今日も作業が続く〜 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
デジタルメディアデザイン展に向けて連日制作が続くコースアトリエ、きょうも宿泊申請が出ていて各自それぞれ追い込み作業を行っています、午前2時現在、わたくしたかひこんも実はアトリエでこのブログを書いています(笑)作業量が相当あって僕の仕事もまったく追いついていない状態です。
作品も大事ですが、その作品を搬入時に傷つけず安全に運ぶのも大事な仕事です、今回は少し破損に弱い作品があるので、作品を入れる為のかなり大きな梱包箱を4個制作しました。作品制作はその作品だけ作っていれば良い訳ではなく、展示用の台や搬入搬出のための梱包方法やそれらの為の部品なども考える必要があります、このように作品を取り巻く環境も含めて設計制作すると一つの作品を作るだけでもかなりの作業工数が必要になります、コース上げての大規模な展覧会なので全体を合わせると相当量の作業となっていて皆とても忙しそうに作業をこなしています。
廊下では壁紙を貼っていました、壁紙貼りも以前から紹介していますが、未だに半分ほどがまだ残っています、間に合えばいいのですが、かなり大きいものになると大変ですね。
こちらは等身大の立て看板を立てかけるために廃材を集めてイーゼルを突貫で作りました、必要な物を在る物でなんとかするというのは結構知恵が要りますが、こういう作業で知恵を絞ってなんとかクリアする事も制作の醍醐味ではないでしょうかね。コースではしばしばこういう状況に陥る事を、月着陸船と司令船のフィルター形状が違ったため船内にあるものだけでなんとかフィルターを作って対処した事になぞらえて”アポロ13”と言ってます(笑)
来週の今頃はもう展示中、間に合うようなんとかがんばりましょう!
根気のいる仕事 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
デジタルメディアデザイン展に向けた制作も日ごとに増してきて、日曜日だというのに今日はアトリエに居た、たかひこんです・・・土日祝日は本来アトリエが開いていないのですが、制作に切羽詰まってきているこの時期学生達は少しでも制作時間を取りたいと言う事で、学校ルールに基づいて制作に来る学生達のために朝から夕方は渡邊先生が、夕方から夜はわたくしたかひこんが交代で施設開放のため引率。学生のみで施設使用が出来れば良いのですが、いまのところ管理責任等もあるので、教員か職員が引率するというルールとなっています。
という事でせっかくなので制作現場を取材。今日はストップモーションアニメーション撮影、いわゆるコマ撮り撮影でアニメーションを制作している現場をご紹介します。夏休み前くらいに部屋の中に撮影用ブースを建てたという記事を書きましたが、ストップモーション撮影は光の制御がとても重要で、閉じられた暗室が必要になります。また長時間同じ状況で機材を設置しておく必要もあって、そんな融通の効くような場所がありません、で、無ければ作ってしまおうという事で2つほど小さい撮影ブースを建てました。
撮影にはドラゴンストップモーションというソフトウエアを導入しています、これが結構優れもので、付属のUSBキーボードを使う事でソフトウエアとカメラを制御する事が出来ます。コースではデジタル一眼レフカメラ(Eos Kiss)を制御するようにしました、一眼レフの場合レンズ交換も出来るので、画角や被写界深度など画の深みも調整でき、市販のムービーカメラを使うより味のある画像を得る事ができます、ここ最近デジタル一眼レフでもハイビジョン映像が撮れるようになってきましたが、最大のメリットはリーズナブル(と言っても一般的にみればそれなりの価格になりますが)なシステムの割にレンズ交換が出来る点でしょうかね、カメラの性能にもよりますがデジタル一眼レフの普及で映画並みのシステムを安く組めるのはコースにとってもメリットです。
たくさんの表情の違う顔があるのは、表情を変える作業の効率を上げるために顔そのものを付け替える為です、クレイアニメーションなどでは口元を幾つか準備しておいて台詞に合わせた口の表情を付け、台詞と唇の動きを合わせるリップシンクが行われたりもします、表情が豊になればなるほど細かい動きやセットが必要になるので、とても根気のいる作業ですが、ストップモーションアニメーションは動いた瞬間がとても感動的です。
コースにはストップモーションアニメーションを制作するシステムがあるので、クレイアニメーションやパペットアニメーションなどコマ撮り撮影を使ったアニメーションに興味がる、あるいは制作してみたいという人は是非デジタルメディアデザインコースへどうぞ!
デジタル? たかひこん@デジタルメディアデザインコース
デジタルメディアデザイン展2011まであと2週間となり、そろそろ学生達の動きも慌ただしくなって来ました。今日は展示台用の木材の搬入が行われました、毎回展示の時期になると大量の資材購入を行いますが、今回は30枚以上のシナベニアを購入しました、おそらく展示台用木材の仕入れでは今回記録を更新したんじゃないでしょうかね(笑)
明日はこの木材を木工加工室にて展示台用に切断します、かなりの量なので明日1日では終わらないと思いますが、また作業状態をレポートしたいと思います。
そして今年も大きな作品があるので、ベニヤ板以外にも木材に鉄パイプにと、アトリエ内はまるで工事現場のような資材の山となっています。デジタルメディアデザインコースと言う名前とは裏腹に展示になると毎回かなり大掛かりな設置作品も計画されるので大変です・・・でも作品を作りたいという学生達の意志を十分に発揮するためには何でもやらなければなりませんからね、毎回の事ですが今年もかなり体育会系な展示となりそうです(笑)
Digital Media Design Exhibition 2011 (デジタルメディアデザイン展)を開催いたします。
先のブログ記事でもお知らせしておりますが、去年から始めましたコース全体で行う展示Digital Media Design Exhibition 2011 (デジタルメディアデザイン展)を今年も行います。コースの集大成展として4年生から1年生までコースの全学生が出展する大規模な展示となります、期間は2011年 11月22日(火)から 11月27日(日)まで。4年生は2月の「名古屋造形大学卒展」に先駆けて卒業制作作品を先行展示、3年生は進級制作作品を展示、また2年生と1年生は1年間の課題や個人制作作品の展示を行います。今年のコースの学生達の活動とその集大成が展示されますので、是非ご高覧ください!
DM表 DM裏[会期] 2011年 11月22日(火)〜 11月27日(日)
[場所] 名古屋市民ギャラリー矢田 第2・3・4展示室(入場無料)
[時間] 9:30 〜 19:00(最終日は17:00まで)
[主催] 名古屋造形大学 デジタルメディアデザインコース
[公式Web] http://dmd.de-mix.com/
← Previous Page