バグを改善するために! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月27日(水)魔法の美術館が開催されている静岡へプログラム修正のため急遽日帰りで行ってきました。
搬入時の記事にも書いたように「魔法の美術館」に作品展示するためにいろいろと修正した部分が逆に仇となり、通信関係のバグを内包してしまって起動から1時間あまりでシステムが落ちるという問題を抱えていました、今回はその修正のため10時の開館前に現場入りしプログラムを書き換えました。
プログラム更新を完了して、10時に開館、そこからは無事に問題なく動き続けるか検証するために会場にて待機。そしておおよそ4時間ほど落ちる事なく動作し続けていました、その間お客さんも途切れる事なく来場されていて、特に問題になる挙動もなかったので、大丈夫だろうという事で午後3時ごろに現地を離れました。いやぁなかなかこういう展示はバグ等が大変ですね、何事も無く動かし続けるのが一番難しいのかもしれません。
その後、会場からエラーの連絡もなく、なんとか無事動き続けているようです。
会期は5月15日までとなっていますので、お近くの方は是非ボール投げに遊びに行ってください!
「魔法の美術館~光と遊ぶ超体感型ミュージアム~」 にて、デジタルメディアデザインコースの教員・学生によるユニット「スイッチ」の「なげる、あてる、ひろがる」が体験できます。見て、触って、楽しめる体感型アートを是非ご覧ください!
ブログアップデートが遅れ今更の告知ですが、清水にある静岡市清水文化会館マリナートで開催中の「魔法の美術館~光と遊ぶ超体感型ミュージアム~」に作品を出展しています、お近くの方は是非ご来場ください! 会期は5月15日までとなっております。
http://www.sut-tv.com/event/exhibit/mahounobijutukan_shizuoka/
会期:4月23日(土)~5月15日(日)10:00~17:00
(土日祝は9:00~17:00)※最終入場は16:30まで)※会期中無休
会場:静岡市清水文化会館マリナート
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問題無い!訳なかった・・・ たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月21日(木)魔法の美術館の搬入2日目。トラブルも無く!と言いたいところですが、どうも動作が安定しません・・・36枚のセンサーからの入力をPCが受け取る仕組みなのですが、センサーの価をとるためのArduinoというI/Oを3台使っていて、それぞれから信号を受け取っています。
プログラムが走りはじめて約40〜60分程度でArduinoが突然停止、一旦停止すると復帰せずセンサー値をとる部分は再起動せざる得ないという状況が続きました、ケーブル等の接続や作品の震動、電力容量などいろいろと要因があるので、USBケーブルを新品に変えたりと現場で出来る事は行いましたが、それでもどうも安定せず時間切れとなりました。
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結局、様子みながら本番を迎えるという事になったのですが、後にその原因が無線通信から安定する有線通信に変更した際に書き直したデータのやり取りに関するプログラム部分の問題だという事がわかりましたが、その原因を見つけるまで展示現場では何度か作品が落ちていたみたいで、現場のスタッフさんには逐一リスタートしていただいていました。
今までの展示は常に自分達がスタッフとして現場にいたので、ある程度適当でもなんとかなって来たのですが、今回はすべて現地のスタッフさんにおまかせになるので、しっかりとシステムを組み立てなければならないという難しさを実感しました。
清水にて たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月20日(水)魔法の美術館の搬入のため、静岡県は清水にある静岡市清水文化会館マリナートへ。「魔法の美術館」は日本全国を回顧するメディアアート作品など体験型の作品を集めた展覧会で、今回初めてスイッチの作品「なげる、あてる、ひろがる」を出展させていただく事になりました。
初めての出展は静岡市にある静岡市清水文化会館マリナート。あらかじめ作品は運送会社によって運び込んでいただいていたので、この日はメンバー3名で現地入り、会場に届けられていた作品の梱包を解き組み立てです。
規模が大きな展覧会なので、搬入期間も3日間あります。我々はそのうち2日間で設営を計画、一部搬送中にネジが欠落したらしく、部品が無くて買いに行くというハプニングがありましたが、この日はくみ上げから動作チェックと調整までおおよそ順調に設営を終える事ができました。
長時間展示に耐えれるために たかひこん@デジタルメディアデザインコース
4月15日(金)アトリエでは「魔法の美術館」に出展のため「なげる、あてる、ひろがる」の改良が行なわれていました。この作品はボールを壁に当てると映像と音が出るというもので、壁にはセンサーが仕込んであって、ボールが物理的にぶつかると動く仕組みになっています。なので常に衝撃を受け続けるというハードな仕様で、どれだけ作品が耐えれるかがポイントとなります。
2010年の初代のものは木製でしたが、現在のものは2014年に新たにアルミフレームで骨格を作りなおしたものになります。しかしセンサー部分をユニバーサル基盤で作った手作りなものだったので、裏側に回り込んだボールが接続部分に当たったりセンサー部分に当たると時折切断してエラーを起こしていました。今までの展示では開発スタッフが常駐していたのでエラー回避を都度行なっていましたが、今回展示していただく事になった「魔法の美術館」は、展示期間がいままで経験のない1ヶ月に及ぶという事、遠方で開発スタッフが常駐出来ない事、展覧会当番担当の方に運営とメンテナンスをお願いしなければいけない事、など全く今までの展示とは違う方法になるので、出来るだけ壊れないように改良する必要がありました。
そこでとりあえず不安要素のあったセンサー周りの基盤を発注し、接続部分の破損や脱落を防ぐためモジュラージャックを利用するものへ取り替えました、それによってハードウエア部分を一旦解体してセンサーを組み直す作業が必要で、この日は発注した基盤がそろったので、くみ上げ作業を行いました。
ソフトウエア部分も無線通信だった部分を有線に変更し、通信の安定を優先する仕様に変えました。頻繁にボールが当たる価が来るので出来るだけ取りこぼしの無いように改良したのですが、後にこの改良が動作不良の原因になるとはこの時は知る由もなく・・・・とにかく長時間の展示とメンテナンス性を出来るだけ向上するための改良をこの1ヶ月あまり続けてきました。また問題になった部分は搬入時の記事の時に書こうかなと思います。
4月6日(水)午後のゼミ時間に入試広報用の写真撮影をしたいと入試広報課から依頼があり、アトリエでの制作風景をとりあえずコース記録しているカメラで数十枚撮影しました。
ちょうどアトリエでは4月23日から開催される魔法の美術館に出展予定の作品「なげる、あてる、ひろがる」の調整をしている所で、一部やらせありですが(笑)普段の制作風景がこんな感じになります。
撮影に使ったこのA109というアトリエは、元々染色室で、後に倉庫として使っていた所なのでアジト感満載ですが・・・実はA109は新学期授業始まったばかりにもかかわらず、制作に追われていて、連日連夜制作しているという毎日です。
メディアアート たかひこん@デジタルメディアデザインコース
今日は大垣市のスイトピアセンターアートギャラリーで行われている「魔法の美術館」展へ行ってきました、メディアアートと呼ばれる作品群を集めた展覧会が東海地方で行われる事もなかなか少ないので、新しいアート表現やメディア技術などを使った芸術作品に触れてみたい方は是非行ってみてください。
テクノロジーはなにも便利さを追求する事だけに使われるものではありません、様々な「表現」の手段としても用いられます。メディアアートはそういった様々な技術やメディアを組み合わせ、作家の感性とともに、コミュニケーションの方法や社会性、あるいは身体性といった様々な事を私たちに芸術作品として投げかけてきます、そしてそれらに触れ、感じ、体感する事がまず第一歩じゃないかなと思います。
特にメディアアートと呼ばれる作品の多くは体験型とか体感型と言われ、業界ではインスタレーションアート作品とかインタラクティブアート作品などと呼ばれ、身体をその作品の中において五感で感じるものが多いのも特徴です、ですので実際に展示されている会場に出かけて、自身の身体でまず経験してみる事がなにより大事ではないかなと思います。もちろん「芸術」というのは昔からそういうしきたりで成り立っています、有名絵画の前に身体を置いてこそ作品の存在感や作家の息吹を感じる事が出来る訳ですからね、まずは触れて感じていただきたいなと思います。
◆会期 2011年9月10日(土)~10月10日(日・祝)
◆開館時間 9時~17時(入場は16時30分まで)
◆夜間開館 9月16日(金) 23日(金) 20時まで(入場は19時30分まで)
◆休館日 毎週火曜日、9月21日(水)、26日(月)
◆入場料 一般/600円 高校生以下/無料
◆公式ホームページ http://www.og-bunka.or.jp/event/gallery/2011/magical%20art%20museum.html
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