朝日新聞(夕刊)2009年12月11日(金曜日)
今日は雪ですね〜
たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「美系優秀」展の記事が朝日新聞に掲載されました、掲載されたのは12月11日の夕刊です。ブログ掲載のための承諾をいただくため少し報告が遅くなりましたが、前回の「エキゾチックーひかりのまち」展でも中日新聞にスイッチの作品を掲載していただきましたが、今回もスイッチの作品を写真入りで紹介していただきました!
「まわる、うつる、ひろがる」は触れて動く作品という事で、記事にしやすいのかもしれませんね、でも取り上げていただけるのは光栄な事です。また同じく写真を掲載された櫻井裕子さんの作品は、EPSONのCOLOR IMAGING CONTESTの2008年度のグランプリ作品、グランプリ作家と同じ記事に載ったのもなんだか嬉しいです。
「美系優秀」展ものこすところあとこの土日の2日となりました、「まわる、うつる、ひろがる」は目立ったトラブルもなく順調に動いています、まだお越しでない方は是非独楽を回しに来て下さい。
朝日新聞(夕刊)2009年12月11日 アートART「美系優秀」展(朝日新聞社に無断で転載する事を禁止します)
作品の説明を前に立ってする事も経験!たかひこん@デジタルメディアデザインコース
12月5日(土)に「美系優秀【ビケイユウシュウ】2009展」にて作家による作品解説および質疑応答ができるアーティストトークが催されました、もちろんスイッチも「まわる、うつる、ひろがる」についてメンバーが作品の説明を行いました。
スイッチ(美系優秀展) スイッチ(美系優秀展)アーティストトークは2時にスタート、順に作品を廻って行くスタイルで、作品の前で作家が自分の作品について説明します。スイッチの作品はギャラリーの外にあるので、ギャラリー内の作品が一通り済んでからでした。他の作品とは形態が違うので、かなり異質な作品というイメージがありますが、参加された他の作家や観客の皆さんにもおおむね受け入れられている感じです。
作品についての説明は勿論メンバーが行います、今回は学生優秀展という事で、メンバーのわたくしたかひこんは一切登場せず、全て学生に任せました。作品はコンピュータやデバイス機器を使用したインタラクティブな物なので、まずは動作させてどのような表現が展開されるか実演しつつ、仕組みとコンセプトを説明。同時に他の方にも実演してもらいながら、質疑応答へ。
スイッチ・アーティストトーク(美系優秀展) スイッチ・アーティストトーク(美系優秀展)全体的にあまり質問が飛び出さない雰囲気でしたが、機器の動作やシステムに関してと、今後の展開や活動について質問がありました、それとなくメンバーが説明していたので、まぁおそらく伝わったとは思いますが(笑)こういう場に立つという経験そのものが彼等メンバーにとってとても重要な通過点だと思います。若干言葉足らずな部分もありましたが、まあまあ説明できていたのではないでしょうか。
この日は展示終了後にスタッフと作家、各大学の教員等を交えたアットホームな懇親会がありました、こういう機会を経て様々な人との交流や切っ掛けを見つけてくれればと思います。展示は12月20日までやってます(月曜休館)興味のある方は是非どうぞ。
予期せぬ不都合が発生するのがメディア系作品の搬入の醍醐味!ってくらい当たり前に今回も色々な不都合が起こってスタート以前に色々気持ちやられ気味の、たかひこん@デジタルメディアデザインコース
「美系優秀【ビケイユウシュウ】2009展」の搬入を行いました、昨日の夕方と今日でほとんど終了、明日の予備も含めてかなり時間に余裕ある搬入スケジュールだったので、かなり落ち着いて作業を進める事が出来ました。
初日は夕方から大物の搬入、今回の展示で一番大きいのは床に設置するスクリーン。大きすぎて車に乗らないので、パネル部品をあらかじめ切って持ち込み、現場で組み立て、インパクトドライバーでネジ止めして行くんですが、これメンバー皆下手で・・・相変わらず技術向上が遅いメンバーなので、特訓を兼ねて全員順番にネジ止めをやってもらいました(笑)ま、スイッチの初動はまず経験ってコンセプトなんで、こうやって経験値を積んでいずれ自立して制作できるようになってもらえたらと思います(でも実は結成して1年になろうとしています、そろそろ色々と覚えて自主的に制作できるようになって欲しい頃です・・・)
スイッチ搬入1日目、インパクトドライバーを使いこなせないので、全員順番にやってもらいました
スイッチ搬入1日目、インパクトドライバーを使いこなせないので、全員順番にやってもらいました
前回はスクリーンを塗装で行いましたが、今回は現場組み立てってこともあって壁紙を使いました、展示台制作などでも実はこの壁紙は優れもので、塗装より遥かに効率よくきれいに仕上げる事が出来ます。塗装もそれなりに手間ひまかければ奇麗に出来ますが、短時間で奇麗にできる魅力には叶いません。反面コストは相当かかりますが・・・
スイッチ搬入1日目、塗装よりコストかかるけど断然手間が少なくきれい
2日目は機材を持ち込み、プロジェクターやカメラを天吊り設置、配線の養生を行って、システムの起動を行いました、プログラムや独楽はおおよそ問題なく動作、基本動作はとりあえずクリア。
スイッチ搬入2日目、天吊りプロジェクター設置のための高所作業
しかし、メディア系の展示にトラブルはつきものでして・・・やっぱりかっていう感じで色々と今回も起こりましたよ。まず会場の光、展示場所はそとからの採光が入る場所で、天気や時間によってスクリーンの明るさが大きく変化してしまいます。前回も光が変化する場所で行ったのである程度予想してたんですが、聞いていた以上に今回の会場は光が入って、カメラが独楽のLEDを認識できなくなります、時間によって随時変わるので常に調整が必要なんですけどカメラは5m頭上・・・そうそう簡単に調整出来ず、明日の予備日に適正値チェックする事になりました。
スイッチ搬入2日目、青色の独楽は電池ケースの不良で電源が遠心力で一瞬抜けて再起動するエラー
もう一つのトラブルは、電子部品の部品を幾つか変更した事で生じる色々・・ICチップを入れる足の部品を変えたら、衝撃に耐えれずICが独楽の回転中に外れるとか、電池ケースに個体差があって青色だけ遠心力で電池が一瞬抜けて再起動してしまうとか・・・どうにか動くけれど、分かっているトラブルを解消するには、衝撃に耐えれる部品を検証して入れ替える必要が・・しかも中心的な部品もあるので、ぶっちゃけ最初から作り直し(涙)週末までには入れ替えたいと思ってます。
と、いうことで、色々ありましたが、たぶん動作はしてると思うので、時間ある方は是非どうぞ、会期は12月3日から20日までです。
展覧会に出展します。たかひこん@デジタルメディアデザインコース
かすがい市民文化財団が主催する「美系優秀【ビケイユウシュウ】2009展」にデジタルメディアデザインコースの学生と教員職員からなるユニット「スイッチ」がインタラクティブメディア作品「まわる、うつる、ひろがる」を出展します。
美系優秀展は、美術系大学優秀学生の略だそうです。
愛知県立芸術大学、名古屋芸術大学、名古屋造形大学から選抜された優秀学生を紹介する事を主とした展覧会で、総勢15組19人の参加となります・・・あれ?19人・・・スイッチのメンバーは7人じゃない?数合わないやん・・・スイッチは教員と元職員もメンバーなんですが、展覧会の主旨は優秀学生の紹介という事で、わたくしたかひこんは泣く泣く縁の下の力持ち状態なんですなぁ。
今回で3回目を向かえる展覧会だそうですが、メディアアート系の作品が出展されるのは今回が初めてだそうで、フライヤーの裏にその事がしっかりと記載されていました、これかなりのプレッシャーですねぇ。でも、他の学生さんの作品とはまったく違うジャンルの作品なので、それなりに楽しんでいただける気がします、とくにインタラクティブ系のメディアアートは触る事ができる参加型。「まわる、うつる、ひろがる」は電子デバイスを内蔵した独楽を回す事で映像が広がる作品です、是非独楽を回しに来てください(前回の様子)
まわる、うつる、ひろがるno images were found
今回出展を決めたおおきな理由は3つ
名古屋造形大学からデジタルメディア系のメディア作品が出展され、このような表現を造る事が出来るという事をアピールしたい。
スイッチはわたくしたかひこんが立ち上げたユニットで、学生を巻き込んで制作や研究を行い、出展などの経験を学生達に積んでもらいたい。
作品の根幹のシステムやデバイス、プログラムのおおよそは教員と職員の手が入っていますが、なにより作品制作の難しさやこだわり、展示する事の大変さ、観に来てくれるお客さんへ作品を伝える喜び等を経験して欲しい。
というのがあります、学生だけで制作された作品ではないので、少しばかり他の学生作家さんとはアドバンテージがありますが、展示の運用は学生達に任せて進める予定です。また12月5に予定されているギャラリーツアーなどで彼等を捕まえて作品について色々と質問などしてもらっても良いかと思います。
皆様のお越しをスイッチ一同お待ちしております。
[後援]春日井市/春日井市教育委員会
[助成](財)せとしん地域振興協力基金
[協力]美系優秀2009実行委員会
[会場] 文化フォーラム春日井・ギャラリー
[開催日時 ] 12月3日(木)~20日(日) 10:00~17:00 月曜休館
[入場料] 無料
1年生にはほんと申し訳ないです・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
世間は祭日でしたが名古屋造形大学は普通に授業がありました。ハッピーマンデーで月曜日が多く休みになるのでその対策として、年に何回か月曜の祭日が振替になるんです・・・進級制作展まで残す所2週間だし卒業制作の中間報告は進行が遅れているし、かなり焦らないとイケナイ時期となってきましたが、今日はなんか学校で学生達をあまり見かけませんでした、どーいうこと?世間が祭日だからってまさか便乗したとか?・・進級制作、卒業制作、進んでいるのか、かなり不安なんですけど、ちゃんと制作してちょーだいよっ!!
で、進級制作展までもう残すところ2週間と迫ってきたので、その展示台など工作する必要があって今週から2週間1年生の教室を木工室にしてしまいました・・・1年生の皆さんほんとうに申し訳ないです。
展示台木工工作風景 展示台木工工作風景先週切り出した木材を組み立てて展示台に仕上げていくのですが、こういう作業って木屑やホコリが大量に発生するので専用の場所が必要です。しかし、さすがにコース専用の木工工作スペースまで用意されていません・・・コースで自由に使えるスペースはコースに割当られた分しかないので、今回は1年生の部屋をまるまる木工室にしてしまったという訳です。
展示台木工工作風景、をツイッターに投稿するの図・・・ 展示台木工工作風景デジタルメディアデザインコースとう名称のコースには、なんとなく似つかわしくない木工工作ですが、作品制作ってコンピュータの中だけではありません、むしろ外部の部品を作る作業のほうが多くなる場合もあって、事実この2週間の木工室期間に便乗してスイッチも同じ場所で「まわる、うつる、ひろがる」の独楽制作を始めました。
スイッチ、独楽制作 スイッチ、独楽制作。旋盤で削りだします3年生は展示台の組み立て、サンディングを今週中に済ませ、来週から塗装を行う予定です。なにより数があるので段取りよく進むのかちょっと不安なんですけど、ま、泣いても笑っても2週間しかないので、その間になんとか仕上げてくれるでしょう。
一方スイッチのほうはというと、来週’搬入と、もっとヤバイ事になってたりします(爆)で慌てていま独楽を増産してるという訳です・・・これがなかなか大変な作業でしてね、手作業なものだから同じ形にするのがまず大変、材料の木材と比べるとどれくらい削ってるかお分かりいただけると思います。
スイッチ、独楽制作。四角から丸へ・・ 最近のお気に入り、デジタルノギスあ、工作のために購入した最近のお気に入りデバイスはデジタルノギス!こういう工作道具って手に入れると嬉しいのは僕だけでしょうかね?・・・。
ちょっと前の話ですけど・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
わたくしたかひこんが招集して集まったメンバーで去年から進めているプロジェクト「スイッチ」で初めて作った作品「まわる、うつる、ひろがる」が、愛知県児童総合センターとメディアセレクトが主催する企画展「エキゾチックーひかりのまち」でこの2月に展示されましたが、その展示を含む3年間の活動を記録した記録誌「エキゾチック’07、08、09」に掲載されました。
エキゾチック展 三カ年分の冊子 エキゾチック展 三カ年分の冊子・スイッチが掲載されました。東海圏ではまだまだ少ないと感じるメディア系の作品展ですが、3年間続けてこられたエキゾチック展はそんなメディア系の作品群を展示する数少ない企画だと思います。4回目があるのかどうか分かりませんが、是非今後も続けていただきたいと思っています。
それで、スイッチは現在も活動を続けています、次回は12月に春日井市にて「まわる、うつる、ひろがる」を展示予定です、詳しい日程はまた後日お知らせします。展示まで時間が迫っていて実は制作がドタバタなんていう事はナイショですが・・・またそんな制作風景も随時ご紹介していきたいと思います。
また独楽と戦うのです。たかひこん@デジタルメディアデザインコース
この2月にエキゾチック展で展示した「まわる、うつる、ひろがる」を制作したメンバー「スイッチ」でまた展示を行う事になりました、そこでメンバーのプロフィール写真を撮影するため今日は写真スタジオをかりて全員で撮影を行いました。
スイッチプロフィール撮影 スイッチプロフィール撮影どうせ撮影するならスタジオでちゃんと撮ってみようか、って事でトライ。わたくしたかひこんは大学時代の授業で写真現像やスタジオ撮影を受けていたので、だいたいは分かるのですが、そうはいってもスタジオ撮影は経験がかなりものを言います。ブログでも過去に幾度かスタジオで撮影したって記事を載せているようにスタジオ撮影は何度かやってるのですが、今回は特に被写体が多数の人物だったので、それぞれの表情の瞬間瞬間が違ったりと、なかなか思ったショットが撮れないもの。さらにフラッシュの位置なんかでも陰影の出方が変わりますから、試行錯誤といった感じでした。
スイッチのリーダー! スイッチメンバーでも大学時代に学んだ経験が活きてくるってのは嬉しい事ですね、たぶん今回携わった学生達の今後にも良い影響として残ったんじゃないでしょうかね。とは言っても、もちろん高価な機材や使い方次第では危険なものもあるので、ちゃんとした写真の先生から授業やレクチャーを受けた学生だけが使えるのが基本ルールです、誰でも写真スタジオで撮影ができる訳ではありません。今回はわたくしが基本操作を行い指導しながら撮影を行いました。
スイッチメンバー スイッチメンバー結果「兎に角色々と撮ってみる」って事が一番近道という事でした。数を多く撮れる事やその場でデータを画面で確認できる事など、フィルムだったわたくしの大学時代とは違ってデジタルならではの便利さと有効性が発揮されます、時代に乗っ取った物の造り方ってのがあると思うのですが、まさにこの作業現場は変革によってもたらされた恩恵が大きいと感じるところでもありますね。
スイッチメンバー スイッチメンバー合計で220枚撮影、なんだかんだいいながら本来の目的だった集合写真だけでなく、1人でも撮影してみたり、色々なポーズとってみたり、と皆思い思いに楽しみながら作業してました。
スイッチメンバー おまけショット3(2009_10_6_スイッチプロフィール撮影・ギャラリー)
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