ほぼ導入決定かな・・・たかひこん@デジタルメディアデザインコース
二ヶ月ほど前にWACOM制のCINTIQシリーズ、21.3インチと12.1インチの2モデルを試用するのに借りたという記事を書きましたが、今回princeton(プリンストン)制の19インチ液晶タブレットモニターを借りて試用しました。
このprincetonの液晶タブレットPTB-TMW19B、19インチというサイズながら値段がかなりリーズナブル。機器類って安さと性能が結構比例する事が多いので、どれだけ使える物なのか試したくて1週間ほど借りる事になりました。結論からいうと「ほぼ問題無し」むしろ値段の事を考えるとWACOMよりこの製品に軍配があがる気がします。ただ欠点はモニタ前面にあるステンレス部分に熱がこもるという事ですね、ちょうど手のひらが当たる部分なので熱処理の問題は大きいかなと思います、全体的に一番熱を持つのがこの部分と言うのは長時間使う場合少し辛いかもしれません・・・改善してくれないかなぁ。
プリンストン 液晶モニタータブレット 手の平が触れるステンレス部分の発熱がスゴイのが欠点・・熱対策が必要WACOMのCINTIQシリーズの21.3インチはサイズが大きくて良いのですが、そのぶんガラス厚があってペン先のリアリティが少し低い、12.1インチはその点ガラス厚が薄く描き味はリアルだけどサイズに対して高額、で、その中間くらいのサイズでリーズナブルな機種として今回のprinceton制のPTB-TMW19Bが浮上したという訳です。
プリンストン 液晶モニタータブレット プリンストン 液晶モニタータブレット結局のところデジタルメディアデザインコースでも需要が高いペンタブレットをどうするのかという問題があります、制作のクオリティやモチベーションを上げるにもそれなりの機材があるというのは重要です。しかしながら高額な機器は数をそろえるのが難しいので、出来るだけリーズナブルでかつ使える製品を数多く導入する事を検討しています。
コマンド操作をキーボドでする、プロならではの操作だけど、置き場に困る(笑)写真の試用ではPhotoshopを使って書いてもらってます、さすがにPhotoshop操作に慣れているとキーコマンドを多様するのでキーボードをどこに置いて操作するか?ってのが結構皆悩む気がしますね、さすがたちこまプロ、キーコマンドさばきもお手のものです。
タブレット型と言えばあと1時間ほどでApple社がタブレット型の新機種を発表するという噂が流れていますが、ここ最近この”タブレット”というのがキーワードのように頻繁に登場していますよね、それは制作現場でも同じ事で、コンピュータによってイラストやアニメーション、グラフィックを制作する現場ではペンタブレット型の需要がとても高くなってきています、ですのでコースでも早期導入するために現在調整をしているという訳なのです。早ければ来年度、学生達が使う数台の制作用コンピュータモニタにこのPTB-TMW19Bを採用できればと思っています。