



















「WORKSHOP SHOWCASE 2012 プロジェクションマッピングワークショップ 成果発表/プレゼンテーション」をみてきました、プロジェクションマッピングワークショップはNODEが展開する平成24年度文化庁メディア芸術人材育成支援事業で、特にプロジェクションマッピングの制作に焦点を当て、サイネージとしての発展性や、作品のクオリティアップを行なうワークショップです(一部NODE公式Webページより抜粋)
これまでのワークショップに参加した方々の集大成とも言える作品が展示されています、広く一般化したプロジェクションマッピング、技術そのものはかなり古くからあるものですが、建物に大きく映し錯視を起こして引き込むという大胆なみせ方が人気を呼んで今では各方面のイベント等で結構目にするようになりました。
今回のワークショップではそのプロジェクションマッピングの今後を占う上でも重要な発表だったように思います、一般化したマッピングはともすればエンターテイメントとして多様され消費されていて、とにかく大きく建物に映像を合わせてプロジェクションし錯視で面白く見せるという事に終始するようになりました、最初こそそれがアートシーンでも評価の対象になっていましたが、ここ2年ほどで出尽くした感があり、プロジェクションマッピングには次の一手が模索される時期となっていると思います。
例えばこういった技法を宣伝等のサイネージに利用するなど、企業や代理店の仕事も目立つようになってきています、単に錯視の映像を出すという事ではなく、宣伝という目的の為に作り込まれる、あるいはマッピング以外の要素と組み合わせ新しい試みをするというのも一つの流れとして昨年はチラホラと出てくるようになりました。
一般的にはまだまだ”驚き”という部分で多くの人を引きつけているプロジェクションマッピングですが、提供する側のアーティストやデザイナーは新たな驚きの仕組みやコンセプト・物語、あるいは新技術との融合など、次の表現を模索する時期に来ているのは間違いないかなと思います。でもメディア表現って常にそういった何か”新しい事”を考え続けれるのが楽しい所でもあるので、今回のワークショップのような機会を通じてまた何か新たな発見や表現がみつかればと思いました(展示は今日 3月3日(日)まで)
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