



















曇ってたのに日焼けでエラいこっちゃな、たかひこん@デジタルメディアデザインコース
前回に続いて妻有アートトリエンナーレ1日目の午後。
松之山温泉郷で昼ご飯、ここ松之山温泉は日本三大薬湯の1つで、ジオプレッシャー型温泉というちょっと特殊な温泉です、詳しくはここで・・・蒸気がもくもくしてました。
午後は大厳寺高原からスタート、高原には彫刻系の作品が幾つか点在しています、そのなかでひときわ目立つ大きな断熱布でおおわれた山は、なんと雪山!真夏の雪山は作品番号 : 245「雪室宿」という作品で、雪室に泊まるというコンセプトで制作されたみたいです。
冬の間に積もった雪を保存して、春から夏にかけて野菜などの冷蔵保存に利用するのが雪室なのですが、この作品の雪室はでかすぎます。コンセプトでは宿泊だったようなのですが許可がおりなかったみたいです・・・このサイズだとさすがにかまくらのように雪だけで支えれませよね、内部は鉄筋で、摂氏0度ほど。
作品受付のところで「豪雪津南にんじんジュース」ってのが売ってました、雪室で冷やされたのを出してくれます!味は、にんじんです(当たり前か・・)ってか、にんじんの味しかしないくらいにんじんでして、どう説明したら良いですかね?個人的には結構好きですが、まぁ、味付けがほとんど無いので、好き嫌いが分かれそうですが、津南に来たら試してください。
オーストラリアハウスは空き家プロジェクトで、2000年から妻有と関わり続けている国の一つ、今年は3人の作家が集落の人々との協働で作品制作、プロジェクトを進めているようです。
建物の外壁から貫いたように配置された白い棒が空き家の暖炉に向けて配置されているのが象徴的でした。参加アーティストの名前を見るとお分かりだと思いますが、この展覧会には海外からの作家も多くて、そういった海外の方からみてこういった日本の古い家屋や田舎の農村はどのように映っているのでしょうね。
作品番号 : 249「黒倉 たまさか庵「ゆく玉くる玉」」も空き家プロジェクト。
水晶玉がレールを転がって行くだけという至ってシンプルな作品です、家の真ん中にある装置の赤いハンドルを回すと、水晶玉が上へ運ばれ、あとは重力に任せて転がって行く・・・これがなんだか単純なんだけど良いんです、部屋の中をぐるぐると回転してたかと思うと、家から飛び出して電柱をくるっと一周してまた戻って来る。
転がるスピードをできるだけゆっくりにしたかったらしいのですが、これがなかなか難しいみたいで、途中で止まるリスクを避けるために若干速めにセットしたそうです。
そうそう、夜に観る作品も幾つかあって、作品番号 : 202「ファウンド・ア・メンタル・コネクション3 全ての場所が世界の真ん中 」は集落の家に取り付けられた山笠のライトが夜になるとぽつりぽつりと灯ります。
点灯は各家の住人の方に任せられているようで、ぼわっとしたオレンジ色のライトが何とも言えない雰囲気なんです、山里の静けさと相まってすごく良いです、この日は天気が悪くて星もなく空が暗かったのと三脚を持ってなかったので写真撮るの苦労しました、ってか技術不足で全然撮れません(汗)唯一なんとか撮れた一枚で雰囲気分かるでしょうか・・・。
作品展数が多すぎて、1日を2つの記事に別けてもなお書ききれませんが、とりあえず大量に撮った写真から幾つかをギャラリーにアップしましたので、こちらもどうぞ。
(2009_08_08_妻有アートトリエンナーレ2009ギャラリー)
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