5月16日 夜 明治村 たかひこん@デジタルメディアデザインコース
明治村にて「宵の明治村」にむけたプロジェクターの投影実験に行ってきました。去年と違う建物を予定しているので去年の経験がほとんど使えないのが辛い所ですが、とにかくまずこの建物で投影が可能かどうか、投影距離等の場所の制限も含めて実験する必要があります。
前回の記事でも書きましたように、今年はプロジェクターのレンズを近接に入れ替えてみました、また建物が大きいので複数のプロジェクターによる投影がどれだけ必要かも検討しなければなりません、単純に台数が増えるとそれだけ予算もかかるし、なにより映像の作り方や出力方法など技術的な問題が大きくなります。
現在デジタルメディアデザインコースが保有している技術では2個のプロジェクターによるマッチングが限界で、それ以上の台数になるとそれなりの機材とソフトウエアを導入する必要があります。今後プロジェクションマッピングの案件が増える事を想定すると、もう少しレベルの高いスキルが必要になってきますね、予算等難しい部分もありますが可能な限り良い作品に仕上げるためにも実験を繰り返す事は大事かと思いますし、場合によっては機材拡充も考えなければなりません。
今回の実験では明治村プロジェクトチームが投影する映像を持ち合わせていなかったので・・・投影の感じをつかむ為にスイッチで開発している「Motion」のプログラムを走らせてみました、リアルタイムにレンダリング出来るので建物のいろいろな場所にエフェクトを出す事が出来て、ちょっと楽しかったです(笑)明治村のスタッフさん達には好評でしたが、本番はまた別にちゃんとプロジェクトチームが映像を作る予定ですので、写真は今回だけの特別なものです。