野菜不足に気をつけましょう〜デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
ここ最近、毎週火曜日は4年生の卒業制作進行状況報告となっていて、各自の状況が報告されます、いわゆる「ほうれんそう」ですね、あっ「ほうれんそう」は報告連絡相談の略ですよ。
しか〜し、あんまり進行が芳しくないですねぇ、1週間で出来る作業量は人それぞれかと思いますが、全体的に作業量不足が否めません、もっと時間を有効に使って手を動かしてくださいよ。
そんななか、4コマ漫画に挑戦しているハセガワくんには毎週ネームを指定数描いて来るっていうノルマが課されています、しかし、さすがそこは好きな事、大変そうですが毎週ノルマを達成しています、ここ最近は順調に速度を上げていて、この分だと前期中にかなりの数の素材が出来そうです。
名古屋造形大学にはマンガコースがありますが、現4年生が入学した頃にはまだマンガコースが存在しておらず、デジタルメディアデザインコースには潜在的にマンガやアニメを目指したいと希望する人も居るので、まだ先の事ですが卒業制作ではそれらの作品が幾つか出て来る予定です。
最近はWEBのレイアウトに四苦八苦中・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
前回の1年生の「帯」の課題、実は担当の坂野先生と2人で夜にスタジオでわざわざ撮影しました、本来はそういう事も率先して学生達がやるべき事だと思うのですが、さすがに1年生はまだ写真の授業も受けていないのでスタジオで機材をセッティングして撮影するというのは酷な話ですね・・ですが作品等は撮影の仕方一つで格段と良く見えるので、せめてそういう意識を持ってもらいたいと思います。
先の記事で、最初に「失敗も必要だし遠回りも必要」と書きましたが、ブログ用に写真を編集してると本の手前が暗い事に気がつきました、ぶっちゃけ手前の光量をミスった訳ですが(汗)レフを入れるべきでした。「失敗は成功の素」なんて言いますが、そういう失敗こそが次に繋がるという事が最大のメリット、次回から気をつけます・・・。
で、本題です、前回のブログの記事を読んだ上級生からすると、1年生のレイアウトがそれなりに出来上がっている事に関心してました、そこで担当の坂野先生に上級生向けに特別に授業終了後の時間を設けてもらって、紙面デザインのレイアウトなどの相談会を開いていただく事にしました。
4年生はもちろんですが3年生も就職活動が始まっています、そして就職の祭に必要となるのが自身の作品集となるポートフォリオです、だいたいが紙面で構成して持って行く事が多いので、点数が多い人は本のようにページものになる訳ですが、人事の方や面接官にそれなりにインパクトを与えつつ、内容を理解しやすく読みやすレイアウトとうのが必要になってきます、実際は「帯」の記事に書いたようにデザインという業界では常日頃からそういう事を意識してデザイナーが作業を行っているのですが、学生レベルではどうしても詰めが甘いものになりがちです。
今回はそんな就職を控えた何名かのポートフォリオや紙面構成の極意みたいなものを、現役のデザイナーの目線でレクチャーしてもらいました、いやはやさすがプロですね、指摘が的確です、これによって皆のデザインがいますぐにでも格段に良くなるとは思いませんが、今回聞いた内容をしっかりふまえて今後制作に役立ててもらって、序所にデザインのレベルが上がっていけば良いなと思います。
ちなみにデジタルメディアデザインコースなのに、何故か最近紙面デザインのネタが多いと感じている方もおられるかもしれませんが、勿論コンピュータを主体としたモニタ出力系のWebや映像、写真やインタラクティブコンテンツに関しても行ってます、ですが結局のところ「表現に最適なメディアを選ぶ事」が重要な事ですので、紙メディアでの表現が最適、あるいは妥当と考える場合は、紙面デザインで最良の結果を導きだす必要があるという事になります、ですのでどのメディアでも結果を出せるように紙のデザインにおいても力を入れてコース運営を行っています。
夏と言えば!オープンキャンパス!!デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
前回の記事がオタク過ぎて引いてしまった人スミマセン・・・そのせいかどうか分かりませんがここ最近のブログアクセス数が激減(爆)数字とにらめっこしながら研究室で若干挙動不振なのでした(ー_ー;)
さて、気を取り直して、今日はオープンキャンパスに向けて作業中の4年3年を紹介します。去年も同じような授業展開で進めていたのですがデジタルメディアデザインコースでは、夏のオープンキャンパスに向けてコースプロモーションをするべく4年3年合同で、ワークショップ等の企画をゼミ内で授業として行っています。
オープンキャンパスには毎年、受験を控えた高校生やそのご父兄方が、どんな大学なのかとか、どんなコースがあるのかとか、さらにはコースでどんな特徴があるのかなど将来の自分たちの未来を吟味しに来られます、まさに大学をアピールする最大のイベントなのです(去年の様子)、そしてコースに至ってはまさに正念場で、我がデジタルメディアデザインコースの特徴を知ってもらう最高の機会なのです、このブログでは分からない色々な事を見て聞いて知ってもらいたいので、コースの学生が企画運営してコース全体でコースのプレゼンテーションを考えています。
毎週水曜日はオープンキャンパスに向けての作業日として当てていて、各企画担当のグループが実現に向けて話合いや制作を進めています、あるグループはプロジェクタによる投影方法のテストを行ってました、脚立にも登ります!コンピュータだけじゃなくて、体張って制作しないと行けないのもデザインの仕事!
オープンキャンパスまで、まだ少し時間がありますが、デジタルメディアデザインコースって何するところ?と疑問に思う方は是非のぞいてみてください。
夏のオープンキャンパス
2009年 7月11日(土)・12日(日)
10:00~18:00
出不精の得意技「家から出ない!」でインフルエンザ対策もばっちり!
デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
関西方面では豚インフルエンザで学校関係も休校が相次いでいます、いまのところ東海方面では感染がありませんが、もし愛知県内で感染があれば、名古屋造形大学もインフルエンザ対策として休校などの措置が取られる可能性があります、名古屋造形の学生さんおよびご父兄の方々に置かれましても、インフルエンザ対策とともに名古屋造形大学ホームページに掲載されます「インフルエンザの対応について」を一読していただいて、もし愛知県内で国内感染者が出た場合は、名古屋造形大学ホームページに、その後の休校等の対応方法を掲載しますので確認をお願いいたします。
今日は4年生の卒業制作プロポーザルの再提出日でした、今回は前回の問題をふまえてリファインしたものを、おなじくテーブルにならべ、それぞれ作品の内容説明を行ってもらいました。
内容もさながら、ペーパーとしての編集能力とか、いわゆる「みてもらう」ためのデザインという部分も含めて作るというのが今回のテーマなのですが、やはりまだまだ内容に対しての詰めを行っている段階という事もあって、まだまだ甘い感じです、しかしながら先週より進歩した感じもあって、今後の制作や就職対策につながって行けばと思います。
一人一人説明を聞いて、それに対して応答していくってのってかなり時間がかかります、とくに卒制ともなると早い段階で方向性を決めて行かないと、後で時間が無くなってどうしようもなくなりますのでしっかりと聞いていく必要があるのです、で、結局今日は1時間以上オーバー・・・
実は昨日も3年生のプロダクトデザインコースとの共同授業の携帯電話コンペ出展の為のグループワークのプレゼンだったのです、こちらも提案に対する厳しい意見が相次ぎ、たった8グループのプレゼンに対して授業時間では間に合わず30分オーバー・・・ここ最近プレゼンテーションのオンパレード!みたいな感じで、若干皆お疲れ気味な雰囲気ですが(笑)もの造りをするには、相手を納得させて行く事も重要、デジタルメディアデザインコースでは少し頻繁にプレゼンを行う事で、進行の把握と作品クオリティーの向上を目指しています。
納得させる難しさ・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今日は3日前に宣言したように卒業制作で何をするのか4年生に提案書、いわゆるプロポーザルを提出してもらいました、が、結論から言うと・・・ほとんどがこちらの意に反してよろしくない・・・厳しいようですが、やはり4年間の集大成として、納得のいく内容の提案でなければなりません、なにより全体を並べてみると、ざっと観て何をしたいのか?とか、興味をひくか?という点においては、ほとんどが分からないという有様でした。
せっかくデザインという分野で学んでいるんですから、内容をそれなりに価値あるように「魅せる」という事ぐらいはやるべきです、そもそもデザインという世界は「世の中の問題や難しい事をより分かりやすく伝える事」や「使いやすくする事」「魅力あるものに変換する事」を考えて行く訳ですから、それらに従事して行こうと考えている当人達の提出する提案や企画書がまったくデザインされていないというのは大きな問題だと思います。
何事においても、やはり「納得」させる事を考えて行かなければなりません、時にはハッタリでもそれなりの資料と納得いく説明があれば「そうかもしれない」なんて事も起こる可能性だってあります、嘘をつけと言ってる訳ではありませんが、自分がやろうとしている事を人に「納得」させるというのは実はとても難しい事でもあり、また内容、見た目(デザイン)共に戦略的に行えないと勝てません、4年生はこれから就職というハードルを超えて行かなければならず、それには学外の同業を目指すライバル達に、就職試験やポートフォリオ等で勝つ必要があります、昨今の教育現場では「優劣を付けない」なんて事が流行っているようですが、実際社会は常に勝負です、少なくとも就職というフィールドは勝ち残った者だけが進路を獲得できる訳で、大学だからと言って甘い事言ってられないのが現実です。
机に全員の書類を並べ、今日は皆でそれぞれのプロポーザルに対して、良い点と悪い点を付箋紙で書き込んでもらいました、全体的にあまり良くなかったとは言え、だからといってこのままで良い訳がありませんからね、これをふまえて次にどうするべきか、皆の意見を参考に来週早々に2回目の提出をしてもらう事になりました。
話変わって、次は2年生。
こちらは学内案内等のサイン計画をグループワークで提案するという課題のプレゼンテーションを行っていました、街に出れば色々なサインが存在しています、とくに公共関係の施設などでは統一したインフォメーションデザインが施されていたりしますが、名古屋造形大学の学内のサイン計画は実は結構いい加減な状況だったりします・・・今年度始まると同時にデジタルメディアデザインコースの教室表示を勝手にピンクドットで作ってしまったのはわたくしの仕業なのですが・・・兎に角どういうインフォメーション計画を立てたかという発表が行われました。
最初の1班しか観れなかったので、詳細を書けないのですが、提案に対してツッコミが入ったあとの言い訳がたたず「ダメなプレゼンしてもうた・・」とプレゼンターが否定してまったりと、結構面白い展開でした。
今日から5月病なんです僕・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
なが〜いゴールデンウイークも終了し、本格的に5月がスタートしました。
4年生がここ最近若干ゆる〜い感じだったので、卒業制作で何をするのかちゃんとした企画を立ててもらう事にしました、最初に何をするのかプレゼンテーションする時にその内容などの企画案の事を「プロポーザル(proposal)」と言ったりします、ちなみに結婚を申し込む時は「プロポーズ(propose)」で申し込むという意味があり、プロポーザルは提案という意味があります。
兎に角4年間の集大成として何を提案するか?を書面にしてもらう訳ですが、あまり時間をかけてもなかなか結果が出なさそうなので、今回は3日間でA4サイズ5枚にしっかりとまとめてもらう事になりました。
「何をやるかを提案としてまとめる」これが意外に難しい作業なんです、何しろ場合によってはまったく畑違いの人にも分かるように説明しなければならない事もある訳ですから、それなりに説得力ある提案であり、なおかつ内容がわかるように構成されている事が重要になります、子供がだだこねるような「やりたいからやるの!」っていう企画を持って来る人も中にはいますが・・・そんなに世の中寛容じゃありませんからね・・・今日から3日間しっかり考えてもらおうと思います。
世代交代なんですな・・・デジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
今年は3年4年を対象に、非常勤講師の池田先生にお願いして、ゼミの時間に映像講習を設ける事にしました。去年からプロモーションの一環として映像作品を撮ったりしていた3年生ですが、実は機材の基本操作やら編集技術など、映像制作に必要なノウハウを実習という形では行っておらず、彼等は色々なところからそのノウハウを独自に勉強して制作を進めていました。
そんなこんなもあって、今年は少し映像に関する項目に力を入れる事にした訳です、機材も新たにハンディタイプですがビデオカメラや三脚それにライティングセット等を購入し、基本的な部分だけでもしっかりと習得して欲しいと思っています。
時代はハイビジョンなんすなぁ、ハンディタイプといっても録画される画像は1980×1080とハイビジョンサイズ、録画媒体はテープではなくハードディスク・・・・いまやコンシューマー向けのビデオカメラからテープという媒体は姿を消してしまいました、録画した画像はキャプチャではなくデータ転送でPCへ、あとはノンリニア編集でさくっと制作!!っていうほど実は甘くなく・・・エンコード等の圧縮技術の違いやフォーマットの違いなどで、実際は取り込みに右往左往な事がまだまだ多かったりと、カメラは買ったけれど、映像に関しては過渡期で色々事情があって今後色々と試さなければいけない事がたくさんありますが、兎に角テレビだけではなくネットでも映像コンテンツの需要は増えているので、徐々に映像にも力を入れて行く予定です。
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