



















気分はもう先生!? たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日はメナード美術館にて「名古屋造形大学公開講座2011」の第3回目「マンガ世界の歩き方」がマンガコースの石川俊樹(イシカワトシキ)先生によって行われました。マンガコースが名古屋造形大学に設立されて4年目、造形のなかでもダントツの人気を誇るマンガコースを一手に引き受け育てて来た石川先生のマンガ論とあって、どうしても聞きたくてお邪魔してきました。
もちろんデジタルメディアデザインコースも人気ですよ!(って言っておく 笑)でも今やマンガは日本の文化として無くてはならない存在となり、大学がマンガを研究するという時代です、東海地方で4年生大学としてマンガを専門にするコースは名古屋造形大学が最初、客員教授でもある浦沢直樹先生や長崎尚志先生、志波秀宇先生の御尽力もあってマンガ家を目指す若い人達の心を掴んでいるのもこのコース、学内でもマンガコースの学生達はアトリエで毎日マンガを描いて読んでと本当に熱心な姿を目にします。
今日の講義は石川先生のアシスタント時代からマンガを目指す切っ掛けになったマンガの紹介から始まりました。大友克洋さんの「気分はもう戦争」に影響を受けた石川先生は、好きな映画などの影響もあいまってこの世界に飛び込んだようです。それから過去のマンガの歴史を追いながらマンガの今を説明されました、マンガもロングテールの時代なんですね、これはネットによって購買構造が変わったと言われた内容と少し似ていて興味深かい話でした。
最後はマンガの構造を自身の短編作品を例に、構成やカメラアングル、カット割り、吹き出しの種類や感情の表現方法など、マンガ独自の記号化された表現について説明がありました、マンガを読む楽しみに加えてマンガ家があの手この手の表現を駆使して描いている表情や技術を楽しむという新しい視点が産まれた気がします。あ、ちなみにどうでも良い事ですが・・僕もマンガ家に一時憧れた時があって、その切っ掛けになった作品が大友克洋さんの「気分はもう戦争」でした、たぶんまだ実家に単行本あります(笑)
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