途中から結構な数のお客さん達が公園を訪れていました、作業していたのでお祭りにはほとんど参加しませんでしたが、家族連れに子供達にと盛況なスタートでしたよ!
僕たちの展示はプロジェクターを使っているので暗くなる夕暮れ以降の5時過ぎからと思って準備をすすめていたんですが、テストで動かしているとあれよあれよと子供達が集まってきちゃって、プログラム調整中から無し崩し的にスタートしちゃいました(笑)まだ辺りが明るくてそんなに画像が見えない状態でも、独楽をまわすと映像が出る事がわかるとどんどん集まってきてしまって、結局キャリブレーションを取る間もない状態、なので実は動作不良も結構起こしていたんですけど、ま、いっか!ってな感じでした。
6時頃は辺りも暗くなって映像もはっきり見えるようになりました、今回は「殿町ハロウィン」専用のバージョンを仕込みました、独楽をまわすとおばけとキャンディーが出るようにしました、これが結構子供達が楽しんでくれた感じですね、今回はこれを機会に映像だけじゃなくプログラムも完全に書き換え、音声もサウンドプログラムを別途組み込むなど、実は見た目以上の改良を加えています、あまり皆さんには分からない部分かもしれませんが、常に進化させているといったところでしょうか、僕たちの最近の制作は主に改善と進化が多いですね、パッケージ化とともに改良と新しい表現で次の可能性を探っているといったところです。
この日はちょっと寒かったというのもあって、終了間際の7時頃にはお客さんもほとんど居なくなっていて、逆に公園にぽつんと建つ作品の風景が不思議でした、またこのような機会があれば是非展示してみたいなと思います。また、今回のイベントを運営された殿町ハロウィン実行委員の方々にも感謝いたします、ありがとうございました。
Takahiko toyama with Switch Exhibition「外山貴彦withスイッチ展」を名古屋造形大学D1、D2、D3ギャラリーで行います。外山が2008年に結成したユニット「スイッチ」による展覧会です、是非ご高覧ください。
この展覧会は、外山が結成した名古屋造形大学・デジタルメディアデザインコースの教員・学生による新たなメディア表現を創造・研究するユニット「スイッチ」による展示です。 メンバーは作品に合わせて流動的に入れ替えるという事を基本とした柔軟な組織として2008年に結成し、この5年間の活動で卒業生も含めると現在までに15名ほどが参加しています。現在は現役の在学生4名が中核となり活動を続けています。
今回の展示では、2008年から継続して制作・改良を行っている独楽(こま)をインターフェースとした「まわる、うつる、ひろがる」、2010年から継続して制作・改良を行っているボールを投げる「なげる、あてる、ひろがる」をD1ギャラリーで、2013年に制作を開始した「Motion」をD2,D3ギャラリーで展示しています。 いずれの作品も現在進行形で改良を続け、新しい表現への挑戦、他分野の応用などを模索しており、スイッチメンバーはこの展覧会を制作実験の場として位置づけ、展覧会期間中も随時改良と更新を行う事予定です。ですので展覧会中の作品内容が一部変更されていく過程も含めて皆様にインタラクティブコンテンツの作品の魅力に触れていただけたら幸いです。
日時
2013年10月21(月)〜11月1日(金) 9:20~17:00
https://www.nzu.ac.jp/info/nfo2013/1275/
12月1日/2日・日本科学未来館 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月1日〜2日の2日間、日本科学未来館にて行われた「Maker Faire Tokyo 2012」にスイッチの作品「 target=”_blank”>まわる、うつる、ひろがる」を出展しました。「まわる、うつる、ひろがる」は2年前に大垣市で開催されたMake:Ogaki Meetingに出展した事があるのですが、今回の作品はプログラムと筐体を一新した新しいバージョンのものを持ち込みました。
2日間という短い期間の展覧会でしたが、予想以上のお客さんの数にちょっと驚きました、東海圏で何度か展示をさせてもらってきましたが、1日でこれほど多くの人に目にしていただいたのはおそらく初めてかと思います、デジタルメディアデザインコースを同時に紹介しようと持ち込んだ150枚のコースDMもなんと初日の半日で全て無くなってしまいました。
お客さんの層もMake特有のギーク系やオタク系はもちろんですが(笑)お子さん連れの親子に海外の方、そしてたまにメイドさんなど、老若男女問わず多数の方が作品を楽しんでくれました。質問も結構多くてスイッチメンバーが次々こられるお客さんに順番に説明しているのが印象的でした。特に今回Kinectセンサーをカメラセンシング用のビデオカメラの代わりに使ったものだから、まず最初にKinectで何を取得しているのですか?という質問が多かったですね、実は赤外線を全く使わず単にRGBカメラとして使っていただけなのであまりKinectの意味は無かったのですが(笑)やはり気になる方が多いみたいでした。
今回の出展はスケジュール的にタイトでかなり辛かったのですが、多くの方に作品に触れていただけた事がなによりでした、ご来場くださったみなさまありがとうございました。
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