頑張れ若者よ! たかひこん@デジタルメディアデザインコース
あいちトリエンナーレ・サポーターズクラブ「LOVEトリーズ」のイベント「鉄板TV-Presents「ユートピアの創造か破滅か、アート/デザインの街・”〇〇”」」に行ってきました。
今回のこのトークセッションにデジタルメディアデザインコースからヒラノさんが出演しました、彼女のテーマは「学生よ、街へ出よう」(でたぶん良いと思う、ちょっと自信ない・・)ざくっと言うと、愛知でデザインやアートを盛り上げるには学生達がもっと学外で盛んに活動したほうが良いよ!って事だったと思います。もちろん「あいちトリエンナーレ」がどうあるべきかとか、学生達がどう関わるべきかって事が根底にあって話が進んでたのですが、このブログではこの話を聞いて、ではコースとしてどうだったか?って事を書いてみます。
とても素朴な内容なんだけど、実は彼女達学生の生の声でもあります(特に自分の学校に対してかな)デジタルメディアデザインコースを担当するようになって4年目を迎えますが、確かに外部で活動的な動きがあったかと言うと、少なくともデジタルメディアデザインコースでは少なかったと思います、実際多くの学生達は進級制作展や卒業制作展と言った学校が用意したレールにしかれた展覧会に向けて制作や展示は行いますが、自ら展示を企画したり外部との連携で活動したりという事は少ないのが現実です。
もしかしたら、個人的な活動をしている学生も居るかもしれませんが、コースとして大学としてどうなのか?という事に関して言えば、もっとコース内で外部のプロジェクトや展示に関わっていく土壌が必要かと感じます。例えば課題として取り組む内容に関しても、社会との接点がほとんど無いままのシミュレーションなのが現実です、そうあくまで想定であって現場では無いという点では、実際にそれが社会に役立つのか?とう問いに永遠に答えられないのです。
もちろん入学したてでそういう現場に通用するのか?と言えばNOです、やはりリテラシー教育、ファンデーション教育というのは必ず必要になります、しかし4年間ずっとそれでは意味がない、少なくともゼミという形を取るデジタルメディアデザインコースの4年3年は、対外的な活動を多く入れる事が今後なにより大切な気がしますね。
ヒラノさんの今日の講演は、現状の説明があって、どうしたら良いでしょうか?っていう問いかけで、彼女の意見が最後まで出ませんでしたが(笑)、コースを運営する側にとって彼女が外部で言い放ったこの講演は一つの布石になったように感じました、まさに石投げっぱなしですが(笑)たぶんこれは第1歩(もしかしたら0、2歩くらい?)ってところなのかと思います、こうやって外にアプローチを仕掛ける事でパイプを築いて、なおかつコースの学生達が外へアピールする事が当然だと考えてくれるようになればと思います。今後の活動に期待です。