IE6対策で撃沈中のデジタルメディアデザインコース@たかひこんです。
さて、今日は3年生の進級制作に向けたプロポーザルの提出&合評を行いました、最近プロポーザル、プロポーザルと何かと出てきますが・・・前回までは4年生の卒業制作用のプロポーザルについて紹介してました、今回は3年生で初の提出となります。
条件は4年生のプロポーザルと同じ、唯一違うのは卒業制作か進級制作かという事ですかね、全体的な総評を言うと、最初にしてはだいたいまとまり始めているという印象でした、前にも書きましたように紙面で内容を伝えなければいけないので、編集してデザインして「魅せる」「読ませる」「引き込む」という具合の戦略が必要になります、特にインターンシップや就職活動において、事前に提出させられる課題の企画案等は、紙面でどれだけ魅力を説明できるかがポイントになりますから、十分意識しておく必要があります。
先日の1年生の授業の紹介で「文字」を組むという授業が行われていると紹介しましたが、まさにそれを学んでおく理由は、プロポーザル制作等で紙面を良く魅せる為におおいに役立つ訳ですね。
4年生の時と同じように、3年生も全員で良い点と悪い点を付箋紙で書き込んでもらいました、それぞれ客観的な視点で、内容は勿論ですが紙面のデザインや文字配列などにも気をつけて意見を書き込んでもらいました、そして例のごとくこれで終了ではなく、あくまでこれは初回の提出、合評をふまえて第2版、第3版と修正を加えて内容も紙面のデザインも向上させます。
このようなスタイルの授業は彼等が2年の時にも一度行っているのですが、課題が出され一定期間製作し、最後に提出して終わりというやり方だと、最終的に何が悪かったのか?という部分を振り返る事が出来ず体系付かない事が多々あります、ですので客観的な意見を取り入れつつ何度もやり直しを繰り返す事で、上達と問題点の解決、さらには攻略の方法などを経験的に覚えてもらっています。
今回は時間が少し足りず、木曜日に続きとなりました、制作に向けた内容は全体的にまとまっていたように感じますが、それこそ上には上があると言いますか、プロの仕事などと比べるとまだまだな訳で・・しかし学生だからと言ってしまっては終わってしまうので、常に向上と挑戦という事で、いつまでも上を目指す意識を彼等に持ってもらいたいと考えています。